今回は4話と同じくぬくぬく会!
後は、次回のバトルに備えてなんかします!
それではどうぞ
「俺は帰って来た!」
「あ、本郷さんじゃん、どうだった?横浜駅の業務は?」
「地獄だった。もうこんな事はしない。絶対に」(ガクブル)
「横浜駅の業務ってそんなに大変なんですか?」
「聞くな、新人。もう思い出したく無いんだ...」
「直樹君は駅員研修ってどこでやったの?」
「え、三ツ境駅ですけど」
「あー、あそこって結構利用者いるよね。大変だった?」
「いや、電車バトルよりは楽だったとでは思ってますよ?」
「あ、そういや新人、お前宛てに手紙だ」ピラッ
「誰からですか?」
「知らん、送り主の所にはタバコ吸ってサングラスを付けたワルパンダの絵しか書いて無いし」
「パンダ?上野動物園とか?」
「いやいや、そんなパンダ動物園に居たら嫌だよ」
「まぁとりあえず開けてみましょう。」
「えっと、『ドラッグレースのお誘い』?何ですコレ?」
「「ドラッグレース!?(だと)」」
「何で急にあのバケモノが.....3年も動き無しだからてっきり........」
「あの、ドラッグレースって何ですか?」
「ドラッグレースってのはね、簡単に言うと短い距離でどのくらい早くゴール出来るかを競うレースよ。短距離走と一緒ね」
「へー、あ、本当だ。レース区間が成田湯川駅から印旛日本医大駅の1駅だけだ」
「因みにレースまで後何日?」
「レース当日が〇月〇日、約2ヵ月ありますね」
「「直樹君(新人)、このレース、受けよう!!」」
「どうしてですか?」
「このドラッグレースの相手、今まで私らから奪った賞金を貯めてるの。そして勝てばその奪って貯めている賞金を入手出来るの」
「どうして貯めるのですかね?使っちゃえば良いのに」
「...相手のチームはね、潤ってるの、旅客運用で」
「後、車両はどうするんだ?相手は最高速度230キロだぞ。それに比べこっちは165キロ、このままだと負け確定だぞ」
「そりゃあ方法は一つでしょ」
「一つ?」
「改造よ!(魔)改造!!」カイゾー!
「おい今なんか一瞬違う意味にならなかったか?」
「まぁまぁとりあえずかしわ台車両センターへ向かおうか」(現在地西横浜車両留置場)
「嫌な予感しかしない。まぁ、俺には関係無いか!頑張れよ、新人!」
「え、何に頑張れば良いんですかー!本郷先輩ー!」(ズリズリ)
ガチャン!
「強く生きろよ、新人。....さて!お菓子食べるか!」
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場所変わりかしわ台車両センター
「沙織ちゃん〜来たよ〜」
「お、待ってたよ!奈緒ちゃん、それとお噂の新人君!」
「こんにちは。小境 正樹です。新人君と呼ばないで貰えると嬉しいです」
「どうもね、私は栗原 沙織(くりはら さおり)。一応SHD専属技術員なのだけど、人手不足でかしわ台車両センターの車両整備士も兼ねてるよ。よろしく。正樹君」
「でさ、沙織ちゃんには今回、彼の愛車である11000Dの(魔)改造をして欲しいんだけど」
「オッケーだよ!奈緒ちゃん!で、具体的にはどこを(魔)改造するのかな?」
「えっとね、2ヵ月後にドラッグレースをするから、それに対応した(魔)改造をお願い」
「了解だよ!それじゃあ彼の愛車はお預かりするよ。(魔)改造が終わったら連絡するからそれでよろしく!」
「分かった〜それじゃあね〜」(直樹を引っ張りながら)
〜〜〜〜それから一ヵ月半経過〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「お待たせ!出来たよ!」
「おぉ結構変わったね〜」
「まずモーターはー、えっと、何か大阪で安く売ってた高出力モーターをちょっと改良した物を搭載してるよ!」
「あの、それ大丈夫ですよね?いきなり爆発とかして俺の11000Dが壊れたりしないですよね?」
「大丈夫だよ!何かとある模型屋で作られた試作品モーターだったらしいんだけど、私が改良に改良を重ね、新品よりずっと良いモーターにしたから大丈夫!安全性は私が証明するよ!」
「それなら、まぁ」
「それじゃあ説明を再開するよ。高出力モーターに変えたからマスコンもそれ用に変えて、ブレーキ性能も同じように上げたよ。後、台車も超高速度対応の物に換装したからちょっと走り方が変わっているから慣れて置いてね」
「台車が変わるだけで走り方変わるんですか?俺、運用で偶に8000系とか運転しますけど感覚は余り変わりませんでしたよ?」
「低速と高速とでは全く違うのよ、正樹君も経験したでしょ?」
「そうでした、正直、完全に忘れてました」
「はぁ〜、最後ね、集電力を高める為に電気が通り易くて空気抵抗をを考えたD仕様のパンダグラフにして、軽量化の為に保安装置をATS、ATC両対応の物に変えたくらいね。...本当、これについては最初見た時アホかって思ったよ。まさか両対応じゃなくてそれぞれATS装置、ATC装置の2つを別に取り付けていたとはね」
「アハハ、でもそうした方が安かったですし」
「確かに両対応の物に換装するよりはATC装置を別に取り付けた方が安いけど、重量増えるし、配線が複雑になって整備士泣かせだし、間違えて両方起動したらエラー起こして自走不可になるかもしれないしで将来を見据えると両対応の物にした方がずっと良いのよ」
「そして注意ね。今貴方の11000Dは加速力がバケモノ級なの。その加速力で営業運転をすると急発進、急停車と乗り心地は最悪よ。だから営業運転用にロック機能を追加してるの。そのロックが掛かっている時は最高速度が他と同仕様の120キロ、加速力とかも他と同じレベルになるから。この11000Dで営業運転をする際はロックを必ず掛ける事!オッケー?」
「オッケーです。ありがとうございました」
「それじゃあレース頑張ってね!」
「はい!頑張ります」
そう言って11000Dと共に車庫を出た。
栗原 沙織(くりはら さおり)
相模鉄道、SHD専属技術員の一人、愛車はモヤ700系、走行可能区間は相鉄線内のみ(相鉄本線、いずみ野線、相鉄新横浜線(現時点では羽沢横浜国大駅まで)、厚木線)
人員不足の為かしわ台車両センターの整備士も兼任している。
(魔)改造を得意としており、家にある家具の一部は沙織の手により(魔)改造された物がある。
車両整備、改造以外に、相鉄線内のバトルで事故が起きた際、当該車両の甲種輸送も行っている。