天地無用!皇鮫后 作:無月有用
ハリベルと魎呼は睨み合って数秒。
「行くぜぇ!!」
魎呼が一気に加速して、光剣でハリベルへと斬りかかる。
ハリベルは柄を両手で握り、尋常ではない衝撃と火花を散らしながら連続で剣を打ち合う。
「おらおら、どうしたぁ!!」
魎呼は楽しそうに右腕だけで光剣を振り回す。
ハリベルは弾かれて僅かに距離が開いた瞬間、切っ先を天地に向ける。
「「なっ!?」」
魎呼と天地は目を見開き、ハリベルの剣から天地に向かってエネルギー弾が放たれる。
天地は慌てて軌道から離れようとし、魎呼はテレポートして天地の前に移動する。
「このくそっ!」
魎呼はエネルギー弾を光剣で打ち払い、エネルギー弾は一度吹き飛んだ林跡にまた叩き込まれて爆発する。
ハリベルはエネルギー弾を撃った直後に、2人とは別方向に高速で飛翔した。
「あっ!! 逃げんな!!」
「あっちは、家の方角だ!!」
「くそっ!! 天地、先に行くぞ!!」
魎呼は音速にも迫る速さでハリベルを追いかける。
天地も走り出して、自宅の方へと急いで向かう。
ハリベルは全力で飛行を続け、その背後から魎呼が猛スピードで迫って来ていた。
2人の視界には大きな池が見えた。
その畔には家が建っており、それが天地達が暮らしている柾木邸である。
「逃げてんじゃ……ねぇー!!」
「!!」
魎呼が右手からエネルギー弾を放ち、ハリベルは振り返りながら剣を振るってエネルギー弾を打ち払うが、踏ん張り切れずに後ろに吹き飛ぶ。
ハリベルは無理に抵抗せずに、そのまま池に向かって飛ぶ。
魎呼は連続でエネルギー弾を放ち、ハリベルは紙一重で躱しながら飛行を続ける。
「このっ……!! いい加減に――!!」
ハリベルが池の上に差し掛かったところで、魎呼は歯を食いしばりながら一気にスピードを上げて、ハリベルの真上に移動する。
「!?」
「しやがれ!!」
魎呼は右腕を全力で振り抜く。
ハリベルは両腕を交えて魎呼の拳を受け止めて吹き飛ばされ、池に墜落する。
強烈な衝撃波と共に巨大な水柱が噴き上がり、池の畔まであるデッキに出ていた阿重霞、美星、砂沙美、鷲羽、魎皇鬼、ノイケ達に水飛沫が降りかかる。
「っ!! 魎呼さん!」
「魎呼さん! 天地様は!?」
ノイケと阿重霞が魎呼に向かって叫び、魎呼は阿重霞達の近くまで降下する。
「天地は無事だ! それより、気ぃ付けろ! あの程度でくたばる奴じゃ、なさそうだぜ!」
魎呼は池から目を離さずに告げ、注意を促す。
その直後に水柱から無傷のハリベルが剣を構えて飛び出してくる。
魎呼は再び光剣を作り出して、ハリベルと派手な剣戟を繰り広げる。
ノイケはハリベルの姿を見て、目を見開く。
「彼女は……!?」
「知ってるのかい? ノイケ殿」
「〝ティア・ハリベル〟という海賊です! ギルドに属しておらず、常に人的被害を最小限に抑え、礼節を重んじることで有名なのですが……」
「そんなイイ子ちゃんが、なんでここに来て、しかも私達を狙うのか……」
「ええ……」
「なぁんか碌でもない裏がありそうだねぇ」
鷲羽が腕を組んでハリベルに目を向ける。
すると、魎呼と斬り結んでいたハリベルが、突如ノイケ達の目の前に一瞬で移動する。
「「「!!」」」
「戦場に立つならば、覚悟は出来ているのだろうな?」
そう言いながらハリベルは突きを繰り出して、ノイケの心臓を狙う。
ノイケは後ろに滑る様に跳んで避けようとするが、間に合わないと悟って歯を食いしばる。
しかし、ノイケに刃が届く直前で、周囲に六角柱の群れが出現し、結界と思われるエネルギーフィールドが張られて剣を受け止める。
「!!」
「阿重霞さん……!」
「下がりなさい、無礼者!」
「……樹雷皇家の呪縛結界か」
「アタシを無視すんじゃねぇ!!」
戦闘装束に変わった阿重霞が鋭い目つきでハリベルを睨みながら言い放つ。
そこに真上から魎呼が飛び掛かってきて、ハリベルは後ろに下がって距離を取る。
「流石に魎呼と樹雷皇女まで相手にするのは厳しいか……」
「はっ! 今更後悔したって遅いんだよ!」
「大人しくなさい」
「悪いが、それが出来れば最初からここには来ていない」
油断せずに構えて言い放つ魎呼と阿重霞に、ハリベルは剣の空洞にエネルギーを溜めながら言う。
溜まっていくエネルギーに阿重霞は砂沙美を守ろうと結界柱を動かし、魎呼もエネルギー弾を放つ準備をする。
その時、畑の方から天地が駆け込んできた。
「皆!!」
「っ!? 天地!! 来ちゃ駄目!」
「そう。油断し過ぎだ。柾木天地」
魎呼が目を見開いて叫び、ハリベルは剣の腹を天地に向け、
「《虚閃》」
エネルギー波を放つ。
天地は自身に向けて飛んでくるエネルギー波に目を見開いて固まる。
「天地!!」
「「天地様!!」」
「天地さん!!」
「天地兄ちゃん!!」
「みゃあ!!」
魎呼、阿重霞、ノイケ、美星、砂沙美、魎皇鬼が叫ぶ。
天地がエネルギー波に呑み込まれそうになった時、天地の身体が輝いて、天地の目の前に光の羽が出現する。
ハリベルが放ったエネルギー波はその光の羽に完璧に受け止められて霧散する。
「光鷹翼……!」
「天地!」
「天地様!」
天地は光鷹翼を展開したまま、息を整えながらハリベルを見つめる。
ハリベルは目を細めて、光鷹翼から発せられる強大なエネルギーを肌で感じ取る。
「……なるほど。人間が皇家の樹を超える光鷹翼を生み出すか……。目の前で見ると、畏怖の念しか湧かんな」
「おおお!!」
「!!」
魎呼がすかさず飛び掛かってきて、ハリベルは再び剣戟を繰り広げる。
しかし、今度は阿重霞も殴りかかってきて、ハリベルは左腕でガードするも池の真ん中まで吹き飛ばされる。
天地はその隙に砂沙美達の元に走り、全員と合流する。
「皆、無事か!?」
「天地様は!?」
「俺は、なんとか……! 砂沙美ちゃん達は!?」
「魎呼お姉ちゃんと阿重霞お姉様が守ってくれたから大丈夫」
「よかった……!」
「天地殿。彼女から何か聞いてないかい? 黒幕とかさ」
「いや……。あ! でも、あの人は人質を取られているって……!!」
「なるほどねぇ」
「鷲羽お姉ちゃん! どうにか出来ないの!?」
「どうするにしても、まずはあの子を止めないとねぇ。まぁ、魎呼と阿重霞殿が出たんだ。そう時間はかからないと思うよ」
そう話す天地達の前で、ハリベルは魎呼と阿重霞の猛攻に防戦一方となっていた。
特に阿重霞の呪縛結界が厄介で、捕まれば魎呼に一気にトドメを刺されてしまう。
しかし、阿重霞に気を取られ過ぎても、魎呼のパワーに押し負けそうになり、どちらにも気を抜けない状況だった。
だがそれでも、ハリベルは決して2人に決定打を与えなかった。
「こいつ……!」
「強い……!」
「……やはり、ここが限界か……」
ハリベルは構えを解いて、水面まで下がる。
魎呼と阿重霞は、油断せずにハリベルを挟み込むように飛ぶ。
「ようやく諦めたのか?」
「いや、どうせならやれるところまでやらせてもらおう」
「貴方の力ではわたくし達を突破するのは不可能。それはもう理解していらっしゃると思いますが?」
「……私の力で?」
阿重霞の言葉に反応を示したハリベルは、胸に左手を伸ばす。
すると、服の固定を解除して、胸元が開かれる。
全員が一瞬裸を思い浮かべて、天地は顔を赤くする。
しかし、露わになったのは乳房ではなく、隠されていた美貌と首元に青い菱形の結晶が嵌められた武骨な白い装甲だった。
顎から胸の上半分を覆う特殊な形状をしており、明らかに防御を意識した装甲ではないことが窺えた。
鷲羽はその装甲を見て、目を細める。
「……見たことない装備だね。ガーディアンとはまた違うみたいだ……」
ガーディアンとはエネルギー力場体のパワードスーツの一種である。
他にも様々な種類があり、阿重霞が使役する阿座化、火美猛も自立型のガーディアンだ。
最近流行りのパワードスーツ型のガーディアンは、あのような装備をするものはなかったと鷲羽は記憶している。
何よりあの青い結晶から妙なエネルギーを感じていた。
ハリベルは服を靡かせながら、まっすぐに天地を見据える。
それに魎呼と阿重霞は天地達を背に庇う様に移動した。
「私の力の底など、まだお前達に見せた覚えはないぞ」
「……はっ! だったら、とっとと見せてみな」
「魎呼さん……! 余計な挑発は控えてください!」
「安心しろ。今、見せてやる」
ハリベルは右腕を突き出して、剣を逆手に持つ。
威圧感と共にハリベルを中心に波紋が広がり始める。
「討て――【
ハリベルが唱えた直後、足元から水の竜巻が巻き上がり、ハリベルを呑み込む。
天を貫くかと思うほど高く昇る水竜巻が、突如縦に引き裂かれる。
天地達は顔を叩きつけてくる水飛沫と風を腕で庇い、収まると同時にハリベルがいた場所に目を向ける。
ハリベルは先ほどまでとは大きく変わっていた。
胸元の装甲は変わっていないが、上着は消え去っており、白い鋭角な肩当て、肘までを覆うガントレットグローブを身に着け、下半身は袴のようなズボンが白いホットパンツになり、両脚には白くて鋭角な膝当て、グリーブ、サバトンが一体化したものを装備している。
そして、右手に握られていた剣は、鮫の頭部のような大剣へと変わっており、両頬には藍色の稲妻模様が浮かび上がっている。
「……はっ。なんだよ。見た目が変わっただけじゃねぇか」
魎呼は笑みを浮かべるも、その目は鋭く、いつでも対応できる様に備えていた。
ハリベルがゆっくりと大剣を振り上げる。
魎呼は僅かに腰を落とし、阿重霞は結界を天地達の周囲に展開する。
その直後、ハリベルが勢いよく大剣を振り下ろすと同時に、魎呼と阿重霞の間を突風が吹き抜けた。
「「!!」」
2人が目を見開いた瞬間、阿重霞が展開していた結界が切り裂かれて、デッキに大きく切れ込みが入って天地の爪先まで届く。
「うわっ!?」
「天地様!?」
「天地兄ちゃん!」
「だ、大丈夫!」
「よかった。それにしても、阿重霞さんの結界を簡単に破るなんて……」
「今のは……高圧の霧状の斬撃……? それをあの一瞬で連続で叩きつけたってのかい? ってことは……」
鷲羽は顎に手を当てて、ある推測を立てる。
「マズイかもね……」
「鷲羽ちゃん?」
「魎呼! 阿重霞殿! 気を付けて! その子、水を操るよ!!」
「水を……!? ということは……!」
「あいつがここに来たのは……!」
ハリベルは再び大剣を振り上げる。
すると、池から再び水竜巻が舞い上がる。
「……《トライデント》を見抜かれた上に、それだけで暴かれるとはな……。一気に決めさせてもらう」
更に3本の水竜巻が出現する。
ハリベルは大剣を振り、4本の竜巻が魎呼や天地達を呑み込むかのようにうねりを上げて、襲い掛かってくる。
「《
「マズイ……!」
「砂沙美!」
阿重霞は水竜巻が出現した直後に砂沙美の元へと飛んでおり、結界を張り直していた。
魎呼も天地達の傍まで戻る。
「天地!! 光鷹翼を出せ!! まだ来るぞ!!」
「っ!!」
「《
魎呼の呼びかけに天地は即座に目の前に光鷹翼を展開する。
直後、4つの水竜巻を押しのけるように、大瀑布のような高圧の水流が光鷹翼に叩きつけられた。
「ぐっ!!」
「くそっ!!」
魎呼はエネルギー波を連射して、天地をフォローする。
「鷲羽様! 何か手はありませんか!?」
「ここから離れるのが一番手っ取り早いね。宇宙に上がればあの子の力は使えないし、宇宙船なら皇家の船でもない限り魎皇鬼を超えるわけはないだろうからね」
「簡単に言いやがって!! この状況で魎皇鬼を船にしたら、格好の的だぞ!?」
「《
『!!』
水流と水竜巻を防ぎながら打開策を考える鷲羽達。
そこに大剣に猛烈な回転をする水流を纏わせながら、《断瀑》の中を猛スピードで突撃してくるハリベルの姿を捉えた。
光鷹翼に強烈な衝撃が走り、突き出している天地の右腕の袖が破れ飛ぶ。
天地は目を見開いて左手を右腕に添え、両足を踏ん張る。
「ぐあっ!?」
「天地!!」
「天地様!!」
魎呼達が天地の背中を支える。
「おおおおお!!」
ハリベルも全ての力をこの一撃に注ぎ込む。
天地も体に力を籠めて、光鷹翼に圧しかかる力を全力で押し返す。
「はあああ!!」
天地が光鷹翼に更なる力を籠めた瞬間、ハリベルの放っていたエネルギーが全て跳ね返る。
もろにエネルギーの反流を受けた大剣に亀裂が走り、ハリベルが目を見開いた瞬間、柄以外が完全に砕け散る。
「っ!! しまっ!?」
天地は力を籠めすぎたことに目を見開く。
ハリベルは砕けた大剣を見て、目を閉じる。
「……ここまでか」
無念そうに呟いた直後、己が放った膨大なエネルギーと衝撃が全身に襲い掛かる。
ドッッバアアアアアァァン!!!!
強大な衝撃音と爆風が池側に炸裂し、ハリベルは砲弾のように体をくの字に曲げて、一瞬で池を飛び越えて柾木邸の反対側にある森に吹き飛ばされる。
ハリベルが突っ込んだ衝撃で森が吹き飛んで、木々が宙を舞って、薙ぎ倒されていく。
池は大嵐の海のように荒れ狂っていた。
天地達や柾木邸は光鷹翼が完璧に守り、被害と言えるのは砕けているデッキの一部くらいだった。
「し、しまった!?」
殺すつもりは全くなかった天地は大いに慌てる。
砂沙美とノイケも人質の話を聞いていたので、ハリベルが無事か気にかかっていた。
鷲羽は魎呼に顔を向けて、
「魎呼、探しに行くよ。天地殿達はまだ他にもいるかもしれないから、ここにいてくれるかい?」
「え~……殺しに来た奴をわざわざ探しに行く必要あんのかぁ?」
「黒幕の情報が欲しいし、天地殿の話ではあの子は人質を取られていたみたいだからね」
「ちっ……。そういうことかよ。まぁたクレーの奴じゃねぇのかぁ?」
「否定は出来ないけど、あいつが牢から出たって噂はないんだよねぇ。だから、情報が欲しいんだよ」
「はぁ……。わぁったよ」
魎呼は小さくため息を吐くと、鷲羽を抱えて宙に浮かび上がり、ハリベルが吹き飛んだと思われる場所へと向かった。
そこは隕石が落ちたかのように、クレーターが出来ていた。
鷲羽は端末を操作しながら、魎呼に抱えられていた。
「おい鷲羽。人に運ばせといて、なにしてやがる」
「さっきの戦闘の痕跡を消してんの。畑とかここはともかく、吹き飛んだ山とか光線の目撃情報は少しでも減らしとかないと面倒だろ?」
「……まぁ、なぁ」
「それにしてもあの子、やっぱり優しい子みたいだねぇ」
「あん?」
「あれだけ派手に暴れたってのに、被害がほとんどないんだよ。光線は基本空に弾いてるし、あの頂上が吹き飛んだ山以外が、全部うちの敷地内ばっかりだね。酷いのは畑横の林とこの周辺くらいさ」
「ふぅん……っと、いたぜ」
「お!」
2人はクレーターの端に、仰向けに倒れているハリベルを見つけた。
少し手前で鷲羽を降ろし、魎呼は警戒しながらハリベルの傍に近寄る。
「おい、生きてっか?」
「……何故……かな……」
ハリベルはほぼ全裸で、身体に酷い火傷を負っていた。右腕は明らかに折れており、右頬には深い切り傷、頭からも血を流していた。
もはや痛みも感じないが、生体強化をしていたが故にこれだけの怪我でも気を失えない状況に、ハリベルはもはや笑いすらこみ上げそうだった。
正直死んでいないのが不思議でたまらない。
「……トド…メ……を刺し……に…来て……くれた……のか?」
「残念だったな。天地がお前を死なせたくねぇってよ」
「甘い……な……」
「うっせぇ。そこが天地のいいとこなんだよ」
「……そう……か……」
ハリベルは魎呼の惚気に小さく微笑む。
己や家族を殺そうとした女を助けたいとは、なんとも甘いことだ。
そう考えながらも、全く意外に思わないのは情報を貰っていたからだろうか。
そこに鷲羽が近づいてくる。
「治療は私に一任させてもらうよ」
「好きに……しろ……。それと……」
「ん?」
「私の…船が……畑か…ら……北西の山の……中に……迷彩…を…展開して……停めて……ある……」
「了解」
「もっとも……回収……されている…かも……しれんが…な……」
そう言ってハリベルは気を失う。
それと同時にハリベルの髪の色が変化し、淡く金色がかった銀髪になる。
鷲羽は端末を操作して、ハリベルを自分の研究所の治療カプセルへと転送する。
すると、すぐ近くにハリベルの胸元に取りつけられていた青い結晶を見つける。
それも回収した鷲羽は、すぐに魎呼と共に柾木邸に戻る。
「鷲羽さん! あの人は!?」
「安心しな、天地殿。ギリギリ生きてたよ。今は私の研究室に転送してる」
「よかった……」
「ノイケ殿」
「はい」
「悪いんだけど、あの子の宇宙船を回収してきてくれないかい? 位置情報は送るから」
「分かりました」
「じゃあ、私は早速あの子の治療と周囲の修復作業を始めるよ。天地殿達は少し休みな」
「……分かった。お願いします」
鷲羽の作業は基本的に誰も手伝えない。
なので、天地達は言われた通り大人しくして、いつも通りの生活を送るしかないのだ。
鷲羽は力強く頷く。
そして、天地達は自分達に出来ることを始めようと、すぐに行動に移るのだった。