がっこうぐらしRTA_生存者全員殲滅ルート   作:ちあさ

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難産です。

戦闘シーンがマジで難しい。

とにかくエンディングまであと少し、頑張ります。





警告!論理回路にエラーが発生しています。

「第二班は職員室、第三班は地下研究所、第一班は生存者がいる放送室を確保する。降下開始!」

 

 

アンブレラ特殊部隊隊長アンドレの指揮により、各班は3機のヘリからロープを降ろし巡ヶ丘学院高校へと懸垂下降していく。

 

 

第二班が職員室真上の屋上、第三班は校庭へと降下して展開していく。

そして第一班、隊長のアンドレ、ベイモン、カーター、デーヴィド、エリック、フランクの6人は屋上の中央階段から校舎へと侵入していく。

 

 

「最後に確認できたレポートによると放送室に生存者が多数いる可能性。いつ発症するか不明の為、兆候が見られたら即射殺せよ」

 

 

アンドレは隊員に確認の意味を込めて言う。

中央階段から降りて3階の廊下にでると、ヘリの音に気付いた生徒たちが廊下へと出てきていた。

 

 

「自衛隊?救助に来てくれたんですね!」

 

 

アンドレ達に気付いた生徒たちが、こちらへと声をかけてくる。

そして自作したのであろう粗末な槍らしきものを持った男子生徒が、こちらへと駆け寄ってくる。

 

 

「そこで止まれ!武器を捨て両手を頭につけてうつ伏せになれ」

 

 

先行していたベイモンとカーターが銃を向け警告する。

 

 

「え?」

 

 

男子生徒は立ち止まるが戸惑っているのか、立ち呆ける。

 

 

「何?」「どうしたの」

 

 

その間にも生徒たちが放送室から顔を出し、そのうちの何人かがこちらへと向かってきた。

 

 

「早く言うとおりにしろ。さもなければ射殺する」

 

 

他の隊員達もその男子生徒へと銃口を向けると、男子生徒は慌てた様子で槍を捨て跪いて頭を抱えて丸くなる。

うつ伏せではないが、混乱しているのだろう。問題ないと判断して、隊員は更に後ろの生徒たちへと銃口を向ける。

 

 

廊下に出ていた生徒たちは慌てて武器を捨て両手を上げる。

 

 

「うああ、待ってくれ!俺たちは生きてる!あいつらじゃねーよ!」

 

「撃たないで!助けて!」

 

「ちょ、お前ら隠れてろ!」

 

 

放送室から顔を出していた生徒は悲鳴を上げながら部屋の中へと戻っていく。

 

 

「フランクは俺と周辺警戒、他はメグミ・サクラを探せ。あとまだ実験目標が生存しているはずだ。プログラムがまだ正常進行しているなら盾になる可能性がある確保しろ」

 

 

アンドレは隊員へと指示を出す。

 

 

「他はどうします?」

 

「予定通りに処理しろ」

 

「ラジャー」

 

 

アンドレの指示を受け、5人の隊員が一斉に動き出す。

 

アンドレとフランクが警戒する中、デーヴィドとエリックが跪いた生徒のうち、女子生徒の頭を掴んで顔を確認していく。

残りの2人は放送室を確保するべく、警戒しながら入口へと向かう。

 

その時、廊下の奥、職員室がある方で窓が割れる音と激しい銃声が聞こえてくる。

 

 

『第二班、第一目標と試験体を確認』

 

 

インカムから通信が入ってきた。

 

 

「了解。試験体をそこに縛り付けろ。こちらが終わり次第支援に向かう。・・・聞いたなお前ら、さっさと終わらすぞ」

 

 

「確認完了、目標無し、処分します」

 

 

デーヴィドとエリックは拳銃を抜き、跪いた廊下の生徒たちの頭へと順番に銃弾を撃ち込んでいく。

 

 

「うああああ」

 

「なんで!」

 

 

慌てて逃げようとするも、立ち上がる前に正確な射撃で次々と撃ち殺される。

放送室から覗いていた生徒も悲鳴を上げて扉を閉めようとする。

 

 

「おい、こっちが確保する前にやるなよ、面倒くせぇ」

 

 

放送室に近付いていたカーターが閉まろうとする扉へと体を挟み込み、扉を閉めようとした生徒を蹴り飛ばす。

そして中にいる生徒に銃口を向けつつ、顔を確認していく。

 

 

「えーと、ゆきちゃんとチョーカーさんとサイコパス確認っと。ゴリラはいねーな」

 

 

カーターはニヤニヤと笑いながら冗談めかして言う。

ベイモンが入り口から銃口を向け、警戒する中、その軽口なカーターは部屋の奥でへたり込んでいる若狭悠里へと近づき、腕を掴み無理やり立たせる。

悠里は痛みに悲鳴をあげ、丈槍由紀が止めようとカーターの腕を掴むが、彼は由紀を裏拳で殴りつけて振りほどき、入り口に立つベイモンの方へと押し出す。

 

 

「いい女じゃねーか。なんでサイコパスなんだろうなこいつ」

 

 

カーターは悠里の頬を掴み上げ、ニヤニヤ笑う。

 

 

「知らねーよ、試験体が写真や調査データから感じた印象からの勝手な思い込みだ。それより気を付けろよ。いくらワクチンを打ってるからっていっても直接噛まれたらどうなるか分からないぞ」

 

 

倒れてきた由紀の手を捻り上げつつ答えるベイモン。

 

 

「あとは・・・柚村貴依、死にたくなければ両手を上げて出てこい」

 

 

ベイモンは由紀へ手錠をかけ、銃口を貴依へと向け命令する。

 

 

「由紀を!由紀をどうする気だ!自衛隊じゃないのかよお前ら!」

 

 

貴依は目に怒りを灯しながら手に持った包丁をこちらへと構える。

銃口を向けられているというのに気丈なことだ。そんなにこの女が大事なのか。

そういえば友人関係だと調査にあったな。

そう考えたベイモンは「大人しくするならこの子には危害を加えない。それを捨てて出てこい。逆らうなら撃つ」と警告する。

包丁を持った程度でやられるわけがないが、早く終わるに越したことはない。

由紀は自分のことはいいから逃げてと叫ぶが、貴依は少し逡巡した後、躊躇いながらも包丁を床に落とす。

 

 

「よし、全部確保できたな。後は「接敵!職員室!」」

 

 

廊下で見ていたアンドレが処分を指示しようとした時、周囲を見張っていたフランクが声を上げ銃を撃つ。

見ると職員室の方から1人の少女が左手に持ったシャベルを盾にし、右手で構えた銃を撃ちながら走ってきた。

 

 

「くそっ早い!」

 

 

アンドレや他の隊員も援護射撃をするが、態勢を低くしてシャベルで庇いながら走っているため、止めることができない。

 

 

「由紀を離せ!」

 

 

シャベルを持った少女はそのまま先頭に立っていたフランクへとシャベルごと体当たりする。

そして馬乗りになってシャベルをフランクへと叩きつけようと振りかぶるが、間一髪、アンドレが少女を蹴り飛ばした。

アンドレはそのまま転げた少女へと狙いを定め射殺しようとする。

だが、その前に、カーターがこちらへと吹き飛ばされることで遮られた。

 

 

「今度はなんだ!」

 

 

思わず声を張り上げて振り返った先には、今度は由紀を取り押さえていたベイモンへと飛び蹴りを喰らわす男子生徒の姿があった。

 

 

「ディーノ君!」

 

 

隊員の手から逃れた由紀は貴依に抱かれながら、その男子生徒の名を呼ぶ。

 

 

「へへ・・・お、おれは最強の巡ヶ丘四天王、ディ、ディーノ様だ。通信講座で極めた健康カラテの神髄、見せてやるぜ」

 

 

顔は青ざめ、表情は引きつっているが、それでもこちらへと拳を向けて構えるディーノ。

それを見た入り口近くにいたエリックが腰からナイフを抜き、ディーノへと切りつける。

ディーノは体をかがめ、それを避け、エリックは更に蹴り飛ばそうとするが、それもまた避けられる。

2人がやられたのは奇襲効果だけではなく、確かになかなかの近接戦闘力だった。

 

 

馬鹿が、距離を取って撃ち殺せばいいものを、援護できないじゃないか。

 

 

そう思いつつも、先にシャベル少女―おそらくレポートにあったゴリラ―を先に仕留めようと振り返ると、すでにゴリラが起き上がり、こちらへとシャベルを向けていた。

そして、職員室の方から更にもう一人の女性が駆けてくるのに気づく。

 

 

「片腕の女。メグミ・サクラが来ました!」

 

 

1人離れて廊下の生徒を処理していたデーヴィドが声を上げる。

 

 

「あなたたち!生徒に何をしているんです!」

 

 

メグミ・サクラが怒りに顔をゆがめ、こちらへと拳銃を向けてきた。

 

 

 

+++++

 

 

 

くるみは蹴り飛ばされた痛みを耐えながら立ち上がりながらシャベルを構える。

放送室の入り口ではディーノが兵士の一人と戦っている。

へへ、あの臆病なディーノが意地張ってやがる。

だったら私も負けられねーな。

だがこちらへと向けれる複数の銃口を見て、やっぱ無理かもしれねーな、でも時間ぐらい稼がないと、そう覚悟を決める。

 

 

「あなたたち!生徒に何をしているんです!」

 

 

その声にチラっと視線をやるとめぐねぇが銃を兵士に向けて怒鳴っていた。

 

 

「メグミ・サクラか・・・生徒の命が惜しければ銃を下ろして投降しろ。素直に拘束されるなら生徒も保護しよう」

 

 

指揮官っぽい男がめぐねぇに投降を呼びかける。

こいつらの目的はきっとめぐねぇだ。もしめぐねぇが捕まったら他のみんなはきっと殺される。

でもめぐねぇは私たちを置いて逃げるなんてできない、それでも。

 

 

「ダメだ、めぐねぇ!奴らの目的はめぐねぇだ!あたしたちのことはいいから早く逃げてくれ!」

 

 

「くるみさん・・・でも先生はみんなの事を守らないと」

 

 

めぐねぇは銃を下ろすことはないが、それでも考える様子を見せる。

 

 

「投降するなら早くした方がいい。さもないと・・・」

 

「ぐああぁぁあ」

 

 

ちょうどその時、ディーノが胸をナイフで突き刺され倒れ落ちた。

 

 

「ディーノ君!!」

 

「糞が、手間掛けさせやがって」

 

 

殴り飛ばされて顔にかぶっていたマスクがはがれ、素顔になった兵士が腫れた顔を摩りながら毒づいた。

日本語をしゃべっているから自衛隊かと思ったら、中から現れたのは白人の男だった。

 

 

「我々は残念ながら自衛隊ではなくてね。抵抗するなら生徒たちを殺すことも許可されているのだよ、このように」

 

 

その瞬間、私の体が横から激しい衝撃を受け、吹き飛ばされた。

吹き飛びながらスローモーションになる視界の中で、こちらへ向けた銃口から白く煙が上がっているのが見える。

 

撃たれた。

 

床へと叩きつけられ、それに気づくと同時に、どうしようもない程の熱い痛みが体を襲った。

痛みに体をくの字に曲げ、呻き声をあげる。

喉の奥から血がこみ上げ、せき込みながら吐き出す。

 

やべぇ・・・こいつはやべぇ。

 

当たり所が良かったんだろう、すぐ死ぬって感じではないが痛みが半端なく、到底立ち上がれそうにはない。

 

 

 

「あ・・・くるみ・・さん」

 

 

めぐねぇが呆然とこちらを見ている。

 

 

「その銃を捨てて投降しろ。早くしないと大事な生徒がまた殺されるぞ」

 

 

放送室から引っ張り出された2年の女の子が頭に拳銃を突き付けられ、そして引き金が引かれる。

 

 

「よし、次の奴だ。投降しないなら順に殺していけ」

 

 

了解、と兵士がまた放送室へと入ろうとする。

 

 

「止めてえええええ!」

 

 

その時めぐねぇの短くなった左腕の先端からいきなり腕と同じほどの太さのイカの足のようなものが5本急速に伸びていく。

そしてそれはめぐねぇから10メートル以上離れた放送室へ入ろうとする兵士へと絡みつく。

あれは小さく生えていた触手なのだろうか。

触手に生えた吸盤が捉えた兵士へ吸着し逃がさぬように締め上げる。

その締め付ける力は強く、兵士の体の骨が砕けていく音が響いてくる。

 

 

その光景を残された兵士が見て、すぐに銃口をめぐねぇに向けるも「殺すな!奴は重要なサンプルだ!動けなくするだけでいい!」と指揮官が注意を飛ばす。

兵士たちはその声に従って、めぐねぇの足を正確に撃ち抜く。

めぐねぇの細い脚はその銃撃で両方とも千切れて床へと倒れる。

 

 

「許さない・・・私の生徒を・・・」

 

 

めぐねぇはそれでも右腕だけでこちらへと少しずつ近寄ろうとする。

左腕の触手はこと切れた兵士を離し、次の兵士を狙って飛ぶも、避けられてしまう。

その間にめぐねぇの傍まで駆け寄った兵士が左肩へとナイフを突き立て、スタンガンらしきものを取り出す。

だがその兵士へといつの間にか駆け寄っていた由紀が体当たりする。

他にも貴依が、そして残った生徒たちが兵士達へと反撃に出ていた。

 

 

「このまま殺されてたまるか!」

 

「めぐねぇを守れ!」

 

 

だが、いくら隙をついたからといっても相手は戦闘のプロ、一人、また一人とナイフや銃で殺されていく。

そんな中、私は痛みに耐えながらバッグから一つのケースを取り出していた。

 

『安定剤を生徒に投与して、シェルター外へと解放』『安定剤投与後に変異した者』

 

ワクチンではなく安定剤。噛まれてもいない生徒への投与。投与後の変異。

感染しているからこそ安定剤を使うことで変異するのではないのか。

もしかして噛まれていなくても最初から感染しているのではないか。

恐ろしくて言葉にはしなかったが、ずっと心の隅でひっかかっていたことだった。

後で他のみんなと相談しようと思って持ってきていたが、そんな猶予はない。

 

どうなるか、いやこの際どうにかなってほしい。

みんなを助けられるならどんな化け物にだって。

 

ケースから取り出した安定剤を見よう見まねで注射器を取り付け、腕へと打ち込んだ。

途端、全身を駆け巡る不快感。

体内の何かが反応し、全身の血管が脈打つ感覚。

そしてあたしは無意識に悍ましい声を上げていた。

 

 

「くそっこいつも変異しやがった!」

 

 

襲いかかる生徒たちを銃で射殺しながらこちらを見る兵士。

そいつと目が合った途端、あたしは、弱そう、そう感じた。

 

 

「あはっ」

 

 

後は簡単だった。

先ほどまで感じていた痛みはすでになく、兵士はあたしへと銃を連射してきたけど、飛んできた弾丸がスローモーションのように見え、簡単に避けられてしまった。

そして爪が刃のようになった右腕をその兵士へと振り下ろし頭をザクロのようにぐちゃぐちゃにする。

 

 

「エリック!!くそっ撤退だ!いったん引くぞ!」

 

 

指揮官が傍にいた兵士一人と銃を撃ちながら階段の方へと後退していく。

私はそれを無視して、放送室の中へ入る。

そこには先ほどりーさんに乱暴してディーノに吹っ飛ばされた兵士が居た。

 

 

放送室の中の生徒を殺していたのだろう、そこに血にまみれた貴依や他の生徒たちの遺体があった。

そしてその兵士は肩から血を流しているりーさんへと銃を突き付けていた。

 

 

「おい。おいおいおい・・・ちょっとまて、話し合おうぜ。冷静になって話し合えば分かり合えるって」

 

 

その兵士は入り口を私に抑えられ逃げ場がなくなり慌てている。

 

 

「ほら、お互い運がなかっただけだって。でも生き残れたんだ、同じ人間同士ここからは協力してだな「うるさい!」」

 

 

「私はもう、人間じゃないんだ。見ればわかるだろう」

 

 

今の私は、両腕の筋肉が引き締まり、両手の指が刃状になっている。

そしてだらりと垂らすだけ地面へとその指が地面へ当たるほど両腕の長さが伸びていた。

その両手を広げて、威圧すると、兵士は半狂乱になって銃を撃ち放ってきた。

それを私はすべて避け、爪を横に凪ぐ。

兵士の頭は壁にたたきつけられ、残った胴体は首から噴水のように血が噴き出し、崩れ落ちた。

 

 

「くるみ・・・その体・・・」

 

「りーさん、それより先にめぐねぇを」

 

 

そういえばめぐねぇのところにもう一人兵士がいたはず、それを思い出してすぐに廊下に引き返す。

 

 

だがそこにはつい先ほど見た時から更に異形へと姿を変えたしずくが兵士の半身を咀嚼しながらめぐねぇを大事そうに抱えていた。

 

 

 

++++++++++++

 

 

 

何も見えない暗闇の中をただひたすら走って逃げる。

 

 

もうどれぐらい逃げているだろう。

 

 

10分?

1時間?

いやもっとだろうか。

体力が限界を訴え、足の筋肉が悲鳴を上げているが止めるわけにはいかない。

 

 

後ろからは何者かが追いかけてくる足音が響いている。

あと少し、あと少しなのだ。

次の角を曲がって、公園を抜け、その先の民家。

そこまでいけば後は仲間達が、昭子が待っている。

もうあんな事を繰り返させるわけにはいかない。

何としてもこれを使わせるわけにはいかないのだ。

 

 

あと少し・・・あと少し・・・。

 

 

そして何とか約束した家へと転がり込む。

 

 

「昭子!持ってきたよ!早く逃げよう!」

 

 

私は玄関から感じた人の気配に向かって抱えたバッグを差し出しながら叫ぶ。

すぐに昭子の声と複数の足音が聞こえてきた。

変だ・・・何か変・・・

昭子と何者かが来た先から大量の血の匂いが・・・

 

 

「そう、ご苦労様。でも残念、ちょっとばかり遅かったわね」

 

「え?」

 

 

昭子の声と共にバッグが力任せに奪い取られ、壁へと叩きつけられる。

 

 

「ガハッ・・・なに?どうしたの昭子?何なの、こいつら」

 

「えっとね、ついさっき私の雇い主が変わったところなの。それであなたと引き換えに私は見逃してくれることになってね」

 

そんな・・・もしかして・・・

 

「裏切ったの!わたしを!わたしたちを!」

 

 

床に押し倒され、後ろ手に手錠をかけられ拘束される。

休むことなく走ってきて疲労困憊の私にはそれに抗う術はなかった。

 

 

「裏切るなんて人聞きが悪い。私はただ、よりお金を出してくれる人のところで働くだけよ」

 

 

うそ・・・

 

 

「だからね」

 

 

うそだよね・・・

 

 

「おねがい」

 

 

だって、親友だって・・・

 

 

「私の為に死んでね、しーちゃん」

 

 

私の親友だって言ったじゃない、昭子!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後の事は思い出したくない。

 

 

 

どこかの部屋へと監禁され、三日三晩拷問を受け、兵士達に代わる代わる凌辱され、そして自白剤を打たれありとあらゆる情報を吐き出さされ・・・・

 

 

 

最後に手術台へと乗せられた私は・・・

 

 

 

 

 

 

「やめろぉアンブレラ、ぶっとばすぞぉ!」

 

 

 

 

 

 

雪野しずくは改造人間である・・・

 

 

 

 

 

 

わけねぇぇぇぇ!!

 

 

 

 

 

 

 

おっと少し眠っていたみたいですね。

RTA中に居眠りとはとんだ失態です。

それにしても嫌な夢を見ました。

私は恐怖バッタ仮面じゃないですよ。

それに何ですかあのSAN値削られそうな内容は。

そんなことあるわけないじゃないですか、私は普通のゲーム実況者ですよ。

きっと昔やったことのあるゲームかなにかの内容がごっちゃになったんでしょうね。

 

 

現状ですが6人の感染兵士を倒せました。

感染兵士はある程度ダメージを与えると変異して厄介な存在なんですが、なんかこいつら変異しなかったね。

序盤で現れるから変異強化の能力をまだ持ってない段階とかそういう調整なんですかね。

でもその代わりやたらと行動パターンが多いというか複雑というか、まるでネット対戦の対人戦闘をしているぐらいリアルな挙動で苦労しました。

まったくパターン掴めなかったよ。

特に最後の一人、腹を突き破ってやったのに私の口に手榴弾突っ込んできて自爆しましたよ。

頭部爆発でゲームオーバーかと思いましたが、どうやらHPがミリで残っていたようですね。

 

 

ですが気絶判定したようで、ブラックアウトしてました。

その間、気絶から戻るまで退屈で私も寝ちゃってたみたいです。

もうずっと寝てないからしょうがないね。

んで今はお昼タイムでムシャムシャとご飯食べてます。

うーんこのお肉、殻が多くてガリガリゴリゴリと食べづらいですね。

私、カニとか殻をむくのが苦手なんで。

 

 

さて、お腹もいっぱいになったので現状確認。

どうやらレベルアップしているようです。

筋力とかステータス全般的に上がってますね。

 

 

エンディング達成項目も確認しておきましょう。

えっと【佐倉先生達を助けて特殊モブ生存者2体と協力して脱出させる:0/1】

他にはあと特殊クエストも一つ発生していますね。

はいはい、スポンサーさん分かってますよ、今すぐ行動しますから。

 

 

なんか色々あって違和感ありますが、エンディングまであとわずか。

今日も元気に走っていきましょう。

 

 

そして職員室の狭い扉をなんとか潜り抜けると、あれ?なんか佐倉先生がダルマになって兵士に捕まってますよ。

 

 

まっずいでしょそれは!

 

 

佐倉先生が殺されるとエンディング達成できないじゃないですか。

8つに増えた足で滑るように兵士の所へ行き、兵士を拘束、頭から丸かじりします。

いつの間にか走れるゾンビが実装されていたみたいですね。

リアルタイムでパッチ当たったのでしょうか。

もしくはステータス強化で敏捷性上がったため?

まぁどうでもいいです。

 

 

佐倉先生、こんなイカ臭ぇ体に・・・。

 

 

いつの間にか右腕と両足がなくなり、左腕はイカデビルみたいなイカ足を生やしています。

千切れた手足からは血がドバドバでて痛々しいですね。

とりあえず死んでもらっては困るので、HP回復させるためにポーションを分けてあげましょう。

食い残しの部分をちぎって佐倉先生の口にねじ込んであげます。

 

 

するとビクンと体が跳ね、ニュルンと右腕や両足の千切れた部分から更にイカ足が生えてきましたね。

佐倉先生、いつの間に死神博士になったんですか。

いや、先生から博士は出世だから問題ないね。

それともこれからはイカデビルSAKURAとか呼んだ方がいいのでしょか。

あまりの事態にちょっと錯乱しちゃいますサクラだけに。

 

 

と、ゴリラさんがおそるおそる近寄ってきます。

うぉゴリラさんもなんかご立派な腕に・・・やはりゴリラの血が混ざってたのか。

それと近くに倒れていたゆきちゃんを抱き起しているサイコパスさんもいらっしゃいますね。

他には・・・兵士たちと一緒に遺体になっていますね生存者生徒たち。

どうせ後で殺す予定だったからどうでもいいんですが。

 

 

では全員殲滅エンドまであとわずかですね。

 

 

あれ?

 

 

いや殲滅してどうするんですか、脱出ですよ脱出。

もうまだ寝ぼけてるのかな私。

はいはい、すいませんスポンサーさん、ちゃんとやりますって。

 

 

でもこいつら殺さないといけないんじゃなかったっけ。

 

 

あれ?あっれぇ?

 

 

警告!論理回路にエラーが発生しています。

警告!論理回路にエラーが発生しています。

警告!論理回路にエラーが発生しています。

警告!論理回路にエラーが発生しています。

警告!論理回路にエ――――――――システム正常

 

システムにエラーは見つかりません。

 

 

脱出ですね脱出。

 

 

それでゴリラさん、この兵士たちは?

ふむふむ・・・んじゃ後2人どっかにいったと。

 

 

まぁ2人ぐらいなら奇襲でも受けない限り大丈夫です(フラグ)

 

 

ではまず特殊モブ生存者と合流するとしましょう。

 

 

いいぞ!最速タイム狙えますよ今回は!

 

 

 

 




気付いてる人もいるかもしれませんがオリジナルのモブの名前は適当です。


次も一週間で・・・いけたらいいな。


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