鬼狩り抜刀斎   作:チチオマコト

1 / 7
衝動的に書いた
後悔も反省もしてる



原作前
鬼狩り抜刀斎


 

 

 

 

いつどこから現れたのか不明

身体能力が高く傷などもたちどころに治る

切り落とした肉をつなげ手足も新たに生やすことが可能

体の形を変えたり異能の力を持つ鬼もおり、太陽の光か特別な刀で首を切り落とすことでのみ殺害可能

 

 

 

そんな鬼に対抗するための組織が鬼殺隊

 

その数はおよそ数百名

政府から正式に認められていない組織

 

だが古の時代より今日も鬼を狩る

 

そんな鬼殺隊の中でも最強と目される剣士がいる

 

誰よりも鬼を斬るその姿は鬼からは勿論同じ鬼殺隊の隊士からも恐れられるまさしく修羅そのもの

 

そして周囲から付けられた二つ名は

 

 

 

 

 鬼狩り抜刀斎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 人が寝静まった月が綺麗な夜。

 二人の男が対峙していた。

 

 片方は頭から血を被ったような文様の髪に、洋風の着物を着た青年の鬼。

 

 もう片方は赤みがかった長髪に短身痩躯で、左頬にある大きな十字傷がある鬼殺隊の剣士。

 更に剣士の後ろには隊服を着た女性剣士が今にも意識を失いそうな状態で倒れ込んでいた。

 

「緋村、くん…逃げて…」

 

 薄れゆく意識の中で女性剣士は十字傷の剣士に語りかける。

 女性剣士の名は胡蝶カナエ

 鬼殺隊最高戦力である柱の一人で花柱の称号を与えられている剣士であり、並の鬼では彼女に傷一つつけることは叶わない。

 

 だが彼女は敗れた。

 血の文様の鬼、上弦の弍の鬼、名を童磨という鬼に

 まるで手も足も出ずに

 

 彼女が今まで退治してきた鬼すべてがあの童磨の前では赤子だ。

 更にこの鬼の血気術は呼吸の剣士にとって致命的に相性が悪い。

 そのことを伝えようとするもうまく声が出ない。

 だからせめて逃げるようにと

 今ここで鬼殺隊は貴方を失うわけにはいかないからという思いを込めて

 

「安心してくれ。あなたは俺が護る」

 

 そんなカナエの言葉に緋村と呼ばれた剣士は眼前の鬼からは目を逸らさず、だが彼女の願いを拒否する。

 

「君は誰かな? あと少しでそこの女の子を俺が救ってあげられるところだったのに邪魔をしないでほしいんだけど」

 

「黙れ悪鬼。この人に手を出すなら俺が貴様を殺す」

 

「やれやれ。怖いな〜君。さては君も嫌な事があったんだね! なら君も俺が救ってあげよう!」

 

 童磨は笑いながら剣士に話しかけるも剣士からは殺気と剣気が膨れ上がる。

 

 "龍の呼吸 壱の型 龍槌閃"

 

 童磨が殺気と剣気から剣士の力量を把握した時には既にその姿は視界から消えていた。

 

 マズイ

 咄嗟に童磨は手にある鉄扇を上に掲げる。

 すると上空から童磨の首を断たんと放たれた剣と鉄扇がぶつかった。

 

 すぐさま童磨は鉄扇で剣を弾き剣士は後方にさがる。

 

「すごいね! 今の攻撃! 剣線は疎か身のこなしすら見えなかった!!」

 

 軽口のように剣士に語りかけるが事実本当に童磨は彼の動きが見えなかった。

 攻撃を防げたのも長い年月で培った経験と勘によるものだ。

 油断していたとはいえ最強の鬼の称号に限りなく近づいた自分が全く見えなかった。信じられないことにこの小柄な剣士は今まで戦った鬼殺隊の柱達を遥かに凌ぐ実力を持っているということ。

 

「いやー、ホントに危なかった。でもこれでようやく君が誰なのかわかったよ!」

 

 先程首を斬られかけたにも関わらず、馴れ馴れしく剣士に話しかけるも先程とは違い一切の油断はない。

 

 この小柄な剣士は噂の人物なら自分を遥かに上回るあの鬼から生き残るほどの実力を有しているのだから。

 

「鬼狩り抜刀斎! 黒死牟殿から頬に傷のある剣士だって話は聞かされたけど、まさか君だったんだね!」

 

「だからなんだ」

 

 抜刀斎

 それは現鬼殺隊最強の者の称号。

 それがこの小柄な剣士だとは童磨も思わなかった。

 

「うん。そうと分かれば此処は引かせてもらうよ。もう日の出が近いし、それまでに君を殺すのは難しそうだ」

 

「逃がすと思っているのか」

 

 童磨の発言に剣士、抜刀斎は刀を構えながら次の技の構えを取る。

 

「いいのかい、このまま戦って? 俺と君は問題なくても後ろの子はただじゃ済まないよ?」

 

「…」

 

「俺もその子を救ってあげたいんだけど、君と本気で戦ったら巻き込んでグチャグチャに潰しかねない」

 

 だから今日はここまでにしないか? 

 と続く言葉に返答はなく、だが抜刀斎が刀を下ろしたのを見て童磨も大きく宙に飛ぶ。

 

「次会うときは本気で戦うとしよう! 俺も更に力をつけておくから君も修行頑張りなよ!」

 

 そしてそのまま童磨は夜の闇の中に消えるのを鬼狩り抜刀斎、緋村剣心は確認した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 もう二度と来るなサイコ野郎!! 

 

 

 俺の名は緋村剣心

 

 名前からわかるように転生者だ。

 何言ってんだって思うだろうが、これがマジなんだよなぁ〜

 何か交通事故で轢き殺されて気づいたらそのまま鬼滅の刃の世界に緋村剣心になって転生しちまった(笑)

 

 剣心と言ったら飛天御剣流だろと全集中の呼吸を習得して疑似再現出来るように頑張った! 

 そしたら出来た!! 

 剣心ボディのスペックハンパねぇー! 

 

 せっかく転生して剣心の体と飛天御剣流(疑似)修得したんだから原作鬼滅の刃でワニに殺された俺の推しキャラ達を守ってみせる!! 

 

 あと剣心の人斬り時代が好きだから抜刀斎ロールプレイも兼ねてな!! 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

 鬼殺隊最強は頭も最強(にバカ)だった。

 

 

 

 

 




連載にするかどうかは未定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。