今回は本編最後のバトル回!
最後だから何かスゴいという訳ではありませんが楽しんで頂ければ幸いです!
それではどうぞ!
〜浅草駅〜
「……もうすぐ来るそうですよ」
「あ、あぁ…ありがとう、教えてくれて」
「いえ…」
「………」本郷先輩早く来てぇぇぇぇぇ!!!!このままだと空気でバトル所じゃなくなるからぁぁぁ!!!!
ゴトン……ガタンゴトン………プシュー
「………あれ、11000だけ?本郷先輩の12000は?」
「失礼いたします、本郷 悠様はゴールで待つそうですので代わりにお届けに来た次第でございます」
「あっ、はいどうもご苦労さまです…」
「………それじゃあ車両も届いた事ですし始めましょうか」
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「……それでは、バトル開始までのカウントダウンを行います!」
「5!」
「4!」
「3!」
「2!」
「1!」
GO!!!!!」
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「…やっぱり先行された………だが銀座線は比較的起伏が少なく、カーブがなだらかなだから抜かせるはず!」
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「上野駅通過、銀座線は起伏も、カーブも目立った難所がどこにもない路線ってよく言われるけど、実際は違う……確かに目立った起伏はない…だから初めて走る人には分からないけど私は分かってる。緩やかな坂でもタイミングが合えばただの力行なんかじゃ比べ物にならない程の加速が出来る事。そしてそんな隠された坂はこの銀座線には沢山あるって事も………しかも銀座線は地下鉄、複線ドリフトも片輪ドリフトも出来ない狭い空間。そんな所ではいかに早く加速して走り抜けるかが勝負を分ける。この勝負、勝てる!」
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「くっ…なんであの1000系はあんなに加速が速いんだ……ついて行くのもやっとだ…………」
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「神田駅通過、ここのカーブで一気に差を開ける!」
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「くそ、どうしてあんなに小さな車体であんな加速が出来るんだ………あの加速はゴムタイヤでも履いているんじゃ無いだろうな?」
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「虎ノ門通過、銀座線は渋谷-浅草を真っ直ぐ繋いでるから全線を走るのに所要時間が少ない。
だから大体の運転手は何も分からず、何も出来ず敗れて行く。この人も一緒だ」
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「………あーーーーもう!!考えるのはやめだやめ!ここは俺らしい突っ切って勝つ!」
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「……4両分も離せた。しかも今溜池山王駅を出たからもうこれでおしまい」
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「赤坂見附駅通過、ここだ!もうモーターが逝かれてもいい!!負けたら全部無に帰るんだ!!最後くらい限界を超えてやる!!!!!!うおおおおおおお!!!!!いっっっけぇぇぇぇええええええ!!!!!!!!」
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「え!?なんで上り坂で逆に加速してるの!?いや…ありえない……なんなのその馬鹿力!?」
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「もうカーブが知るか!地下鉄だから四方を壁で囲われているからこそ!無理が出来る!!!」
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「!?!?車両を壁に擦らせてその反動で擬似的な振り子を生み出してる!?……これが後の事を考えないからこそ行える技………ごめん夢ちゃん。この人達には勝てないよ」
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「「ゴーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
「勝者!11000D!!!よってSHDの完全勝利です!」
「という事は?!」
「相鉄を潰す話は無しよ、おめでとう」
「よっしゃあああああ!!!!!!!」
「………ごめん夢ちゃん。勝てなかった」
「ううん、ののはスゴいよ、あんな常識外れな走りに最後まで着いてきてゴール出来たんだから…私はゴールする事も出来なかったし」
「違う!夢ちゃんは昨日からずっと寝ずに仕事してたから、もし私が変わりやったあげれたら今g」
「のの、それは言っちゃ駄目……ほら私達はD連盟の会長、副会長なんだから最後まで誇らしく…ね?」
「うん……分かったよ夢ちゃん」
「………SHDの皆さま、大変お見苦しい物をお見せしました。この後、バトルの賞金をお渡ししますが、振り込みの方がよろしいですか?」
「あ、はい…振り込みでお願いします」
「分かりました。それではお手数ですが後日こちらの番号にお電話ください」
「はい、分かりました」
「この駅は3時には明日の為閉めさせていただきますのでそれまでに移動の程お願いします。それでは失礼いたします」
「ね、ねぇ…あなた達は今後どうするつもりなの?」
「…………私達は、Dドライバーを引退して連盟の会長、副会長の座を降りようと考えています……今回のこのバトルは連盟の中でも賛否が分かれた中で強行して結果していますから、責任を取るにはこれが一番分かりやすいと思いますし」
「Dドライバーを引退するんですか?」
「はい、その予定です」
「私は嫌だな、だってバトルをやり切れて無いもん」
「確かに、正直
「俺も、出来るならもう一度ののさんと戦ってみたいな」
「で、でもそれじゃあ連盟のみんなに示しが取れないんじゃ」
「……そんな事はないぞ」
「あ、源ちゃん」
「おう、勝ったって聞いたから祝いに来てやったぞ」
「なんの用よ小田 源三」
「だから言っただろう、お祝いだって………別に責任なんかとらなくても良いんじゃないか?そもそもこのD連盟ってみんなでわいわいDバトルをする為に作ったグループなんだからさ」
「でも」
「ほら、今回は初犯だし、誰も被害を受けなかったんだしさ…コイツらもバトル出来てなくて暇だったから丁度良かっただろうし、誰もお前らの事は責めないよ」
「夢ちゃん、やっぱり私、まだバトルしたい」
「のの……」
「それでも許せないだったらさ、今後は絶対こんな事しないって誓う、そしてそれをずっと守る。コレでいいと思うよ」
「小境 直樹………分かった。Dドライバーを引退するのはやめるわ」
「やったぁ!じゃあ今後またバトルしようね!」
「あっ……うん」
「お〜い、そろそろ3時になるから程々にな」
「了解〜……じゃあそろそろ帰るね」
「うん、今回は本当にごめんなさい」
「いいよ、久々のバトルだったから楽しかったしな」
「あぁ、またバトルしてくれな」
その後直樹達はかしわ台へと帰って行った。
青山 のの(あおやま のの)
東京メトロ所属、関東D連盟副会長で愛車は新1000系(東京メトロ)でホーム路線は銀座線(渋谷-浅草)である。
青山 夢は双子の姉であり、出来るなら普段から頑張っている青山 夢のサポートをしたいと思っている。
性格からか、線形の少しの起伏などに気付きやすく路線の性格などを理解する能力が強い事から苦手な路線は無いと言ってもいい。