リリカルなのはの世界でヤンデレってあり?   作:黒音195(kurone)

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「ねぇ、投稿者?言いたい事・・・分かるよね?」

心当たりがありすぎて逆にわからないです。

「じゃあ、教えてあげる。最近たい焼き食べてない」

それはちょっと頭になかったですね・・・

「早く私にたい焼きください。さもないと、シューティングスター撃ちます。」

善処します!善処しますから!シューティングスターだけは!あれ、なのはさんのバスター並に威力あるんですから!死にますから!

「なら早くたい焼き、それか芋ようかんでもいいよ?10秒以内ね。出来なかったらギャラクシーブレイカーで」

待って!?なんで威力上がるんですか!おかしいと思います!

「10・・・9」

もう始まってるじゃあないですか!やだー!

「面倒だから0、ギャラクシー・・・」

いやーーーー!?

「ブレイカー!!!!!」

あぎゃぁぁぁぁ!!!




「悪は滅んだ。」


それぞれの思い違い

ー風夏sideー

 

なのはと戦うなんて初めてだね・・・けど、今まで見てきた限り、一撃の破壊力と即座の判断力は向こうが上。

私が勝てるのは、手数の多さと騙し討ちくらい・・・今回は、友達を使う気は無い。あれは魔力は食わないが、集中力と体力を物凄く喰らう。使ってたら長期戦も出来ない、しかも今回は本気でなのはが潰しに来るみたいなんだ。気を引き締めて、全力で行こう・・・

 

 

ーなのはsideー

 

風夏ちゃんはいっつも私の話を聞き流していた感はあったの。けど、今回はダメなの。前回の闇の欠片事件、そしてその前のジュエルシード事件。風夏ちゃんは危険な事に会いすぎてる気がするの・・・だから、今ここで説得して・・・なのはが守っていくの!風夏ちゃんは私に、守られるべき存在なの!

 

だから、2度と無茶出来ないようにするの・・・

なんなら心を折るくらいの勢いで行かないとダメなの!

今日はこの日のために訓練所も借りたの。「管理局側としては彼女の実力を図るに丁度いい」と言われたから最初から全力で行くの・・・

 

風夏ちゃんを・・・撃ち落とすの!

 

 

ークロノsideー

・・・僕はこの1年近く、2人が喧嘩したのを見た事がない。と言うより風夏が殆どこっちに干渉してこないのでこちらも手を出さなかった。だが、プレシア・テスタロッサ、アリシア・テスタロッサ、八神 はやてとその守護騎士達、これらの人物達を救ったのは間違いなく彼女だ。だから、出来ることなら彼女も管理局に入って欲しいと思っていたところ、彼女から連絡が来て、「私も管理局に入れて欲しい。要件はそれだけなんだけどいいかな?」と来て即刻、魔導師試験を執り行う事になり、こちらの世界での春に嘱託魔導師から管理局員になる。

 

 

嘱託魔導師から、管理局員になるのは意外と大変であり、まずは魔導学校に通ってもらう事になる。これは、規則であるため、必ず通る道だ。そして、今回の模擬戦を受け入れた理由は5人*1

の実力差がどのくらい離れているのか確かめるため。

 

なのはとフェイトの実力差は均衡を保っているがここに、はやて、アリシア、風夏が入ると大きく乱れる。

 

はやては夜天の書を所有しており、ほぼ全ての魔法が使えると言っていいし、アリシアはどうしてそこまで脳筋になってしまったのか分からないが特攻が大好きに・・・

 

そして、闇の書事件まで実力を隠していた風夏多分、この時も本気は出していない・・・この3人が今後、本局側を揺るがすと考えている。 そのうちの一人、藍染 風夏は管理局内でもトップレベルの危険人物扱いになってるのだ。

 

 

だから今回の件で、彼女の実力が見れるのは都合が良かった。最高評議会の下した決断としては、今回の模擬戦で彼女の実力を知り(無いとは思うが)・・・彼女が叛乱を起こした際に即座に対応できる様にする事も出来る。

 

僕としても目標が今の時点で、どのくらい高いのか把握できるので本当に良い機会だった・・・それでも、彼女達が争うのは少し心苦しい。ずっと一緒に居た幼馴染みと戦うなんて本来ならあってはならない・・・今回の戦いは、長くなりそうだ。

 

 

ーフェイトsideー

私もアリシアも、なのはと風夏が喧嘩したのは見た事が無かった。基本的に、お互いがお互いを大好きだから喧嘩する事も無いと思ってた。けど、アリシアから聞く限り「喧嘩するほど仲がいいんだよ!だから私はあんまり心配してない!」だそうだ。アリシアはいつの間に諺なんて覚えたんだろ・・・

 

なのはが言うには「喧嘩したのは予想外だったけど、これではっきりと思いがぶつけられるの・・・」と前向きに考えていたが、それでもかなり引き摺ってる様だった。

 

今回の戦いで2人の間に更に溝が出来たらどうしよう・・・そんな事を考えていると、既に勝負は始まっていた。

 

 

先手を取ったのはなのはで、アクセルシューターを常駐させて少しずつ距離を離していく。

対する風夏はアクセルシューターをアルシェをもう1つ顕現させて、所謂二刀流*2で撃ち落としながら距離を詰めていってる・・・完全なる、いたちごっこだった・・・お互いに攻めあぐねているので見ている側ももどかしくなってくる。

なのはもなんとか攻めようとするけど、油断すると一気に風夏に詰められてしまい、そのまま撃墜される。

かと言って、風夏が攻めようとすれば、なのはにバインドされて、そのままフィニッシュに持っていかれるだろう。両方が両方の天敵なんだ・・・2人はどう攻めるんだろうね・・・

 

皆が言うふうに、長くなりそうだ・・・

 

 

 

 

 

*1
アリシアも含めるので5人になってます。

*2
アルシェの武器型が鉄パイプが2本なのでこの表現が合ってるか分からないけど




内容うっす・・・けど気にしない。

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