「えーと、ですね。本日は転校生を紹介しようと思います」
朝のSHR、ふぅ、落ち着け、冷静になれ!
山田先生の話が終わると同時に、ゾロゾロと教室に入ってくる。
ん?ゾロゾロ?
「では、自己紹介をお願いします!」
「シャルル・デュノアです。此方には僕と似た経緯を持った方がいると聞いて転校してきました。これからよろしくお願いします。」
ゴクリ
クラスの殆どが息を呑む。
「早瀬浩一だ。これからよろしく!」
ここで、殆どが我慢できなくなった。
「「「「「き、きゃーーーーーーーーーーーーーーー!」」」」」
「男子よ!」
「1人は金髪碧眼の守ってあげたくなる系の男子!」
「もう一人は元気ハツラツって感じで一緒に居たら楽しくなりそうね!」
「地球に生まれてよかったーー!」
「お母さん!来年の母の日には河原の花じゃなくてちゃんとしたカーネーション買って渡すね!」
おい、最後の毎年母親にはカーネーションぐらい買ってやれよ。
だが、4人目だと?いや、実質3人目か。新たな転生者か、お手並み拝見と行くか。
「では、四人共席につけ」
そう言った千冬。どうやら考え事に耽り込み過ぎたらしい。
「貴様が!」
そう、銀髪眼帯のちびっ子2号が吠えると手を振りかぶる。
え?ちびっ子の1号は誰かって?鈴にきまってんだろ!いわせんなはずかしい。
因みに一夏に平手打ちは当たることは無かった。なぜなら我が止めたから!(キリッ
「おい、ガキ、朝から吼えるな。鬱陶しい。それとも、ドイツでは朝の挨拶に平手打ちを食らわすのが礼儀なのか?おい、ブリュンヒルデ貴様はこんな礼儀のない奴を育てるとはなどうなっている?」
「貴様!教官の事を侮辱するな!」
ラウラさんマジ顔真っ赤っか
「あぁ、鬱陶しい、吼えるな、喚くな、囀るな」
「あぁ、ほらほら、黄金君もそこまで、ボーデヴィッヒさんも初日からこんなんじゃ友達できないよ?」
「ふん、私はここへ群れに来たわけでは無い」
こんな空気に呆れたのか千冬が口を挟む。
「そこまでにしておけ、追加の連絡事項は無しだ。貴様ら話し込むのは結構だが、一時間目の私の授業は遅刻してくれるなよ?それと、織斑、黄金は早瀬とデュノアの面倒を見てやれ。以上解散」
鬼の一声で皆そそくさと移動を始める。
「黄金とか言ったな?この礼は必ず返す」
「おう、黒ビールとソーセージを期待しているぞ」
「ふん、ぬかせ」
軽い口論を済ませると今度は早瀬が此方に近づいてきた。
「やぁ!久しぶりだね?征人いや、○○○」
どうやら、四人目には警戒しなくていいようだ。
「お前か。まぁ、いいそれより更衣室に行くぞ」
「おう!」
「征人、今日はヤバイ早く行くぞ!」
「おう、お前1人で走っていけ。我とデュノアと早瀬は歩いて行くから。」
「はぁ?どうなってもしらねぇからな!」
一夏は飛び出して走って行く。
お前の勇姿は絶対に忘れない。
「さて、デュノア自己紹介がまだだったな黄金征人だ。呼ぶときは好きに呼べ」
「うん、よろしく征人!僕の事はシャルルでいいよ。」
「では、行くぞ、我に触れて更衣室に着くまで離すなよ?」
その後何事もなく無事に更衣室に着くことができた。
更衣室に入ると真っ白になった一夏が待っていた。
なんで、ばれなかったかって?お前そりゃあ、『己が栄光の為でなく』あったからにきまってんだろ。
「さぁ、行くぞシャルルは準備はまだか?」
「は、はひっ!準備できた、よ?」
「よし、行くぞ」
▼▼▼
「ねぇ、黄金あれどうしたの?」
ちびっ子1号が真っ白に燃え尽きた一夏について聞いて来た。
「今はそっとしておいてやれ」
きっと一夏にとってもそれが1番であってほしい。
「それでは授業を始める。黄金、早瀬前へ出ろ」
「決着でもつけるのか?ブリュンヒルデ?」
「いや、今回の相手は」
「嫌ああああああああああああ!誰か止めてええええええええええ!」
「山田先生か。なるほど」
我はそのまま落ちて来た山田先生を取っ掴み静かに降ろす。
「あっ、黄金君ありがとうございます」
「礼なら要らない、では、早速模擬戦と行こうか?山田教諭」
「行くぜ!ラインバレル!」
浩一は手を上に翳すと光に包まれる。現れたのは白い二刀流の鬼だった。
「では、これより模擬戦を開始する。生徒諸君はしっかり見ておくことだ。」
「始め!」
試合開始の合図と共に我は『王の財宝』を展開させる。
「浩一、お前がメインアタッカーだ。ガンガンやれ我は射撃だ。当たるなよ?」
「任せとけ!」
▼▼▼
「では、デュノア、上で行われている戦闘で山田先生が使用しているISの特徴をあげてみろ。」
「はい、山田先生の」
そこまで言うと上から何かが落ちてくる。生徒全員その場から勢い良く逃げる。
「他愛ないな」
「山田先生大丈夫ですか?」
「「「「「え?」」」」」
土煙の中から出て来たのは、装甲が所々剥がれた山田先生だった。
「黄金、早すぎだ馬鹿者」
「あぁ、すまんすまん」
「まぁ、いい。それでは専用機持ちを筆頭にISでの歩行訓練だ。各自解散」
「黄金君!」
「第一印象から決めてました!」
「お付き合いを前提に結婚してください!」
「つけあがらない様に調教してください!」
「そして、時には笑顔を見せて一生離れられない様にしてください!」
「はぁ、馬鹿か貴様等は、馬鹿なこと言ってないでさっさと出席番号順にならべ。それとも、鬼の出席簿アタックを食らいたいのか?」
その言葉と同時にシャルル、一夏、浩一の前に居た女子達はゴキブリを散らす様に素早くカサカサしながら移動した。
「セシリアかぁ、まぁ、よろしく」
「鈴さん!一緒にがんばろ!」
「ぼ、ボーデヴィッヒさん?」
「やった!織斑君だ!」
「デュノア君お願いします!」
「早瀬君に教えてもらえるなんて!名字に感謝ね!」
「黄金様!お願い致します!無能な私めにご指導の方をどうか!」
我の列には比較的危ないのしか集まって無かった泣きそう。
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ラウラとの口喧嘩に仲裁に入ったのは…
早瀬だと思った人…おめでとうホモルートが開通したよ!
シャルルだと思った人…おめでとうヤンデレルートが開通したよ!