ガンダムビルドデューラーズ   作:ぬぬっしし

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モチベがあるうちにこういうことしておかないとと思いまして
突然の短編です
二話からの続きがこれっていうことではなくて、今後投稿する三話が直接の続きになります
今回の話はまぁ……どこかの話の間に挟まってる話です、時系列は意識してないですね

でもって注意!!
未来バレがちらっとありますので見たくない方はブラウザバックor三話へどうぞ

(追記 2022年10月17日)
近頃このビルドデューラーズを色んな人に読んでいただいているので改めて注意書きをば
この番外編はこう、完全に登場人物の行く末をふんわりほのめかす感じのお話となっておりまして、
あの、あれなんです、最初は完全に内輪ノリで書いたもので

本当なら消すか非公開にしたほうがいいと思うんですけど
話数単位での非公開ができないっていうのと
私個人としてはこのお話がそこそこ好きと言いますか、大事になってくるといいますか そんな話なので
一応その、置いておきます

ただ!!!ここにも既に書いてあります通り
そういうの興味無いんで!とか
先の話は今は見とうないんや とかっていう方がいらっしゃいましたら
綺麗さっぱりスルーして3話に行っていただいて結構です 全く問題ないはずなので
長くなりましたが追記は以上になります!!


というわけで短めに本編↓



番外編 To The Vast Virtual World!!!!!

「アポロン使って、宇宙空間から大気圏突入とかしたくないか?」

 

滴り落ちる汗をそのままに空を眺めていると、ヒロがユウに問いかけた。

 

「まぁなんていうか……夢ではあるよね」

「だろ?」

 

晴天という言葉に相応しいほど、雲ひとつない青空。

目線を少し横に反らせるだけで、目がチカチカするほど眩しい太陽が見えた。

 

「なんならいっそ、太陽に行きたいな」

「それは無茶なんじゃあないか?」

「でも、アポロンで宇宙に行くのだって無茶なもんでしょ?」

 

GPデュエルのバトルフィールドには、限界がある。

街のステージが形成されればそこは街でしかないし、空には限りがあった。

宇宙空間のステージが形成されたって、それは同じことだ。どれだけいくつもの星々が輝いて見えたところで、そこへ降り立つことはできない。

 

「……現実にしてしまおうか」

「ん?」

 

ちらりと横目でヒロを見つめる。

何故だかユウにはわからないが、笑っていた。

 

「地上だって地下だって、どこか宇宙の遠く果てまで行き来できるガンプラバトル。してみたくないか?」

 

15の自分より、もっと子供みたいに無邪気な瞳。

ヒロがこんなに楽しそうに話すことは、なかなかない。

 

「してみたい……けど、それどんな規模になるの、筐体」

「あっはは……そうだよな」

 

そういうと、ヒロは途端に恥ずかしそうな表情をした。

 

そんなに広い世界で戦えるなら、どれほど楽しいことか。

……というか、ほんとに規模はどうなるのだろうか。ドーム貸切とか……?ライブか。

なんて想像を、ユウはヒロと夢の話を語らいながらしていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから7、8年ほど経っただろうか。

 

バトルフィールドは宇宙。

青白く光る地球に向かって、赤いマントがなびいた。

 

「大気圏突入体勢に入る。冷却一番二番確認、姿勢制御、A1とD3H4角度固定。F2はそのまま前方──」

 

いかにも無線通信といったような音質で、それぞれの機体と交信する。

 

「A1OK、F2!」

「良好だ」

 

ガタイのいい……というより、大きな腕を持った機体がこちらを向いた。

 

「D3!」

「問題ない」

 

GN粒子の緑色を放ち続ける青い機体が、サムズアップを見せた。

 

「H4!」

「いいよ、いける!」

 

小柄な黄色い機体が答えた。

 

 

「各員準備はいいな!!!」

「いつでも」

「瞬速で……!」

「たどり着いちゃうよーっ!!」

 

 

それぞれの機体が、徐々に赤みを帯び、加速していく。

 

 

 

「もう夢物語じゃなくなった……兄ちゃんのおかげだ」

 

俯き、小声で呟いた。

 

「どうした、ユウ」

「……いや、ただのひとりごとだ」

 

 

 

「フォース"陽炎"……これよりオデッサへ向かう!!!」

 

 

にやりと笑ったその顔は、

 

 

 

紛れもなく、かつての少年のままだった。

 

 

 

 

【挿絵表示】

 

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