『ビルドダイバーズリライズに影響されて、自分のガンプラにガンプラバトルさせたくなっちゃいました。
しかしながら僕自身、なんとビルドファイターズとか見たことなくてですね
ビルドダイバーズもぼんやりとしか見てないのです。』
といった前書きを以前はしていたのですが
先日ビルドファイターズを視聴しました。
ッッッッッ最高…………(息)
というわけで半年ほど2話も上げずに放置していたこのガンダムビルドデューラーズなのですが
再び連載しよう!という欲が生まれましたので
まずはとりあえず第一話の気になるところを加筆修正しまして
「第一話Re:」とした上で再投稿させていただきます
お話自体は変わってないんですけどね
そして前と変わらず、僕の思う「王道」を目指して連載させていただきます。
ガンプラバトルのうんぬんに関しては独自解釈が取り入れられております、ご了承ください。
さて、舞台はビルドダイバーズから約9年ほど前。作中に登場した「GPデュエル」がまだ栄えているころです。
それでは張り切っていきましょーっ
『はいこれ、プレゼントだ』
『これ……ガンプラ?』
『そう、"ガンダムアスタロト"って言うんだ』
『でもいいの?……ガンプラなんて作ったことないし……』
『大丈夫だ、イチから教えてやる。楽しいんだぞ』
『……本当?』
『あぁ、一緒に楽しもうぜ──
────ユウ。
「─っ!?」
──夢を見ていた。
「……どんな夢だっけ」
──ガンプラに触れるきっかけとなった時の夢……。
「学校……か」
五時限目の前の予鈴に目を覚まされ、今に至る。
少年の名前はユウ──ウチヤマ・ユウと言った。
「ユウ、何ぼさっとしてんだよ」
寝起きで右目を掻いていると、クラスメイトがユウに話しかけてきた。
「寝てた、知らない間に」
「おいおい、昨日はちゃんと寝たのか?」
「……寝てない」
やれやれ、といった具合に、クラスメイトは頭をぽりぽりとかいていた。
「受験生だからって、夜寝ないのは体に悪いぞ。無理しすぎないようにな」
気遣いの言葉だろうが、そうではない。ユウはそう思ったが、口にはしなかった。
「……おう、ありがとな」
「……」
学校に向かう時も、休憩中も、下校の時も。ユウの頭の中では一つの物語が動いていた。
彼はそれを自分で、「機動戦士ガンダムアポロン」と呼んでいた。
妄想の作品──自分でも、己の厨二臭さのようなものは自覚していた。むしろ、それが楽しくてやっている。
「……」
帰りの電車の中で、窓を見つめながら思う。
──夕陽だ。
あの太陽のように……熱く激しいガンダム。
あんな風に……。
「ただいま……」
普段どれだけぼーっとしていても。
家に帰ってきてからは、いつだって全力だ。
「……!」
ひとつ、またひとつと階段を上る。
──この先に、彼の楽園がある。
右手をそっとドアに触れさせ、
「……」
その扉を開く。
「おかえり、ユウ」
「ただいま、兄ちゃん」
帰ってからの、ユウのたったひとつの嗜み。
「今日は休みだったんだ」
「いや、帰りが早かっただけ。それよりこいつ、ちゃんとサフ乾いてるぞ」
日々の疲れなんて全部吹き飛ばしてくれるほどの娯楽がここにある。
「……ただいま、アポロンガンダム」
ウチヤマ・ユウ。
彼は中学三年生……そして、
ガンプラビルダーである。
「で、そいつのコンセプト、ちゃんと決まったのか?」
ユウの勉強机のすぐ隣には、大きな二段ベッドがある。その二段ベッドの下段に腰掛け、今まさにユウと会話をしているのは、ユウの兄──ウチヤマ・ヒロと言った。
「決まったも何も、作り始めたときからイメージできてたさ。こいつは完全近接特化型ガンダムだ。装備からもわかるだろう?」
ユウは手にしたガンプラを握りしめながら、ヒロに言う。
アポロンガンダム……それが、このガンプラにつけられた名前だった。
しかし、まだ完成はしていない。
「んまぁそうだけどさ、後半主人公機イメージなんだろ?そういうのってさ、ダブルエックスとかフリーダムとか……やっぱり射撃系の性能が強化されてるイメージがあるじゃないか」
アポロンガンダムは格闘戦前提でありながら、ユウの脳内では「番組後半の主人公機」という設定付けがなされていた。実際のガンダムシリーズと比べてみると、異例なことである。
「それはいいよ。ガンプラバトルやるなら、俺は近接戦がしたいんだ」
「……本当にいいのか?自分で作ったガンプラを、バトルに使って」
ガンプラバトル。「GPデュエル」と言われる筐体を用いた、特殊なゲームだ。実際のガンプラにプラネットコーティングと呼ばれる特殊な加工を施し、フィールド内の、プラネットコーティングされたガンプラを分子単位で形状を維持したまま動作させ、戦わせることができる。
ただし、原理としては僅かに電子レンジのものが応用されており、バトル中のガンプラは熱を持ち、少しだけ柔らかさが増す。実際のガンプラを用いる故に、攻撃されてしまえば柔らかくなった樹脂に食い込み、溶けたり傷が付いたり、または破損したりする。
「……いいよ、そのために作ってるから」
それでも、「自分の作ったガンプラが動く、戦える」ということは、まるで夢のような、誰もが待ち望んだものであり、日本全国いや、世界各国の夢を持つガンプラビルダー達が、このGPデュエルを楽しんでいた。
世は彼らのことを、デューラーと呼ぶ。
ユウはまさにそのデューラーへの第一歩を踏み出そうとしていた。
「そっか……んじゃ、完成したら全部教えてやるよ。ガンプラバトルってもんをな」
「あぁ、頼むよ!」
目を輝かせるユウを、ヒロは嬉しそうに見つめていた。
しかしその瞳の中には、どこか不安が潜んでいるようでもあった。
「ん……」
二段ベッドの上段からは、ユウの寝息が聞こえてくる。
時計の針は夜の1時を示す。そんな中ヒロは一人目を見開き、サーフェイサーで灰色に染まったアポロンを眺めていた。
「……」
ヒロには不安があった。
GPデュエルを始めることで、ユウは後悔しないだろうかと。
──かつての自分のように。
「……」
あのガンプラは、ユウが長い時間をかけて作ったもの。それを傷つけながら戦うことがどんなことなのかを知ってしまうと、後悔するかもしれない。ガンプラバトルなんて最初からやらなけばよかったと。
それでもユウはやるのだろうか。
……ガンプラに、ガンプラバトルに誘ってしまった自分は、間違っていただろうか。
そうして少しずつ、ヒロの心の中でモヤモヤとしたものが広がっていったのだった。
後日。
自転車で約10分のところに、ひとつの模型店がある。
「プライム オーツカ」と大きく書かれた看板が目を惹く。
「いらっしゃ──あぁヒロくんじゃないか。久々だな、こうして来てくれるのは」
「ご無沙汰してます、店長」
店に入るや否や、店長のオオツカがヒロを出迎えた。
メガネをかけ、ぼさぼさと髪を生やしている、40代くらいといった印象の男だ。
挨拶を交わしてから、オオツカはふと目線をヒロの隣へとやった。
「……弟さんかい?」
「はい、ガンプラバトルを始めたいみたいですから」
はじめましてとユウが言うと、そうかそうかと笑いながら、背をゆうに越える高さまで積み重ねられたプラモデルを横目に、オオツカは二人を店の奥へと案内した。
この辺りではよく人が来る店で、GPデュエルの筐体も置いてある……ということは、ヒロから聞いていたユウだったが、来てみると確かに人が多い。実際にガンプラバトルをしている様子も見られた。
新規のデューラー向けに、この店では練習用の貸し出しガンプラがある。アポロンの完成前に、それを使ってGPデュエルに慣れておこうというのだ。
「えっと、ユウくんって言ったっけ。とりあえずこのストライクを使うといいよ」
「ありがとうございます」
「操縦とかはお兄さんに教えてもらって……まあこれ、素組みだから、壊す気で行きな」
そう告げると、オオツカは店番へと戻っていった。
手渡されたのは、HGのストライクガンダム。しかしストライカーパックは渡されなかった。
ふと、ヒロはユウの目を見つめる。背の高さは兄弟であまり変わりない。
己の弟の成長の速さに少しにやつきながら、ヒロは歩いた。
後ろにユウもちゃんとついていった。
「これが……GPデュエル……」
店の奥の部屋に、それはあった。
前後にディスプレイが配置された、ドーム状の筐体。ユウの想像していたよりも遥かに大きく、そのバトルフィールドは広がっていた。
「どうだ、凄いだろ」
ユウは息を飲みつつ、頷く。
筐体自体もいくつかあり、既に何人か人が来ている。どうやら自由に出入りできるようだ。
一番手前側が空いていたから、二人はそこで練習を始めることにした。
「まずはここにストライクを置いて」
ともかく最初は、言われた通りに進めていこう、とユウは思った。
奥にある円形の台座にガンプラを置く。それと同時に、目の前にあるディスプレイでは表示が表れた。何がなんだかユウにはわかっていないようだ。
「そしたらここのグリップを握れ。今ここが、お前のコックピットになる」
それより手前には、少し大きなグリップが二つ用意されていた。
右手、左手と順に手を添え、ゆっくりと力を入れる。ひんやりと冷たく重い、金属の感覚があった。
重量から感じる「本物感」。それがユウの心をどんどんと高ぶらせた。
──俺がこいつを動かせる。
そう思うだけで、胸の鼓動が明らかに速くなっていくのがわかった。
プラネットコーティングが完了したガンプラは、手元で自由に動かせるようになる。
すると、グリップに添えたユウの手を覆うようにヒロが背後から手を伸ばしてきた。
「前に倒すと前進する。さぁこうして……」
言われるがまま、グリップを前へ動かす。
するとストライクは独りでに動きだし、台座を離れバトルフィールド内へ入った。
あとは目の前のディスプレイに注目する。
そこには円筒形の物体があり、ディスプレイの中央で赤く囲われていた。
「あれは……?」
ユウが聞くと、ヒロが話し始める。
「ガンプラの改造パーツの、プロペラントタンクだ。攻撃はしてこないが、こちらへ向かってきたり、攻撃を避けたりするようプログラムされてる。サンドバッグみたいなものだと思って」
……ともかく、目の前のあれを狙えばいい。そういうことなのはわかった。
「さっき軽く説明した通りだ。グリップを軽く倒して前進、サイドで武装選択。こいつは今、ライフルとナイフとバルカンしか使えない」
「……とにかく、今ある武装であれをやったらいいんでしょ?」
「そうだ、まずはあの辺りを……ってユウ!?」
まだ説明が残っているぞ、と言わんばかりの顔をするヒロを横目に、ユウのストライクガンダムは移動を始める。もっと詳しい説明をされるより、感覚で覚えていく方がいいだろう。そう判断した上での行動だった。
ある程度動かして操作の仕方を把握すると、行動を開始する。
こちらから相手へ向かうと、相手もこちらへ向かってくる。さっき言ってたように、そうプログラムされているらしい。右へ左へとスラスターを吹かし機動させ、相手を撹乱させようと試みる。
「近いな……」
想定していたよりも距離が縮まってしまった。ライフルでどうにかできそうにない。
頭部バルカンで牽制しつつ、ライフルを投げ捨てる。引き続き左右の動きをしばらく続けたまま、対象との間隔がほぼゼロ距離となった。
「避けろ!!」
とヒロが言うより先に、ストライクがハイジャンプをした。一度足を踏み込んでから、スラスター一斉点火の合わせ技だ。
空高く大きく飛び上がったかと思えば、先程と反対側に着地。そのまま首から腰の位置を変え、飛び上がった瞬間にサイドサイドアーマーから取り出していたナイフ"アーマーシュナイダー"を構えながら、瞬間的に大きく腰を捻る。
対象が焦点をこちらへと合わせてきたのと同時に、振動を始めたナイフが、円筒形の対象を貫いた。
熱で赤みを帯びた断面が見える。真っ二つだ。
「……どうかな」
返事を待つも、ヒロは唖然としていた。
──本当に初心者なのか?
そう疑問に思えてしまうほどの、戦いぶりだった。
「ちょ、ちょっと待ってろ」
何かを考えたかのように、部屋から走り去るヒロ。
サンドバッグなんて、甘ったるい練習をさせてられる相手じゃない。ユウには素質があるかもしれない。そんな可能性を、ヒロは僅かに抱いていた。
「店長!ルージュ貸して!!」
「ええっ、もしかしてあの子とやろうっての?」
ヒロは静かに頷いた。
練習させるなら、実際にガンプラバトルさせるのが一番なのだ。
するとオオツカもどこか楽しそうに、ヒロについていった。
「お待たせユウ」
「おかえり……って、店長さんまで……」
帰ってきた兄の背後に、さっきストライクを貸してくれたあの店長がついてきていたことに、少しだけユウは驚いた。
「それだけ、君に期待してるってことだ。お兄さんと一戦してやってくれ」
オオツカがそう言うと、バトルフィールドを挟んでユウの反対側に、ヒロが現れた。
「に、兄ちゃんと戦うの……?」
「あぁ、久々に腕がなる……。ユウ、お前は他の初心者と比べ物にならないくらいに初期ステータスみたいなもんが高い。それも桁違いだ。だから戦ってくれ」
そう言うとヒロは、台座にガンプラをセットした。
フィールド内には、二つのストライクが並んでいた。
白のストライクと、赤のストライク。
ユウの、初めての対人戦だ。
「あんな動き見せられたら遠慮はできねえ。久々過ぎて腕は落ちてるかもしれないけど……出来るだけ手加減ナシでいくぞ、ユウ」
手始めに少し大きくジャンプをし、腕を慣らす。久々のガンプラバトルだったが、まだ感覚が残っていたことが、ヒロにとっては少し嬉しかった。
「望むところだよ、こっちこそ手加減ナシだ」
少しにやりと笑うユウ。互いに準備は万全だ。
「俺もお前も同じで、武装はバルカンとライフル、ナイフだけだ。シールドで攻撃を受け止めるもよし、逃げるもよし。ともかく行くぞ」
「ああ……!」
二人同じタイミングで、グリップを前へ倒す。
ヒロはゆっくりと、ユウは勢いよく動かした。
必然的に、加速力は一時的にユウのストライクの方が高くなる。
先に接近する方が、先制攻撃を仕掛けられる。そうユウは思っていたが──
「何っ!?」
今触れる、といったところで、目の前にルージュはいなかった。
もとい、ストライクの頭上へ移動していた。
「甘いな!」
構えていたライフルの光線が、ストライクの左肩を貫く。
ボールジョイントの基部から、腕一本が紅く溶け落ちた。
これが……ガンプラバトル。
「……ははっ、負けてられないな」
しかしそれと同時に、ユウの心に火がついた。
勢いよく方向転換した上で、再度グリップを前へ倒す。バルカンで牽制しながら、再びルージュへと接近する。
相手の行動を構わず接近してくるストライクへ、銃口を構えるルージュ。それでも気にせず、ストライクは近づいていく。
ストライクがライフルを構えた。構えながら距離を縮めていく。
向かい合う銃口と銃口。どちらが射撃するのかといった状況で、先にルージュがトリガーへ指をかけた。
放たれる光線がストライクへ当たる。勝った、ヒロは確信した。
──が。
「何だと……!?」
光線が直撃し爆散したのは、ルージュが射撃した直後に、ストライクの右手から離されたライフルだった。
「しまった!」
少しでも油断してしまったヒロのルージュは、気づかぬ内にストライクが取り出していたアーマーシュナイダーに、頭から縦に真っ二つにされてしまった。
ほんの一瞬の出来事だった。
「勝負はついた……かな」
ヒロだけでなく、オオツカも、唖然としていた。
「壊す気で行きなとは言ったけど、また派手にかち割ってくれたなぁ……。ジャンクパーツ行きにすらなるかどうか」
「す、すみません……」
いいんだいいんだ、と笑うオオツカ。もともとが貸しガンプラで、壊されればジャンクパーツ行きになる、というのがいつものお決まりらしい。
「しっかし……期待の どころか、大期待の新星デューラーだね、ユウくん」
「本当です……正直度肝を抜かれました」
そんな大袈裟な……と少しユウは思うが、確かにそれはガンプラバトル初経験の人間の腕ではなかった。
所謂センスというやつだろう。
ユウは自分の現段階での腕を把握できた。また、積極的に前へ出ていく戦法が得意なこともわかった。
ヒロはそんな自分の弟に、微かな希望を抱いていた。
「はみ出しは?」
ヒロが横から聞いてくる。
「ないよ」
ユウは淡々と、机の上で作業を進める。
──マスキングテープを剥がしているのだ。
ひとつ、またひとつと、慎重にピンセットを滑らせる。
赤と白のラインがくっきりと浮かび上がっていくと、ユウの中で達成感が生まれていった。
そしてそれは、ヒロも同じだった。
「ほんとに綺麗に塗装できた。発色もいい」
「初スプレー塗装にしちゃあ、なかなかいい出来なんじゃないか?」
初めてのプラ板加工、初めての表面処理、初めてのスプレー塗装……。このガンプラには、ユウの初めてが詰まっている。
塗装面が露になったパーツを、一通り組み上げる。
股間軸に脚を、腰に胴体を、胴体に肩を。
そうして形になっていくほど、心が踊り出す。
「さて、最後だ」
後ハメ加工というものに慣れていなかったユウは、うっかり塗装前にフェイスパーツを頭部に閉じ込めてしまっていた。つまり、ヘルメットを塗装している間、フェイス部分だけマスキングしてあったのだ。
これを剥がせば、こいつの顔が現れる。
「顔で、ガンプラ全体のイメージが決まる。──こいつの命だ」
もし、マスキングをくぐり抜け、フェイス部分にも塗装がされてしまっていたら……逆に剥がれていたとしたら……もしかしたら心が折れていたかもしれない。
慎重にマスキングテープを剥がし、何も異常がないことを確認したユウとヒロは、同時にほっと、息を吐いた。
背中にバックパックを、そして……頭部を乗せると、
「完成だ……!!」
この世に、アポロンガンダムが誕生した瞬間である。
バックパックは小型のものを、リアアーマーに可動式のビームサーベルラックを装着し、膝裏には蹴り用ビーム発振器、かかとには展開できる刃が用意されている。
胴体はケルディムガンダムをベースに、中央をプラ板でスクラッチしている。ブルーのクリアパーツもばっちりキマった。
白と赤を基調としつつ、頭頂部センサーにはオレンジを配色している。
胴が少し小さく、ヒールを履いたようなかかとが上がった足の形状、膨らみを持ちつつ、足首へ向かって細くなっていく脚に太もも。その全てが、「力強さ」「細マッチョ」さを演出している。
……と、ユウは心の中で思った。ここまで全て約2秒のことだ。
「サフの時点でかなりキテたけど……色がつくだけでまたうんとかっこよくなるな……。最高じゃないか、ユウ」
「ああほんとだ……兄ちゃんがパーツ配分考えてくれたおかげだよ」
「何を言うか、最終的に完成までさせたのはユウだろう?」
褒めと謙遜のし合い。それほどまでに、二人で力を込めて作られたガンプラだった。
「じゃあ俺達二人のガンプラだ。俺と兄ちゃんの二人がいたからこそできた、最強のガンプラだよ」
「……ははっ、そうだな。最強のガンプラ、な」
誇らしげに言うユウを見て、少し照れるヒロ。ヒロ自身はあくまで、ユウの手伝いをしただけのつもりだったから、ああも胸を張って言ってくれるのは嬉しかったのだ。
ガンプラバトルとユウの、運命の日は近い。
何日か経った。
今日はいよいよ、アポロンの初ガンプラバトルだ。
「……楽しみか?」
ふと、ヒロがユウに問う
「もちろん」
本当はワクワクで今にも声を出したくて仕方なかったユウだが、なんとか大声を出さずに答えた。
ガンプラバトルを始めることになると、専用のカードキーがもらえる。それがどうにもユウの中で″デューラー感″を引き立てていくもので、ずっと手に握りしめたり、太陽にかざしたりしていた。
「今なら、やめることもできるんだぞ」
「えっ」
思わずヒロの口から、そんな言葉が飛び出す。
突然の言葉に、ユウは少し戸惑った。
「……ご、ごめんごめん、今のは気にしないでくれ」
ヒロはまだ少し怖かった。
自分がガンプラバトルを最初に始めたときと似ている。心が舞い上がるほどワクワクして、楽しみで楽しみで仕方なかった。
だからこそ、かつての自分とユウを重ねてしまう。
せっかくアポロンガンダムを完成させられたからこそ、自分のように後悔しないだろうか。
そんな不安が──
「んんんんーーー大丈夫っ!!」
「……!」
ヒロの不安は、ユウの言葉にかき消された。
「……大丈夫だよ、後悔しない。やりたいからやるんだ」
自信に満ちた瞳で目を合わせるユウ。
自分を見て不安そうな顔をしていたヒロに、ユウはちゃんと気づいていた。
ヒロがどう思っていても、安心できるように。ユウは声をかける。
そしてそれは自分への戒めでもあった。
──絶対に後悔しない。
「そうか……なら俺が一つ、一番大事なことを教えてやる」
少し悩む素振りを見せてから、ヒロがユウの両肩に手を置き、目を見て話す。
「もしピンチになったときは、『俺はどんな相手にだって勝てる!!!!』ってくらいの思い切りをやってみろ。それぐらいの吹っ切れがないとガンプラバトルなんて出来ない。きっと」
何があっても心は負けずにいること。ピンチのときこそ自信を持つこと。自分ができなかった、きっと大事であろうことを、ユウに伝えた。
こいつならきっと、この思いを大事にしてくれる。
この希望に満ちた目を、信じてみたい。
そう思いながら、ヒロはユウの背中を押した。
前と同じ、大きな看板が目を惹くあの模型店に着いた。
また、あの場所へ向かう。
あの場所で、戦える。
奥の部屋へ入ると、人がやはり多くいた。
空いているひとつの筐体のところへ向かい、待機する。
通りすがりの、誰だかわからない人と戦う。それがガンプラバトルにおいて、メジャーな戦い方だった。
「あ……」
すると、バトルフィールドを挟んで反対側に、ユウと同い年くらいの少年が立った。
マッチング完了──バトル開始だ。
「よろしくな」
声をかけてみるが、俯いたまま返事はなかった。
筐体にカードキーを差し込むと、ディスプレイに自分と対戦相手の情報が表示される。
[Toro's Mobile Suit
Gundam Fete
VS.
Yu's Mobile Suit
Apollon Gundam]
相手はトロくんと言うらしい。
対戦戦績は……23戦中、22勝0敗1分。
「嘘だろ……」
その情報を知っただけで、ユウは目の前にいる相手からただものではないオーラを感じた。
とても同い年だとは思えない。
「くそっ初心者狩りか……今ならまだ辞退でき──
「やるよ、大丈夫」
ぎょっとした目でユウを見つめるヒロ。
それに対してヒロに見向きもせず、ユウは真剣な眼差しでただ前だけを見つめる。
この前の模擬戦でユウは、自分に実力があることを知った。ほんの少しだけ自信も持てた。
しかし今相手との力量差を見て、そんな自信は揺らぎつつある。
それでもそこに残るわずかな自信が、ユウに前を向かせていたのだ。
それに──
「──ここで勝ったら、最高にかっこいいでしょ?」
ユウにとって、それが一番の原動力だった。
「ね」
「…………!」
決意の表れとして、自信ありげな目をヒロに見せつける。
最高にかっこいいアポロンガンダムの姿を、見せつけてやりたい。
後戻りするなんて選択肢は、ユウにはなかった。
「……ガンダムフェーテ、行きます」
相手のガンプラが、バトルフィールドへ入った。……次は自分の番だ。
「すぅぅっ…………」
今一度、息を整える。準備はできた。
「アポロンガンダム、行きます……!!」
ヒロが見守る中、手元のグリップを前へ倒し、機体がフィールドに吸い込まれていく。
アポロンの目の前には、対戦相手であるトロのガンプラ「ガンダムフェーテ」がいた。
「あ……かっけぇ」
サバーニャにダブルオー……だけじゃない。
他の機体をもっと混ぜられたミキシングガンプラだ。大型の肩に、複雑なディテールが詰め込まれたボリュームのある脚。それに額のクリアパーツが印象的であった。
配色はベーシックなトリコロールカラーで、真っ先に主人公機だと連想させられる。
ユウは他人が作ったガンプラを見るのが好きである。故に戦闘前であっても、こうして好奇心のようなものが掻き立てられる。
ユウは戦闘開始前に、ルールを確認しておく。
今回は1機対1機の戦いで、相手から戦う力をある程度奪い、動作が停止した場合勝利となる。
一部機能や設定、戦闘に伴うハンデはTVアニメ等のメディア公式設定を準拠としているものも多くあり、頭部(センサー部)を破壊されると、ディスプレイ表示がロストし、直接目視で奥のバトルフィールドを覗き込みながら操作することになる。
コックピットや動力部、すなわち胴体部を貫かれると、一発K.O.にもなる。
それが、このガンプラバトルでの基本的なルールであった。
[READY?]
目の前のディスプレイに、表示が現れる。
……準備ならとっくにできている。
[BATTLE START]
戦闘開始の合図と共に、ぐっとグリップを倒す。アポロンガンダムはバックパックやリアアーマーのスラスターに一斉点火し急速に前進する。模擬戦のストライクの時よりうんと速いのがわかった。
近接戦闘が得意……というより現状近接戦闘しかできないユウは、模擬戦と同じく相手に詰め寄っていく。するとフェーテは肩と脛のスラスターを噴射し、左右へ交互の高速移動を始めた。
──模擬戦の時の自分と同じ距離の取り方だ。
アポロンにはビームライフルのような射撃兵装がほとんど用意されていない。つまりは攻撃するなら、全力でこちらから接近するしかないのだ。
右手を腰へ添えると、リアアーマーが可動し手元にビームサーベルが置かれる。勢いよく引き抜いてから再加速し、相手へ接近する。
フェーテがビームライフルで射撃を行ってきた。基本接近と同時に回避しつつ、目の前へ向かってくる光線は前腕のビームシールドを展開し防御している。
──距離を詰めた。今しかない。
引き抜いたサーベルを、加速の勢いのまま腰の捻りを加えながら振るう。刀身は赤く輝きうねったまま相手を切り裂く……はずであったが、
「いつの間にっ……!?」
フェーテは剣を振るったのと反対方向へホバー移動し、アポロンは後ろをとられてしまった。
かと思えば、相手のサイドアーマーに接続されたままのビームサーベルが粒子を吐き出し、アポロンの右腕を溶かしていく。
それは一瞬であり、さらに背後からの突然の攻撃であったために、ユウはすぐに状況を判断できなかった。
「何が……起こった……?」
起き上がると同時にすぐさまフェーテはビームサーベルを突き刺そうとしてくる。咄嗟に展開したビームシールドで防御こそしたものの、完全に相手が上手である。
パワーだけではアポロンも負けてはいない。押し返されそうになる腕を必死に押し上げ、相手のもとから離れる。
離れたと同時に相手から射撃が飛んできた。ビームライフルを構えながら近づいてくる。
「うあぁっ!」
一撃が、バックパックへ直撃した。
状況が良くない。一方的に押されている。
「……機体の状態をチェック」
ディスプレイにアポロンガンダムの状態を表示させる。損傷箇所は多数に及び、バックパックと右腕以下、頭部の一部が欠けていた。
機体をよく見てみると、胴体のプラ板から自作したパーツにはヒビが入り、バックパックは砕け、右肩は熱を帯び真っ赤に溶け落ちている。
立てたエッジは削れ、角から徐々に塗装が剥がれていく。丁寧に塗装された赤色がめりめりと剥がれていく様は、初めてのスプレー塗装を終えたユウにとっては酷なものであった。
長い期間をかけ、初めてのことに挑戦し、愛着を持って完成したガンプラ──それが、こうも簡単に壊れていくものなのだと知ると、精神的に来るものがある。
そうしている内にも相手は距離を詰めてくる。フェーテの右手に構えたサーベルが振るわれようとすると同時に、咄嗟に足が動いた。
──アポロンのかかとには、かかと落とし専用の刃がついている。右足のそれを展開すると同時に、左足の爪先を軸に腰を捻りながらフェーテの右腕を狙う。
……が、
「……!!」
「隠し武器のつもりかもしれないけど……最後まで取っておかないと無駄だよ」
初めてこちらへ向かって口を開いたかと思えば、アポロンの胴体を狙っていたはずのフェーテのサーベルは、アポロンのかかとを突き刺していた。
──やられる……
勝負に負けるよりも、ガンプラが傷ついていく。その事に恐怖があった。
思わずアポロンを退かせてしまう。
「言わんこっちゃない……まだやめられると言ったのに……」
迫るフェーテに対して、反対に背を見せ逃げるアポロン。そんな姿を見たヒロが呟く。
どう考えても、負けが目に見えているも同然なのだ。
ただ怖い。怖いのだ。舐めていたわけではない。それでもこれほどまでに意図も容易くガンプラが傷ついていくのは、ユウにとって恐怖でしかなかった。
頭部アンテナもいつしか欠け、特に脚部の塗装剥げがひどく目立つ。
退いていくと共に足は削れ、粗削りなプラスチックの断面が現れる。
「うわっ!?」
塗装が剥がれていくのに目を奪われていると、地形データとして存在していた岩に足をとられ、躓き、倒れてしまった。
怖い。怖くて仕方がない。
ガンプラバトルなんて始めてしまわなければよかったのだろうか。
「……え」
──違う。
『……大丈夫だよ、後悔しない。やりたいからやるんだ』
あの言葉は嘘だったのか……?
自分は何故ガンプラバトルを始めた?
誰かがアポロンでガンプラバトルをするように強いたのか?
──違う。
「自分の作ったガンプラが動く、戦える」ということは、まるで夢のような、画期的なもの……。
自分も、ただその思いだった。
まるで夢のような……。
思い出せ。
この夢は、そう簡単に覚めるようなものじゃない。
覚悟を決めてきたはずだ。
負けちゃいけない、後悔しないとヒロに誓ったから。
それに
『──ここで勝ったら、最高にかっこいいでしょ?』
ゆっくりと機体を起き上がらせる。
『もしピンチになったときは、『俺はどんな相手にだって勝てる!!!!』ってくらいの思い切りをやってみろ。それぐらいの吹っ切れがないとガンプラバトルなんて出来ない。きっと』
そうだ。
こんなときどうすればいいか、もう知ってるじゃないか。
俺は……
「俺は……勝てる……」
消耗なんて気にしてちゃいけない。
"本物"のガンダムを思い浮かべてみればわかる。やられないガンダムなんていない。
やられても前を向く。自分だって最初にそう決めていたはず。
相手より先に、前に出るんだ。
やられて、壊されて……そこから生まれるものもきっとあるはず。
大丈夫だ……このアポロンガンダムとなら……!
どれだけ傷がついてもまた塗り直して……きっと強くなれるはず。
前に出るんだ……もっと…………!!
「……なんだ?」
ユウの決意に合わせたかのように、アポロンのデュアルアイが緑に強く発光する。
「立ち姿から変わった……。ユウ、お前……」
再度グリップへ手を添える。
自分は近接戦闘しかできない。ならば近づくまで。
もっと…………。
バックパックは死んでいるが、リアアーマーのスラスターはまだ生きている。
飛び回るわけではなく、小さなスラスターを点火させつつ足を地面について全力で走るアポロン。
「速いっ……!?」
──距離は詰めた……!
「遅い!!」
残された左手でサーベルを握りしめ、素早く振り上げる。相手もビームシールドを展開し、防がれる形になる。
フェーテがこちらを押し返し、攻撃を跳ね返すも、スラスターを吹かして再度接近しビームサーベルを向ける。
──今度は相手の左腕を奪った。
自分と同じように、ビームの粒子に触れたところから徐々に赤くなり、溶けていくのが見えた。
自分でもなんとなくわかるほど、さっきまでと己の表情がまるで違う。
凝り固まった表情筋がほぐれていくような感覚。
今、最高に楽しいんだ。
思わず口角が上がる。
余計なことは考えずに、手加減もせずに戦うこと。
自分の作ったガンプラで、全力で戦うこと。
それが今できるようになって、ユウは心から楽しいと思えた。
フェーテとアポロンが鍔迫り合いをする。粒子の塊と粒子の塊とがぶつかり合い、火花を散らす。
相手を弾き飛ばすと、ハイジャンプをしてから相手へ向かって急降下する。
緑に輝くデュアルアイが、一本の閃光の道すじとなって伸びる。
勢いよく振りかざしたサーベルは、フェーテに避けられたために地面へと叩きつけられる。その瞬間を狙ってフェーテがビームサーベルを投げてきた。今度は残っていた左腕が持っていかれた。
それでも容赦はしない。
両腕が無くなってもなお、斬る、避けるの合戦は続く。
フェーテの左手から振るわれるサーベルが、頭部アンテナを直撃する。
──知らない。
関節から塗装が剥がれていく。
──知らない。
その目には、相手への勝利しか見えていないから。
思い切り飛び上がり、左足のかかとの刃をフェーテに食い込ませる。
相手の頭部が吹き飛んだ。
今しかない。
目視での戦闘に切り替えた相手は、少し反応速度が遅くなる。
フェーテの左手に握られたサーベルが、恐ろしいほどの速さでアポロンを狙う。
アポロンの回し蹴りが、フェーテを狙う。
これで勝負が決まる、そう両者が確信した。
「……!?」
フェーテの左腕は、アポロンの頭部によって遮られ、腹部にアポロンの脚が直撃していた。
「隠し武器を…………」
「膝か……ッ!?」
フェーテの胴体に接しているアポロンの膝裏から、目映い光が漏れていく。
「最後まで取ってないなんて、誰が言ったんだ……ッ!!」
まるで流れ星のように一瞬の光であった。
アポロンの左足の膝裏から、強力な光線を放つ。
ビームの粒子が、フェーテの胴体を貫いた。
炎と共に爆散。勝負がやっと、ついた。
[Battle Ended
Winner
Yu's Mobile Suit Apollon Gundam]
「勝て……たんだ」
長いようで短かった時間の間で、恐怖と興奮を一気に味わったユウは、疲れ果て、その場に崩れ落ちてしまった。
「ユウ!!!!お前……」
「兄ちゃん、勝てたよ」
ユウのもとへ慌てて駆けていくヒロだが、思ったよりもけろっとした表情をしていて、ほっとため息をついた。
「俺とアポロン、かっこよかった……?」
「……あぁ、最ッッ高にかっこよかったぞ、ユウ」
そう言うと、まだまだ子供なんだと思うような無邪気な笑顔を見せた。
勝負を終えて、対戦相手のトロのところへ向かう。
「最高にアツくなれたよ。ありがとうな」
そう言うと、トロへ手を差し出す。
自分に様々な体験をさせてくれた相手に、感謝したい。ユウの純粋な気持ちであった。
「……1敗目だ」
「え?」
何かを呟いたと思うと、トロは差し出されていたユウの手をぱっと突っぱねた。
「……いつか必ず勝つ」
そう一言残すと、トロはどこかへ行ってしまった。
鋭い眼光と、紫色の指輪が印象的な少年だった。
「大丈夫なのか?それ」
ユウの手に持つ、ぼろぼろに果てたそれを見てヒロが聞く。
「なぁに言ってんのさ、大丈夫に決まってるでしょ」
ヒロは心配そうな目でこちらを見つめるが、ユウは軽く返す。
「自作パーツまでやられてる。ガンプラバトルの機体……ほんとにこれで…………
「瞬着とプラ板とヤスリさえあればなんとかなる!!」
「えっ……」
咄嗟にユウの口から出た言葉が、ヒロを驚かせた。
「あと……代替のパーツがあれば一番だけどね。大丈夫だよ、俺ならこれくらい大丈夫。」
本当に瞬間接着剤とプラ板とヤスリだけでなんとかなる……なんて自信は、ユウにはない。
それでも、そんな心持ちであることが大事なんだと、そう思った。
きっと俺なら、大丈夫。
ヒロはそんなユウの目を見て、確信した。
こいつなら、本当に後悔しない。あの時の俺の思いだって叶えてくれる。こいつは……きっと……
「……ポジティブになれたんだな」
「うん……それと……」
「?」
「……兄ちゃんがいれば大丈夫、俺達絶対、最強のデューラーになれるよ」
「…………そうだな!」
きっと、自分とヒロと、アポロンなら大丈夫。
根拠はないが、ユウにはそんな気がしていた。
ぼろぼろになったアポロンガンダム。
この機体は、可能性に満ちている。
この2人と1機ならば、どこまでも進化できる。
そんな自信が、ユウだけではなく、ユウの横顔を見つめるヒロの心の中にも広がっていた。
いかがでしたでしょうか……
初回ということで文章マシマシで書きましたが、今後はもうちょっと文字数減らすかと思われます
えっとですね、作者が自己顕示欲の塊なのでね、Twitterとかで感想呟いてくれると嬉しいです。調子に乗ります。
とにかく以前のように、途中(どころか1話)で放置とかしないように、定期的に更新できるように頑張りたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします……
……他に特に話すこともないですね、終わらせていただきます。
オチにはキャラクターの簡単な解説だけ入れておきますね(こちらも一部修正しております)
最後まで見ていただいてありがとうございました、今後の更新をお待ちくださいね
作者Twitter↓
@nushi_shinymas
劇中登場のガンダムフェーテ作者↓
@Torosan__1063
ユウ(弟)
主人公の一人で中学三年生。 中学一年生の頃に、兄のヒロがくれたガンダムアスタロトがきっかけで、ガンプラに没頭するようになる。 隠れていない隠れ厨二病気質で、ストーリーや設定を考えるのが好き。 ユウの脳内には「機動戦士ガンダムアポロン」という物語が出来上がっている。
中学三年生になってから、自分だけの主人公機を作ろうと、兄とアポロンガンダムを製作する。ひょんなことからガンプラバトルに興味を持ち、ヒロと共に更なる高みを目指すようになる。
ヒロ(兄)
主人公の一人で大学3年生。 ユウの兄であり、ユウと同い年くらいの時からヒロ本人もガンプラに没頭していた。 しばらくガンプラは作っていなかったが、ユウにガンダムアスタロトを贈ってからガンプラ熱が再燃することになる。
ガンプラ歴は長いため、ストックが多い。しかしユウと比べるとガンプラ改造の技術はなく(ないわけではない)、基本的に素組みでガンプラを楽しんでいる。しかしながら、ミキシングなどのパーツの組み合わせのセンスは桁外れており、ユウよりうんと上。組み合わせた後のイメージが瞬時にできる。
ガンプラの改造を積極的に行い始めたユウを見かねて、パーツ配置や配色などのアドバイスをするようになった。 アポロンガンダムは、その賜物である。ユウがGPDに興味を示しはじめてから、自分自身もユウと共に更なる高みを目指すようになる。
過去に何かあったようではあるが……?