IS〜我が行く道は王の道〜   作:ネオバレットファイア

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シャル回


動き出す陰謀と英雄王

地球ではない何処か

ここでは、老人か子供か女か男かわからない人物と金髪碧眼の美女が会話していた。

 

「迅雷ねぇ、こればかりは看過できないかな?」

 

「確かにな。女尊男卑の世界を平等へと戻すかもしれない。この世界は女尊男卑でなければならない。それが俺のミスでも、この世界を変える事は許されない。」

 

「で?既に手は打ってるんでしょうね?」

 

「もちろんです。プロですから」

 

「ふーん」

 

 

▼▼▼

 

 

あの、変態しか集まらなかった悪夢の歩行実習訓練から二日後

 

我は何気なく訓練しようかとアリーナまで足を運んでいると

 

「…って下さいって?」

「くだらん……」

「泣いて……」

 

そんな言葉が聞こえて来た。

急いで駆けつけてみれば、案の定鈴とセシリアとラウラの喧嘩だった。

 

「おい、軍人。軍属が一般人に手を出していいのか?」

 

いい加減一方的になってきたので口を挟むことにする。

 

「ふん、手を出したのは私からではない。よってこれは正当防衛だ。」

 

「なるほど?ならば、ここからは我が相手になろう。」

 

「選手交代か、よかろう。そこのくだらん種馬を巡って争う雌豚共よりは骨があるとみた。その挑戦受け取ろう」

 

「ほう?ならば遠慮なく。貴様に問おう、王とはなんだ?貴様に問おう、王たる資格とはなんぞや?答えは、群衆を魅せ、轟かせ、湧き上がらせ、向上させる者の事だ!『王の軍勢』!!」

 

そこからアリーナの景色は一変し、無限に広がる砂漠地帯になっていた。

 

「貴様!何をした?!」

 

ラウラは急激な変化に戸惑う。

 

「これから先は一方的だ。文句は受け付けんぞ?」

 

そこへ

 

「そこまでだ、馬鹿共。黄金、慢心しない事は褒めるが行きなり全力全開は褒められたものではないな。できることなら、この前の山田先生の時ぐらいでやれ。」

 

世界最強が立ち塞がる。

 

「はっ、興が冷めた。帰るか、おい、セシリア、鈴立てるか?」

 

「な、なんとか」

 

「まだ、行けますわ」

 

「では、織斑教諭我は2人を保健室に連れて行く。問題は?」

 

なんか、癪に障るからドヤ顔で言ってやる。

 

「ない」

 

「そうか、ではな」

 

我は2人を保健室まで引っ張って行く。

その際、一夏にも連絡してやった。恋愛助ける我マジキューピット

 

以下、扉の外で聞き耳した内容

 

「で、なんで2人共ボロボロなんだ?」

 

「そ、それは…その」

 

「じょっ、女性としてのプライドを傷つけられたのですわ!」

 

「ふーん。」

 

「で、なんで早瀬まで来てるのよ」

 

「いや、征人から面白いもの観れるから保健室へ行けってメール来たから来たらこの有様って訳。ま、2人共ボロボロになるまで良く頑張ったね。そうは思わないか?一夏」

 

「おう、そうだな。」

 

ドドドドドドドドドドドドド!!!!

 

まずいな保健室に入っておこう。

 

「織斑君!」

「早瀬君!」

「黄金君!」

「「「「「これ!」」」」」

 

少女達が差し出したのは、来週辺りに行われるタッグマッチトーナメントのタッグの申請書類だ。

 

「あぁ、これか」

 

「我は無理だな。デュノアと組む。」

 

そこで、浩一と一夏は身の危険を感じたのか息もピッタリに

 

「「俺、一夏(浩一)と組むから!」」

 

と言い放った。大体の女子は

「まぁ、他の女子と組まれるぐらいなら」

「薄い本が厚くなるわね」

などと抜かしながらトボトボと保健室を後にする。

 

「待ちなさい一夏!タッグはあたしと組みなさい!」

 

「待ってくださいまし!一夏さん!わたくしと組んでください!」

 

「残念ですが、お2人はタッグトーナメントに参加する事は出来ません。」

 

そこに丁度良く山田先生が何かの資料を持ってきた。

 

「何故!?」

 

「お2人の機体のダメージレベルがCに到達しています。代表候補生のお2人ならこの意味がわかりますね?」

 

「くっ、ひっじょーーーーーーに残念だけど今回ばかりは諦めるしかないようね」

 

「右に同じくですわ」

 

2人共、自分のISの状態を聞いてやれやれと言った感じだ。

 

 

 

適当にシャルルと組むと言ったけど本人に確認とってないな。

我は本人に確認取るために部屋へ戻る。

 

 

 

部屋に戻るとシャワーの音が聞こえて来た。なるほどシャワーに入ってるのか。

ん?そういえば、昨日ボディーソープが切れたんだよな…

よし、持って行く…

 

「え?」

 

金髪碧眼の美少女がバスタオル一枚で出てきたのだ。困惑しない奴はいない。誰だって困惑する。我様だってそうだ。

 

「とりあえず、これ、ボディーソープの替えな?」

 

困惑し過ぎて何時もの言葉遣いではない。

 

「う、うん」

 

金髪の美少女はおとなしくボディーソープを受け取るとまたシャワールームへ戻って行った

 

暫くしてシャワーの音が止みシャワールームの扉が開く音が聞こえる。

 

「でだ、シャルル何故、男装をしていた?」

 

何事もなかった様に接する辺り我様マジ紳士!

 

「うん、それは実家から命令されて仕方無くやった事なんだよ」

 

「ふむ、差し詰めデュノア社の広告塔も兼ねて特例の浩一、一夏、我の3人の男性操縦者のデータの収集もしくは、データの盗み出しと言った所か?」

 

「す、凄いね征人ってそれだけでわかっちゃうんだ」

 

「どういう経緯で、どうなって、どういう理由でこんな事をするに至ったかはあえて聞かん。」

 

「え?」

 

驚くシャルルに我は続ける。

 

「シャルル・デュノア貴様はどうしたい?」

 

「どうしたい?無理だよ、これがばれたからには僕はフランスに強制送還されて良くて一生牢屋の身さ!」

 

「貴様がその選択をするというのならば、それもまた、お前の人生だ。好きにするがいい。だが、それを変えられるだけの力を持つ者が目の前にいる。」

 

「征人が?」

 

軽く涙目のシャルルが見上げてくる。こう、なんか胸に駆け上がってくる何かを堪えて再度飲み込む。間違いなくここで堪えてなかったら変なこと言ってた。

 

「JUDA、黄金コーポレーション聞いた事は?」

 

「世界三大企業のツートップだよね?」

 

「早瀬はJUDAの社長で、我は黄金コーポレーションの次期社長だ。」

 

「え?」

 

「つまりだ。元々の相手が悪かった訳だ。でだ、もう一度聞く。シャルル・デュノア貴様はどうしたい?」

 

「ぼ、僕は!僕は自由になりたい!」

 

「その願い聞き入れた。今は泣いてもいいぞ?我様の胸を貸してやろう」

 

我は笑いながら言うがシャルルは何も言わずにそのまま抱きついてきて暫く本気で我の胸で泣いていた。

 

 




感想、意見、誤字、脱字待ってます!
質問も受け付けます!(※今後の展開に影響しない範囲で)

シャルはやっぱり天使だった!
他の二次創作でもここら辺の下りが1番好きです。フラグデストロイヤーの一夏がやってると考えると腹が立つけどな!(ドヤァ
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