リリカルなのはの世界でヤンデレってあり?   作:黒音195(kurone)

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様々な犠牲を払いながら、一つの事件が終わりを告げる。 白と黒の魔導師は共に悲しみ、1人の少女を弔う。

魔法少女リリカルなのは、始まりません。


たい焼きが食べたいな⦅後日談的な⦆

ーなのはsideー

 

あれからまる2日、私は食事も喉を通らず、眠る事も出来ずに居た・・・今日ここに来たのはほんとに偶然、初めて風夏ちゃんと出会った公園・・・私はブランコに乗り静かに少し漕ぐ・・・

 

 

・・・ここに来るのも久しぶりなの・・・ジュエルシードを集めるようになってから風夏ちゃんと遊ぶ事も無くなったし・・・風夏ちゃん・・・私、寂しいよ・・・風夏ちゃんが居なくなってから風夏ちゃんの事考えると・・・涙が止まらなくなっちゃうんだ。ほら、また涙が・・・

 

私が泣いていると隣に誰かが座ってきた。

私はすぐに涙を拭って、その場から立ち去ろうとしたけど、その誰かが私に聞いてきた。

 

「良かったら、これ食べる?」

 

その言葉は、私の知ってる声で・・・私の思い出の中に深く根付いている。初めて風夏ちゃんが私にくれた言葉、初めて私にくれた物、その人の顔を見ると・・・風夏ちゃんがボロボロになりながらたい焼きをこっちに差し出していた・・・

 

 

 

ー風夏sideー

 

どうも皆さん!帰ってきた私です!え?どうやって帰ってきたって?虚数空間は魔法が発動しないはずだろって?・・・そうですね、だから死にそうでしたよ。けど皆さん、忘れてませんか?私には大きいお友達が沢山いるんですよ?その中の1匹、空間さんと、虹色の鳥さんに助けて貰っただけっすよ。空間さんには予め虚数空間に落ちたら私の家に繋がるように空間を歪ませて貰っていたのです。そして虹色の鳥さんには力を使ってもらい、プレシアさんの怪我と不治の病を治してもらって、アリシアの蘇生もしてもらった。その対価として、物凄い量の魔力を持っていかれたけど・・・それの分はジュエルシードから代用もしたし、意外と大丈夫だった。

 

けど・・・それからが大変だった。まず、アリシアのリハビリ、ずっと生体ポットに入っていたから身体が訛りすぎてて歩く事すら出来なかった。だから時の神と、空間さんに頼んで、歩けるようになるまで時空の狭間を作って貰い、今までずっとアリシアと頑張ってました。

 

プレシアさんには戻るまで、家の留守を任せてました。ついでに今までやってきた事を反省してもらうために、今までしてきた事をレポートにまとめてもらってます。ついでにセレビィと一緒に時渡りをしてもらい、プレシアさんが起こしたとされている事故の真相を証拠として押収してもらった。

 

これで証拠は全て揃った。多分これで言い逃れは出来ると思う。けど・・・それを全部やるので2日掛かってしまったのでどうしようかなと思いながら、いつも学校帰りに寄っていた焼き物屋でたい焼きを6個買って帰っている途中、公園で泣いてるなのはを見つけてしまい、いつか昔の事を思い出し、声をかけてしまった・・・

 

「良かったら、これ食べる?」

 

 

それからは、めちゃくちゃ大変だった。

泣き付くなのはを慰めたり、淫獣があの後起こった事を説明してきたり、家に連れて帰ってプレシアさんとアリシアに怒られたり、家まで送ったら少しの間監禁されたり、もうすっごい大変だった。

 

けど、反省も後悔もしていない。

そして、なのはにも今まで有った事を言ったり聞いたりして、とりあえず後1週間位は家に居ると言っておいた。なのは・・・また怖くなったなぁ・・・

 

 

 

ーなのはsideー

 

・・・もう二度と離さない、絶対に私が守ってみせる。

風夏ちゃんは絶対に、ダレニモワタサナイ!

ずっと・・・ずっとずっとずっと一緒に居るんだ!

誰にも渡さないし、風夏ちゃんにもそれをちゃんと教え込んだ。風夏ちゃんの泣きそうで歪んだ顔が・・・凄く可愛かった・・・これからはもう、隠し事なんてしない。風夏ちゃんも魔法が使えるのが分かったからクロノ君達に言っとかなきゃと思ったんだけど、風夏ちゃんから

「私が生きてると知ったらまた少しの間会えなくなるよ?」と言われた。

 

そんなの嫌!もう二度とあんな思いはしたくない!風夏ちゃんは・・・なのはのものなの!

 

「じゃあ、言わない・・・その代わり!これからもずっと一緒に居て欲しいの!私はもう!守られるだけじゃなくて!風夏ちゃんを守れる存在になるの!」

そう言うと私は、風夏ちゃんに抱きついて無理やりキスをしたの。これでもう一生ワタシノダヨ?

 

 

 

ーアリシアsideー

 

風夏に生き返らせて貰ってから、私は絶望した!

全身の筋肉が衰えてる!これじゃお母さん殴れない!だから風夏に頼んだら風夏も予想通りだったらしくお友達達に協力して貰って、私のリハビリが始まった。ホントなら本調子になるまで2ヶ月くらい掛かったと思ってたんだけど、外に出ると2日しか経ってなかった。

 

そして少し、身体の時間を早めてもらい、風夏と同じくらいの背にして貰った。

 

その分の負荷も少しかかったが、意外と大丈夫だった。

そして、お母さんも風夏が言ってた通り、過去に行って事故の時の証拠集めをしに行ってたみたい。

 

凄く助けて貰っちゃったな・・・何かお礼しないと・・・

私の全てをアゲテモイイカモシレナイネ!

 

早く帰っておいで、風夏・・・

 

 

 




これでとりあえず、無印編は最後です。

凄く・・・難産です

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