そして、なんやかんやで、冷静さを取り戻したウサギは場所を神社から移され、案内されたのは柾木と表札がかけてある大きな邸宅であった。
そして広間にあげられ、何故か多くの人にウサギは囲まれていた。
いうなれば、美女、美少女たくさん。
それに加えてじいさん一人に青年一人、中年一人に、最後にウサギというぐわいである。
ああ、それと猫?もいるようであった。
もう、どういうことなの!
と叫び出しそうなウサギを尻目に、ウサギという存在がこの家族会議?の議題に上がってしまった。
そして、ウサギの事情を柾木勝仁より丁寧に説明されたところで互いに自己紹介がなされた。
柾木天地(まさき てんち) 高校生に毛が生えたぐらいの男子20歳は言っているのだろうか? 五分刈り風な髪型だが、後ろ髪をヒョロっと垂らし結びあげている
好奇心旺盛な目をしている。
魎呼(りょうこ) 二十歳ぐらいに見える。
乳がと言うか谷間が綺麗なお姉さん。
柾木阿重霞(まさき あえか) これまたお嬢様な感じの女性、乳は魎呼さんより小さい。
魎呼さんと同い年ぐらいか?
柾木砂沙美(まさき ささみ) 当然ながらつるぺたんな10歳ぐらいのお嬢ちゃん
魎皇鬼(りょうおうき) ウサギ? ではなく猫に近い生物だと思う。
九羅密美星(くらみつ みほし) おっぱいが一番大きなお姉さん。ポヤポヤっとしている。
何故大きいかわかるかって? うすいTシャツ着ておっぱいがモリンモリンだからです。
白眉鷲羽(はくび わしゅう) 砂沙美ちゃんと同じぐらいの背格好で10歳ぐらい。
言わずもがな、つるぺたん
神木ノイケ(かみき ノイケ ) このお姉さんは、なんか家のおかんと同じ臭がする。
巨乳だと思うが、割烹着を着ているためよくわからない。
洋服からせり出している二つの膨らみ的に、いやまあここまでとしよう。
柾木勝仁 (まさき かつひと) 気のいいおじいさん
柾木信幸(まさき のぶゆき) おっさん
byウサギという感じである。
ちなみに、おっぱいの事ばかりウサギが考えているとか、女の子たちを現在進行形で注視しているとかは、きっと気のせいである。
「さてさて勝仁殿、事情はわかったけれど、ここは私の出番ということでいいのかね?」
そういって、見た目10歳の蟹頭の女の子。
意外とかわいい鷲羽と名乗った女の子が自信満々にここは自分しかいないでしょ!というようにフンスッと鼻息荒くも胸を張り、好奇心に目を輝かせていった。
「ふむ、それしかないですな、頼めますかね」
勝仁は、鷲羽に頷いてかえした。
「鷲羽ちゃん手加減してあげてね」
天地は、ウサギを心配しているのかチラチラと見つつ答えた。
「大丈夫さねー。この鷲羽ちゃんに任せなさいって」
「それが一番心配なんだよな」
にひひと、悪い笑顔を浮かべ突っ込んでくるのは魎呼である。
「まあ、それはお猿さんの魎呼さんに言えるのではくて? でも一部分は魎呼さんに同意してもいいですけれど、大丈夫なのですか? 鷲羽様」
「このやろ、阿重霞のくせに生意気な」
「なんですってー」
そんな阿重霞と魎呼の喧嘩っ早いやりとりをよそに鷲羽は何事も起きてないかのようにウサギに答えた。
「この鷲羽ちゃんに任せときなさい」
そんな自信満々な少女にウサギは頷くことしかできなかった。
あのじーさんが真っ先に頼ったのが鷲羽って子だからきっとどうにでもなるのだろうとウサギは自分に言い聞かして。
それをよそに、砂沙美とノイケはいそいそと料理を食卓へ運び始めていた。
そういえばもう時間は夕方で、夕食にしてもいい時間帯である。
僕も一緒に食べてもいいのかな?
なんて思ったウサギの横に美星と名乗っていた褐色系の巨乳美女がオレンジジュースを注ぎに来た。
「あ、ありがとうございます。」
「いえいえ~。お料理おいしーですから楽しみにしてくださいねー。」
「いいんですかね。僕なんかお呼ばれしても。」
そんなことを言うウサギに、皆して「食べて行きなさい。」 とか「行くところないですよね? 」 まで言われたら引くに引けない状態になっていて、今日はそのままご飯を頂いて、鷲羽ちゃんの特別な調査を受けて就寝つまりはお泊りすることに相成った。
そして、ウサギは豪華な料理に舌鼓を打ち始めた。
「うー砂沙美ちゃんが作るお料理は美味しすぎます。」
美星さんは満足そうにリスのようにほっぺたを膨らませて満足そうに言った。
「え、これ全部砂沙美ちゃんが作ったの? 」
ウサギは美星の言うことに思わず素で驚いた。
はっきり言って、旅行雑誌に乗っている料亭におそらくは負けない味と見た目であったからだ。
そんな、驚きを示すウサギに砂沙美ちゃんは照れて頬を染めた。
「へへ、ありがとウサギお兄さん。でも全部じゃなくてノイケおねーちゃんも一緒に作ったんだよ。」
「そうなんですか~ノイケさんもお上手ですね」
「いえいえ、私なんかまだまだで、砂沙美ちゃんに学ぶところが多いのですよ」
「そうなんですか? 」
「ええ、私がここにいなかった頃から砂沙美ちゃんはこの家の台所を預かっていましたから、年期が違いますよ」
ここに、スーパー美少女いや幼女?を発見したとウサギは思った。
「この料理のクオリティーをノイケさんが来るまで砂沙美ちゃん一人でいままで! はっきり言おう砂沙美ちゃんはいいお嫁さんになると! 」
思わずそんなことを叫んじゃうくらいウサギはびっくりしたのであった。
そんな言葉に、両手を頬に当て顔を真赤にさせて嬉しそうにする美少女が愛おしくてたまらないな、などとウサギは思ったのであった。
そんな、楽しい食事が終わり、鷲羽の怪しい検査タイムが始まった。
取り敢えず、記憶喪失とか、精神異常とかの線から見ていくらしい。
違うというのに……。
そう思うウサギをよそに、ひよこの可愛らしい置物がウサギの頭の上に置かれ、鷲羽はノートパソコン? をカチャカチャいじりだした。
天才少女で、外国の大学でも出て博士号でも持っているのだろうかとウサギは聞いてはみたが、まあ似たようなものだと返され、取り敢えず怪しいと思いながらもこの幼女に付き合うことにした。
ウサギはそんな少女が思わず可愛くて、頭をなでなでしていたら魎呼に笑われて、阿重霞に爆笑されて、天地が何故かふっとばされた。
そのことを多く語るのはなぜかいけないことだと思うウサギであった。
そんなビクビクするウサギに鷲羽はいい笑顔で問いかけた。
「もう、私の頭を撫でるのはあきたのかい? 」
どうしようと思うウサギ。
「おこらない?」
「大丈夫さ、さっきのはまあ、事情を知る奴らの行動にかちんと来ただけさね。だからウサギ殿は悪くないし、私としては気持ちよかったからいいよ、なでても」
「じゃ遠慮無く」
そうして、僕の検査タイムは終わった。
「なあ、ウサギって将来大物になるんじゃね?」
魎呼はウサギと鷲羽特に鷲羽の襲撃に怯えながらも、怖いもの見たさで、猫が毛を逆立てるように警戒しつつ天地、阿重霞、魎呼とつぶやきあった。
それに頷き合う三人を見つめる砂沙美、ノイケ、勝仁 、信幸、も同様にウサギの今やっていることに目を丸くして驚いていた。
ただ、一人、美星はというと「鷲羽ちゃんかわいいですからねー。」と、空気を読まずにのたまったという。