鍵をつけたのはとある複雑な事情がありまして……本当にすみません。そして今後はこの形でお届けしたいと思います。何卒よろしくお願いします。
────この本によれば、英雄になれなかった男《ジェネシス》は、運命の悪戯によって出会うはずのなかったものたちと出会い、デスゲームを戦い抜いていくのであった。
これは、誰も見たことがない《2人の黒の剣士》とその仲間たちが紡ぐ物語である───
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「「七十話突破記念!『そーどあーとおふらいん〜2人のくろのけんし〜』ーー!!」」
ティア「はい、と言うわけで読者の皆さんこんにちは!いつもこのお話を読んでくださってありがとうございます!
今回は七十話突破記念と言うことで、これまでのお話を振り返りながら様々な事をぶっちゃける回にしたいと思いまーす!
司会はこの私、正ヒロインのティアと…」
サクラ「私、BBちゃ……もとい、サクラがお送りして行きまーす!!イェーイ!」
ティア「尚、今回は完全ギャグパートという事で、台本形式でお届けします。ご了承ください」
ティア「それでは,ゲストのご紹介です!先ずはこの方!
私の永遠のヒーローにして生涯の伴侶、《暗黒の剣士》ことジェネシスさんでーす!」
ジェネシス「えっと……何これ」
ティア「え?久弥聞いてなかった?今回はギャグパートだって作者さんが言ってたよ?」
ジェネシス「オォウ…ジャァズ……」
サクラ「お父さんその辺で。作者さんは某破壊大帝さんに上下半身真っ二つにされた副官じゃありませんから」
ティア「『このジャズが聞こえた時がお前の最期だ!』」
サクラ「デブリ帯で戦う特殊なMSに乗ってるパイロットでもありません!
……えー、コホン。では気を取り直して、続いてのゲスト紹介に移ります。この方です!!」
キリト「ええっと……なんで俺?」
サクラ「なぜも何も、貴方はなんと言ったって原作の主人公ですから!キリトさん無くしてSAOは語れませんよ!
なので、よろしくお願いします」
キリト「そ、そうか……そういうことなら、まあよろしく」
サクラ「そして最後に。本日は別作品からスペシャルゲストが応援に来てくださっています!!」
ジェネシス「別作品?」
キリト「スペシャルゲスト?」
サクラ「はい!この方です、どうぞ!!
???「ウエェェェェェェイ!!」
ジェネシス「うわっ?!なんか雫のちっちゃい頃の見た目(黒髪ver)みたいなのが入って来た!」
キリト「しかも何かいきなりテンションがおかしいし!!」
ティア「えっと、サクラ?この子はもしかして……」
サクラ「はい、この方は本作の原点ともいえるジャズさんの短編作品『SAO HR〜深淵の巫女の日常〜』から来てくださいました!
では、改めて自己紹介をどうぞ!」
???「はい!皆さんどうも!チェン・チャンチョンです!!」
キリト「だれ?」
???「という冗談は置いておいて置いておいて、改めまして皆さんどうも!みーんなのアイドル、ゼロちゃんだよっ♪」
ジェネティア「「帰れ」」
ゼロ「ひっっど?!来て早々帰れなんてスペシャルゲストに言うことじゃありませんよ?!」
ジェネシス「ふっざけんな!これのどこがスペシャルゲストだ!!」
ティア「こんなのゲストじゃない、下衆な人間略して
ゼロ「ええぇ?!そんなに言われなきゃダメですか私?!
酷いですよジェネシスさ〜ん!私たち、あっちであんな事やこんな事をした仲じゃないですかぁ〜!!」
ジェネシス「誤解を招く言い方すんな!!」
キリト「あんな事やこんな事とは」
ティア「キリト、気にしないで。あくまで他所は他所、うちはうちだから」
サクラ「まあまあ、落ち着いてくださいお父さん。これもジャズさんからのお願いなのですから」
ジェネシス「チッ……下手に暴走すんじゃねえぞ」
ゼロ「お任せください!今日の私は賢者モードなのです!」
ティア「ごめん全く信用ならない……
まあいいか。それじゃ始めようか」
〜『2人の黒の剣士・名場面振り返りコーナー』〜
サクラ「このコーナーでは、現在七十二話まで進んでおります本作品の名場面を、ジェネシスさんとティアさん、そしてゲストのキリトさんとゼロさんと共に振り返っていくコーナーです」
ジェネシス「えー、こいつと一緒に振りかえんのかよ」
ティア「まあまあ、そこまで毛嫌いしなくても」
ゼロ「さすが姉ちゃんなのです!その優しさが身に染みるぅ!」
ティア「いざと言うときは私が八つ裂きにするから」
ゼロ「あぁぁ!!もっと酷かったわこの人ぉぉ!キリトさん助けてぇぇ!」
キリト「ごめん、俺は不干渉と言うことで」
ゼロ「見捨てんな主人公おぉぉ!!」
サクラ「では、早速参りましょう!先ずはこのシーンからです!」
ゼロ「スルーですかさいですか」
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第一話より
久弥の言葉でいじめグループはいそいそと席に戻っていく。
雫は両目から涙を流したまま久弥を見つめていた。
久弥はそんな彼女に向き直り、ネックレスを彼女の机に置く。
「……ほら。取り返してやったからもう泣くな。
それから、そんなに大事なやつなら学校に持ってくるな。取られたって文句は言えねぇぞ」
久弥はそう言い残し自分の席に戻って行った。
雫はただ黙ってその背中を見つめていた。
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サクラ「……はい、と言うわけで先ずは、いじめを受けていたお母さんを助けたお父さんのシーンでした!
思えば、お二人はここから始まったんですよね〜」
ティア「あの時の久弥、すごくかっこよかったな……」
ゼロ「何気に『ジェネシスさんがティアさんを助ける』って言う点では原作通りなんですよねこれ」
キリト「いじめられてる奴を助けるのか……俺だと見てみぬふりをしてたかもな……」
ジェネシス「原作だとそうしてたなお前」
キリト「はは、まあな……でも、ジェネシスはすげえよ。だからこそ、ティアが惹かれたんだろうな」
ティア「えへへ……」
サクラ「お二人の初めての出会い、とても尊い……
えー、こほん。では気を取り直して続いての名シーン!次は少し飛びまして、アインクラッド編からこの場面をお届けします!!」
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十六話より
突如、それまで青に染まっていた部屋の中に、真っ赤な光が灯り始めた。
アスナ、クラインを始めその場にいる皆が視線を向ける。
赤い光の中心にいたのは、抜刀術の構えを取っているティアだった。
ティアからはまるで炎のような鮮やかな赤い光が発せられており、ティア本人は目を閉じてただじっとしている。
ボスはそんな彼女に向けて地響きを立てて走りだし、その大剣を振りかぶった。
その瞬間、ティアは両目をカッ!と開き、その場から一瞬で飛び出した。
直後、ボスの身体に無数の切り傷ができ、その傷から炎のようなエフェクトが発生する。
ティアは止まることなく、ただひたすらにあらゆる方向から無数の斬撃を繰り出していく。
ティアの刀が赤い弧を描き、吹雪のようにも見えた。
これが、ティアの手にしたユニークスキル《抜刀術》。
そしてそのうちの、三十九連撃ソードスキル《緋吹雪》だ。
「はあああああぁぁっ!!!」
そして叫びながら最後の一撃を、上空に飛び上がって上段から振り下ろし、ボスの身体を両断する。
これでボスのHPバーは、あと一本。
その時、今度はドス黒いオーラが部屋の中を充満して行く。
そのオーラを発しているのは、大剣を肩に担ぐジェネシスだ。
ジェネシスの身体はもう真っ暗なオーラに包まれ、その両目は真っ赤に光り、まるで死神のように見えた。
「行くぜえぇぇぇぇ!!」
そしてジェネシスは飛び出す。
ボスの両手剣とジェネシスの両手剣が衝突する。
その瞬間、耳をつんざくような金属音と、部屋中の空気を揺るがすほどの衝撃波が発生し、皆は思わず両手で顔を覆う。
そして再び視線を向けると、そこには圧倒的な体格差のあるボスと互角で剣を打ち合うジェネシスがいた。
剣と剣がぶつかり合う度に、けたたましい金属の衝撃音とおびただしい火花が散る。
これが、ジェネシスの手にしたユニークスキル《暗黒剣》。《暗黒の剣士》の名を持つジェネシスに相応しいスキルと言えるだろう。
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サクラ「と言うわけで次は二十四話から、お母さんとお父さんのユニークスキル初披露戦でした!」
キリト「ここ、原作だと俺1人でやってるんだけどな。その上にティアとジェネシスのユニークスキルの攻撃って……オーバーキルにも程があるな」
ゼロ「いやいやキリトさん、ボス相手にそんなこと気にしちゃダメなのです。貴方の大好きなノッブも言ってますよ、『慈悲など要らぬ!!』って」
キリト「いやそれナニモン=ナンデス?」
ジェネシス「……お前それ絶対分かってるよね。知ってて言ってるよね」
ティア「はいはいそこまで!これ以上いくと収集がつかなくなるから」
ゼロ「まったく。ほっとけばすぐ違う方向に話をもっていくんですから」
ジェネ・キリト「「誰のせいだ誰の」」
ゼロ「アーナンノコトカナーゼンゼンワカンナイナー」
サクラ「えー、とりあえずゼロさんは放っておくとして。
この時お母さんとかお父さんが使ったユニークスキル、元ネタはどちらも『ホロウ・リアリゼーション』の上位エクストラスキルから来ております!」
キリト「察しのいい人はもうとっくに気づいてたと思うけどな。まあ、設定上アインクラッドにも名前だけ存在する『暗黒剣』と『抜刀術』にホロリアのスキルを流用した形になるわけだ」
ティア「あの時の緋吹雪は割とスカッとしたな〜。なんて言ったって39連撃だし!」
キリト「これに関しては正直、性能が化け物すぎると思うんだけどな。だって俺の二刀流でも最大で27連撃だぜ?」
ゼロ「そのさらに12連撃も上ってねぇ……」
サクラ「しかもこれで最上級スキルじゃないんですよね。抜刀術……恐るべし」
ジェネシス「ところでティアってさ、原作だと俺と同じ大剣使ってたよな?何で刀になってんの?」
ティア「ああ、そこは作者さんの完全な趣味みたいで……。
作者さん、実写版る◯剣の戦闘シーンに私を上書きした妄想ずっと描いてたらしくて」
キリト「どんな妄想だよ……。まあでも、ティアみたいな女性は大剣よりは寧ろ、刀とかが合うというのは分かるんだよな」
ゼロ「姉ちゃんみたいなスタイリッシュな女の人にはすごく似合ってるのです!」
ティア「それゼロに言われても嬉しくないなぁ」
ゼロ「ナジェダァ!!」
サクラ「えー……ん?作者さん?」
ジェネシス「え?なに、ジャズがなんか言ってんの?」
サクラ「えーっと……あの、そろそろ時間みたいです……」
キリト「はぁ?!まだ始まってそんなに経ってねえじゃねえか!!」
ゼロ「字数もいつも書いてる量の半分しか書いてませんよ?!どうしたジャズさあぁーーん!!」
ティア「なんか、名シーン振り返るってなるとかなりの量になるらしくて……。
まあ、続きは本編を読み直して?という事にするらしいよ」
ジェネシス「マジかよあいつ……前回投稿して一ヶ月近く空いて最新話がこれって、読者にブチ切れられんぞ……主にこの作品に毎回感想くれる風来坊とか作者が尊敬するリスゥとか…」
サクラ「はいストオォォップ!!!それ以上はダメですよおおおおぉぉぉぉーーー!!」
ティア「というわけで、短くなりましたが今回はこれで締めたいと思います。次回からは本編に戻りますので、そちらもお楽しみにしていただければ!」
ジェネシス「んじゃ、また次回〜」
お読みいただきありがとうございます。
さて、先日アリリコにてついに!ついに!!ティアが参戦することが報じられました!!
いやぁ……本当に良かった!!!もう正直諦めかけてましたが、運営さんありがとうございます!!
そして話は変わりますが、この作品のアインクラッド編もいよいよ終幕に近づいていきます。作品に鍵をつけてからも熱心に読んでくださっている読者の皆様のためにも、必ず完結させますので、どうか気長にお待ちください。
では、また次回!!