戦姫絶唱シンフォギア フロウレスエナジー   作:魚介(改)

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潜伏、事情説明回です…内容がないよぅ…早く原作に介入したいよぉ


第2話 鳴かず飛ばず

「…結局はネットカフェ泊まりか…」

 

流石に厚顔にも泊めてくれ、なんて言い出せるような人物はいなかったようだが

 

確認できた点はいくつかある

 

まずなこの世界、そこそこ平和であり

転生先としては悪くなかった

ということ

 

(前提としてまず、『緋弾のアリア』や『ブラックブレット』もっと古いのだと『妖界ナビ・ルナ』や『結界師』のような殺伐系世界線ではまず生存できない自信がある、その点ことこの世界は

いわゆる一般人が一般人としてちゃんと生存している分、分相応に生きるのなら問題はない

 

就職が絶望的である事を除けば)

 

究極的に言えば『職業』は全て自称であるため、プロデューサーだろうが提督だろうがゴッドイーターだろうがサラリーマンであろうが

そう名乗ることはできる…実態が伴うかは別として

 

FXで株やったり、

田舎で個人営業所でも開いていれば

なんとか誤魔化せそうではあるが

 

「…せっかく街中まできて田舎へ

ってのは無理があるよな…まずは」

 

コンビニに入って、電話帳をパラ見し

求人誌を買って…無料なのだが

それだけ済ませて、店を出ると

 

雑踏を通り抜け、人の流れを頼りにショッピングモールに寄った青年は、フリースペースで手元の資料を読み漁り、一応の周辺地名を把握した

 

地名や近くの駅を把握するのに便利だ、電話帳や求人誌というものは

 

「一応だが、その辺を考えて…

といったところか」

 

適度に人口密集地域に住んだ方がいいかもしれない

 

(それに聖遺物がどうの、なんて

道行く人に訪ねられるような内容とは思えない

 

何かしらの形で世界の裏側に干渉しているのだろうそれに関する情報を如何に集めるか…)

 

どうしようもない事を悩みながら

青年は電話帳で書いてあった住所の記憶通りに24時間営業のネットカフェへたどり着き

 

「いらっしゃいませ!何時間分のご利用ですか?」

 

「六時間だ」

まずは夜を明かすことを優先した

 

時刻は既に午後11時、6時間と聞いた店員はすぐに夜明かしだと察したらしく

毛布を青年に渡した

 

「実にありがたい話だ…」

 

今後も継続的に使いたくなるくらいに

ありがたいと思っている

 

ネットカフェでも変わらずに情報収集に励む青年

いや、インターネットを使える分として

むしろ勢いは増している

 

ネットで地図検索を繰り返し、

周辺の地形、地名を記憶と照合したり

 

スレ民の話を観察したり

人気アニメの流動などのサブカル周辺を確認したり、世界的な常識の変化を探した

 

「ツヴァイ…ウィング…」

 

(今人気なユニットらしいが

………もしかしたら、違うかもしれない、あの世界じゃなく、別の可能性世界線であってくれ…!)

 

そう、この二人、

天羽奏と風鳴翼の二人のユニット

ツヴァイウィングとは

青年の記憶の中でも特にアレな世界線のうちの一つに引っかかってくる名前だった

 

「シンフォギア世界とか…

ふざけんじゃねぇ…」

 

青年はこの世界のことを、ほんのさわりくらいしか知らない、具体的には

第1〜第2期くらいまでしか知らない

その後の展開は把握できていない

 

どころかその知識すらも朧げである

 

「クソッ!アドバンテージが薄い!」

 

そう、現状1モブである以上、このモブ厳世界では青年には生存力が足りない

 

幸いにして、まだ奏は死んでいない

ライブ(死亡)まで、まだ猶予はある

 

この世界でハッピーエンドを目指すなら

死んでも構わないキャラクター…いや、本来死ななくてはならないキャラクターだが

 

青年は、平和だった()()の記憶通りに、お人好しとして行動を決意した

 

一番最初の原因、『フィーネ』が目論む『ネフシュタンの鎧の起動』を止める事を

 

「いける…かどうかわからんが

一応、聖遺物がどうの、というのはわかった…フォニックゲイン…だったか?

 

アレはたしか………ええっと…

アレだ!歌のエネルギー的なアレ!」

 

小声で叫びながら

俺は情報を整理し直す

 

まず、敵であるノイズについて

思い出す限りの情報を羅列する

 

(まず、殺傷圏内に入った人間を炭素転換して自壊する存在である、なんか普通の物理攻撃が効かない

倒すにはシンフォギアか同様の現象を起こせる聖遺物を使うか、少なくとも街一つ並みの被害を前提とした飽和攻撃で圧殺する、

でもそもそも普通のノイズはそこまでする価値がない

炭素転換は自壊を代償にする

つまり、ノイズの出現数≧被害者数が基本原則である

シンフォギアなら普通に触れるし炭素転換されない

 

以上の論からするに

最善策は速やかに周囲の人間を避難させて

自壊を待つかシンフォギアで撃破する事

 

だけど逃すにも問題がある

原作で主人公がイジメにあったのはそれが理由だった

 

「避難者同士で押し合い、殺しあう…それが問題か…」

 

ここがシンフォギア世界とするなら

原作にはできるだけ干渉せずに穏やかに過ごすか、それとも原作に介入しまくって死亡予定枠キャラを助けておくことで

原作難易度を下げる事だ

 

「前者の利点は『運が良ければ一度も危険に遭わない事』欠点は『運が悪ければ死ぬ』上に『どこかで原作乖離が起きたら詰む』

 

後者の利点は『本来死亡するキャラが生きていてくれる』そこから連鎖的に『装者が増える=本来出るはずだった被害が減る』『俺以外が起こす原作乖離にリアルタイムで対応できる』

 

欠点は『ある程度以上の原作乖離が起きると未来がわからなくなる』事と『キャラ減らしに更なる拍車がかかる可能性がある』事」

 

個人の安全性としては

二課に接触する分、OTONAに守ってもらえる可能性が生まれる+装者の防衛対象に入る+フィーネ(敵ボス)に接触できるという辺りから

後者がオススメだ

 

 

(というかこれ後者一択だろ)

 

問題点としてはフィーネ+クリスに消される可能性大という辺りがあるが、青年は気づいていない

 

(よし!原作介入しながら

できるだけ穏便に行こう)

 

とりあえず掲示板巡りでツヴァイウィングのファン歴が長い方々に取り入ることから始めた青年であった

そろそろ聞かないといけないんですが 主人公は絶唱しますか?

  • YOU絶唱顔晒しちまえYO!
  • いや…流石にドン引きです…
  • シンフォギアもどき使うだけなら…
  • ↑いやRNもあかんやろ

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