いろいろ進路などで悩んでいたらこんな季節に人ってしまいました。
のんびり更新ではありますが話を進めていくのでよろしくお願いいたします。
因みにかなり今回短いです。その分次回が長く書けたらいいなと思います。
先日胡蝶と俺の関係がバレてからというもの、蝶屋敷の人達から時々……いやかなりの割合で温かい目で見られている気がする。それに関しては別に何も問題はないのだが……
「水柱さま! しのぶ様とはどこまでなされたのですかー?」
「わたし、すごく!」
「きになります!!」
「……」
といった感じ廊下で偶然会ったきよ、すみ、なほに異様に
「……まぁまぁだ」
義勇が誤魔化すために言ったことをきよ達は〝
……それだけは不味い。
「ちょっと待ってくれきよ達ぃぃぃ!!」
「きゃー逃げろー♪」
絶対に言いふらされてはいけないので過去最高に叫んできよ達を止めるために俺は十分ほど走り回った。正直言ってなまじ訓練しているだけあってかなり疲れたな……痣の代償なのだろうか……どちらにせよ早く治し切らなくてはな、とそんなことを肩で息をしてきよ達を捕まえながらに思う。
ちなみにどうにか言いふらすのは阻止できたらしい。
「全く……頼むから言いふらすのは勘弁してくれ……」と俺はきよ達に頭を下げてお願いすると少々悩んだ後、
「えー」
「でもぎゆうさんがあたまさげてるんだからやめてあげよ?」
「そうだねー」
「……感謝する」
……何とか許された、それはそれとしてだが、今日はどうしようか。
取り敢えず何かしないと退屈なので素振りでもする為に俺は道場に向かった。
道場に向かうこと二分と少し、目当ての道場に特に考えずに到着したので、身体の柔軟をしっかりしてから素振りを数百回してから一通り型を復習することにした。
水の呼吸の始まりの型であり、基礎。故に重要。
〝全集中 水の呼吸 壱ノ型 水面切り"
続けて紡ぐ。
〝全集中 水の呼吸 弐ノ型 水車"
もっと速く、まだ足りない。
流れるように次へ。
〝全集中 水の呼吸 参ノ型 流々舞い"
それでは守れないぞ。
まだ紡げ、みんなから託された物を。
〝全集中 水の呼吸 肆ノ型 打ち潮"
だからこそ受け継げ。
紡がれた糸は太くなり、やがて頑固になる。
〝全集中 水の呼吸 伍ノ型 干天の慈雨"
次はお前が託す番だ。
みんなが託してきた糸はどんなものよりも強固で強靭になる。
〝全集中 水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦"
それまでに高みに征け。
決して千切れない糸は何よりも鋭く。
〝全集中 水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き
やっと掴んだものは絶対に護れ。
その流れは激流が如し。
〝全集中 水の呼吸 撥ノ型 滝壺"
仇成すものは薙ぎ払え。
なれど飛沫は乱れ舞う。
〝全集中 水の呼吸 玖ノ型 水流飛沫・乱"
故にその糸は龍へと成る。
〝全集中 水の呼吸 拾ノ型 生生流転"
「……」
俺は一通り型の確認を済ませ、気が付くと蝶屋敷の面子がじっと俺を見つめていて、先程の確認が見られたことに僅かながらの羞恥心を覚えた。
「……見てたのか?」
「ええ、勿論ですよ義勇さん♪とても凛々しくて素敵でしたよ?」そう言って歩み寄るのは先程朝食を食べ終えたしのぶ。
恋人に真面目に努力を見られるのは思いのほか恥ずかしいものだな……
「……そうか。しのぶ、さっきのに何か違和感は無かったか?」
俺がしのぶに今の呼吸に何か違和感は無かったと聞くとしのぶは少し思案した後に
「特にないですね」
と答えたので恐らく問題はないのだろう。しのぶの横で見ていたカナヲは少し首をかしげていた。何か違う所があるのだろうか?
「……何かあるのか?栗花落」
「いえ、特には……でも、義勇さんは前よりも目が輝いていますね!」
目が輝い…そうなのか……まぁ否定はできまい。そうだ、どうせなら手合わせしようか、後輩の実力を知ることが出来るからな。
「……手合わせでもするか?
俺がカナヲに手合わせするかと聞くとカナヲは何故か困惑した表情で訊ねてきた。
「えっと……誰とですか?」
「……?栗花落が俺と手合わせするのだが?」
俺がそう説明するとしのぶは大きくため息をついてしまった。
番外編書くとしたらどんなお話が良い?
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