IS〜我が行く道は王の道〜   作:ネオバレットファイア

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Never

入院してからかれこれ、4日たった。

人間の適応というのは早いもので、この病院内ならどこになにがあるかわかる。購買くらいなら目を瞑っていても行ける。

この間に、学校の担任やら、俺の親などが来た。ギリギリで親は記憶にあったが、担任はわからなかった。

そんなこんなで明日で退院することになる。今はまだ、夏休み期間らしくゆっくり出来る。

と、思ったのだが、残念ながら、俺に休暇は無いらしい。ISなどと言うトンデモを動かせるらしい俺はまた、1から学習のし直しらしい。

 

「あぁ、しんどいわ」

 

俺のつぶやきは病室に響くものの、だれにも聞こえることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、退院してからは順調にISをマスターして行った。

その間に、白虎という俺専属の秘書がいたんだが、俺と会話する度に

 

「征人様が…暴言を投げて来ない征人様…くっ、おいたわしや」

 

などと言ってるんだが、前の俺はバンバン暴言吐いてたんだな。

で、そろそろ何か思い出すんじゃないかと思い、今日は、担任から聞いていた、特に中のいい奴をよんだ。

結局は、この前、俺に着いていてくれた金髪美少女は来なかった。なぜだろう。頭の後ろがズキズキと痛む。

 

「よぉ、良く来てくれたな。この前はすまなかったな。」

 

全員を見渡して言う。

 

「征人、記憶喪失なんだってな。じゃあ、また、改めて自己紹介しなきゃな!」

 

黒髪の元気ハツラツな男ははにかみながらそういう。

 

「まぁ、言い出しっぺは俺だし俺から始めるか。俺は織斑一夏よろしくな!」

 

それにつられて、隣の奴も始める。

 

「早瀬浩一、君のライバル会社のJUDAの社長をやっている。よろしく。」

 

「おい、白虎」

 

「なんでしょうか?」

 

白虎を呼び出すと白虎に聞く。

 

「JUDAってウチとライバルなんだよな?」

 

「はい。」

 

「俺ってなんでそんなやつと友達なの?しかも結構親しいみたいだし。」

 

「さぁ?私は、征人様からは古い友人だとしか聞いておりませんので…」

 

「そうか、ならいいや。」

 

その会話を終わるのを見計らって次は、金髪縦ロールの美少女が自己紹介をする。

 

「セシリア・オルコットですわ!イギリスの代表候補生をやってますわ」

 

「鳳鈴音、中国代表候補生よ。改めてよろしく」

 

「篠ノ之箒だ。よろしく頼む。」

 

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ、ドイツの代表候補生で、特殊部隊の隊長を勤めている。」

 

皆、思うことがあるのか、挨拶に歯切れがない。

 

「あぁ、改めてよろしく頼む。所でだ、いきなりで悪いが、君たちとの記憶を取り戻す為に1度、俺とISの試合をして貰いたい。」

 

「「「「「「え?」」」」」」

 

「何も不思議なことではあるまい?俺は記憶をなくしていてもISを動かせる男子だからな。やらねばなるまい?」

 

「あ、あぁ、そうだな。ちゃんと手加減してくれよな?」

 

「ん?なぜだ?」

 

その言葉を皮切りに皆ぶるぶると震え始めた。

 

「あんたのISはトンデモ過ぎて対処できないのよ!」

 

皆の気持ちを代弁する様に鈴はそう叫ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、場所は移り黄金コーポレーションIS試験場へ。

 

「さぁ、だれが最初に相手をしてくれるんだ?」

 

「じゃあ、俺だな!」

 

一夏は元気よくISを纏いフィールドにでる。

 

「じゃあ、始めるか」

 

その一言と同時に試合開始のブザーが鳴る。

 

速攻と言うのが正しいのだろう。一夏はブースターをふかして征人に斬りかかる。

だが、征人は動かない。

 

「ふむ、やはりこの程度。ダメだな。」

 

何かポツリとつぶやくと同時に何かに押しつぶされる様に地面にぶつかった。

ふと、一夏は上を見ると何もないことに気がつく。何もないのに、押しつぶされる感覚。一夏はそれに気がつき前を確認すると。

 

「七割五分と言った所か。」

 

そこには、何かを確かめる様に手を握ったり開いたりしている征人がいた。

 

「これで終わりじゃあないだろう?一夏?」

 

その挑発に対して一夏は

 

「上等…」

 

笑って答えていた。

 

だが、結果はあいもかわらず一行に当たる気配はない。

その代わり、どんどん、カウンターがはいり逆に追い詰められる一夏。

 

20分が過ぎた頃には一夏がぐったりと、そのばに倒れていた。

 

「次だ。」

 

「じゃあ、あたしが行くわ。」

 

「代表候補生か…一夏よりは楽しめるんだろうな?」

 

「その減らず口は相変わらずりしいわね。」

 

そのまま、試合開始のブザーがなり、最初の剣戟が行われる。

 

キーーーン

まさにそんな擬音があっているような音が征人の頭に響く。

 

「ちっ!」

 

征人はその場から離れ、片手で頭を抑える。

その直後何かが、頭の中で浮かんだ。例えるならば、泥の中から、汚れ一つないなにかが湧き上がる様なもの。

それと同時にイメージが湧き上がる。

自分と顔はわからないが誰かが楽しそうに歩いている所だ。

 

「これは、失った記憶か。鈴、暫く付き合ってもらうぞ。」

 

「そんなことより頭なんか抑えて大丈夫なの?!誰か呼んだ方がいいんじゃ「心配はいらない。心配をするより俺と戦え!」わかったわよ!どうなったってしらないわよ!」

 

暫く鈴と打ち合っているとだんだんと取り戻してくる。

 

買い物に行ったこと。休日に遊びに行ったこと。学校、多分下校時間であろう時間に教室でキスしたこと。どれも、顔はわからないが違う少女だと言うことはわかる。

だが、結末は何度も何度も何度も別の少女にナイフで自分の体を貫かれるそこで、イメージは終わる。

別の少女とは間違いなく、病室で寄り添ってくれていた少女だ。何故だ?そんな考えをよそに鈴と剣戟を幾度となく繰り返す。

 

「おい、鈴、俺は病室で一緒だった女の子に何度もナイフで刺されたことはあるか?」

 

「はぁ?シャルロットがそんなことする訳ないじゃない。あんなにあんたにぞっこんだったんだから。」

 

「そうか。ならば済まないが、これぐらいで終わりにしよう。

I am the bone of my sword.

(体は剣で出来ている。)

 

Steel is my body, and fire is my blood.

(血潮は鉄で、心は硝子。)

 

I have created over a thousand blades.

(幾たびの戦場を越えて不敗。)

 

Unknown to Death.

(ただの一度も敗走はなく、)

 

Nor known to Life.

(ただの一度も理解されない。)

 

Have withstood pain to create many weapons.

(彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う。)

 

Yet, those hands will never hold anything.

(故に、その生涯に意味はなく、)

 

So as I pray,UNLIMITED BLADE WORKS.

(その体は、きっと剣で出来ていた。)

さぁ、ショータイムだ。」

 

「2回も同じ手は喰らわないわよ!」

 

そのまま征人は剣の丘から一本の剣を抜き投げる。

 

「『壊れた幻想』…決まったな。」

 

その言葉の直後、剣は爆発し、大幅に鈴のSEを削りとり試合終了のブザーがなる。

 

「シャルロットの所に行く。案内しろ」




微妙だなぁ。
まぁ、こんな感じで番外編のシャルロットを回収
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