焔二が脳無と相対する前・・・
山岳ゾーン。
「ニギャアアアアァァア!!!!?」
「クソッまたか!?」
「なあ流石に数多すぎじゃね!?」
「ぼやく暇あったら手を動かす!!ヤオモモそっちは!」
「平気ですわ!耳郎さんは!」
「ごめん!後少し!」
ウチは電気とヤオモモと一緒に山岳ゾーンに移動させられた後、ウチらの周りからワラワラ来た
「調子に乗るんじゃねえぞガキ共ぉ!!」
「電気!!」
「おうよ!!」
ウチらに向かってきた
「ヌグオオオォォオ!!?」
「チキショウ!?なんだアイツの"個性"は!?あのショボい玉ッコロに当たった奴らが軒並みぶっ倒れやがる!?」
「お前ら散れ!!そして三人で一気にやるぞ!!」
「「オオッ!!!」」
電気目掛けて更に三人の
投げられたクラッカーは広がっていき真ん中にいる奴の間を
「ハッ!!ノーコォオオオオオォォオ!!?」
「は!?」「なんで!?」
そして通り過ぎたはずの玉が戻ってきて両側から向かってきた二人に玉が当たった。
「「ノォオオオオオォ!!!?」」
「い・・・
「ウッシ!!狙い通り!!」グッ
「カッコつけない!!」
「ウェ!?酷くね!?」
ガッツポーズでカッコつけてる電気を他所にまた
「俺らを!」「無視すんじゃねえ!!!」
「してねえよっと!!」
「ミャアアアアァァア!!!?」
電気は玉を投げて一人に当てたけどもう一人がウチに近づいてきた。
「貰った!!」
「もらって無いわぁ!!!」
ウチは片方のジャックをすぐに足に着けたスピーカーに差して高周波で使った。
ドックン!!
「ノアアァ!!?」「イッダ!?」「アダッ!!?」
スピーカーから出た高音に寄る音の砲弾が
「てか耳郎!
「まだ・・・(ピピッ)!」
ウチはこの山岳ゾーンに飛ばされて
「よし!!
「わかりました!!上鳴さんコレを!!」
「サンキュー八百万!!」
ヤオモモは耳当てを作って電気に投げて渡した後自身もそれを耳に着けた。(ウチは申請したから既に持ってる)
そして電気が耳当てを着けたのを確認して・・・
「耳郎!!やっちまえ!!」
「ウオリャアァ!!」
プラグを外してそのボールを上目掛けて投げた。
「なっ!!?テメエら!!」「待ちやがれぇ!!」
当然気づいた奴らがウチらを追いかけた。
そのほんの3~4秒後・・・・・・。
ドックン!!!!!!
ボールに貯まった音が破裂した。
ーーーーーーーーーーーーーーー
2年前、新宮家道場。
「さて・・・スピーカーの説明についてはこれで以上だ」
「ありがとアル」
ウチはスピーカーの説明を終えていた。
「気にするな、凡才どもでは出なかっただろうモノを一つ余分に着けた程度だ」
「お主はホントに一言余計じゃな・・・」
「ゴホン!!兎に角!次のアイテムだ!!」
そう言ってアルは鉄で出来た拳大のボールの様な物を取り出した。
「これって・・・玉?」
「ボールにも見えっけど・・・ん?なんだその穴?」
電気が指差した通り、その玉には一つポツンと穴があった。
「目敏いな電気、この穴は響香のプラグの差し込み口だ」
「差し込み口?なんの為の?」
電気が最もな疑問を話すとアルは超得意気に話した。
「その一見ボールの様に見えるこのサポートアイテムは
「「「「爆弾!!!?」」」」
「しかもただの爆弾じゃない、非殺傷な上半径50m以内の相手なら理論上無防備なら問答無用で気絶する様な奴だ!」
「これが爆弾って・・・どんな仕組みだアル?」
「簡単だ、この玉には音を蓄積する機能を付けてそれを響香が音を送り続けて貯まれば抜いて大体5秒後には貯まった音がまるで風船が破裂する様に一気に出てくる、勿論これも屋外推奨だ、使ったが最後この家は愚か周囲のガラスと言うガラスが割れまくるぞ」
この玉が・・・ねえ・・・。
「本当は響香のサポートアイテムはもう少し別のにしたかったが現状はこれが一番いい」
「ん?別のには出来んかったのか?」
「したかったが材料と技術、そしてなによりも人手が足りない、まあ最もこの超天才のお眼鏡に叶う人材はそういないが(ゴッ!)ッツ~~~!?」
「調子に乗んなこの高慢チキめ」
「~~っでこのサポートアイテムだが実は名前はまだ付けて無い、もしいい案があれば響香の付けたのにするがどうする?」
「えっ!?ウチが!?」
「そこの
「なんじゃとこの性悪が!」「俺も巻き込むんじゃねえよ!?」
アルが二人に揉みくちゃにされる中ウチは名前を考えた。
名前か・・・
「じゃあさ・・・
『ハートビートボム』でいいかな?」
ーーーーーーーーーーーーーー
現在、山岳ゾーン。
ウチらは耳当てを外して周囲を見渡した。
「人に対して初めて使ったの見たけど・・・エグい・・・」
「同感・・・ウチもこれ使ったのがこれで二回目だし・・・」
正に死屍累々、あれだけいた
「私も・・・お話は聞いていたのですが・・・これは確かに屋内戦闘訓練では使えませんね・・・」
「初めての時は誰も居ない山でやったけど・・・」
「お~い」
ウチらは声がした方に振り向いた。
遠くにいたのは・・・。
「尾白!?」
「なんでここに?」
取り敢えず尾白が来るまでウチらは待った。
すると突然尾白が焦った様に後ろを指差していた。
「キャアァ!!?」
後ろから
ウチらもヤオモモの悲鳴を聞いて一緒に後ろに後退りした。
「ウッ・・・・アッ・・・」
「あっ!?コイツだ!!コイツがジャミングの元だ!!」
「マジ!?」
「ですが・・・何故か様子が・・・?」
ヤオモモがそう話していると
「あれ?遅くね?アイツ」
「うん、遅い」
例えるならゾンビの様に鈍重な動きでウチらに向かってきていた。
「もしかして・・・先ほどの耳郎さんの音爆弾を地面の中で聞いていたのでは?」
「「あー・・・」」
だーからアイツ土だらけだったんだ・・・
「まだ・・・マダオゥレェア・・・」
「・・・・・・」スッ
電気はクラッカーを取り出して電気を纏わずに頭目掛けて軽く投げた。
ゴンッ!!「ハウッ!!?」
「電気、レーダーは直った?」
「ああ!バッチリだ!!」
「でしたら上鳴さん!!すぐに救援要請を!!」
「上鳴!耳郎、八百万!!無事か!?」
「「尾白(さん)!!」」
取り敢えずウチらは電気に連絡をしてもらっている間に着いた尾白と現状を話した。
「ウチらは無事だよ、ついでに今さっき倒した奴で電波妨害が無くなったから今電気が救援要請を出してるとこ」
「そっそうか・・・新宮と話して援護も兼ねて来たんだけど・・・」
「新宮さん?もしかして尾白さんは新宮さんとご一緒に飛ばされたのですか?」
そっか、尾白は焔二と一緒に飛ばされちゃったのか・・・ん?
「でもアイツがいないけど?」
「ああ、新宮は相澤先生の所に向かっていって今の俺たちの状況を伝えに行ったぞ」
「「ええっ!?」」
ちょっと待って!?確か相澤先生って今!
「先生は私達を逃がす為に
「わかってる!!新宮の足ならすぐに離脱出来るって言ってたから・・・それに奴らの切り札について話さないと」
「「切り札?」」
「連絡終わったぜ!!すぐに・・・ってなに話してるんだ?」
「ちょうど良かった、アンタも聞いて」
連絡を終わらせた電気も混ざって尾白の話しの続きを聞いた。
ウチらが倒した奴らはただのチンピラ、そして今回の騒動を起こしたあの手を身体中に着けてた主犯の近くにいる脳ミソが出ている黒い
尾白の話が終わった後・・・。
「俺はこの後は他の所の皆を助けに回ろうと思うんだけど・・・」
「そう・・・ですわね・・・私達も同行しますわ」
尾白とヤオモモがこの後の動きを考えてる間・・・。
ウチと電気は別の事を危惧していた。
アイツが大人しく撤退を選ぶ・・・
「お二人共!!急ぎましょ「待ってヤオモモ!」!?」
「わりぃ八百万!!俺たちは先生の所に行くぜ!!」
「ハアァ!!?なんで!?」
駄目だ!!長い付き合いでわかる!!
あの暴走特急が・・・
あの時ももしもで動いていたあのバカトラなら・・・
大人しくしているはずが無い!!
間違いなくそのヤバい奴と戦ってる!!
「アイツが伝えるだけで済ますタマじゃ絶対無い!!」
「アイツならそんなヤバい奴から逃げるよりも戦うを絶対選ぶ!!」
少なくともウチらが行けばアイツも流石にそんな馬鹿な事はしないはず!ここはアイツを押さえる事も視野に入れて行かなきゃ!!
「でっですがここは先生にお任せした方が!!」
「焔二が突っ込む方がそれでも高い!!」
「それにアッチも先生一人ならアイツなら絶対その戦いに参加する!」
「それはっ!!・・・わかりましたわ、ご一緒に先生の所に向かいましょう!」
「八百万!?」
「先生の"個性"は恐らく長く使い続けるのには向いていません!でしたら私達も向かって先生の援護に!!」
こうして、ウチら三人は中央広場まで向かっていった。
尾白には引き続き他の人達の援護に向かって貰った。
(お願いだから焔二!!無茶はすんな!!)
だけどウチの願望は空しく・・・
◆◆◆
9年前、新宮焔二6歳。
新宮家道場。
『なに不貞腐れてんだ焔二?』
「ぬう・・・」
『当ててやろうか?対人術を覚えて意味があるかってとこだろ?』
「!?」
『まあ確かにお前の身長はこれ以上伸びない、こっから先お前がヒーローになるならそれは結構デカイ弱点だな』
「なら・・・吾輩はどうしたら・・・」
『俺個人の意見だが・・・寧ろお前が対人術を覚えてた方が怖いな』
「え・・・?」
『一見、チビって言うのは弱いって思うが実は接近戦を主に戦う奴らにとってとてもやりづらいことこの上無い相手だ』
「そう・・・なのか?」
『いいか焔二・・・・・・』
ーーーーーーーーーーーー
現在、USJ中央広場。
吾輩は脳無と呼ばれた
「さて・・・これで貴様らの切り札は無くなった、大人しく投降せい」
とは言ったものの・・・あの脳無とやらはかなりヤバイ・・・。
あの時、先生を吹っ飛ばした時先生は間違いなく奴を見ていた。にも関わらず先生があそこまで飛ばされたとなるとあれが奴の素の力・・・オマケにかなり早いときたか・・・。
幸い、脳無とやらは攻撃自体が愚直じゃからどこから来るか予め解れば対処は出来るが・・・。
兎に角今は奴の注意を吾輩だけに向けさせるのだ!!
あんな一撃、マトモに入ったら死んでしまうわ!!
「立て、脳無」
「!!」
死柄木の言葉を受けて脳無は再び起き上がった。
だが・・・。
「うっ!?」
「うげぇ!!?」
緑谷と峰田が声を挙げるが無理もない。
起き上がった脳無の片腕がメチャクチャに曲がっていたからじゃ。
だがその腕はまるでビデオの逆再生の様に音を不気味にあげながら戻っていった。
「腕が・・・」
「当たり前だ、『超再生』を持ってるからな」
あの力で再生じゃと!?
だが・・・
「
「脳無」
脳無目掛けて地を蹴り進むが脳無はまた吾輩目掛けて拳を振り下ろそうと動いた。
『お前は小さい、だが逆に言えば相手によっては攻撃方法が限られる、お前が地上にいれば嫌でも蹴りあげる、振り下ろす、地面を薙ぐ、それぐらいじゃなきゃ当たらない、しかも低姿勢というのはするだけでも結構辛い上に維持もキツイ、離れてるならまだしも近くなら・・・』
吾輩は振り下ろそうとする脳無の拳の更に前に進み攻撃を避けた。
『お前位の速さなら相手の攻撃の更に先に進むだけで攻撃が外れる、普通の奴なら当たるインパクトの瞬間をずらして威力を弱める程度だがお前なら0に出来る』
脳無の真下に来た吾輩は脳無が動くよりも早く顎目掛けて頭突きを当てた。
『そして近づけば場所次第だが相手はお前の姿を見失う、よしんば見つけたとしても近すぎて攻撃に移りづらい、そこまで近づけば・・・』
(吾輩の独壇場!!)
吾輩は脳無の首に襟巻きを伸ばし、引き戻しながら突っ込んで。
「ソウリャア!!」ドカ!!
脳無の鼻の下、唇の上の正中線に渾身の蹴りを当てた。
(!!?・・・こいつは・・・!)
更に追撃をしようとした吾輩じゃが、襟巻きを外し飛び退いてすぐに距離を取った。
脳無はそのすぐ後に吾輩のいた場所目掛けて自分の顔面を殴った。
「凄い・・・!新宮君はこれも狙って!!」
「・・・・・・脳無」
だが脳無の顔にはケガが無くオマケに・・・。
「嘘だろ!?なんであんなパンチ自分でしたのにピンピンしてんだぁ!!?」
「効かないのは『ショック吸収』だからさ、脳無はオールマイトの100%にも耐えれる超高性能サンドバック人間さ」
ショック吸収じゃと!?こ奴は二つ個性を持っておるのか!?
あり得ん!!"個性"は一人に一つ、焦凍や吾輩の様に一つで二つ三つ出来るのは兎も角別々で二つは持てないはずじゃ!!
そうだとしても
『ショック吸収』、それなら先ほどの人中*1で倒れんかったことは理解出来るが最初の延髄の一撃の説明がつかん!!
あの時!!先生は間違いなく奴を視ていた、再生も吸収も無くなっている状態で喰らったにしては復活があまりにも早すぎる!!
それに・・・先ほどから当ててはいるのじゃが反応が鈍い上に攻撃自体も単調!!まるで感情の無い者を相手にしている気分じゃ!!
「脳無、あのネコを今度こそ仕留めろ」
「!!!!」
脳無は死柄木の言葉を受け、また正面からの振り下ろし攻撃を仕掛けてきた。
吾輩はそれをまた前に進んで避け今度は脳無の更に上を取れるように上に跳んだ。
「!!!」ガシィ!!
じゃが脳無はそんな吾輩のはためいた襟巻きを掴んで来た。
「ああっ!!」
「ヤベエ捕まっちまった!!」
(ニヤァ・・・)
吾輩の動きを止められたからか死柄木は顔に笑みが浮かんだ。
「バカが・・・そんな長いもんを巻いてるからだ・・・」
「そりゃ
「ハァ?」
吾輩は既に首から外した襟巻きを操り脳無の掴んだ襟巻きをもう片方の腕を巻き込んで腕を拘束させた。
「そんなもの・・・」
「
準備を終えた術を吾輩は脳無の顔面目掛けて放った。
「
脳無に放った術はその顔を炎で包んだ。
流石に威力は弱めたが放たれた炎を妖力で操り顔の周りに残るように滞留させた。
(これならば幾らなんでも!!)
「・・・・・・脳無」
「なッ!!?(ガシィ!!)ガァッ!!?」
術を放ち、襟巻きの拘束が緩んだ脳無は顔を炎で焼かれながら吾輩を鷲掴みにした。
「やっと捕まえたか・・・」
「新宮君!!!」
(なんで炎で焼かれてるのに微動だにせず吾輩を襲える!?それに・・・)
「脳無・・・ゆっくりだ・・・ゆっくりと・・・
握り潰せ」
「ぐっ!?ガッ!!?アァァア!!!?」
まるで万力の様に吾輩を掴む手が徐々に吾輩を締め付けていった。
(こ奴・・・まさか・・・!?)
「ようし・・・そのまま・・・」
(足は腕の三倍の力!!だったら・・・!)
「100%・・・SMAASH!!!」
緑谷の声がした後、脳無は大きくぐらつき吾輩を掴んだ手が少し緩んだ。
(しめたっ!!)
吾輩はすぐに袋からクナイを取り出し・・・。
スパッ!
「・・・・・・」
脳無の指を切り拘束から抜け出した、そして辺りを見渡すと
「緑谷!?お主なんて無茶を!?」
「ごめん新宮君・・・けどあのままだったらキミが・・・」
「・・・そうじゃな・・・スマン、助かったわ」
「スマッシュって・・・オールマイトのフォロワーか・・・?脳無を仰け反らせやがった・・・」
吾輩は落ちた襟巻きを操作して緑谷を手繰り寄せた。
「緑谷、お主はまだ動けるか?」
「ごめん、片足はもう・・・でも両腕はまだ!!」
緑谷の今の状態は・・・片足骨折に中指一本の負傷か・・・。
「不味いのお・・・あの脳無と言う
「そうだね・・・けどここでどうにかしないと!!」
「それもあるがあ奴かなりオカシイぞ」
「
「聞くが緑谷・・・お主は
「いや流石に・・・あ!!?」
そう、吾輩はあの時脳無の顔に火を付けたのは呼吸を出来なくする為、いくら"個性"二つ持ちでも生物である以上呼吸はしなければいけない、にも関わらず奴は炎を振り払う素振りを見せず淡々と吾輩を捕らえた。
それに・・・いくら治るからといって指を切られて反応が無いのはオカシイじゃろ!?
奴が反応したと言ったらあ奴が命令した時・・・。
「
「あーウザったい・・・脳無、
ガキを殺せ」
「!!!」
脳無が緑谷を標的にした!!
不味い!!
「緑谷!!」
だが脳無は動くことは無かった。
何故ならば脳無のほぼ半分以上が氷に覆われていたからだ。
「この氷って・・・」
「焔二!緑谷!!」
「焦凍!!」「轟君!!」
こちらに来た焦凍が氷を出し脳無の体を氷で覆い尽くした。
「襲ってきた奴らにこいつらがオールマイト殺害の主犯だと聞いた、二人共無事か?」
「吾輩は緑谷のお陰で無事じゃが緑谷が・・・」
「大丈夫・・・まだ動けるよ!!」
「ッチ・・・他のガキも来やがった・・・使えねえなアイツら・・・」
「焦凍、頼みがある」
「なんだ?」
吾輩は焦凍にある提案をした。
◆◆◆
目の前にはガキが三人・・・脳無は氷漬けにされてるがあの程度脳無のパワーなら無駄な抵抗だ。
「脳無」「!!!」
俺の命令を受けて脳無は力ずくで氷から出てきた、例え体が引きちぎれても『超再生』で完全復活だ・・・。
後はガキ共を皆殺しにしてポイントを稼ぐだけだ。
「チイッ!!」ゴオォ!!
後から来たガキが脳無に目掛けて今度は炎を繰り出したが無駄だよ。
「脳m」「喰らえ!!」
脳無に命令を出そうとしたらあのネコが被っていた兜を蹴って俺目掛けて兜が向かってきた。
「アブねえなあ・・・」ガシィ!
俺はそれを難なくキャッチしてついでに"個性"を使って兜を崩壊させた。
あのネコ・・・本当にムカつくなあ・・・腕も折られたし蹴りも入れられた・・・必ずなぶり殺そう。
アイツらは脳無をどうすることも出来ないんだから。
「のう」
ちゅどッ
「は!?」「死柄木弔!!?」
俺の足元からイレイザーヘッドが使った煙玉の音と一緒に俺の周りが煙に包まれた。
「まさか・・・あの兜の中に!?」
なるほど・・・あのネコが兜の中に煙玉を仕込んでいやがったのか・・・。
「本当にムカつくなあ・・・」
だがこんなもん・・・脳無のパワーで簡単に解決だ・・・。
「の(ドズゥ)!!?ガッ!!?ッア!!!?」
「なっ!?死柄木弔!?」
なんだ!?
(声が!?)
ネコがあの煙の中、脳無じゃなくて俺に標的を変えて俺の喉を攻撃しやがった!?
(ご・・・のぉ!!?)
「死柄木弔!!彼から離れさせま
「シネエェェェエ!!」「ウオオオオオォ!!?」ナッ!?ゴハァ!!?」
「どわっとっ!!?」
ワープゲートを発動して俺とネコを引き離そうと黒霧が動いたがいきなり赤い髪のガキが黒霧にぶつかって来やがった。
「今だ!!そのまま抑えろバカ髪!!」
「切島な!!わかったぜ!!」
「ヌゥ・・・!?」
黒霧はそのまま後から来た金髪のガキに抑えられた。
(このガキ共もか・・・どいつもこいつも・・・!!)
ああっ!!痒い!!体がとても痒い!!
「ばな・・・っぜ!!」
俺はネコを殺す為に腕を振り下ろした。
だがネコは・・・。
ボギィ!!!
「ガァ!!?」
俺の腕に自分から近づいて来たと思ったら俺の小指を正確に蹴りを入れて折りやがった!!
「貴様の"個性"は既に
指が折れた腕に布が絡まってそして・・・。
ダァン!!「ッァア!!?」
バランスを崩した俺は地面にうつ伏せに叩きつけられた。
そのままネコは俺の背中に乗って俺の腕も背中に回されて締め上げられた。
「あの時先生の肘を崩した時に!!そして先ほどの兜を粉々にしていた時にもワザワザ手のひら全部で掴みかかっておったな!!貴様の"個性"は恐らく捕まえる、もしくは指で触れなければ発動せん!!ならば指一本折れば貴様は"個性"を使えない!!」
コイツ!?あの時気づいてやがったのか!?
けど!!俺は呼吸を整えて声を出した。
「の(ドカァ!)!?っ痛ぅ!?」
俺は脳無に命令を出そうとしたがその前にネコは俺の背中に蹴りを入れてきた。
「焦凍!!推察が当たった!!そのまま奴の全身を凍り漬けにするんじゃ!!」
「わかった!!」
ネコが指示を出すとさっきの氷のガキが脳無の全身を凍り漬けにしやがった!!
「あの脳無と言う
「っつ!!?」
「奴はオカシイんじゃよ・・・"個性"を二つ持っておる事を抜きにしても、いくら打撃が効かなくても体が千切れてグチャグチャになって再生するにしても少なくとも痛みは・・・痛覚があるはずじゃ、じゃが奴は自分の体がどうなろうと呼吸が出来ない状態でも身動き一つ取らんかった・・・
「ならば貴様を抑えれば奴も動けない!!・・・まあ、あくまでも推察じゃったがな・・・」
クソッ!?だったらコイツの狙いは俺だったってことか!?
「先に言うが・・・こっから先、貴様が『の』の付く言葉を言うたら問答無用で締め上げる」
「っつ~~~!?ヒーローの卵の癖にこんな事をしやがって!!俺らを暴力で抑えている癖になにがヒーローだ!!俺が世の中に知らしめるんだよ!!ヒーローなんてただの暴力を美談にする偽善者だろうが!!」
ドゴオオォオオォオッ!!!
いきなりの轟音と同時に
「上鳴少年の緊急連絡を聞いて一足先に向かわせて貰った!!」
ああっ・・・クソッ・・・
「もう大丈夫!!
私が来た!!!」
クソゲーかよ・・・。
最近仕事が増えました作者です・・・。
今後も投稿ペースは安定はしないと思います・・・
さて!!
以降は耳朗ちゃんのサポートアイテムの説明と他の人の動きを簡単に・・・。
『ハートビートボム』 サポートアイテム
アル曰く使い方を間違えたらかなり危ないアイテム。
形は野球ボールより少しだけ大きく腰に二つ付いている。
音を蓄積する機能が有り耳朗のプラグを差しこむ穴が有り最大まで溜まると半径50m以内に爆音を届け理論上無防備なら問答無用で気絶する範囲攻撃を主にしたサポートアイテム。
その性質故に屋内、市街地では最大威力は使用厳禁。
モデルは某狩りゲーの音爆弾。
原作と違うそれぞれの動き。
上鳴
クラッカーに寄るトリッキーな攻撃+大規模攻撃はしなかったから頭がショートしていない、現在広場に急行中。
耳朗
原作での上鳴の代わりに大規模攻撃をしてその威力に若干ドン引きしながらも同じく広場に急行中。
八百万
二人の対応が早かったのもあり出遅れた自分に次はどうするか考えながらも広場に進行中。
緑谷
バスでのアドバイス+脳無の"個性"判明もあり足での全力ワン・フォー・オールを実行、現在右足骨折中。
轟
母との和解も済み炎を使うのを躊躇しなくなった結果、切島、爆豪より少し早く広場に着いた。
爆豪
轟、焔二の戦いから離れた位置にいた黒霧に奇襲をする為に飛び道具(切島)を使用。
切島
爆豪に言われて『硬化』したらブン投げられた。
死柄木
現在の心境、ボス(オールマイト)前の雑魚潰しだと思ったら予想以上に苦戦してる上に腕と指を折られぶちギレてる。
では次回もよろしければ気長にお待ちください。