ポケットモンスターノーブルバイオレット   作:ジャン=Pハブナレフ

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なんとか13話を終えた直後の投稿です。短いです


第12話 ただいまセキチクシティ!

タマムシシティで一夜を明かしたユウトはセキチクシティへと向かおうとした。

 

「すみません、サイクリングロードを超えたいのですが…」

 

「ああ、別にいいけどここ最近とりポケモンがやたらと飛び交ってるから気をつけてくれよ。

 

 あと、暴走族みたいなのもいるがくれぐれもトラブルを起こさないでくれよ。彼らもマナーは一応守ってはいるからね。」

 

「はい」

 

サイクリングロードで借りた自転車で駆け抜けるユウト、暴走族の姿が見えるとギアを変化させて一気に坂を駆け下りる。

 

「気持ちいなあ、まさかセキチクシティの近くにこんないいとこがあったなんて思いもしなかったぜ!」

 

あははと笑いながらユウトが坂を下り終えた。

 

「ふぅ…さーて、少し休憩するか。自転車にずっと乗ってたから尻が痛えよ…」

 

マップを開いたユウトは休憩所の飲み物を飲んでいた。自転車は既に返却しており、セキチクシティは目と鼻の先だった。

 

「やっぱりな、セキチクシティから行けるのは今のところはグレンタウンだな。けどあそこへ行く船は1日に4本しかねえから、戻るとしたらクチバになるな。でもってヤマブキを制して、トキワだな」

 

マップに目印をつけたユウトは次にポケモン図鑑を開いた。

 

「あれから随分と色んなポケモンに出会ったが…そろそろ移動手段も増やしておきたいな。鳥ポケモンか水系のポケモンが欲しいな。

 

 トレーナーの中には乗り物を使わないで移動するっていう奴がいるっていう噂だ。」

 

「きゃああああ!」

 

すると客が悲鳴を上げた。

 

「なんだ!?」

 

外に出てみるとピジョンの大群がオニドリルの群れに襲われていた。

 

 

___________________________________

 

「またあいつらだ!」

 

「皆さん落ち着いて避難してください!」

 

スタッフに誘導されるまま他の客が避難を始めた。

 

「やれやれ、ここは避難して時間が立つのを待つしかないな」

 

建物の中に避難した人々だったが、外では暴走族たちが御構い無しに走っていた。

 

「なんだぁ〜?鳥こうが俺たちの邪魔すんじゃねえ!」

 

「やっちまえドガース!」

 

「ベトベター!」

 

ポケモンを呼び出した暴走族が群れのバトルに乱入する。

 

「どくばり!」 「ヘドロばくだん!」

 

不意打ちでピジョンたちが一方的に攻撃されてしまうが内一体がピジョンかたピジョットへとすぐに進化した。

 

「なっ!進化した!?」

 

進化したピジョットが風起こしでドガースとベトベターを同士討ちにさせていた。

 

「クソが!ドガース、派手にじばくしろ!」

 

ドガースが突撃しながら空中で自爆する。それにピジョンやオニドリルが巻き込まれて地面にドサっと落ちる。

 

「ひでえやり方だな」

 

しかしそれでもピジョットやオニドリルの大将は激突をやめず熾烈を極めていた。

 

「冗談じゃねえよ、ずらかるぞ!」

 

「へ、へい!」

 

暴走族は撤退するもピジョンのかぜおこしで道路から吹っ飛ばされ海上に叩きつけられてしまう。

 

すると怒り狂った一体が避難している場所を襲うべく接近してきた。

 

「くっ!」

 

ビリリダマを呼び出したユウトはソニックブームで攻撃するよう命令したがひらりと空中で回避され、正面からの攻撃を受けてしまった。

 

「でんこうせっかか!」

 

再び上空に舞い上がったピジョンがかぜおこしを発生させてきた。

 

「くっ…スパーク!」

 

充電させたビリリダマに対してピジョンが再び突撃してきた。

 

「こうなったら新技、ころがる!」

 

電気をある程度纏ったビリリダマの回転攻撃を回避できず背中で喰らったピジョンは敵わないとみるやあっさり逃走する。

 

「やったぜ、背中からでかいダメージを与えれば基本的には撃ち落としてダメージを倍にすることはできるみたいだな。今後も活かせればいいんだが…」

 

ちょうどオニドリルとピジョットの対決も両者で決着がつかないのが分かったのか何処かへと飛び去っていった。

 

「危なかったぜ…でもまあ、なんとかなったな。

 

 とっさに相性の良いビリリダマでバトルしたから良かったもののビリリダマ自体そんなに素早くないからその間にダメージは受けちまうな」

 

ため息をつくユウトの肩に手をポンと誰かが置いてきた。

 

「君!さっきはありがとうございました」

 

「いえいえ、トレーナーとしてポケモンを出してバトルしなきゃ危ないなって思っただけですから」

 

「ふふそうか、私から君にプレゼントだ。受け取りたまえ」

 

謎の青年は金属製のパーツのような物と丸い石を渡した。

 

「メタルコートというものだ。ポケモンに持たせておくといい。それじゃあね」

 

「ありがとうございました!」

 

「ふふ…いいってことだよ」

 

青年はそのまま立ち去っていった。

 

「何にしてもまずセキチクシティについたら…」

 

ユウトは歩き出した。

 

「ただいま!」

 

家である。彼はセキチクシティに帰ってきた。

 

セキチクはピンク 華やかな色

 

賑わい 移りゆく町

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