チートに「無敵結界」をお願いしただけなのに、なんでなの?   作:魔王パワーで無双したい人

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前話までの誤字訂正ありがとうございます!
勢いと勢いと勢いで書いちゃってるので、度々あると思いますが、お目こぼしお願いします!!




4.ルドワールドから逃げれても、ALソフト世界からは逃げれない様だ

 こんばんは、いつも全裸なジルちゃんですよ。

 …………笑えよ…

 

 さて、Lv1でHP1で弱りに弱った私です。

 あ、HP0になっても死ぬんじゃなくて、戦闘不能になるんです。

 だから0でも大丈夫。

 死ななきゃ安い。そしてトドメは事実上刺せないので大丈夫。

 

 あーいつになったら魔王パワーで無双できるんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 さて、デ・ラ・アドミラル空間から抜けて、このビルの谷間に落ちたらですね、なんか変なのがいるんですよ。

 

「ヌンジャ!」

 

 …表現がしづらいな。いや!私の語彙力では表現できないだけか。(あきらめるなよ!)

 雑魚っぽい、忍者コスで顔がサルっぽい白い仮面。

 うん。私だとこんな表現だな。正直に外部の検索エンジン使ったほうが楽なんじゃ……

 

 ………………あーなんかどっかで見たことあるかも?

 超昂なんちゃら、えーと

 エスカレイヤーだったっけ。

 ほら怪人出てくるじゃない?

 それそれ。

 

 で、その怪人がね、延々と攻撃してくるわけよ。

 無敵結界あってよかったわー。

 

 HP0で戦闘不能。HP1でもあれば戦闘可能。

 なんで、私底辺な話をしているんだろう。

 流石にウザくなってきたし、雑魚モンスターみたいな怪人だからいいよね。

 やっちゃっても。

 どうせ主人公……ヒロイン?まあそいつらが倒すし。

 

 

 プシュ

 なんだこいつ血マズい。

 黒いしタールのような血だぞ。

 恨みつらみ、憎悪を溶かし込んだような呪いのような血だ。旧ジルっぽい感じもするが不味い。

 わからんが。こいつから栄養は摂れなさそうだ。

 Lvは2になったけどな。

  

 しかし、なんか羽織るものないのかな。

 仕方ない。こいつからはぎ取るか。

 臭っ、まあ羽織るだけ羽織るだけ。

 

 

 

 

 どこへともなく、ビルの谷間をてくてくと歩いていく。

 マジつらい。

 どっか神社とかでいいからさ、休むとこください。

 

 復活したてでもHP3000あったんだが、今は30…Lvアップ回復分?

 …え?最大HP?

 あ、はい。8000万です。

 魔王パワーすげえ。すごいのは良いけどさ、回復どーすんだろう。

 ぜんぜん足らない。

 HP欠乏症と名付けよう。

 

 比率は低迷したまま。Lvアップボーナスで全快回復とかマジで無い。

 力が足らないのは、なんとかLv上げて対応するか。

 はよう20万ほど回復させてオルケスタらなきゃ。

 

 て、さっきから周囲が騒がしいな。

 

「キャーーーー」

「なんだアレ…」

「なんて瘴気だ。これが新しいノロイ党の怪忍か」

 

 ああ、あと魔力あったわ。

 アリスソフトワールドだからだろうか、なんかイイですね。

 魔力あるとそれで自然回復できるよ。(※しない)

 

 おかしいな、股からランスの皇帝液が垂れてるし、レイポー後だと思って誰か保護してくれんかなぁ。

 あ、ダメですか。

 

 しかしランス天才だよな。

 ハイパー兵器とか皇帝液とか、わいせつな単語を使わずにわいせつな物体について語れるとは。

 そこは正直感心する。

 

 

―――悪鬼さ迷う現の闇を…

           払うは月影、我、上弦衆なり!

 

「想破上弦衆、閃忍ハルカ!」

「同じくナリカ、見参っ!!」

 

 あーあー

 来ちゃったヒロインズ。

 

 あれーあれー?私、怪人扱い?

 

「くっ、その破廉恥な…なのに、なんてプレッシャーなの。」

「この怪忍。手ごわいわ。気を付けて行きましょう」

「はい!!」

 

 なんだろう、この……テンションついていけなささ加減。

 あと真っ裸にヌンジャの着てるもの羽織ってるだけですからね。

 皇帝液オプション付きだが。

 

 

「ただ其処にいるだけで恐怖を与える非常識な存在…

 断じて許せるはずもなし。」

 

 すごい、私居るだけで罪とか。さすが魔王です。Lv2だけどね。あ、魔王Lvも2だわ。

 

「我が背に負いし月影に代わり、忍びの技にて砕きます。」

 

 前口上が終わったようなので、拍手をしてみる。

 ブラボー!

 

 

「な!一体何に拍手しているんです!?」

 

「すごい。時代劇がかった口上がすごくて拍手しちゃった。」

 

 素直にほめそやす。

 いやーそれほどーな顔のナリカ?だったかな。

 と、全然顔色変えてないハルカ。認識が違うようだ。

 

「ところで、カメラどこにあるの?何の撮影?」

「なっ!」

「ちょっとーノロイのくせに何いってんの?ふざけないで!」

 

 いや、ノロイとやらではないんだけどね。

 

「なんて瘴気。あるいは炎斎を超えるほどの。

 いったい何故この結界内で活動できるのか。」

 

 うーん。確か超昂系で合ってるんだろうけど、実はそんなに覚えてない。てかプレイしてないな。

 

「お覚悟!」

 

 なんか苦無が飛んでくる。あーれー

「雷針撃!!」

 

 なんでいちいち技名言うんだろう。

 あ、攻撃はガンガン無敵結界に阻まれていますよ。

 

「はあ!!!」

「隙あり!!」

 

 いや、隙だらけだよ?何言ってんの?

 てかぼーと突っ立ってるだけだし。

 

「なんて硬さなの」

「落ち着いて、どこかに弱点があるはず。」

 

 あるよー

 カオスと日光とエスクードソードってやつ。

 

「雷光衝!!」

 

 魔法攻撃に切り替えたのか雷が降ってくる。

 もちろん効かない。

 

 なんかあきらめないかなー。

 だいたい、奴らの正義の味方ごっこにはつきあってらんない。

 こちらからも反撃してみるか。

 いやいや……ちょうど良いところに餌があると思おう。

 

 死なないように手加減して吸えばいいよね。

 

「くっ、閃、四門五月雨!」

 はい残念。

 

 なんか激しい攻撃を真正面から受けつつ手を伸ばし、ハルカを捕まえる。

「ハルカ!!」

 

 いっただきまーす。

 カプ

 

 …うまーーーー!

 やばいヒロイン美味い。ついでに回復もかなりのものだ。

 マジ独占したいくらいだが、コレはあれだ。

 死なないようにしなきゃ。我慢我慢。

 

「な…」

 

 ふう、よし、ナリカだったかな、そっちも吸おう。

 ハルカは吸ったせいかそこらで倒れてる。

 

「きゃあ!こっちこないで!!!」

 

 だいたい私は何もして無いし、むしろ君たちの敵を倒したと言うのにひどい扱いじゃあないか。

 

「いただきまーす」

「いただかれないわよーー!」

 

 素早く逃げ回るナリカ。

 流石忍者というところだ。

 はて………忍者系の超昂系あったっけ?

 

「くっ!撤退よ!」

 

 撤退をわざわざ口にするとはなかなか正直だな。

 追っていると煙玉で煙幕を張ったようだ。

 

 ふむ、残念。

 こちとら魔力とかで存在感を頼りに追撃ができるんだなぁ。

 ああ、こういう所は魔王無双だな。もっとパワフルに無双したい。

 回復させなきゃ。

 

 てか、なんで休む暇くれないのかね。

 

 カプ。

 

「キャーーーー―」

 

 はい、ナリカさん。煙玉に油断していたらダメですよ。

 ちゅうちゅう。

 美味い!

 もう一杯!

 

 いや吸いすぎはダメだな。

 我慢我慢。

 

 開放すると、ドサッとナリカが倒れる。

 

「ごちそうさまでした。」

 

 ナリカに手を合わせて居ると、後ろから魔力のような瘴気のようなものを感じる。

 誰か来たか。

 

「素晴らしい!

 ノロイの力を受けていないにも拘わらず、この力、この憎悪!」

 

 なんか、腹に槍だかなんだかが貫通しているお爺さんが居た。

 

「どうだ、ノロイの力を得、同志にならぬか?ん?」

 

 悪のお誘いである。旧ジルであれ、新ジルたる私であれお断りである。

 基本姿勢が天上天下唯我独尊だし。

 

「…………お前誰だ。」

 

「儂の名は骸居炎斎。ノロイによる、救世(くぜ)。恐怖によって世に安寧をもたらす事を目標としておる。」

 

 何言ってんのこいつ。あたまおかしい。

 

「人々の負の感情を糧にするノロイ。儂はこの力を以て人の世を壊し、恐怖による安寧によって人を救わんとする。」

 

 えー………………

 それさー旧ジルの善肯定。(誤字にあらず)

 人虐めを生業にしていた、凶悪で邪悪な魔王ジルさんと、世界を救うという善意?みたいな思想がなんで同じ方向を向いているの?

 ばかなの?しぬの?

 

「……その世界なら、別世界だが、すでに1000年程運営したことがある。」

 旧ジルさんがね!

 

「なんと!既に救世を成し遂げられていたか。」

 

 あーだめだ。こいつに何を言っても平行線だ。

 旧ジルロールプレイなら話ついてけるんだろうけど、自分無理。

 

「飽きた」

 そう一言呟いてこの場を立ち去ってみよう。

 クールにな!

 

「飽きるほどの救世とは羨ましい限り。

 やはり、貴方は是非とも同志になっていただきたい。」

 

 おい、敬語になってんぞ、悪の親玉!

 ……………

 

 あ、私もいちおう悪の親玉だ!

 てか、ついてくんなし。

 

「うっとおしい。

 私に関わるな。」

 

「うーん惜しい、惜しいですぞ。」

 

 だんだんノスぽく感じるようになってきた。

 ノスの時は無敵結界の中和作用があったから、命の危険もあり大人しくしてたが、ここで付き合う必要もない。

 

 だいたい、おまえの血不味そうだし悪役だから死にそうだし。

 私は中立で居たいんだ!

 体力回復させろ!!!

 

 あーふらふらする。

 あ、何かに当たった。

 

「ぐは……馬鹿な。こ、こんなところで…………天壌無窮…………」

 

 なんか近寄ってきたラスボスが吹き飛んでいる件。

 腹に刺さってる剣だか槍が抜け飛んでて、傷跡から血がどばどば出ている。

 正直不味そう。

 

 

 …

 …

 …あ、死んだ。

 

 

「え、…え?どうすんのこれ」

 

 私の想定している無双とは違う方向で進んでいるわけだが。

 これどーすんだ。

 

 




タグはテキトーにつければいいよね!
あとやっと無双の方向にもってけるよ!
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