リリカルなのはの世界でヤンデレってあり? 作:黒音195(kurone)
ミッドチルダに迫る陰謀、それに立ち向かう管理局員達、そして、もう1人、陰謀側で目覚めようとしている・・・
現場に着いた私達が見たのは、レリックを脚枷にしている布1枚の女の子の姿だった。見た所靴も履いてないので足裏切れていないだろうか?それに、脚枷になっていたレリックは少なくとも2つあったらしく、1つは脚に、もう1つは鎖だけになっていた。
風夏「・・・形からしてもう1つある・・・多分、中だろうね・・・」
この子どっかで見た事あると思ったら・・・ヴィヴィオだっけ?10年前のあの日思い出すなぁ・・・ほんと、なんで私だけ記憶封鎖出来てないんだろうね?伏線?そげな馬鹿な。
なのは「・・・皆、休日は終わり、これから任務に入るよ」
フォワード陣「はい!」
風夏「私はこのままこの子を聖堂教会の医務室に運ぶね・・・念の為ヘリでは行かないから、それともしかしたらヘリ落とそうとする奴が居るかもしれないから気をつけてね」
なのは「分かった、ヘリの方ははやて部隊長に任せるよ。私はこのままレリックを探す。後で聖堂教会の方にも顔出すから」
風夏「りょ」
私はヴィヴィオらしき女の子を背負い、ビルの合間をジャンプで飛んでいく・・・少しでも衝撃を和らげるために色々と工夫しつつ・・・後、レリックを持っていたんだから狙われてもおかしくは無いと思い、すこーしセコ技を使う。
風夏「「シャドーダイブ」」
そう呟くと影が私とヴィヴィオを包み、周りからは見えなくなる。実際の技とは全く違う要領になってしまったが姿を隠せるならモーマンタイ・・・それをしていたからか、撃たれることも追い回される事も無かった。ふっふっふ、完璧だ・・・
ヴィヴィオ「うっ・・・ううっ・・・ママ・・・」
風夏「・・・ママ・・・か・・・」
〜聖堂教会、医務室〜
風夏「よいしょ・・・これでとりあえずは大丈夫・・・」
シャッハ「お疲れ様です」
風夏「あ、シャッハお疲れ〜」
シャッハ「この子の脚にレリックが?」
風夏「うん、脚首に枷の後が残らないように治療するつもりだけど・・・その他にちょっと後遺症残らないかなって心配してる。後栄養失調・・・下水道通ってきたから恐怖心とかも残ってるかな?」
シャッハ「やはり、見ただけで分かってしまうものなのですか?」
風夏「ん〜、まぁ大体・・・レリック持ってたとはいえこの子は普通の子だろうし、あんまり敵意見せたらダメだよ?」
シャッハ「はい・・・」
数分後、なのはからの通信で全身スーツの子2人、そしてエリオとキャロ位の女の子と戦ったとの報告があった。その子達には逃げられたが、レリックは無事回収したとの事。確かこの時の回収の仕方が面白かった気がする・・・キャロの帽子の中にあったんだっけ。
そして数時間後に、なのはが聖堂教会にヴィヴィオを様子を見に来た。今はとりあえず点滴で済ましているが、起きたら食べやすい物で栄養価が高いもの・・・うーん、なんだろう・・・
なのは「・・・風夏ちゃん、なんだかお母さんみたい」
風夏「辞めてけれぇ〜」
ヴィヴィオ「っ・・・うぅん・・・」
魘されてる・・・?やっぱり今日の事が怖かったのかなぁ・・・
ヴィヴィオ「ママぁ・・・」
風夏「・・・ママじゃあないけどここに居るよ・・・」
私はヴィヴィオの手を軽く握る。昔、なのはが高熱で倒れた時にこうすると安心するって言われてから知り合いには意外とやる癖みたいなもんだよ。うん。私が手を軽く握るとヴィヴィオは安心したのか表情が柔らかくなり、そのまま魘される事無く眠りに付いた。でもちょっと不思議な事がありまして、手を離すとなんというか・・・表情が険しくなって泣きそうな顔になるんです。それで、手を握ると柔らかくなって笑顔のまま寝るんですよ・・・あれこれ離れられないパティーンでは?
なのは「懐かしいなぁ、風夏ちゃんそうやって私が不安な時とかずっと手を握ってくれてたよねぇ」
風夏「・・・ちょっと覚えてないっすね」
なのは「うっそだぁ、風夏ちゃん記憶力いいって皆から言われてるよ?」
風夏「要らない記憶を覚えないようにしてるだけだよ」
なのは「けど私との思い出は全部覚えてるよね」
風夏「・・・まぁ、全部とはいかないけど」
なのは「じゃあじゃあ!あれ覚えてる!?ほら、闇の書事件の後に起こった小さな事件!」
風夏「!?」
あれ?!それ闇の欠片事件だよね!?それは記憶封鎖されてディアーチェ達に会うまで思い出せない筈じゃ!?
風夏「え・・・あ〜・・・そんな事〜・・・あったような〜?」
なのは「実はこの間地球に帰った時に偶然ディアーチェ達に会ってね?お話したの」
んえ・・・?ディアーチェ達に・・・会った・・・?嘘やろだってあの子らは今エルトリアで・・・
なのは「エルトリアの侵攻が終わったんだって、だから今地球支部で働いてるらしいよ」
??????????ディアーチェ達が・・・?地球支部で・・・働いてんの・・・?自分地球支部に異動いいっすか?
なのは「だから、私達はミッドチルダ、ディアーチェ達は地球を担当してるって事になってるよ」
風夏「・・・そのディアーチェ達は地球の何処に住んでるの?」
なのは「風夏ちゃん家だよ?」
風夏「全て合点がいったのがちょっと嫌なんすけどあのその・・・」
だからか、たまに送り主不明で隊長室にたい焼きが送られてきたりしてたの・・・やってくれるよ・・・ほんと・・・
先生ーー起きてーーこそーーだよーー
私が目覚めたのは図書館。この図書館でまた新たな戦いが幕を開けようとしていた・・・
そっかーー先生はーー
原作、偽りのアリス。4人のアリスが先生を取り合う話!