IS〜我が行く道は王の道〜   作:ネオバレットファイア

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デートなんですの!
デートって何処行くか考えるの凄い楽しいよね!作者は毎回ラウンドワンだけど…


なんやかんやはなんやかんやでなんやかんやなんです。

 

 

あの狂気の朝のホームルームから一週間近くが立つ。

 

因みに部屋割りは一夏、早瀬の二人部屋に対して我、シャルの二人部屋だ。

一向に変わる気配が無いので、山田先生に聞いてみると何かを思い出した様にガタガタ震えだし

 

『そ、その事はちょっと言えません』

 

なんて、言って山田先生は早足にその場から去って行くし

ブリュンヒルデに聞いてみたら

 

『その、なんだ?将来結婚するのだろ?なら、今の内に同棲した時の予行練習だと思って過ごせ、幸いここの部屋は防音がしっかりされている。今までのは聞こえていないから大丈夫だ。では、私は会議があるからな失礼する。』

 

と、顔を真っ赤にして一気に喋り切りその場から颯爽と去って行った。

今まで?はて?我は何かおかしなことをしたかな?

 

 

 

 

 

 

時は戻って、マッドなホームルームから一週間近く後の朝。

スマホのバイブレーションの振動で目が覚めた(オレ)は布団を捲る。もう、慣れたがやはり、シャルがいる。今回は良心的に下着を着ていてくれてる。最近ずっと

 

『布団に入り込むのは結構だが全裸はやめろ。』

 

って言い続けた甲斐があったのかもしれん。

でだ、携帯のバイブレーションの原因はメールだった。送り主は浩一か。

 

 

 

 

from:浩一

 

件名:助けて

 

済まん、かなり急を要する事態だ。起きてたらきてくれ!もし、起きてなかったら俺は間違いなく社会的死を迎えている。

部屋の鍵はピッキングされて空いているからさっさときてくれ

 

 

 

 

 

…脅しじゃねぇか

シャルをそっとしておいて(オレ)は布団を掛けてさっさと一夏と社会的死を迎えそうな浩一の部屋に行くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

「おい、貴様等何をやっている?」

 

我は第一声がそれしか出せなかった。なぜならば、一つの布団に三人入っていたから。

 

黒髪、銀髪、茶髪という順番でならんでいる。別に、ベッドが一つしかないのに対してこの部屋が三人で過ごす部屋だったのならば部屋に文句を言おう。この部屋は二人部屋でベッドも二つある。

それに、この部屋に銀髪の人間は住んでいない。

 

「よ、よお、征人来てくれたか。この軍人離してくれないか?」

 

ふと、浩一が|我≪オレ≫に気づいたのか苦しそうに声を掛けてくる。

よく見てみれば、浩一の喉に白く細い腕が締め付ける様に巻かれている。

 

「おい、ボーデヴィッヒ起きろ。この部屋で何をしている。」

 

「む?あぁ、黄金か。おはよう。」

 

何か悪い事でも?と言わんばかりの顔で答えられる。それよりも、タチが悪いのは何処かで見たことがあるシチュエーションだ。

 

 

あ、一週間前にも見たわこれ。

ラウラの格好は一週間近く前にも見た女の子の全裸だった。

 

「ん?なんだ?って、アイエエエエエエ!!ゼンラ?!ゼンラナンデ?!」

 

隣を見た一夏が騒ぎ始めた。もう、しらん。我は部屋にもどることにした。

 

 

 

 

 

 

部屋に戻るとシャルがジャージに着替えて待っていた。

 

「あっ、征人おかえり!朝早くから何処行ってたの?」

 

「あぁ、浩一に呼ばれてな」

 

そう説明すると、シャルの顔は暗くなり、瞳からは光が失われた。

 

「ふーん、浩一も女の子なのかな?」

 

「何を馬鹿な」

 

「だって、僕以外の女の子の匂いするもん」

 

あっ、これはアカンやつやどうする?

 

「あー、そのなんだ?浩一の部屋に行ってみたらラウラがいたんだよ。ただ、それだけだ。何も可笑しなことはない。」

 

ここ一週間こうだ。

少し、一夏Loversの相談相手になってやると何かと凄い剣幕で突っ込んでくる。恐ろしいったらありゃしない。

 

「本当に?」

 

「あぁ、本当だ。なんなら、今日は日曜だ。デートしてやってもいいぞ?」

 

その一言で機嫌が治ったのか、瞳に光が宿り元気になる。

 

「本当?やったぁ!じゃあ、今すぐ行こう?」

 

「着替えて、朝食食べてからな。」

 

「えー、まぁ、いいか!じゃあ、早速食べに行こう?」

 

 

 

 

 

 

 

それから、朝食を食べ終わり程なくして、街に出た。

 

 

「あっ!そうだ、ねぇ、征人!征人って水着は持ってるの?」

 

「むっ、そうだな、来週には臨海学校だしな。水着を買いに行くか。シャルはどうだ?」

 

「うん、僕も丁度買おうとおもってたんだ!」

 

 

それから、我は水着売り場に着きそれぞれ水着を選ぶということで別れた。

 

さて、水着か。海に行くのは凄く久しぶりだな。

 

水着売り場に来て3秒で決まった。これは、我の為にあるのだと実感してしまった。

 

金色がメインで所々に黒の刺繍が施されたトランクスタイプの水着だ。

これ以外にはないな。

早速、会計を済ませシャルの元へと行く。

 

売り場から出ると、それを待っていたかの様にシャルが出てきた。手には買い物袋を下げて。

 

「早いな。」

 

「まぁね!ねぇねぇ、征人どっか行って食べない?」

 

「もう、そんな時間か?なら、そこの喫茶店でどうだ?」

 

「うん!」

 

適当に指差したはいいが店名が「ニンジャスレイヤー」って書いてた。もう、気にしない。つっこんだら負けだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

店名に惑わされたと思ったけど。料理のコスパはいいし、店内の雰囲気もかなりいい。予想外だった。チェーン店らしく。元の会社を見てみると「黄金コーポレーション」って書いてあった。確か、姉が飲食関係を仕切っていたから…なんなんだよ!なんで!ニンジャスレイヤーってなんで?可笑しいじゃん!

 

「征人、黄金コーポレーションのことは今日は忘れるいいね?」

 

「アッハイ」

 

店名がニンジャスレイヤーとは実にマッポーめいた奥ゆかしい名前なのだ!

 

次はどこへ行こうか?

 

「なぁ、シャル次何処に行きたい?」

 

「うーん、あそこ!」

 

シャルの指差した先にはアクセサリーショップ「ビー・ブルー・ヴィー」があった。

まぁ、デートだしアクセサリーぐらい買ってやるか。

 

「ならば、行くぞ」

 

「あっ、待ってよ!」

 

その後は何事もなく楽しく過ごした。

アクセサリーなに買ったって?

落ち着け!





ワッザ!
今回は、ニンジャスレイヤー要素たっぷりでお送りいたしました。デート回と言ったな?あれは嘘だ。

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