リリカルなのはの世界でヤンデレってあり? 作:黒音195(kurone)
ランニングしてたらいつの間にか手元にたい焼きがあった!何故にたい焼き!?私はたこ焼きが食べたかったのに!そんな中見つけた今はまだ幼き魔王!
はたして、今後の私の運命は!
白い魔王さんから今まであった事を聞いて私!泣きました!
唐突に何言ってんだこいつとか思われるかもしれないですが!泣きました!
だって!悲しいじゃぁん!?お父さん事故ってそれを毎日お姉さんが看病してる!その間お母さんとお兄さんがお店を忙しそうに切り盛り!・・・けど白い魔王さんは家で1人寂しく帰りを待つ!そんなんクァナスィスギルヤロォ!
私が泣いて白い魔王さんが泣かないわけがないダルルルルォ!?一緒に泣きましたとも!こんなん泣かない方がおかしいやろぉ!だって!だって!そんなの5歳児(?)が背負うものじゃないよぉ!
まぁ、私に何が出来るんだって話になっちゃうんだよね・・・全く関係ないけど考えも口調も女の子になってしまった。もうこれは修正力の勝利だね!セカイハツヨイ
「あ・・・えっと、たい焼き・・・食べ終わっ・・・ちゃった?」
「え、あ、うん。ごちそうさまなの」
「あ・・・うん、お粗末さま?」
くっ!ここでもコミュ障の呪いが!緊張とコミュ障のダブルパンチは痛すぎる!他の作品のオリ主さんとかどうやってコミュ力付けてるんだ!教えてくださいお願いします!
「ありがとなの、話を聞いてもらっただけじゃなくてたい焼きまで貰っちゃって・・・それに、私のために泣いてくれて・・・」
「あ・・・うぅんいいのいいの・・・私が勝手にした事だから・・・」
あぁ・・・こういう時、コミュ障ってほんと辛い・・・
何話したらいいか分からない。けどなんか、白い魔王さんが悲しんでるのは・・・見てて心苦しい。
なんとかしてあげたい、けど私に何が出来る?
・・・私に出来る事・・・んー、何も無い気がする。
そんな事を考えてると白い魔王さんがこんな事を言ってきた。
「ねぇ、貴女のお名前を教えて?私も教えたんだからいいでしょ?」
「え、あ・・・うん、私は風夏、藍染 風夏だよ・・・高町さん」
「なのはって呼んで!私も風夏ちゃんって呼ぶから!」
「あ、はい・・・なのはさん」
「次にさん付けしたらなのはは貴女に何するか分からないよ?」
「何を恐ろしい事言っとるんディスか!白いm「それ以上言ったら叩くよ?」・・・あ、はい分かりましたなのは・・・」
「よろしい!」
白い魔王さん怖い、いつかほんとに殺されそう。桜色の収束魔砲で・・・うっ、頭が!
そんなアホらしいことを考えつつ今日はこの辺でお別れしようと言うと白い魔王さんから
「また明日・・・ここに来てくれる?」
と言われました。そりゃ私もね?暇ですよ?それでもね? 貴女に来いと言われて来ない命知らずは居ないわけで・・・ここで断ったら命は無いよ?みたいな目で見られてそれでも断る人がいるなら私はその人をバカと呼ぶよ!
「え、あ、もちろん!私もなのはともっとお話したいもん!」
大丈夫だよね?当たり障りないよね?!
今のお話がO☆HA☆NA☆SHI☆にならない事を祈るよ!
「よかった!断られちゃったらどうしてくれようかと!」
言い方が怖すぎ!それとなんでたい焼き食べて少し話をしたら目からハイライト無くなってるの!?それでずっと見られてると怖いんだって!これ未来に誰か他の人と喋ってたら問答無用でバスターブッパされるんじゃないかな!?
「ソンナワケナイジャアナイデスカァ、イヤダナァモウ」
「なんで片言なの?本当はなのはと一緒にいるの嫌なの?そんな訳ないよね?だってなのはに優しくしてくれたもんね?たい焼きくれたもんね?話を聞いてくれたもんね?もう私達、ト モ ダ チ だよね?」
なんというか・・・田〇ゆかりさんの声でそう言われると
夕方に鳴くセミに出てくる小さい神様を思い出す。
「うん、私達は友達だよ?片言に聞こえたのは私の滑舌のせいだよ。更に言うと、別にたい焼きが無くてもなのはは私と友達になってくれると思ってるんだけど・・・」
等と、結構テキトーな事を言って誤魔化しとく。
「それは・・・そうだけど・・・」
どうやら白い魔王さんも納得?してくれた。
「それじゃあ、私お散歩の途中だから・・・」
「あ、なのはも一緒に行っていい?」
「え?あ、うん!1人は寂しいから私もなのはが居てくれると嬉しい!」
こうして、白い魔王さんとの楽しい(?)時間は過ぎていき、それから4年経ちました。白い魔王さんといない時は、稀少能力の練習をしたり、ポケモン達の協力のおかげで魔王のお父さんの治療が出来たり、変身能力も試した。
この時、変身能力が凄く需要がある事に気付いた。変身したら魔力とかも封印されるし、完成度も高い。
白い魔王さんと一緒に居る時は遊ぶか、魔王さんが家に来るか、魔王さんの家に行って魔王さんが寂しくないように、少し遅い時間まで居て、魔王さんと一緒に晩御飯作ったり・・・なんか夫婦みたいだね!と言われて吹き出したり・・・魔王っていうのめんどくさくなってきたから心の中でも普通になのはって呼ぶことにした。
なのはのお父さん達に冗談なのか本気なのか分からないけど
「風夏ちゃんがお嫁に来てくれたら僕も安心するんだけどな」
と言われ、何言ってんだこの人・・・状態になりました。
思えばこの時からなのはの私を見る目が普通じゃなくなった気がするのです。まぁ、前から普通じゃなかった気もしますが・・・なんか、恋する乙女みたいな感じになってました。
そして持久力も付いた。
そりゃ4年間毎日ランニングしてたら持久力も付くよね・・・たまになのはもランニングに付き合ってくれて、なのはにも持久力が付いた。おかげでマラソン大会は結構上位に食い込んだ、そのおかげでなのはに抱き着かれて結構焦った。そのおかげで周りからは高町は藍染を愛してるだのなんだのでからかわれたが・・・なのはは本気にして、その場で全員に聞こえるように私に愛を叫んだ。
「私はぁ!風夏ちゃんが好きーーーーー!」
それからというもの、なのはは誰に遠慮するまでも無く、私に甘えてくるようになりました。
えぇ、そりゃあもう、舐めまわすように私を見てきますよ?怖いですよ?ハイエナみたいな目なんですもの。
怖いに決まってますわ・・・
え?それからですか?からかわれる程度じゃすまなくなりましたよ?
アリサさんには突き飛ばされて片目潰れるわ、すずかさんにはなんかそういう目で見られるわ・・・そうそう、アリサさんに突き飛ばされた時になのはがすごい形相でアリサさんと喧嘩しましたよ?ホントだったら、すずかさんのカチューシャ取ってそれで喧嘩するのにね・・・
そんなことがあって、アリサさんとすずかさんとも仲良くなりました。
アリサさんは未だに突き飛ばした事を後悔してるようで、気にしなくていいと言ってるのですがね?
ここで気付いとけば良かったです・・・アリサさんの目にハイライトがない事を・・・
1話が少ない、物足りないとのご意見を頂いたので少し増やしたのですがまだ短いですかね?
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