がっこうぐらしRTA_生存者全員殲滅ルート   作:ちあさ

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ショッピングモール~学校へ

多少のガバには目をつぶろう、だって盲目なんだもんなRTAはーじまーるよー。

 

 

ショッピングモールからの落下の大ダメージで血の渇望ゲージがカツカツになってましたが、往路でタイム短縮の為に見逃しておいた生存者宅にご訪問でなんとか多少回復です。

このゲーム、立てこもってる生存者はシュレディンガー方式で侵入するまでどんな生存者かは確定していないのです。

なので雑魚な子供だったり、武装した大人だったり難易度の振り幅が大きいのが難点。

そして私は生存者ガチャ運が良いのか悪いのかやたらとレア生存者を引いてしまい再走を余儀なくされます。

普通の民家の玄関を開けた先に米軍の特殊部隊が居て、廊下にバリケードを設置して重機関銃やアサルトライフルを乱れ撃ちしてくるとかどんなバトルフィールドですか。

もちろん強生存者を倒した場合のメリットも大きいです。

重火器や特殊な薬品、機器類などを入手するチャンスなので。

ただRTAでは主人公勢と交流する気がないので武器以外は必要ありません。

 

 

今回は白衣を着た研究者が2人立てこもっていただけなので比較的無事に制圧できました。

ショットガンで胴体撃ち抜かれたのを無事と言うならばですが。

上げてて良かった体力値。

HPミリで生き残ってカウンターのマンホール蓋がクリーンヒットしたから良かった。

そして生存者が2人だったので捕食収支が何とかプラスで、これで学校までは持たせられます。

戦利品はショットガンと抗ウイルス薬です。

ショットガンは8発まで装填できるドラムマガジン式のオート型ですが残弾3発(ランダム)です。

明らかにゾンビ対策武器じゃないですかやだー。

 

 

ですがショットガンとは良い武器拾いました。

ゾンビモードでは普通のゾンビと違って武器を装備できるのですが、生存者と違って技能スキルが取れない分、使いこなすのが難しいのです。

鉄パイプや刀などもただ大振りで振り回すだけです。

技能スキルがないので刀なんか数回使っただけでポッキリと折れてしまいます。

遠距離武器も前方向に狙いもつけずに投げつけるだけなので、ボールなどの小さいものだと全く当たりません。

だからこそデカいマンホール蓋は当たり判定が大きく攻撃力も高いという素敵武器なのです。その分騒音が酷いけどな。

そして銃も装備可能ですが、当然撃つ方向ぐらいしか狙いがつけれません。

というより構えている方に撃つだけで移動などで手がぶれたり反動であっちこっちに弾が飛んで行ったりして真正面でも当てることは難しいです。

なので普通に接近して耐久性の高い鉄パイプなどを振り回した方がよっぽど強いです。

ですがショットガンは拡散範囲が広いので狙いをつけずに撃っても当たります。

今回のルートでは殺害対象は軍隊とかではなく普通の女子高生(ただしゴリラは除く)ですのでカス当たりでも大ダメージですし、狭い室内などで使用すれば一気に数人ヤることもできます。

残弾3発は残念ですが、なぁに殺害対象はたったの7人。

しかも撃ち終わったあとは鈍器としても使えるし是非持っていきましょう。

 

 

もう一つの戦利品の抗ウイルス薬は学校でも手に入るし、そもそも着ていた制服が今までの戦闘でボロボロになっているため収納スペースが無くなったので捨てていきます。

丁度いいので制服は脱いでいきましょう。

制服は防御力1で、ポケットに小型のアイテムを数個収納できる効果があります。

また、服を着ていると正気値が時間経過で回復していきます。

逆に服がボロボロだったり全裸だと減っていきます。

ですがゾンビに正気値はないので防御力と収納以外関係ありません。

更にバグなのか仕様なのか服を脱ぐと何故か防御力が若干上がります。忍者かな?

きっと動きやすくなって動作が機敏になるんですね。

 

 

こうして右手にマンホール蓋、左手にショットガンを構えた全裸のゾンビがローラースケートを履いて学校目指してスイスイーと滑っていきますよ。

FPS視点なので自分では見れないのが非常に残念です。

見えるとR-18になるから仕方ないね。

 

 

ではゲージのめども付いたので急いで学校に戻ります。

今後は主人公勢が圭ちゃんとみーくんを救出に行くまで待つだけなので特に急ぐ必要はないです。

なので残った生存者を捕食しつつレベル上げしながら帰ればいいのですが、序盤で盛大なミスをしでかしました。

圭ちゃんからのSOSはこれからだいたい半日から1日以降でランダムですが、実はラジオを用意し忘れてたんですよね。

本来ならショッピングモールに行く前に主人公勢が根城にする放送室にこっそりと通称クラシックチャンネルへと周波数を設定したラジオを置いておくのですが、ローラースケートを忘れそうになり焦ったためラジオのことはすぽーんと抜けてました、てへぺろ。

大丈夫、この程度なら巻き返しは可能です。

 

 

 

帰り道は他に特にないので倍速で送りつつまた次回枠に移行しますね。

 

 

 

++++++++++

 

 

 

 

「なんとか無事に出れたね、みき」

 

 

「うん、でも食べ物とか殆ど持ってこれなかったし、どこかで手に入れなきゃ」

 

 

朝方に襲ってきた化け物に見つからないように昼まで息を潜めていた私と圭は、今後またあの化け物が戻ってくる前にショッピングモールから逃げ出すことにした。

恐る恐ると他の人たちが居た部屋を覗いたら想像通りの吐き気のする光景が広がっていて、また物資も粗方破壊されていた。

元々女子高生二人だけだからと立場の弱い私たちにはほんの少しの食料と水しか渡してくれていなかったため、もはや数日分持つか持たないかしか手元には残っていない。

そういう意味でもここには残ることはできないと出ていく覚悟を決めるしかなかった。

 

 

それでも出るまでに地下の食料品売り場から回収出来たらよかったのだけど、照明が落ち、更に多数の奴らの歩く音や呻き声が聞こえたため断念するしかなかった。

 

 

「住宅街に行こう。泥棒になっちゃうけどさ、きっと空き家とかで食べ物見つけられるよ」

 

 

圭の意見に私も賛成し、恐る恐ると"ナニ"もいなさそうな家を探している。

 

 

ワンッ!

 

 

ショッピングモールから一緒に逃げてきた犬の"太郎丸"がドアの空いた家の前でこっちへと合図を送るように一声吠える。

始めは連れて行こうかかなり悩んだ太郎丸だけど、頭がいいのか無駄に吠えたりせずに、そして食べ物がある安全な家を教えてくれたりと実に役に立ってくれる。

 

 

私たちはその家にも何かあるんじゃないかと期待して入ったら、マンホールの蓋に頭を潰された二つの遺体があった。

 

 

その凄惨な姿が朝方の化け物に襲われた人たちの姿と何故かダブって見えて、思わず吐き出してしまった。

せっかく食べた大事な昼食が無駄になっちゃった。

 

 

圭も顔色を悪くして、だけど何かないかと周りを探していたら、遺体の傍から薬品箱を探し出してきた。

 

 

「ねぇ、みき。これ・・・見て・・・」

 

 

中身を確認していた圭はその中にあったのであろう書類を読んだ後、真剣な顔つきをして私に渡してきた。

 

 

そこに書かれていたのは今回の騒動に関する実験のレポートであった。

そう、実験。

これは、この悪夢のような騒動は元々計画された実験であった。

そして、騒動が起きた後、各地で実験データを採取して、この地区の実験を担当している「巡ヶ丘学院高等学校」へと合流するようにとの指示が書かれていた。

巡ヶ丘学院高等学校、私たちの通っている学校だ。

あの優しかった先生達がこんな酷いことを起こしたなんて考えたくもない。

 

 

「うそ、だよね?みき?こんなのでたらめだよね」

 

 

嘘だと思いたい。でも、ここに動かぬ証拠がある。

 

 

「許せない」

 

 

生徒に優しくしてくれた、神山先生、そして佐倉先生。

担任の先生もみんな、全部嘘だったんだ。

私たちを実験動物にしか見てなかったんだ。

 

 

きっと今頃、化け物に食われた生徒たちを見て、実験が成功したって笑っているんだ。

 

 

きっともうお父さんもお母さんもみんな死んでいる。

 

 

なのに先生たちはのうのうと生き延びてるんだ。

 

 

ワンッワンッ!

 

 

太郎丸が部屋の奥から呼んでいる。

部屋の奥にある床下収納の中に頑丈な箱が隠されていた。

中を開けるとなにやら全体的に丸っこい形の変なのが入ってた

 

 

「なんだろうこれ?」

 

 

一緒に説明書みたいなのが入っていたので読んでみると、これは銃らしい。

 

『P-90』

 

小型で訓練を受けてない研究員用に用意された反動の少ない特殊な弱装弾を装填した連射できる銃だった。

 

 

私はその銃を抱きかかえ、弾薬マガジン?が入っているバッグを箱から出して肩にかける。

ずっしりとしたその重みが今は何故か私に心地よさを与えてくれる。

 

 

"殺せ"

 

 

どこからか声が聞こえてくる。

 

 

"裏切ったあいつらを殺せ"

 

 

なんで私たちがこんな目に会うのだろう?

 

 

"それは君たちが弱かったからだ"

 

 

そうだね、私は今まで何もできなかった。

 

 

"でも今はできる。その銃は神だ。それで殺せない奴はいない"

 

 

そう、私が持っているこの銃こそがこの地獄で頼れる唯一の神様だ。

 

 

"殺せ"

 

 

そう、殺さなきゃ。

 

 

"今度はお前が奴らを裁く番だ"

 

 

もう、弱い私はどこにもいないんだから!

 

 

圭が私の肩を掴んで何か言っている。

大丈夫だよ、圭。

私が全部守るから。

 

 

"みんな殺してしまえ"

 

 

うん、そうだね。

私と圭を裏切ったみんなみんな殺さなきゃ!

 

 

「行こう、学校に!」

 

 

私は圭の手を取り、走り出した。

 

 

「みんな!待ってて、今行くから!」

 

 

はやく!はやくいかなきゃ!

学校に着くのがこんなに待ち遠しく感じるなんて初めてだ。

 

 

「みんな!みんな!殺してあげる!」

 

 

ワタシタチハココニイマス。

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