リリカルなのはの世界でヤンデレってあり?   作:黒音195(kurone)

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思いが交差するこの世界で、少女が見出した奇跡。

魔法という確かな奇跡は、少女達を病みへと導く・・・

魔法少女リリカルなのは

始まりません。




全ては愛する○○の為に2

ーフェイトsideー

 

私は、母さんの命でこの街、海鳴市に来た。

母さんの求めているジュエルシードを集めるために。

白い子と淫獣(白い子がそう呼んでいたので私もそう呼ぶ事にした。若干泣いてた)と何度もぶつかった。そして、明日も多分・・・ぶつかる。風夏は応援してくれるだろうか?・・・いつの間にか私、風夏に頼っちゃってるな・・・えへへ、この間甘えてきた時は可愛かったな・・・またアマエテクレルカナ?

 

私と風夏が出会ったのは、ほんの偶然で、たまたまジュエルシードが落ちてたのが風夏の家の庭だっただけ。

 

その時、風夏は変な生き物だったけど・・・なんというか・・・オバケ?みたいだった。

 

私はそのオバケ(風夏曰く、カゲボウズというらしい)がジュエルシードを咥えて飛び去っていくのを見て、慌てて追いかけたんだっけ。そして追い付いたからジュエルシードを奪おうとして攻撃を仕掛けてたら、いきなり動きが止まってごくんって音が聞こえたんだ・・・

 

嫌な予感がして思わず「え・・・まさか・・・ジュエルシードを飲んじゃったの?」と言ってしまいました。

ここから私はパニックになったり、オバケが光り輝いて姿が変わった!と思ったら女の子が出てきたりしてもう私は正直訳が分からずオーバーヒートしました。

 

 

 

次に私が目覚めたのは夕方でした。横ではあの子が眠っていて、私はどうしようか悩んでいると物音で起きたのかその子が起きて、私がここはどこ?何故君が一緒にいるの?と聞くと

 

「あのままほっておくのは嫌だった!なんか君、無理してそうだし!襲われた身としては理由もバッチリ聞いときたい!後君の名前も出来れば教えて欲しい!」

 

 

と言われ、私は「・・・私は、フェイト・・・フェイト・テスタロッサ。君が昨日飲んだのはジュエルシードって言って、母さんが集めているものなんだ。それが無いと母さんが困っちゃうから攻撃したの。」と答えた。すると

 

「そっか・・・なら私も手伝うよ!半分は私のせいでもあるし!それに1人より2人の方が絶対いいもんね!え?拒否権?無いよ!」

 

と半ば強制的に決まった。

 

今思えば私のためを思ってやってくれたことなのかな・・・嬉しいな、ワタシノタメダケニ、ソコマデヤッテクレルナンテ・・・なら私も風夏の為に何か出来る事は無いかな?

 

 

いや、今は明日の事に集中しよう・・・

 

 

 

 

願わくば、これからも風夏と仲良く居れますように。

 

 

 

 

ー風夏sideー

 

「んー、この時間のランニングとか久々だなぁ。最近ジュエルシードを探すので手一杯だったし、久々に夕方の散歩も増やそうかな?」

 

そんな事を考えながらフェイトの元に急いでいた。

そろそろプレシアさんが我慢の限界を越えて、ジュエルシードの回収を考えてそうなのでわざと巻き込まれる様に仕向ける。ひっひっひ!これでアリシアさんとの約束が果たせそうだぜぇ!そろそろ私も無関係側から関係者側にジョブチェンジだ!・・・決して全く関わらなくて除け者感が強かったわけじゃない!

 

そんな中、高魔力反応があって、そこが来た道と反対方向だったのに若干ショックを覚えつつ、逆方向に走っていく。自分の稀少能力、変身能力を使ってから。

 

少し走っていくと上空で高魔力がぶつかり合っているのが目視で確認できた。

 

白い方の魔導師は、やはりなのはだった。

 

となると、黒い方はフェイトだろう。

 

白と黒の対決だ、わーい!とかやってる場合か!

そろそろ終わっちゃうじゃん!プレシアさん来ちゃうじゃあないか!早くしなきゃ!

 

ハァ・・・ハァ・・・やっと着いた・・・おぉっとぉ?雲行きが怪しいぞぉ?そろそろ最終決戦じゃあないかぁ?というかなのはとフェイトがめっちゃこっち見てる。そりゃ一般人がこんな所に居たらおかしいか・・・

 

そんな事よりほら、あっち見ないと見逃すよ!

 

ほら、ジュエルシード取られた!何やってるの管理局員!!あ、なのはは別だよ?だってバリアジャケット姿、凄い可愛いもん。あれうちの学校の制服をモチーフにしてるのかな?え?どうでもいい?知ってた。

 

 

 

 

そしていつの間にか、私までアースラにいました。

 

 

 

 

ークロノsideー

 

初めは信じられなかった。周囲には魔力結界を貼っていたのに何者かが侵入してきたのだ。それに対して僕達管理局員は急いで彼女の所在を調べた。調べた結果、何の変哲もない普通の原住民という事が分かった。しかし、普通の原住民が魔力結界を越えられるはずも無く、それになのは達の魔力合戦にも驚いている様子も無い。明らかにおかしいが・・・意味がわからない。

意味がわからないと言えば、ここの所、魔力を持たず、かつ羽もないのに飛ぶという、不思議な生物がジュエルシードを集めていた事が、発覚していた。

 

 

ジュエルシードを集めている理由は分からないが、あの女性が何かしら関わっているのかと考え、僕達は彼女も一緒にアースラへ送還した。

 

 

 




今回は前回の続き、それと少し進めていきたかったな(諦め)

前回の話から大体3週間後位の最後の決戦前夜で、フェイトがこんな風に思ってた〜みたいな話です。はい、かなり飛ばしてますね?だって、基本戦闘しないもん風夏。これじゃあオリ主の意味がねぇ!

自分的にフェイトは崇拝系か無害系のヤンデレになるかと考えています。皆さんはどうなのでしょうか


どうしてこうなったの?教えて病んでる人。


次回で無印最終回まで行きたいと思いますぜ。

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