「
「ヒーローの学校に入り込んで来るなんてアホすぎんぞ!?」
そのとおりじゃ・・・
こ奴ら・・・一体何故!?
「先生!侵入者用センサーは!」
「もちろんありますが・・・!」
「現れたのがここだけか学校全体かわからねえが・・・
センサーが反応しねぇなら向こうにそういうことが出来る
奴がいるってことだな」
「うぬ・・・じゃがタイミングが良すぎるぞ・・・」
「ああ・・・校舎と離れた隔離空間、そこに少人数が
入る時間割・・・バカだがアホじゃねえ・・・これは・・・」
「何かの目的有っての計画された奇襲・・・!」
「13号生徒を避難させろ、それから上鳴お前も連絡を試せ」
「実は先生・・・さっきからやってんですけど・・・
ジャミングされてるせいで出来ねえッス!」
「ジャミング・・・やっぱり妨害系の・・・!」
「でもソイツの居場所だけはわかるッス!!」
「どこだ!」
「あの山っぽいところに間違いなくいます!!」
電気のレーダーは確かジャミングされてもその大元だけなら写せるんじゃったな確か!
「先生は!一人で戦うんですか!?
あの数じゃいくら"個性"を消すっていっても!!?」
「一芸だけじゃヒーローは務まらん」
そう言って先生が飛び出す前に・・・。
「先生!」ポイッ
「新宮?コレは・・・」
吾輩は袋から煙玉を一つ先生に渡した。
「火が無くても地面に叩きつけるだけで使えます!!」
「わかった・・・貰うぞ・・・」
そして今度こそ先生は
先生は首に着けていた布と"個性"を使い、
「凄い・・・多対一こそ先生のップ!?」
「そういう分析は後にせい緑谷!!」
緑谷の顔に襟巻きを伸ばして吾輩達は出口にむかった。
じゃが・・・
「させませんよ」
吾輩達の眼前に黒い霧の様なモノを纏った
現れた。
吾輩はすぐに術を放つ準備をしていると奴が話してきた。
「初めまして、我々は
この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは
平和の象徴オールマイトに
息絶えて頂きたいと思っての事でして」
「「「「「!!!?」」」」」
なんじゃと!?こいつらの狙いは・・・
オールマイト殿じゃと!?
「本来ならばここにオールマイトが・・・」
じゃが!!
ここにオールマイト殿は居ない!
奴らの逃走経路が前に来た!
ならば!!
「
「新宮君!?」
ここで奴を捕らえる!!
吾輩は緑谷の頭を踏み台に上から
「おっと!」
じゃが奴は黒い霧を広げて受け止めようとしていた。
じゃが!!
「甘いですよ」
「始めっから当てる気は無いわ!!発破!!!」
霧に当たる直前で吾輩は
「ぬっ!?」
それによって奴は怯んだ。
そう!
「13号殿!!」
「ええ!」
13号殿が奴を吸い上げる隙が出来る!!
じゃが・・・
「オラァ!!」
「死ねぇ!!」
なんとその隙を13号殿が突く前に切島と爆豪が
「へっ!!囮にはいいじゃねえかクソトラァ!!」
「助かったぜ新宮!!」
「切島、爆豪!!違う!!早く其奴から!!」
「危ない危ない・・・危うく捕まってしまうところでした・・・
お二人が前に出てくれて助かりましたよ・・・
ではお礼に貴方達を
散らして
なぶり殺す」
吾輩達を覆うように霧が広がった。
「しまっ!!?」
吾輩もそれに巻き込まれてしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
同時刻、火災ゾーン
「ぬわっと!?」
吾輩の眼前から霧が晴れ、そこには地面があった。
吾輩は態勢を整え無事に着地をした。
「ここは・・・?」
「いっつつ・・・」
「尾白!!」
吾輩は状況の確認の為に周りを見るとすぐ近くに尾白の姿があった。
「尾白!無事か!!」
「新宮か!?俺は平気だ!!」
「そうか・・・ここは・・・?」
「多分・・・火災の所じゃないか?」
周りに火が回る中、吾輩はお互いの無事を確認していると。
「へっへっへ・・・来たぜ来たぜぇ!!」
「「!?」」
周りからぞろぞろと
「
「まあ居るじゃろうな!!」
「オメエらぁ!!こいつらを囲みやがれ!!」
するとその一団の中でも比較的大柄な男が周りに指示を出して吾輩達を取り囲んだ。
「クソ!囲まれた!!」
「へっへっへ!!悪ぃな・・・俺達の為にお前・・・ら・・・」
大柄の男は勝ちを確信した笑みをしながら近づいたが不意にその笑みが驚きの顔でいっぱいになった。
「てっっテメエは!!?あの時のチビ!!?」
「ぬ?」
男は吾輩を指差すと大声をあげた。
「貴様は・・・」
「そうだ!!あん時の礼を!!」
「誰じゃ?」
吾輩の疑問に男と尾白がズッコケた。
「え?新宮?知らないのか?」
「スマンが覚えが無い」
「テメエ忘れたのかこの俺様を!!?」
「
「俺はアレだ!!銀行襲った後テメエの連れを拉致した!!」
「・・・!、貴様は・・・!」
「そうだ・・・俺は・・・」
「3バカのリーダー」
「ちょっと待てやぁ!!!」
「なんだ3バカって!!?」
「吾輩が言った訳ではないぞ」
「なあ新宮・・・アイツって・・・」
「うぬ、二年位前に吾輩と電気、響香殿を襲った
「なにがあったんだよアイツ・・・」
「ケガは吾輩達では無いぞ」
そうじゃ、奴は確かあの後警察に連行されて刑務所に居るはずじゃが・・・。
「何故捕まってた貴様が今はここに居るんじゃ?」
「脱獄したに決まってるだろうが!!そしてあのクソムカつくチンピラヒーローを殺してやる為に!!これはその肩慣らしだ!!」
なるほど・・・奴の発言でわかったのは少なくともここに居る奴らは・・・。
(尾白、ひとまずここを一時離脱して・・・)
「お前こんな
「あっ」
プチッ
「誰がネコじゃああああぁ!!!!」
「ブッペェ!!?」
吾輩はすぐに飛び上がりあの男の隣に居る爪の長い男の顔面目掛けて頭突きをした。
「なんだあ!!?」
「突っ込んで来やがった!!」
「関係ねえ!!やっちまえ!!」
周りが色めきたち吾輩に襲い掛かろうとするがその前に吾輩は袋から見せびらかす様に
「「「「「へ?」」」」」
呆気に取られた声をよそに吾輩はソッと導火線に火を点けた。
「ちょちょちょ!!?」
「マジかコイツ!!?」
「なんつーもん持ってやがるんだ!!?」
奴らは踵を返したように後ろを向き離れている間に吾輩は煙玉を・・・。
ポイッ
「へっ?」
先程の頭突きで倒した
「うっ!!うわ!!?ヤバッ!!?」
そして・・・
ちゅど
炸裂した煙玉から煙が巻かれた。
吾輩は後ろで呆けている尾白の尻尾に乗っかった。
「おわっと!?新宮!」
「今のうちに何処かに一旦身を潜めるぞ!」
「あっああ・・・」
吾輩は尾白の尻尾から背後を警戒しながら吾輩達は建物の中に隠れた。
「結果的にじゃが・・・上手くいったわ」
「いきなり突撃したよなお前」
「吾輩をネコと言ったあ奴が悪い」
吾輩と尾白はひとまず状況の確認をした。
「どうやらここに飛ばされたのは吾輩達二人だけのようじゃな」
「ああ・・・こっからどうする?」
「そうじゃな・・・あの霧の奴の言った事を考えるとすると奴らの標的はオールマイト殿で吾輩達生徒はオマケのようじゃな」
「でもどうやってアイツらはオールマイトを殺すんだ?」
「それは・・・現状わからんが少なくとも今やることはここに居る奴らをどうにかする事じゃな」
「逃げて救助を待たないのか?」
「いつ来るかわからん、それにほっといたら他の所に行ってしまう、そうなったら・・・」
「確かに・・・それは不味いな・・・」
「それに・・・ここでどうにかするのは意外と良いと思うぞ」
「え?」
「奴らは
◆◆◆
「クソクソクソ!!!どこ行ったあのクソネコォ!!!!」
俺たちは逃げたネコと男を探しているが見つかんねえ!!
「第一テメエがあんな煙玉ごときにビビりやがったから!!」
「あ゛あ゛!!テメエだって爆弾だと思って逃げてただろうが!!」
「揃いも揃って責任転嫁とは・・・しょーもないのお」
「「「「「!!!?」」」」」
これは・・・あのネコの声!!
「どこだ!!どこにいやがる!!!」
「こっちじゃ」
俺達は上を見るとあのネコは建物の上で仁王立ちしてやがった。
「いたぞ!!遠距離ある奴は!!」
「持ってねえよ!!」
「はあ!!?お前は!!」
「ねえよ!!」
「オマケに烏合の衆と来たか・・・これは案外早く終わるじゃろうな」
あのクソネコ・・・舐めやがって!!!
「だったらテメエら!!アイツに突っ込め!!アイツは遠距離は持ってるが威力は全然弱ぇ!!
あのクソネコ・・・今度こそなぶり殺してやる・・・
「お・・・おい・・・」
「あ?」
「さっき言ったよなお前・・・
「ああ!!だか・・・ら・・・!?」
俺は隣にいる奴を殴ろうとしたが・・・上を見て俺も黙った。
「この量を・・・どう捌く!!
「ちょっま!!?どああああああぁっ!!!?」
「多い多い多いナアアアアァァ!!?」
「へっこんなもんヘェアアアアァァ!!!?」
雨の様な火の玉が終わった後、当たった奴らが伸びていた。
俺は体をダイヤに変えてたから平気だがしばらくは使えねえ。
「まだまだぁ!!」
あのネコがそう言うとまた空に火の玉がどんどん出来てきてやがった。
「オイ!!誰か止めろぉ!!?」
「俺に任せろぉ!!」
体が岩のような奴があのネコに近づいて行った。
「確かに数は多いがその程度で俺はぁダッパァ!!?」
「あ!!?」
岩野郎がアイツに近づいてると後ろから尻尾の奴が尻尾を振り下ろして岩野郎を沈めやがった!!
「よし!!」
「オイ!!こっちにも一人居るぞ!!」
「囲め囲めぇ!!」
他の奴らが尻尾の奴を追って行ったが・・・
「馬鹿野郎!!
「もう一発!!
「「「「「ぎゃあああああぁぁあ!!!?」」」」」
尻尾の奴を追って行った奴らは上から降り注ぐ火の玉の雨にやられて動かなくなった。
俺はその前に建物の影に行ったから平気だがその代わりに他の奴らは全員やられちまった・・・。
それを確認してかあのネコが上から布みたいな奴をパラシュートみたいに使って降りてきた。
「これで・・・後は貴様だけじゃな」
クソックソッ!!チクショウ!!!あの時といい今といい使えねえ奴らばっかりだ!!
だったら!!!
「だったらテメエらを俺がこの手で殺してやる!!!」
俺は
「食らえ!!」
「おっと!」
俺は続けて攻撃したがクソネコが小さすぎて当たらねえ!!
そして・・・。
「クソッ!!"個性"が!!」
「これで貴様は無防備じゃな」
俺はクソネコの挑発的な言葉で遂に堪忍袋が切れた。
「"個性"が無くてもテメエの様なチビスケなんざあああぁあ!!!」
拳を振り下ろしネコ目掛けて向かった拳はネコが着けてる布にからめとられた。
「この程度ぉ!!」
渾身の力で振りほどこうと力を入れた時!!
「合わせろ尾白ぉ!!」
「オウッ!!」
からめとられた布が動いて俺は後ろに投げられた。
そしてその投げられた先には・・・
振り上げようとしてる尻尾野郎の尻尾があった。
顎に凄まじい衝撃と折れた感覚と一緒に俺は意識を手放した。
◆◆◆
「随分・・・アッサリ終わったな・・・」
「まあわかっとったが阿呆が多いのも良かったのお」
吾輩達は周りに残党がいないのを確認した後、集まって話していた。
「けど新宮凄いな!!あんな事も出来るんだな!!」
「じゃがこれはこの場所だからこそ出来た戦法じゃ、他の場所ならこうはイカンじゃろ」
吾輩達の作戦は吾輩が奴らの上から
奴らに放った
それが出来たのは吾輩達が飛ばされた火災ゾーンのおかげじゃな。
吾輩の術は意外と術発動までの工程が面倒で特に作り出す時に妖力を、それをイメージする為の集中力が必要じゃ。
じゃが
作り出す元が有れば後はそれを妖力で動かせばそれで済む。
それが大量に有ってかつ四方八方に火の手が有れば吾輩の独壇場じゃ。
「そしてそれを含めてわかった事じゃが・・・やはり奴らは吾輩達生徒の"個性"を把握しておらん様じゃ」
「だよな・・・もし把握してたらここに蛙吹が居ないのがオカシイ」
「更に言うなら吾輩の"個性"を知るならば水難に飛ばさなければのお」
正直・・・もし水難ゾーンに飛ばされていたら吾輩ほぼ戦えんからのお・・・。
「・・・尾白、ここに居る伸びとる奴らの一人を叩き起こすぞ」
「は!?なんで!?」
「こ奴らがどうやってオールマイト殿を殺害するのかが気になる、確証が無ければこんなチンピラどもがこんな大掛かりな事は出来ん」
「チンピラ?」
「体さばきも素人でただ数だけ集めた様な奴らじゃ、そんな奴らがオールマイト殿を殺すのに数で勝負するとは考えにくい」
「そう・・・だな・・・オールマイトをコイツらが倒すってのはあんまイメージ湧かないな・・・」
「じゃから聞くんじゃ、コイツらの計画の心臓を」
吾輩は取り敢えず爪の長い
「う~~ん・・・ハッ!?」
「お目覚めじゃな」
「テメエらってアレ!?縛られてる!?」
「目覚めの所早速じゃが話すんじゃ、お主らはどうやってオールマイト殿を殺す気なんじゃ?」
「誰がテメエらに話すか!!俺だって
やはり素直には話さんか・・・仕方ない。
「ならばこうするしかないのお」
「なんだよ・・・まさか拷問でもする気か!?」
吾輩は耳に襟巻きを何度も巻いた後、落ちてたガラスの破片に
「おい・・・新宮・・・まさか・・・」
「尾白、耳を塞いでおれ」
「へっ?」
ギュキイイィィィィィイ!!!!!
「ナバッ!!?アアアアアアァァ!!??」
辺りに擦る様な嫌な音が響き渡った。
吾輩は引っ掻くのを止めて襟巻きを耳から外した後、
「話すか?」
「話す・・・」
「アッサリ落ちたな・・・」
こうして吾輩達はこ奴から話を聞いた。
奴らのリーダーは最初にあの霧から出てきた全身に手を着けた男。
そして奴らのオールマイト殺害の為の重要なのは・・・。
「黒い脳ミソが出ている奴?」
「確かに・・・居ったな」
ソイツがオールマイト殿用の切り札じゃからこ奴らは着いていったと・・・。
「なあ・・・もう良いだろ?」
「そうじゃな・・・ホイっ」
「ヌア!?」ゴクン!
吾輩は情報提供をした男にあるものを飲ませた。
「ヌグッッウ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛!!!?」
「えっ!?」
「オイ新宮!?お前なに飲ませたんだアイツに!!?」
「ウヌ・・・応急セットの中に無理やり捩じ込まれた
「栄養ドリンク!?毒とかじゃなくて!?」
「恐ろしい事にアレで毒物の類いは入っとらんらしい・・・」
「てかなんで入ってたんだよ・・・」
「申請書に気付け薬だけしか書いとらんかったのが間違いじゃな・・・」
「兎に角!吾輩達のこれからの行動じゃが・・・」
吾輩達は分断して動くことになった。
先ず尾白はこれから山岳ゾーンに行きそこに居ると電気が言うとった妨害電波の元を絶って貰う為じゃな。
当然そこに居るはずの他の者達の助太刀も込めてじゃ。
そして吾輩は・・・
◆◆◆
水難ゾーン。
僕達を襲った敵は一網打尽にした後、僕達は相澤先生の様子を見ていた。
先生の負担を少しでも減らせるように・・・。
「ケロ・・・あれ?」
「ん?どうした蛙吹?」
娃吹さんが指差した上を見ているとそこには・・・。
「
「「新宮(君)!!?」」
上から新宮君が先生の周りにいる
「新宮!?撤退はどうした!!」
「スマヌ先生!!じゃが要点だけを伝えに来た!!」
「吾輩含む一部の者がUSJの至るところに散り散りにされた!!
「そうか・・・ならお前は!!」
新宮君が先生に現状を報せている間にあの手だらけの
「チィ!!新宮下がれ!」
「承知!!」
「俺らを!!」「無視すんじゃねえ!!!」
「自衛だけはさせて貰うぞ!!」
先生はあの手だらけの奴に、そして新宮君は近くの敵に向かっていった。
新宮君は向かってきた敵の頭に襟巻きの両端を巻き付けてそのまま二人をお互いにぶつけて難なく倒した。
先生は・・・。
「無理をするなよイレイザーヘッド」
「先生!?」
手だらけ
先生はどうにか反撃して距離をとった。
「そうだよ、本命は俺じゃない」
「先生!!後ろじゃ!!!」
グシャ!!
いつの間にかいた黒い脳ミソ
「~~~~~っ!!!!?」
「先生!?」
「先生に・・・なにしておるんじゃあ!!!」
新宮君はすぐに脳ミソ
そしてその一撃で脳ミソ
「ーーーーーっ!」
「なに・・・?」
(今だ!!)
ちゅど
前の屋内戦闘訓練でも聞いた音が辺りに響き、僕達は煙で目の前が満たされた。
少し経って先生と新宮君が煙から出てきた。
「先生!!腕が!!」
「心配は後にしろ!!
アイツは・・・不味い!!」
「チビの癖に脳無をグラつかせるなんてな・・・イレイザーヘッドが
やれ、脳無」
「!!!?、先せっ」
新宮君が先生に注意を促す前に、
脳ミソ
標的は・・・先生だった。
先生は残った腕でどうにかガードをしたけど・・・。
音も無く・・・先生はUSJのゲート前の階段辺りまで吹き飛ばされた。
「ケロ・・・」
「なっなんなんだよアイツはよお!!!?」
「そうだよ・・・コイツが対平和の象徴、改人脳無」
「先生!!?貴様ぁ!!」
新宮君は激昂しながら脳ミソ
駄目だ・・・新宮君・・・駄目だ!!
「ついでだ・・・脳無、
そのネコも叩き潰せ」
「!!!?」
脳無は新宮君に振り向くと・・・一切躊躇無く右腕を・・・
ドゴオオオォオ!!!
新宮君に振り下ろした。
「あっ・・・ああっ・・・!?」
「嘘だろぉ!!?」
「新宮ちゃん・・・!?」
辺りに凄まじい土煙が発生した、それだけであの脳無と言う
そんな・・・新宮君・・・!
「ははは、あのサイズなら染みみたいになってるだろうなあ・・・」
「
手だらけの男、死柄木の後ろからワープゲートの
「黒霧か・・・13号はやったのか?」
「行動不能には出来ましたが・・・散らし損ねた生徒が織りまして・・・一名逃げられました」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
死柄木が首もとを引っ掻く様にかきむしるのを見ながら僕はそう聞こえた。
「はあーーーーー、黒霧お前・・・お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ、さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない・・・今回はゲームオーバーだ・・・・・・・帰ろっか」
「帰る・・・帰るっつったかいま?」
「そう聞こえたわ」
帰る・・・オカシイだろ!!オールマイトを殺したいんじゃないのか!?
でも・・・やつらが去ってくれたら新宮君を・・・
僕のその考えは・・・とても甘かった。
「けどその前に、平和の象徴の矜持を
もう少しへし折って帰ろう」
奴は・・・死柄木は僕達に振り向いてすぐに近づいたと思うとおもむろに娃吹さんにその手を近づけた。
ここまでの接近に・・・僕達は気づかなかった。
そう、
ボキィ!!
「!!!?」
「なっ!?死柄木弔!!?」
死柄木の伸びた左腕は突然の強襲で変な方向に折れ曲がった。
そこにいたのは・・・。
新宮君だった・・・。
「コイツは・・・!?」
「こんのぉ・・・ネコがぁ!!!」
突然の衝撃で怒りに満ちた死柄木は飛び蹴りで左腕を折られた痛みを堪えて右手で新宮君に掴みかかろうと迫った。
だが死柄木の体は突如、
よく見ると死柄木の足に新宮君の襟巻きが巻きついていてそれを引っ張られてバランスを崩したんだ。
「は・・・!」
「セイリャァ!!!」
そして引っ張った反動を利用して体制を空中で整えた新宮君の変則上段回し蹴りが死柄木の首もとに命中した。
その一撃と一緒に死柄木の顔に付いてた手が外れて死柄木本人も地面に沈められた。
「がはっ!!?」
「死柄木!?」
「ハーーーーー・・・・」
「新宮君!!」
「新宮!!お前生きてたのかよぉ!!!」
「当然じゃ!!誰があんな
「そうね・・・」
僕達三人はすぐに水から上がり
「あぁぁぁぁ・・・駄目だ・・・ごめんなさい・・・お父さん・・・」
死柄木は意味が分からない事を言いながら新宮君の攻撃で外れた手を再び顔に着けた。
「死柄木弔!?なぜ脳無を呼ばなかったのですか!?」
「そうだよ・・・それだよ・・・黒霧・・・脳無はどこだ?」
僕は逃げながら考えた・・・。
確かにそうだ・・・。
あの時・・・僕達は新宮君にアイツが拳を振りかぶる所をしっかり見た。
新宮君はどうやって・・・。
その答えに僕達は出会った。
僕達が進む道に有った噴水にあの
(なにをやったんだ新宮君!?)
「立て・・・脳無・・・」
「!!!」
死柄木の言葉を受けて脳無はその場から立ち上がった。
「うっあっ・・・あっ・・・!?」
「チィ!!まだ動けるのかこ奴は!!」
僕達はその巨体に驚き、先生を重傷を負わせた脳無の前で足を止めてしまった。
「三人共!!早くここから離れるんじゃ!!」
「待って!新宮君は!?」
「吾輩は・・・こ奴と戦う!!」
「ハアァ!!?戦うってどーすんだよ!?先生ぶっ飛ばした奴だぞ!!」
「
戦うだけじゃ!!」
新宮君は僕達にそう伝えると自ら脳無の前に飛び出した。
「おい脳無・・・今度こそそのネコを叩き潰せ」
「!!!」
脳無が新宮君に再び拳を振り下ろす瞬間を僕は見た。
そしてどうやってあの一撃を避けたのかも。
新宮君は襟巻きの片端を脳無の手を覆う様に受けもう片端を脳無の足に絡み付かせた。
その襟巻きで受け止めるのではなく受け流す様に脳無の体を後ろに流した。
脳無の異常な力も相まってその攻撃は地面に当たった後、新宮君は手と足に絡み付いた襟巻きにほんの少し力を入れた。
それだけで脳無は土煙を上げながら後ろに放り投げられた。
「なに・・・!?」
「スッゲエ!!スッゲエよあいつ!!」
「コイツ・・・!一体どんな"個性"で脳無を!?」
違う!!
確かに"個性"は使ってるけどほんの少しだ!!
新宮君がやったのはあくまでも脳無の重心をずらして地面に叩き着けただけだ!!
これが・・・。
「こんなモノ!!新宮流古武術にとっては良いカモじゃ!!!」
これが新宮流古武術・・・!
繁忙期で頭が一度カミーユした作者ですが元気です。
さて、脳無VS焔二、結末は果たして?
以降は原作とは違う他の人の動きの解説を垂れ流します。
オールマイト
原作より多く動いた上にチンピラ(隼人)の拳骨+クスハ汁により現在仮眠室でお休み中。
相澤先生
両腕骨折は防げなかったが組み付かれるのは避けれた為、眼底骨折は回避。
尾白君
山岳ゾーンに移動中。
ではまた次回!!