リリカルなのはの世界でヤンデレってあり? 作:黒音195(kurone)
ーなのはsideー
風夏ちゃんが・・・風夏ちゃんが消えちゃったの!
それに激昂した私とフェイトちゃんが闇の書さんに攻撃してたんだけど、それでも追い詰めるどころか追い詰められてるの・・・やっぱり闇の書さんは強い。けど、負ける訳には行かないの!
するとはやてちゃんの声が聞こえてきて、協力して欲しいと言ってきた。それでユーノ君が全力全開、手加減無しで砲撃を撃っていいと言うので私達はテンションが上がってしまった。
「さっすがユーノ君淫獣!わっかりやすい!エクセリオンバスター、フォースバースト!」
「バルディッシュ、ザンバーフォーム。疾風迅雷!ライトザンバー!」
「ブレイクシュート!」
やっぱり2つを合わせると楽しくなっちゃうなぁ!
そして技を撃ち終わると、少し上空に風夏ちゃんを見つけた!やっぱりブッパすれば解決するんだよ!はっ!というかあれって・・・風夏ちゃんのset up時のバリアジャケット!?どう見ても私服なの・・・あ、帽子可愛いの!
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これで残るは、闇の書さんとはやてちゃんだけだね!
そんな事を思っていると、はやてちゃんがヴィータちゃん達と一緒に分離して、外に出てきた。
それで謝ったり謝られたりしたけど、最終的に風夏ちゃんがふざけてる時に、クロノ君がやって来てこう言った。
「盛り上がってるところ悪いが、時空管理局執務官。クロノ・ハラオウンだ。時間が無いから簡潔に説明する、分離した闇の書の防衛プログラムが、後数分で暴走を開始する。そうなる前にあれを何とかしたい。その方法が現在、2つある。1つ、極めて強力な氷結魔法で停止させる。2つ、軌道上に待機している、艦船アースラの魔導砲、アルカンシェルで消滅させる。これ以外に他にいい手があるか、闇の書の主とその守護騎士達に聞きたい。」
そうクロノ君が問うと、その2つとも拒否される。
1つ目の方法だと、主の無い防衛プログラムは魔力の塊みたいなものだから凍結させてもコアがある限り、プログラムが止まらないらしい。2つ目の理由としてはアルカンシェルをここで撃つと海鳴市所か周辺150キロの範囲を消し飛ばしちゃうらしいの・・・えっぐいの・・・
・・・そんな事を口論してると後15分で暴走開始するらしいの!
どうしよう・・・すると、アルフさんの言葉がヒントになったのか、風夏ちゃんがこんな事を言い出した。
「・・・皆でぶっ飛ばす・・・単純だけど1番手っ取り早い方法だよね!考えるの面倒くさくなったから提案!前線組が防衛プログラムの破壊、そしたら後衛組がコアの摘出、アースラの軌道上まで転送、転送が終わったらアルカンシェルをブッパでどうかな!?」
「なっ・・・!君は・・・本当にぶっ飛んだ考えをするんだな・・・無茶苦茶だ・・・頭が痛い・・・完全に個人の能力便りじゃないか・・・」
「でも、やってみる価値はあると思うよ?なんたってここには、エース級魔導師達が4人、それに連なる人達が6人も揃ってるんだから!」
「何を言っているんだ、君も含めるんだ。エース級が5人だろう?まさか、提案しといてやらないなんて言うんじゃないだろうな?そんな事を言ったら今すぐ拘置所に入れてやる。」
「え、でも私は別にエース級でもそれに連なるとも思えないんだけど・・・」
「君がset upした途端、君になのは以上の魔力数値を観測した。それにその様子だと砲撃も撃てるんだろう?戦いにも慣れてると予測する。あの時、プレシア女史を戦闘不能にまで追い込んでいた」
「いや、あれはあの人の持病ですから・・・持病が無くて全盛期並の実力出されたら私消し炭でしたよ絶対・・・」
・・・グダグダグダグダ・・・風夏ちゃんの消極的な所はあまり好きじゃないの・・・あれ?なんで私、風夏ちゃんにイライラしてるんだろう・・・今までそんな事無かったのに・・・
「そんな事どうでもいいからやるよ!風夏ちゃん!」
「・・・うぅ、なのはがそう言うならやるよ・・・」
・・・まぁいいや!そんなこんなで、作戦・・・開始なの!
ー風夏sideー
ども!私です。いつもながら、なのはのゴリ押しっぷりは留まる所を知りませんね・・・悲しきです。
でも、私も夢の中でなのはと約束してしまったのでそれに従いますよ。えぇ・・・アルシェ、もうひと踏ん張りだよ。
『OKマスター!俺も今日以上に生み出されて感謝した日はないぜ!』
元気だなぁ、アルシェ・・・オラに元気をわけてくれー!
って叫びたいよ。いずれアルシェはハッピートリガーになる未来が見えるよ?え?それを扱ってるのは私だろって?・・・仰る通りです。
あ、今から作戦が始まるみたいです。
まず、淫獣、アルフさん、ザフィーラさんがなんかうねうねしてるやつを切り落とし、攻撃が通りやすくしてくれた。これは結構嬉しい!
そして、なのはとヴィータちゃんがシールドを抜きにかかる。いつの間にか仲良くなってて私はキュンキュンしたよ!
「鉄槌の騎士ヴィータと、銕の伯爵グラーフアイゼン!轟天爆砕!ギガントシュラーク!!!」
「高町なのはと、レイジングハート・エクセリオン!行きます!エクセリオン・バスター!ブレイク・シュート!」
おぉ、2人で2枚も抜いた!
次はシグナムさんとフェイトらしい!ワクワクが止まりません!
「剣の騎士 シグナムが魂、炎の魔剣!レヴァンティン!刃と連結刃に続く、もう1つの姿・・・翔けよ!隼!」
「フェイト・テスタロッサ、バルディッシュ・ザンバー行きます!撃ち抜け!雷迅!!」
おぉ・・・意思の強い2人のタッグは痺れるものがあります!シグナムさんに今度また剣技教えて貰お!
けど、まだあのうにょうにょが再生してくる。流石に再生能力が尋常じゃない・・・けど、皆ならやってくれる。絶対に!
「盾の守護獣、ザフィーラ!砲撃なんぞ!撃たせん!」
おぉ・・・ザフィーラかっこいい!後でもふらせてもらお!
すると、シャマルさんが合図し、次ははやてらしい・・・?なんかおかしいなぁ?
「彼方より来たれ、ヤドリギの枝・・・銀月の槍となりて、撃ち貫け!石化の槍、ミストルティン!!」
・・・うん、やる事がえげつないね!流石はやて!その辺ほんとたぬき!
・・・え?シールドの再生が速い!どうしよ・・・皆は魔法撃ったばっかりで体勢が整ってないし・・・やるしかないか・・・
「藍染 風夏とアルシェ・ケッツァー!参ります!来たれ星々の輝き、我、其方の力をここに望まん!降り注げ!シューティングスター!」
はっずかしい!めっちゃ詠唱恥ずかしい!もうヤダおうち帰る!けど、今帰ったら家無くなるからもう少し我慢する。そしてクロノ君がデュランダルを発動する。
「悠久なる凍土 凍てつく棺のうちにて 永遠の眠りを与えよ 凍てつけ!!」
お、大詰めですね?ちょっと離れようかな?と考えていたらはやてが
「折角だから、風夏ちゃんもやろうよ!私達と一緒に!」
と言ってきました。・・・3人で充分でしょ!?それに私の収束魔法は3人より威力が低いんだよ!どんだけ私強キャラにしたいの!たぬきめ!と少し不貞腐れているとなのはが
「風夏ちゃん、大丈夫だよ。何とかなるよ!絶対絶対!大丈夫だよ!」
・・・ゆかりんボイスでその言葉聞けるとは思わなかったなーーーー!?俄然やる気になったよ!よし!やってやる!ポケモン達の力も借りて最大火力のブレイカー撃ってやる!私のテンションはバク上がりだー!
「・・・うん、頑張る。なのは達に負けないくらいの収束魔法・・・期待してもいいよ!けど、ちょっと待ってね!」と、調子に乗って元から召喚してある。エルレイド(ジュエルシード事件の時のラルトスが進化した。)とムウマージにめいそう使ってもらって特攻を2段上げ、フライゴンとチルタリスにりゅうのまいで攻撃と素早さを2段上げて貰った。更に更に、ジバコイルにロックオンを使ってもらい、攻撃を必中にした。これで下準備はOK、今まで出していたポケモン達全員にバトンタッチを使ってもらい、使ってもらった補助技、それを私の魔法攻撃力に上乗せし、尋常じゃないくらいの威力を出せる状態にしてから。
「準備完了!いつでも撃てるよ!」
と合図を出した。するとなのはが
「じゃあ、いくよ!」と他の2人に合意を求めた。それを汲み取った2人は頷き、詠唱を始めた。
「全力全開!スターライトォ・・・」
「撃ち抜け!雷迅!プラズマザンバーァ・・・」
「ゴメンな・・・おやすみな?・・・響け終焉の笛!ラグナロクゥ・・・」
「・・・プログラムとバグを修正して・・・ちゃんと主と戦えるようにするからね・・・だから今は・・・・・・!轟け新星!ギャラクシーィ・・・」
「ブレイカー!!!!」
無事に?ナハトバールをほぼ全壊まで破壊して、タイミング良くシャマルさんがコアを摘出、淫獣とアルフさんが、アースラの航行位置まで転送。そしてリンディさん達、アースラ職員がアルカンシェルでコアを破壊して、この事件は終わりを迎え始めていた。
はやては魔法を使い過ぎて疲れたのか、気を失った。
それで、後になって融合騎・・・リインフォースさんが
「そういえば君、あの時気になる事を言っていたな?プログラムとバグを修正すると。君にそんな事が出来るのか?」
と言っていた。こればっかりは私だけじゃ無理だと思う。普通・・・いや、アニメ通りならね!この世界には私の友達のポケモン達や、プレシアさんもいる!プレシアさんに外から、私達が中から直せば万事解決なのだよ!
「一応、もう手順とかは理解してるんだ。後はあなた次第なんですよ、リインフォースさん。あなたがこの世に生きていたいかどうかによります。」
そう、生きていたいかどうかによる。その答え次第で助けるかどうかを決める。助かりたくない人を助けても意味が無いからね・・・私は聖人君子じゃないんだ・・・全ての人を助けられるとか思ってない。
「私次第か・・・私は、まだ生きていたい。せめて、主が大人になるまで、お傍に着いていたい。そんなわがまま・・・聞き入れてくれるか?」
え?聞き入れるか?って・・・そんなの決まってるじゃあないですか。
「たまには、わがままも言わないと人は壊れちゃうからね!それがリインフォースさんの願いなら聞き届け、叶えましょう!」
そして私は、ある友達と協力して夜天の書のハッキングを始めました。
先日は投稿できず、申し訳ないです。
挿絵の投稿の仕方が分かったので再投稿です!