戦姫絶唱シンフォギア フロウレスエナジー 作:魚介(改)貧弱卿
「鎧に振り回されている訳では無い…この強さは本物…!」
「ここでふんわり考え事か?」
挑発的なセリフとともに、クリスが攻勢に出た
距離をとってノイズを召喚
多数のノイズで押しつぶそうとしてくる
それに対抗して対多数殲滅技である
千ノ落涙を展開した翼がイニアシチブを取り、そのまま蒼ノ一閃を放つ
しかしそれに対してクリスはノイズを盾としたばかりか、ムチでしたたかに打ち付け、攻撃の光を掻き消す
正規適合者であっても消耗戦は不利と判断した翼は接近戦に勝機を賭けて突っ込み
NIRVANA GEDONがそれを迎撃する
翼は手にした刀で受け止めるも
そのエネルギー量に押されて吹き飛ばされる
「ふん、まるで出来損ないだ」
「……たしかにわたしは、出来損ないだ……この身を一振りの剣と鍛えてきたはずなのに、あの日、無様に生き残ってしまった。出来損ないの剣として、恥を晒してきた」
応じた翼の瞳には、たしかな覚悟
刀を地面に突き立てて、それを支えに立ち上がる
仮にも武の道に進む者なら誰もが怒鳴りつけるような無作法、しかし今だけは許されるだろう
「だが、それも今日までの事…奪われたネフシュタンを取り戻す事で、この身の汚名を濯がせて貰う!」
「そうかい?脱がせるものなら脱がせ…?!」
疲労を演出して油断を誘い
相手が近づいたところを討つ『疲れの太刀』
卑しき剣だが、それもまた技
翼は疲れの太刀に影縫を隠し
騙し討ちに成功したのだ
「こんなもんであたしの動きを!…っ!!まさか…お前…!」
クリスは翼の狙いに気づいた
そして空には満月が登っている
「月が覗いてる内に…決着を付けましょう…」
「歌うのか……絶唱……!」
翼が仕掛けたのは単なる足止めではなく
秘中の秘、シンフォギア最後の一撃たる奥義へと繋ぐための足止め
エネルギーの増幅率を大きく高め、聖遺物と共鳴する詩を歌ってフォニックゲインを放出することでシンフォギアの出力を跳ね上げ
限界以上の一撃を実現するその技の名を『絶唱』
翼は未だにアームドギアを顕現させる事もできずに足掻いていた響に振り返り
「防人の生き様、覚悟を見せてあげる……あなたの胸に焼き付けなさい!」
天に掲げた
クリスへと歩み寄る翼
ソロモンの杖を用いてノイズを召喚しても、何を成すこともできず
クリスはただ翼を見つめる
響は未だに拘束されたまま
それでもその有様を目に焼き付けた
本来の仕様では有り得ない
自爆同然のその
シンフォギアが歌に応え
己の力を解き放つ
心の具象化たる
命すらも投げ捨てた、乾坤一擲の一撃を
神剣の至高、日本神話の最高武神
荒ぶる三貴神、須佐男尊が用いた刀
絶刀・天羽々斬が閃いた
「よせ!ヤメルォオォ!」
叫ぶクリスに向かって微笑む翼
しかし
その眼、口元は笑うどころか血を溢れさせ
光が周囲を焼き尽くした
「翼!大丈夫か!」
やや経って後、弦十郎が運転する車が遅まきながらやって来て、
中から弦十郎達が降りてくる
「私とて…人類守護の務めを果たす防人…こんな所で折れる剣じゃありません…!」
強がるような言葉とともに
振り向く翼は全身から流血し、
さらには目と口元から未だ止まらぬ血を流し、さらには瞳孔を明らかに異常に拡大させていた
「翼さぁぁぁん!!」
倒れた翼に、響の絶叫は届かなかった
今作初の絶唱顔披露イベントです!
後には主人公もこうなる(以前の選択肢で統慈君が絶唱顔するのは確定しているので)
さて、次の選択肢はこちら
次の敵(デュランダル輸送時)は?
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通常クリス(イチイバル)
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通常クリス(ネフシュタン)
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覚醒クリス(ネフシュタン融合)
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一般通過カルマノイズ