戦姫絶唱シンフォギア フロウレスエナジー 作:魚介(改)貧弱卿
「デュランダル輸送作戦!?」
「そうだ、先日……
広樹防衛大臣が何者かに殺害された
これを受けて、二課で保管している完全聖遺物『デュランダル』をよりセキュリティに秀でる永田町地下『記憶の遺跡』へ移送する作戦を立てた」
「それを実行するのが明日ってわけ」
血のついたケースを抱えたまま
フィーネは白々しく言い切り
なんとも言えない顔になる
一方響は
「……えっと、その、私あんまり記憶力に自信ないんだけど……そこにいるのは……」
困惑する響をよそに
座席から立ち上がった初老の男性は
笑顔で響に挨拶をしてくる
「あぁ、はじめましてだね
私は広樹浩一、日本国
「やっぱりぃいいっ!?」
響の混乱する様子は非常にかわいいのだが、これを長く鑑賞しているわけにもいかない
というわけで、
「ルートは20本ほど想定したのだけれど……」
「デュランダルが狙われるのは明白な以上、これが最適だと判断した」
2人の声と共に、正面モニターに表示されたのは
「高速道路を丸ごと……」
「そう、名付けて『天下の往来独り占め作戦』!」
「デュランダル輸送作戦プランAだ、高速道路を使うのはカーブが少ないから見通しが利きやすいことと、狙われる方向を壁で狭める利点
そして、走行場所を民間人から引き離す目的がある、高速道路なら一般道と違って危険物もほとんどないし店舗や通行人が被害に遭うこともない
……某地震みたいに高速道路の橋梁を丸ごと薙ぎ倒されれば別だが
それに、車で輸送するために
輸送車両の運転は了子さん、同行・保護対象輸送を僕、護衛に同乗する響の3人と後続車に小川さんと藤尭さんが来てくれる」
「え?藤尭さんも?」
「あぁ、そうだよ畜生!
なんで僕が行かなきゃいけないんだよ〜っ!」
ヤケ気味の藤尭を宥めるように、友里が間に入る
「ダメですよそんなこと言っちゃあ、ウチだって人員不足なんですから」
「僕は小川さんとは違うんだよ!
司令みたいにはならないって!
ノイズの目の前に飛び出すなんて無茶だよぉ」
「そのために!いろいろ用意してるんです、我々の
まぁ普通に考えて二課の中で唯一の一般男性かつ常識人なオペレーターで
おそらく二度と行われないであろう偉業、K2の標高を下方修正する男である
ちなみに、広樹防衛大臣が飲んでいるのはいわゆるあったかいものだ
「……ともあれだ、まず作戦参加者全員でのシュミレーションが必要だ
シチュエーションはいくつか想定してあるから、それを元に訓練を行うぞ!
幸いこれはまだ余裕がある作戦、訓練する時間はある!藤尭!お前も現場に出るんだ、訓練はお前も参加だぞ!」
「はっはい!」
「……藤尭さんは動かなくていいですよ、万一僕と了子さんが死んだ時に
ケースごとデュランダルを掻っ攫って
一応補足すると
統慈達輸送車両組が全滅した場合
藤尭達後続組が輸送を続行するために
機動力に長けた緒川さんを後方に配置して、そのまま逃げるために運転手として藤尭を置いているのだ
危険度こそ高いが、それでも
直接戦闘するよりは遥かにマシだろう
「そんなこと言われても困るって!
全滅前提なんてあり得ないでしょ
響ちゃんお願いだ守ってくれっ!」
「ええっと……」
あまりに情けない懇願にちょっと引く響をよそに、粛々と話が進んでいくのだった……
「たのむよぉぉおおっ!」
一般通過カルマノイズさんへのカウンターは
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転生者追加
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新聖遺物覚醒
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カルマノイズさんは一般なので消えていった
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カルマノイズの性能、ノイズ3位に下方修正
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クリス「今回だけだかんな!」
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フィーネ「メテオール発動承認!」