ポケットモンスターノーブルバイオレット   作:ジャン=Pハブナレフ

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新年明けましておめでとうございます

2020年もよろしくお願いします! 新年1発目はマチスとのバトルです

エレクトリック軍曹の彼に因んだバトルになってますがポケモン持の軍人って今のシリーズじゃいませんね。多分出そうにも出せない事情とかありそうですが…


第8話 サントアンヌ雷撃戦 エレクトリック軍曹の底力

 

 クチバシティに着いたユウトはヒサやアミ、マサと共にクチバジムに向かっていた。

 

「大丈夫なの?」

 

「なにが?」

 

「何がではないわ。マチスさんはでんきタイプ使いの海向こうのミリタリーよ? あなたの手持ちじゃ少し厳しいんじゃないの?」

 

「たしかにヒサのいうとおりだね。ユウトくんのストライクやビリリダマじゃちょっぴり厳しいんじゃないかな?」

 

「でも、ニドリーノやメタモン、ゴースがいるよ。それにもう着いちゃったんだしさ。今いる仲間たちでやってみるよ」

 

 クチバジムに入ったユウトはフィールドに進んだ。

 

「oh,こんな時にチャレンジャーデスか! ミーはマチスっていいマース!」

 

「お、おう……俺はセキチクシティのユウトって言います。俺とバトルしてください!」

 

「イイデショー、受け立ちましょう! 

 

 と、言いたいのですがちょっとストップデース」

 

「え?」

 

「実は私、急遽サントアンヌ号って船に呼ばれてマス。ですから今はバトルできませーん!」

 

「そんな!」

 

「けれどもノープロブレム! サントアンヌ号ではスポーツの一環としてポケモンバトルがアリマス。今日のイベントでは私の握手会に子供たちとの本物のバトルをシマース」

 

「サントアンヌ号……」

 

「Mr.ユウト! 君の挑戦は海原で引き受けマス!」

 

 それから全員サントアンヌ号に乗った。

 

「はぁはぁ……」

 

「おいおいマサ! 大丈夫か?」

 

「お、俺は船がどうも苦手なんでな……悪りぃけど部屋で寝かせてもらうわ」

 

 マサが部屋に戻る中、ユウトは頭を悩ますトレーナーに出会った。

 

「あの、どうかしたんですか?」

 

「……まあいいか、実はな。このゼニガメがな? どうも俺のことを認めてくれないんだ。それで今日のバトルにも出ようか迷ってるんだ」

 

「今日のって……マチスさんとのバトルですか?」

 

「ああ、だって言うのに不安でな」

 

「あの、だったら俺で練習しますか?」

 

「ええ!? いいのかい?」

 

「俺もマチスさんに挑戦しようとは思ってたんです」

 

「よし! じゃあいっちょ行くか! あっ、部屋は壊さない程度にな」

 

「よろしくお願いします!」

 

___________________________________

 

「行け! ゼニガメ!」

 

「ゴース、頼んだぞ!」

 

 ゴースがゼニガメと睨み合う。

 

「ゴース、したでなめる!」

 

「させるか、みずでっぽう!」

 

 みずでっぽうを回避したゴースは背後からゼニガメの体をその舌で舐めた。

 

「ゼニガメ、たいあたりだ!」

 

 ゼニガメも嫌そうな表情を浮かべながらたいあたりを仕掛けるもゴースには通じず壁にぶつかってしまう。

 

「トドメだ! ナイトヘッド!!」

 

 背後に回り込んで放たれた一撃はゼニガメを制止させる。

 

「まいった、強いねキミは」

 

「でも、ゼニガメのみずでっぽうはすごかったです。回避してなかったらゴースも危なかったかも!」

 

 すると館内放送が流れた。

 

「もう間も無くジムリーダーマチスのチャレンジバトルinサントアンヌ が始まります! 我こそは挑戦するトレーナーは奮って参加してください!」

 

「行きましょう!」

 

「そうだな、やれるだけやってみるよ俺もね」

 

 そして2人はサントアンヌ号に特設されたバトルフィールドに来ていた。普段は大金持ちのトレーナーたちが遊戯としてバトルを行う場所だが今日はマチスが会場の予約を行なっていた。

 

「ああ、ユウトくん!」

 

「来たのね、あら? そちらの方は誰かしら?」

 

「ああ、さっき知り合ったふなのりさん」

 

「よろしくな! それにしても20人はいるんだな」

 

「ヘーイミナサーン! 今日は私のために来てくれてありがとうゴザイマース!」

 

 マチスが陽気に声をかける。

 

「ルール説明いたしますと、今回は皆さんも楽しんでいただけるようにバトルロイヤル形式デース!」

 

「バトルロイヤルだって!?」

 

「皆さんも友達でありライバル! 時にぶつかり共に戦う素晴らしきトレーナーライフの一環を体験しようじゃありませんか! 私が使うのは……! 

 

 ビリビリに行け! ライチュウ!!」

 

 ボールから出てきたライチュウは余裕の笑みを浮かべる。

 

「私のライチュウであなたたちを全員倒しちゃいまーす! でも誰か1人が私を倒したなら検討をたたえ全員にバッジをプレゼンでーす!」

 

「えええ!?」

 

 トレーナーたちは驚く。

 

「エレクトリック軍曹の電撃は戦場じゃアンビリーバボー、ユーたちソルジャーは私とライチュウを囲む敵です。私たちの強さを見せてあげます!」

 

「よし行くぜ!」

 

 ユウトはニドリーノ、アミはラッタ、ヒサはピッピを繰り出した。

 

「俺たちで一緒に戦うか?」

 

「いいねそれ! そうしようよ!!」

 

「……私は少し様子を見させてもらおうかしら」

 

 他のトレーナーたちとマチスとの変則バトルが始まる。

 

___________________________________

 

「やれ、イシツブテ! 相性でズタズタだ!!」

 

 開始早々、スキンヘッドのトレーナーがいわなだれで他のトレーナーたちもろともライチュウを攻撃する。しかし……

 

「ナンセンス! ライチュウ、メガトンパンチ!!」

 

 岩を次々破壊したライチュウがイシツブテの懐に強力なパンチを叩き込んで吹っ飛ばしてしまう。

 

「イシツブテェ!」

 

 相性のいいイシツブテが倒れたことで他のトレーナーたちも一体ずつではなく集団でライチュウに挑むことにした。

 

「コラッタ、ひっさつまえば!」

 

「ナゾノクサ、タネマシンガン!」

 

「マンキー、にどげり!」

 

 たんぱんこぞう、キャンプボーイ、ミニスカートのポケモンが一斉攻撃を放つもライチュウは倒れない。

 

「私のライチュウはタフガーイ、そんな攻撃じゃ……タオセマセーン!」

 

 ライチュウが放つ100000ボルト、その一撃で三体が一掃される。

 

「残るはユーたち4人デスか〜」

 

 ニドリーノ、ピッピ、ゼニガメ、ラッタがライチュウに立ちはだかるがライチュウから放たれる威圧感に気圧されるばかりだった。

 

「こうなったら……! やるしかない!!」

 

「ヒサちゃん何かいい方法があるの?」

 

「ピッピにはゆびをふるっていう技がある。

 

 何が起こるわからない技だけど、こうなってしまった以上やるしかないわ!」

 

「よし、囮は任せろ」

 

 ふなのりが買って出た。

 

「じゃあ俺も行くぜ、みんなであいつに勝つ!」

 

 ふなのり、ヒサ、アミそしてユウトに立ちはだかるライチュウが挑発を仕掛けてきた。

 

「ボーイズたちも作戦立ててるみたいですね、グッジョブ! 

 

 でも勝ち目はありますか〜?」

 

「行くぞ!」

 

「ニドリーノ、どくばり こうげき!」

 

 ニドリーノが毒針を発射しながらライチュウと距離を取る。

 

「ラッタ、しっぽをふる!」

 

 ラッタがしっぽをふりライチュウが苛ついたような表情を見せる。

 

「ゼニガメ、みずでっぽう!」

 

 ゼニガメが正面からみずでっぽうを放つ。

 

「回避!」

 

 マチスの指令でライチュウはジャンプした。

 

「いまよピッピ、ゆびをふる!」

 

 ピッピが指を振った。ゆびをふる___奇妙な技である。指を振っただけで使えないはずの技が使えてしまうのだ、しかし今はその奇妙にかけるしかない。

 

「ピッ、ピッ、ピッピィイイイイイイイ!!」

 

 ピッピからオーラが発せられた。

 

「ピィイイイイウウウウウ!!」

 

 するとピッピから強力な真空波が発生した。

 

「これはまさか……! エアロブラスト!!」

 

「エアロブラスト!?」

 

「ジョウトの伝説のポケモン、ルギアが放つとされた技デスか! しかし!」

 

 その威力が大きすぎたのかピッピは途中で倒れてしまった。

 

「くっ……! あとは任せたわ。これ以上はピッピにとって負担がかかりすぎる」

 

 ヒサがピッピを引っ込める。

 

「いっけぇ! ラッタ、でんこうせっか!!」

 

「ニドリーノ、どくばり!」

 

 ラッタが弱ったライチュウに攻撃を当てるがまだ倒れずライチュウがニヤリと微笑んだ。

 

「チュウ!」

 

 メガトンパンチでラッタが倒れてしまう。

 

「ゼニガメ! みずでっぽう!」

 

「Oh,ナンセンスな戦略でーす」

 

 ライチュウは当たる前に電撃を放ち、逆にゼニガメを追い込んでしまう。

 

「ゼニガメ、たいあたり!」

 

 ゼニガメが正面からたいあたりを仕掛けるが突然ニドリーノがゼニガメを踏み台にした。

 

「つのでつく!」

 

「まずいライチュウ!受け止めろ!!」

 

 ニドリーノの同時攻撃とゼニガメの同時攻撃が防御の遅れたライチュウにヒットした。

 

 そして目を回してライチュウが倒れる。

 

「よっし!」

 

 勝利を喜ぶユウトたち、マチスはそれを見てふふと笑った。

 

「ブラボー! 見事に生き残りましたね!!」

 

 マチスが懐に手を伸ばす。

 

「あなた達は、過酷な戦場を知恵と技で勝ち残りました。参加者8人にはこのオレンジバッジを渡しマース!」

 

「ありがとうございます!」

 

「過酷なバトルも、知識と技で乗り越えられる。相性に頼るのではなくポケモンとトレーナーそれぞれの能力を活かしましょう!」

 

 観客達は拍手を送りバトルイベントは終わった。

 

 そのあとはマチスやトレーナー、様々な乗客たちが旅の話をしたりポケモン自慢をしていた。

 

___________________________________

 

 

 時間はあっという間に過ぎ、夜も更けて翌朝にクチバ港にて船を降りたユウトたち4人は別々の道に向かおうとしていた。

 

「マサはどうするんだ?」

 

「俺か? 俺も適当にジム巡りしてくるよ。んでもってカントーのポケモンリーグに出場してみせるさ」

 

「私はヒサちゃんと一緒だよね〜!」

 

「ええそうね、私とアミはグレン島に一足先に向かうとするわ。カツラっていうジムリーダーさんに挑戦して私たちもポケモンリーグに出場するから」

 

「じゃあみんな約束だ! ポケモンリーグで会おう!」

 

 4人はハイタッチを交わして別々の道を歩くのだった。

 

 

 現在

 ジムバッジ 3つ 残り5つ




3つ目のバッジをゲット!しかしまだ8つのうちの3つで3割ほどしか手にしていません。

それでは今後の予定を少しだけ発表します。
 まずヤマブキシティに関しては赤緑じゃトキワジムの前にサカキとバトルできるシルフカンパニー本社があるので少なくとも後回しです。次に向かう場所はタマムシシティ、くさタイプのエリカさんですね。ユウトの手持ちがくさタイプに対して有利な手持ちが多いですがそう簡単に攻略はさせないつもりです。

セキチクシティでのアンズ戦も迫っています。いっとき旅に同行させましたが、如何でしたでしょうか?

さて次回!タマムシシティに向かうためにはやはりクチバからシオンに向かう必要があります。よってシオンタウンにもう一度寄ります。何もないだろとも思う方がいるかもですがそこは心配なく
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