IS〜我が行く道は王の道〜   作:ネオバレットファイア

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「―――よい開幕だ。死に物狂いで謳え雑念―――!」
ーーーギルガメッシュ





「人は今まで選択をして生きてきた。何かを得るために何かをすててね。君は全てを手に入れようとした。何もかもをね。実際君は手に入れてきたよね?だから、君は全てに飽きてしまったんじゃないかな?だから、君はもう違う。今日から最強はこの僕だ。」


嵐の到来

 

 

 

 

 

臨海学校二日目、今日は初日とは異なり遊びは全く無しで専用機持ちは各国から送られてきた追加パッケージのインストール、一般生徒は訓練機の整備にあたる。

我のは、メイドイン篠ノ之のため、本人から追加パッケージなどがない限り特にこれと言ってやることはない。

他人の手伝いなどごめんなので我は旅館の周りをぶらつくことにした。

 

 

 

 

 

 

「たまには、こんなのんびりしたのもいいのかもしれんな。まぁ、昨日もかなりのんびりしてたが」

 

ふと、目線を前に向けると前から金髪の男が歩いてくる。

これといって不思議な事はない。まぁ、金髪の外国人がここらへんにいるのは珍しいが。

相手は此方に気がついたのか、少し早足で寄ってきて話しかけてくる。

 

「やぁ、君はここら辺の住民かい?」

 

「たわけ、IS学園の制服を着た奴がここら辺の住民な訳があるか」

 

相手は笑みを崩さず続ける

 

「だよねー、ということは噂の男性操縦者ってことだよね?で、どうなのISって。装着した感じは?ISの試合した感じは?」

 

こいつ、なれなれしいな

 

「答えてやるから一気に聞くな」

 

そう言うと、携帯が鳴ったので携帯を見てみるとシャルからの着信だった。

 

「電話だね。どうぞ」

 

「あぁ、そうする。」

 

「なんだシャル?」

 

「あぁ、征人?織斑先生が専用機持ちは旅館の大広間に集合だって。緊急だからすぐこいって。」

 

「わかった今行く。」

 

「すまん、急用ができた。機会があればまた、答えてやろう。」

 

そう言いながら振り返ると男はもう居なかった。

 

「なんだったんだ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大急ぎで旅館の大広間に戻ると何故か箒が居た。

 

「おい、ブリュンヒルデ。何故篠ノ之がいる?」

 

「それは、説明している暇はない。とりあえず座れ」

 

珍しく、ブリュンヒルデは焦っているようだった。周りの奴らは気がついていないようだが。

 

「では、説明を始める。たった今、アメリカとイスラエルの共同開発新型第三世代『銀の福音』以後、福音と呼ぶ。が、暴走を始めたようだ。その討伐をやって貰いたい。」

 

そう言い切った。

 

「おい、ブリュンヒルデそれは本気で言っているのか?この学校には、元がつくが代表や代表候補生だった奴らがいるんじゃないのか?訓練機でも、腐っても第二世代だ。それを使って教師が出ればいいのではないのか?今、この場に居るのは、確かに代表候補生かもしれない。だが、貴様ら教師共よりは遥かに経験の少ないまだ、青臭いガキ達だ。ならば、その危険をどうやって埋める?もし、誰かが落とされたら?どう責任をとる?ならば、お前達教師が出張るところなのではないのか?この前だってそうだ。アリーナに侵入された時だって教師はクラックには参加しない。三年の精鋭にまかせっきり、VTシステムの時だって貴様ら教師陣が駆けつける寄りも先に我様が動いた。これはどう言い訳する?実際今のところ貴様ら教師の行動は遅すぎる。こんな所で作戦会議なんてやってる暇があるならさっさと動け。それが教師であろう?」

 

一息で全て言い切ってしまう。確かに矛盾していることもあるかもしれないが、教師ってものは生徒を守るべき存在なのではないだろうか?我はそう思う。

 

「確かに、黄金のいう事も一理ある。だが、現状はそうも言ってられない。福音のみであれば、確かに教師だけでどうにかなったのかもしれない。JUDAコーポレーションの新型IS、プリテンダーの強奪が発覚した。犯人は、JUDAの科学技術部顧問、レイチェル・キャルビンだ。それが此方へ向かっている。それを追従して謎のISも接近合計二体が此方へ向かっている。教師は今のところその迎撃に当たっている。それ故、どうしても福音はお前達に頼むしかない。」

 

「………我は福音の迎撃には行けない。」

 

「何故だ?」

 

「武装に置いて我の『王の財宝』は多対1に向いている。確かに、他の宝具を使えば一時足止めはできるかもしれないが。詠唱を終えるのにかなりの時間を必要とする。それをしている暇があればそこのアホたちなら落とせるだろうよ。」

 

我は目線を一夏と浩一に向ける。

 

「…済まないが、織斑、早瀬頼めるか?」

 

「やりますよ!なんてったって正義の味方ですからね!」

 

「俺も、やるよ!」

 

決意した二人に割り込む様にうさ耳がとびでた。

 

「まったまったまったなんだよ!ちーちゃん!私の頭にいい作戦がナウプランティング!」

 

「出てけ」

 

「ちーちゃん!ここは断然箒ちゃんと紅桜の出番なんだよ!」

 

「何?」

 

「紅桜の展開装甲と自動支援システム『コノハナサクヤ』を推進力として扱えば、こうくんのオーバーライドを使う必要がないよ!」

 

「どういうことだ?」

 

「つまり、ISの中で速度は最速ってこと。こうくんのオーバーライドは残念ながら、パイロットの体力をガリガリ消耗させる代物だからね。」

 

「という訳だ。篠ノ之行けるな?」

 

「はいっ!」

 

 

間違いない箒のやつ浮かれている。

 

「では、篠ノ之、織斑両名は10分後準備をして指定の場所に来るように。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「一夏、箒のやつ間違いなく浮かれている。そんなやつが失敗するのは目に見えている。お前がしっかりフォローしてやれ。」

 

我は、大広間から出て行こうとする一夏を捕まえて忠告する。

 

「あぁ、そうだな。ちゃんと言っておく。」

 

そう言って一夏は出ていった。

我は、落ち着く為に部屋へもどった。

30分後、二つの悪いニュースが届く事も知らずに。







IS:紅桜(ベニザクラ)
本来のストーリーでは存在しなかったIS。
浩一、征人の2人のこの世界への介入による歪みだと思われる。
紅椿に、展開装甲に加え攻守に使える自動支援BTシステム『コノハナサクヤ』(イメージとしては、00のサバーニャのが近い)が搭載されたものと考えていただければ分かりやすいかと…
更に作中では出なかったアビリティシステムと言われるものが搭載されているらしい。
武装:
雨月・空裂
展開装甲
アビリティシステム(現在非公開設定)
コノハナサクヤ
単一仕様
絢欄舞踏


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