ソードアート・オンライン〜二人の黒の剣士〜   作:ジャズ

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もうすぐ五十話ですね〜……早いものです。
今まで計4作執筆しておりますが、ここまで続いたのは本作が初です。ここまで続いたのも、読者様のおかげです。本当にありがとうございます。そして引き続き「ソードアート・オンライン〜2人の黒の剣士〜」をどうぞ宜しくお願いします。


四十話 真実

夕食を終えた後、ジェネシスとキリトは早速ホロウエリアに戻る準備を始めた。フィリアの事も気がかりだが、何より今は管理区に1人残しているツクヨの無事を確保するためだ。

 

「さて、そんじゃホロウエリアに行くメンバーだけど……」

 

「当然、私は行くわよ」

 

キリトが共にホロウエリアに向かうメンバーを募ると、真っ先にアスナが名乗り出た。

 

「私も行く。旦那がこんな目にあって、これ以上黙って待つ事など出来まい」

 

同じくジェネシスの嫁であるティアも名乗り出た。

これで計4名。しかしここで問題が発生する。

 

「こりゃ参ったな……俺とキリトは問題なく行けるが、連れて行けるのは最大で1人まで。つまりこのままだと……」

 

「ホロウエリアに詳しいレイやユイ、ストレア、サクラを連れて行く事が出来ない、という事だな」

 

そう、この中のうち誰か1人が抜けなければホロウエリアの解析が出来ない。

ここでふと、ジェネシスはとある事を思い出す。

 

「おいジャンヌ。おめぇホロウエリアにいた時左手の甲になんか変な紋章が浮かんでなかったか?」

 

『も、紋章ですか?………ああ、そんな感じのものがあったような……』

 

名指しされたジャンヌは顎に手を当てながらそう答えた。

 

「そっか。ならジャンヌも高位テストプレイヤーってやつみたいだな。それならジャンヌとあと1人連れて行ける」

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

七十六層の転移門に、6名の男女が集まった。

ジェネシスとティア、キリトとアスナ、そしてジャンヌと今回付いてきたのはサクラ。

 

「よし、んじゃ行くか」

 

そして6人は青白い光に包まれ、ホロウエリアへと向かう。

そして場所は変わり、ホロウエリアの管理区にて彼らを出迎えたのは……

 

「よう、待っておったぞ」

 

ツクヨだった。彼女はキセルを蒸しながら転移門の壁にもたれながら言った。

 

「おう、無事だったなら何よりだ。そんで、ちょっと紹介したい奴がいてな…」

 

ジェネシスはそう言ってサクラの方に視線を移す。

 

「初めまして、私は『サクラ』と言います。一応プレイヤーの体裁は取っていますが、本当はAIなんです」

 

サクラの自己紹介を受け、ツクヨは眉をぴくりと動かす。

 

「ほう?人は見かけによらんとは言うが……」

 

「ま、俺も初めて聞いたときはそりゃ驚いたもんだが……つーわけで、早速頼めるかサクラ」

 

「はい、お任せください!」

 

そしてサクラは早速管理下の床や壁を掌でペタペタと触り始めた。

 

「そう言えば主もいたか、オルレアンの聖女を名乗る者」

 

『あ、はい!その節は大変お世話になりました!』

 

ジャンヌはそう言ってペコリと頭を下げた。

 

「あの、少しよろしいですか?」

 

するとサクラがジェネシス達の元へと戻り声をかけた。

 

「おっ、なんか分かったのか?」

 

ジェネシスの問いにサクラは「はい」と頷き、

 

「ここは開発テスト用の秘匿エリアです」

 

「秘匿エリア……?」

 

「はい。簡単に説明すると、SAOに実装される前のアイテムや武器の性能の実験をする場所です」

 

サクラの説明によると、SAOに登場するアイテムや武器、スキルは実装される前に必ずテストが行われる。何故なら、例えコイン一枚程度のアイテムであるとしても、効果や性能によってはゲームバランスを崩しかねない。

 

「なるほど……だからこのエリアで未知のスキルやアイテムが見つかるのか……」

 

キリトは納得がいったのか頷きながら呟く。

 

「しかもこのエリアは、現在の過酷な状況に合わせて独自の進化をしているようです。

もう少しだけ調べてみますね」

 

そう言ってサクラは管理区にあるコンソールへと足を運んだ。そして慣れた手つきでキーボードを目にも止まらない速さで打ち込んでいき、次から次へと様々なデータを画面に表示して行く。

 

「あっ、皆さん!これを見てください!」

 

そう言ってサクラはとあるデータをモニターに表示する。

一見するとそれは、何かの名簿表のように見えた。

 

「あのサクラ、これは?」

 

「これはアインクラッドに存在するプレイヤーの登録情報を基に作成された、プレイヤーIDです」

 

首を傾げながら問いかけるアスナにサクラがそう説明しながら答えた。

 

「プレイヤーID?そりゃあどういうやつだ?」

 

「要するに、アインクラッドに存在するプレイヤーを忠実に再現したAIです」

 

「AIだって?!一体なんのために……」

 

「おそらく、プレイヤーの深層心理を探って効率よくテストする事が目的と考えられます。

キリトさんとジェネシスさん、ジャンヌさんは高位のテストプレイヤーとして存在するようです」

 

各々の疑問に、サクラは簡潔に答えた。

 

「けどよ、プレイヤーIDってやつがあんならなんで俺たちは呼ばれたんだ?」

 

「推測ですが、プレイヤーIDと言っても所詮は模造品…AIでは判別できないイレギュラーな行動、高いプレイヤースキルが必要とされるテストを行うためにお三方が呼ばれたのかと」

 

ここまで説明し終えたサクラに対し、今度はティアが問いを投げかけた。

 

「となると……フィリアやツクヨもまたAI、という事になるのか?」

 

そしてサクラは画面を操作して上下にスクロールする。

 

「この高位テストプレイヤーの中には、フィリアさんならびにツクヨさんの名前は登録されていませんね。

状況から鑑みて、お二人はまさに特殊な状況でここに呼び出されたのかと考えられます。

ただ、現時点でお二人がAIなのか本物のプレイヤーなのかを判別する決定的な証は見つからないですね……」

 

「わっちとフィリアは間違いなく人間じゃ。これだけは言わせてもらうぞ」

 

ツクヨは強い口調でそう告げ、キリトが「まあまあ」とそれを宥める。

 

「どうやら《大空洞エリア》という場所にもう一つコンソールがありますね……そこに行けば、お二人の情報を詳しく見られるはずです」

 

「大空洞エリアか……あれ、この間行かなかったか?」

 

「ああ。だがその時にはコンソールらしきものは無かったぞ?」

 

そう。彼らは以前、大空洞エリアに足を運んでいたのだが、その時にシステムコンソールらしき物は見つからなかったのだ。

 

『もしかして隠し扉があったんじゃないでしょうか?』

 

「あ、成る程……確かにフィリアなら俺たちが分からなかった隠し扉を簡単に見破れるだろうな」

 

ジャンヌの指摘にキリトは納得した顔で頷く。

 

「よし、んじゃ方針は決まったな。とりあえず大空洞エリアに行こうぜ」

 

「ああ。行こう!」

 

 

 

 

 

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シリオギア大空洞〜情報集積遺跡内部〜

 

管理区から約数十分程で、翡翠色一色で構成された空洞の道に到達し、一行は進んでいく。

そして目の前に、数十体のゴーレムが出現した。

 

「おっと、戦闘か。みんな準備はいいか?」

 

「ハッ、出来てるよ」

 

キリトが二振りの剣を構えて尋ねると同時に、ジェネシスも大剣を肩に担いでそう答えた。他の者も各々武器を構えて無言で答える。

 

「よし、行くぞ!!」

 

そして皆一斉に飛び出した。

キリトが左右の剣を交互に繰り出して一体ずつゴーレムを確実に撃破していく。背後からの攻撃も持ち前の反応速度により右手のエリュシデータで受け止める事で難なく防ぎ、そのまま左手のダークリパルサーでその胴体を切り払い後方に飛ばす。しかし彼の周囲を取り囲むようにゴーレムが接近するが、キリトは二刀流範囲攻撃スキル《エンド・リボルバー》を発動。エメラルドグリーンの斬撃がゴーレムの群れに襲いかかり、見事に斬り払った。

 

ジェネシスは愛用の赤黒い大剣、アインツレーヴェを豪快に振り回して一気に吹き飛ばす。そのパワーとレンジを生かしてゴーレムを全く寄せ付けない。

しかしジェネシスはあろう事かそんなゴーレム達の方へ自分から近づいて行く。先ずは目の前の一体を脳天から大剣を振り下ろして一刀両断し、続けて背後から来た別の個体の頭を左手で掴み取り、右手で握りしめている大剣の柄でその頭を殴りつけ、そのまま右足で蹴り飛ばす。

そして暗黒剣スキル《プランディッシュ・イーター》で周囲のゴーレム達を薙ぎ払った。

 

ティアは流れるような動作で愛用の刀である雪片を振ってゴーレムの身体を斬り刻む。持ち前の反射神経で素早い動作でゴーレムの胴体に致命傷を与える。反撃で繰り出される右拳をしゃがみ込む事で躱し、そのまま刀を横一閃に振るって両足を断ち切る。。それによって目の前のゴーレムが膝を突くのと同時にティアは立ち上がり、再び刀を逆方向に振ってその首を斬り飛ばした。そしてその背後から来る別個体の拳にも即座に反応し、振り向きざまに右下方向へ刀を振り下ろしてその腕を切断し、無防備になった胴体に突風の如く二つの斬撃を叩き込んだ。

そしてそのまま刀を左腰に持っていき、左半身を引いてゆっくり腰を落とす。雪片の銀色の刃が蒼い光を放ち始める。

その間に五体程のゴーレムがゆっくりと歩み寄るが、即座にティアは刀を右上方向に振るった。

蒼い三日月状の斬撃が真っ直ぐに飛んでいき、その直後一つだったそれが無数に細かく分裂し、ゴーレム達に襲いかかった。抜刀術範囲技《真蒼》である。

 

アスナは細剣の切っ先を前に素早く突き出してゴーレムの身体に無数の穴を開けていく。斬る速さを追求したティアとは対照的に、アスナは突く速さを追求したスタイルで戦闘を運んでいく。敵の攻撃が来る前に、異名の《閃光》の如く敵を仕留めていく。

 

「『始動(セット)』!」

 

《Complete》

 

瞬間、アスナの防具が全て弾け飛び、防御力が一気に落ちる。

 

《Start up》

 

しかしその代わりにアスナは《閃光》から《神速》となる。

瞬く間にアスナはその場から一気に跳躍し、ゴーレムの群れを見下ろす。

 

《Exceed Chargee》

 

電子音声が流れ、赤い円錐状のポインターが真下のゴーレム達を余さず捕捉し、拘束する。

 

「はっ!」「せやっ!」「やあっ!」「だぁっ!」

 

直後次々にアスナが凄まじい速さで捕捉したゴーレムを撃破していく。

《3…2…1…Time Out》

  《Reformation》

 

掃討を終え、アスナの神速が解かれると共に防具が再び装備された。

 

ツクヨは得意の忍術スキルで神出鬼没の戦闘スタイルで戦う。

忍術スキルによって極めた《気配遮断》によってゴーレム達に気づかれることなく、まさに暗殺者のようにゴーレムを仕留めていく。

ツクヨを捕捉するためゴーレムは顔を左右に動かして視線を移すが、見つけることができない。

……だがゴーレム達は気付いていない。既にツクヨは獲物なのではない。寧ろ立場は既に逆転している。

この時点でゴーレム達は言うなれば蜘蛛の巣にかかった獲物。かかったと気付いた時は既に手遅れなのだ。

ゴーレム達は自身が攻撃された事に気づく事なく一体、また一体と撃破されていく。

ふと、洞窟の宙に一つの影がゆらりと浮かび上がった。

その視線はまさに、獲物を前にした捕食者のそれ。

両手の指に手裏剣と苦無をいくつも挟んだツクヨは、そこから両腕を後ろに開く事で一気に射出した。

淡い桃色の光を纏う手裏剣と苦無がいくつも分裂し、雨のように降り注ぐ。

忍術スキル《手裏剣術・桜吹雪之舞》

全身に隙間なく苦無と手裏剣を投げつけられたゴーレム達は全てその身をガラス片に変えて消滅した。

一仕事終えたツクヨは地面に着地すると、キセルを口から離して「フゥ」と煙を吐いた。

 

ジャンヌは手持ちの大きな旗を槍のように振り回して戦った。

ジャンヌの身長の倍はあるであろう旗を難なく操り、近づくゴーレム達を次々に吹き飛ばす。目の前へ接近する個体の胴体に旗の先端を勢いよく突き出して後方へ吹き飛ばし、そこから旗のリーチを生かして横一閃になぎ払っていく。

そして旗を一度逆さに持つと、その先端を地面に突き刺して棒高跳びの要領で一度飛び上がり、そして旗を地面から抜くと落下の勢いに乗せて思い切り叩きつけた。轟音と共にゴーレム達が宙に舞い上がる。

仲間立ち上がり、懲りずに近づくゴーレム達に対し、ジャンヌは旗を開放してソードスキルを発動する。

両手で旗を正面に持って高く掲げると、黄金の眩い光が空洞を照らす。そしてジャンヌはその旗を左右の腕を器用に動かし、旗をプロペラのように回転させ始める。

《聖女の加護》範囲攻撃技《リュミエール・トルナード》

光の竜巻がゴーレム達を巻き上げていき、その突風によってゴーレムの硬い身体は粉々に砕かれていった。

竜巻が収まると、ゴーレムの身体だった光の粒子がジャンヌの周りを舞い、彼女の美しさをより引き立たせた。

 

四方八方から来るゴーレムの硬い拳を、サクラは最小限の動きで難なく躱していく。左足を軸に反時計回りに回転し、そのまま右足を高く真っ直ぐに上げて一体のゴーレムの頭部を蹴り飛ばす。そして今度は逆の足で同じように反時計回りで左足の踵で別のゴーレムの胴体に蹴りを叩き込む。

後方に真っ直ぐ伸びた状態の左足を、今度は振り子のように前方に振り上げ、そのまま目の前のゴーレムを蹴り飛ばし、同時に右足も踏み切ってその隣にいたもう一体も蹴る。すると同時にサクラの足元に攻撃が来るが、サクラはそのまま後方宙返りによってそれをあっさり回避した。

体術スキル《エクストリームマーシャルアーツ》によるアクロバティックかつ優雅な動きでサクラは敵を翻弄し続ける。

両足で同時に踏み切り、サクラは身体を横にしながら地面と並行に回転し、ゴーレム達と一度距離を置く。

着地と同時に彼女の両足が紫色の光を帯び、先ずは右足を振り上げて続け様に左足を突き出す。すると紫色の波動が真っ直ぐゴーレム達の方向へ飛んで行き、着弾と同時に爆発を引き起こした。

《クライム・バレエ》二連撃スキル《ジゼル・シュナイデン》。敵と一定以上距離が離れていれば、このように中距離技として使うことができるのだ。

 

各々の奮戦によって、ゴーレム達は総て撃破された。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

ゴーレムを倒した場所から更に数十分進むと、とある部屋にたどり着く。

 

その部屋の中央には、見慣れたとある物が設置されていた。

 

「あれは……システムコンソールだ!」

 

「やっと着いたか……」

 

漸くたどり着いた目的地に皆はホッと息を吐いた。

 

「ここからなら、ホロウエリアの管理システムにアクセスできるはずです!」

 

サクラはコンソールに駆け寄ると、早速キーボードをタップしコンソールを起動、そして画面をスライドして次々とデータを閲覧していく。

 

「ん……?」

 

ふと、サクラは何かに気づきとあるデータを開く。

 

「どうかしたのか、サクラ?」

 

「これは……プレイヤーとAIデータの重複チェックシークエンスにエラーが発生しているみたいです」

 

ティアがサクラの様子を見て尋ねると、サクラはそのデータをモニターに表示してそう答えた。

そこにはホロウエリアに存在するAIプレイヤーの名簿表のようなデータがあり、その中に2名のデータのところに赤い文字で《Error》と書かれていた。そのエラー表記のある2人のプレイヤーの名は……

 

「フィリアさんと、ツクヨさんですね」

 

サクラの言葉通り、フィリアとツクヨの名前の場所にエラーと明記されていた。

 

「サクラ、これは一体どういうことなんだ?それに重複チェックって一体なんだ?」

 

中々話が見えてこないキリトがそう問いを投げかけた。

 

「このホロウエリアでは、アインクラッドに存在するプレイヤーの情報を基に、AIデータが作成されているのは先程お話しした通りです。

ただ、このホロウエリアに実在のプレイヤーとそのIDが同時に存在しないよう、

 

つまり、今ホロウエリアにジェネシス・キリト・ティア・アスナ・ジャンヌが来た瞬間、彼らを基に作成されたAIは削除されているのだ。

 

「この重複チェックにより、本来はプレイヤーとそのAIが出会う事は無いのですが……」

 

「わっちらは出会ってしまった訳じゃな。そのフィリアのAIに」

 

ツクヨがそう言葉を繋げるとサクラは首を縦に振って肯定する。

 

「おそらく、その時は一時的に重複チェックが作動していなかったと思われます。その原因ですが」

 

「ああ。少し前に発生したカーディナルシステムのシステムダウンだな」

 

サクラの言う原因に皆思い当たる節があり、ティアがその時の事を思い返しながら言った。

 

「そして、本来存在するはずの無い自分自身と出会った事でフィリアは錯乱して攻撃。その結果、行き場をなくしたオレンジがエラーとして認識されていると言うことか……」

 

キリトの推測にサクラは頷き、

 

「そう考えられます。それで、そのエラーを解除する方法なのですが……残念ながらこのコンソールで解除することが出来ず、この大空洞エリアにある中央管理コンソールに行く必要があります」

 

「中央管理コンソール……そこに行けばフィリアとツクヨのオレンジを解除する事ができる……

けどその前に」

 

「ああ。先ずはフィリアを探し出さないとな」

 

キリトとジェネシスはそう言うが、そもそもフィリアの居場所に関して手がかりが全く無い。振り出しに戻り少し途方に暮れかける一行だったが……

 

「フィリアさんの居場所ですが、この大空洞エリアにいる可能性があります」

 

「えっ?どうしてそう思うの?」

 

アスナが首を傾げて尋ねる。

 

「この中層ゾーンとボス部屋に繋がる扉に、封印が施されていました。おそらくですが、ジョーカーが施したのかと思われます」

 

「封印なんてすると言うことは、その先に進まれると不都合な事がある、と言う事だな」

 

「はい。その先にフィリアさんがいると考えられます。

今、このコンソールで封印を解除しておきました!」

 

「んじゃ、ボスは後回しにしてとりあえずサクッと助けるとするか」

 

そして一行はフィリアのいる場所へと向かった。

 

 

 




お読みいただきありがとうございます。

皆さん、コロナには本当に注意してくださいね。

では、また次回。
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