リムル様現世視察   作:誰か私を召還して!

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思ったより閲覧頂いて嬉しいです。
話は大体の流れが纏まっているのですが、如何せん表現力と文章力が足りずに・・・。

↓続き、駄文ですがどうぞ。


出会い~3日目~

「さて、極度のシスコンなのは後で聞くとして。妹とハロウィンを楽しみたいならそう断ればいいだけだろ?何を悩むことがある。」

「それがなぁ、妹が仮装して遊園地のハロウィンパレードに参加しようって言ってて・・・。」

「??何がいけないんだ?」

「・・・妹の仮装した姿をとっっっても見たいけどその姿を他人に見せるのがパレードの見世物になるのが嫌なんだ!」

うん。訳分からん。取り敢えずハリセンでまた叩いとこう。

 

*******

 

 

「ここだ。」

孝仁と歩く事約15分。そこには格別大きくもなく小さくもない、一軒家があった。周りを見回してみると、似たような家が何件も並んでいた。だがその家々からは暖かな家庭のオーラが溢れていた。

「ただいまー。」

「おかえりお兄ちゃん!!・・・それと、友達?」

「あ、あぁ。海外から来た知り合いだよ。日本を案内しようと思ってな。」

「え!?ウソ!お兄ちゃんに海外の知り合いなんているの?どこで知り合ったの!!」

「え、えっと・・・そう!オンラインゲームだよ!ほら、俺よく遊んでるだろ?」

「へーぇ、なんか意外だね。あ、知り合いの人もどうぞ上がって!・・・日本語分かるかな?」

 

ふむ、なかなかに可愛いな。見たところ中学生って所か。孝仁もどうにか誤魔化せたようだし・・・

 

「やぁ!俺はリムルって言うんだ!日本語はバッチリだから気にしなくてもいいぜ!よろしくな!」

「リムルさんって言うんですね!私は佳穂って言います。ゆっくりしていってくださいね!」

「ああ!ありがとう!じゃあ、お邪魔します。」

「その辺で自己紹介はいいだろ・・・。佳穂、俺はリムルさんと今後の予定について話すから暫く部屋から出ないからな。」

「分かった〜。」

 

*******

 

「・・・ふう。何とか誤魔化せた。」

「それにしても、可愛い妹を持ってるじゃないか。正直、孝仁がただのシスコンだと思ってたが、あの子なら可愛がる気持ちもよく分かるな。良い子だ。」

「だろ!!可愛いだろ!!俺の妹は世界一可愛いんだぜ!!あ、なんなら生まれた頃から現在に至るまでの生い立ちを聞くか??俺が妹の可愛い所を全て教えてやる!!」

「お、おぅ。落ち着け、な?」

「俺は十分落ち着いてるよ!」

「ほら、本来の目的を忘れてるぞ?」

 

・・・忘れてた。この異世界の魔王であるスライムは、俺のとこに何しに来たっけ。

 

「・・・まさか、忘れてたとか言わないよな。」

「そ、そんなわけ・・・。えっと、リムルさんはスライムや鬼がこの世界に馴染めるかを聞きたかったんだっけ?」

「惜しいな。やっぱり忘れてただろ!」

「・・・」

「はぁ・・・。俺は、角が生えたり耳がとがったりしてる奴らが、どうすればこの世界にいても違和感がなくなるかのヒントを探しに来たの。」

「ああぁ。そうだった。」

「・・・こりゃまたすぐに忘れられそうだな。」

 

失礼な。2、3回も聞けば俺だって覚えられるさ。

このスライムはそんな事を探しに来てたんだっけ。

 

「で、何か思いつかないか?」

「無理に決まってる。どう考えたって周りから浮くだろ?髪の色が派手なヤツがバレないと思う?」

「やっぱそうだよな〜。」

「「はぁ・・・。」」

 

*******

 

 

う〜ん、孝仁に聞いても何も思いつかないみたいだし、やっぱり図書館とかで調べる方がいいか・・・。

 

《でしたら、年間のイベントなどで派手な恰好をしていて、かつ少し暴れても問題ないものを探しましょう。という訳でやはり図書館に行きましょう!》

 

シエル先生、絶対目的変わってるよね。

 

《いえ、決して新たな世界の知識を手に入れたいだなんて考えていません。》

 

・・・・・・シエル先生?

 

《黙秘します。》

 

 

「はぁ。孝仁、やっぱり俺図書館に行って調べてみるわ。」

「お、おう。それが一番手っ取り早いか。すまねぇ、何も思いつかなくて。」

「気にすんなって。元日本人の俺が何も思いつかないのに、孝仁が知ってるって可能性の方が低かったしな!」

「・・・地味に傷つくぞ。」

 

*******

 

 

図書館までの道のりが分からないから、孝仁に教えてもらうことになった。

「んじゃあ佳穂、リムルさんにこの街案内してくるなー。」

「あ、待って!お兄ちゃん!リムルさん、良かったら晩ご飯食べて行かないですか?お母さんも是非って言ってるので!」

「え、良いのか?迷惑になるんじゃ・・・。」

「まぁ、食ってけよ。正直母さんの飯は美味いから。それと泊まるとこ決まってなかったらウチにしばらく居るか?」

「いや、決めては無いけどさ・・・。ホントに良いのか?」

「うん!私もリムルさんとお話ししてみたいしね!」

「そこまで言われたら断れないな!んじゃ、お世話になろうかな!」

「やったー!私、お母さんに言っとくね!今日の晩ご飯はいっぱい作らなきゃって!」

「おう、よろしくな。あ、豚汁忘れないで言っとけよ?」

「おっけ!任せてよお兄ちゃん!」

「じゃ、行ってくるぜ。」

「お母さんにお世話になります、って伝えといてくれな!」

「うん!行ってらっしゃい!」

 

*******

 

 

「にしても、まだリムルさんと出会って数時間なのにもう充分過ぎるほど濃密な時間だったわ。」

「ま、普通刺されて気がついたら転生してました、それもスライムです。なんて話聞かされたらそりゃな。」

「ああ、ちょうどここの曲がり角だったな。出会ったの。」

「ほんと、なんで"隠形方"使ってたのに孝仁には見えたんだろうな・・・。」

 

《・・・この辺りから、魔素とは異なる何らかの因子を濃密に感じます。》

 

ふむ。何か分からないのか?

 

《申し訳ありません。知識不足です。恐らくはこの世界特有の因子である、と推測できます。》

 

えー、そんなの分かるわけないじゃないか。

 

《ですので図書館で調べさせてください!》

 

・・・ああ、ハイハイ。それで何か分かれば良いんだけど。

 

《見つけてみせます!マスター!》

 

頼りにしてるよ、シエル先生。

 

「どうした?リムルさん。考え込んで・・・。」




2019/12/1
「」訂正済み
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