その雷は何処へ向かうのか 作:営業マン
「よく、生きて戻った!征十郎!!」
最終選別から爺さんの元に戻ったらいきなり抱きつかれ戸惑ってしまう。
「無事でなによりだ!」
最初は意味が分からず立ち尽くしているだけだったが、俺より背が小さい爺さんに目をやると爺さんの体が小さく震えているのが分かった。爺さんは口では厳しい事をよく言ったり、強気なことを言っていたけど全ては愛情の裏返しだっていうことは分かっていた。なので、最終選別に行った俺のことをあれからずっと気にしてくれていたようで、こういう形になっているんだと思うと恥ずかしながらも抱きしめ返す。
「ただいま爺さん」
「あぁ。よう戻ってきた」
最終選別が終わってからずっと教えられた事を繰り返す日々が続けている。何故なら、最終選別の時の事を爺さんに教えると異形の鬼の事は珍しく褒めてもらえたが、錆兎の事を話すと目の色を変えたように「鱗滝の剣士に先を越されるとは不甲斐ない!」刀が出来るまで修行をし続けろと言われる。
「まぁ、そのつもりだったんだけど。あの時の抱擁は何だったのか」
「何をぶつぶつ言っとるんじゃ!」
刀の素振りをしながら愚痴を吐き出すと、後ろから爺さんに話をかけられる。
「びっくりするだろ!いきなり声かけるなよ!」
「びっくりする方が悪いのだ」
爺さんの悪びれもしない態度に呆れるが、今に始まったことではないのでもう何も言わない。
「それで何の用だよ」
「客だ」
客?こんな所まで俺を訪ねてきたのか?
「はぁ、刀が出来たから持ってきたのだ。早く来い馬鹿者」
「!そうか!出来たのか俺の刀!」
玉鋼を選んで十五日。とうとう刀が出来たようでわざわざ届けに来てくれたようだった。
「あ、どうも。私は
刀穴森さんの第一印象はひょっとこの面をつけた変な人。後々、爺さんから聞いた話だと刀鍛冶の人は皆ひょっとこの面をつけているらしい。
◇◇◇◇◇◇◇
日輪刀は色変わりの刀と言われているらしい。使い手によって抜刀した時に初めて色を帯びる。鬼殺隊専用の刀。
「日輪刀の原料は砂鉄と鉱石。太陽に一番近い山でとれます。“ 猩々緋砂鉄” “ 猩々緋鉱石” 陽の光を吸収する鉄を加えて日輪刀ができます。それらを採掘する山、陽光山は一年中陽が射していますし、曇りませんし、雨も降りません。と、説明はここまでにして、ではどうぞ抜いてみて下さい」
刀穴森さんの説明を一通り受け、造られた刀を受け取る。鍔は長方形連結型で色は金色。柄は白色。そして、金色で三角のモチーフが施されている。柄頭は金。鞘は黒色。
受け取った刀を意を決して抜くと刀身は深い黄色へと変わり、鎬に稲妻のような模様浮かび上がる。
「あぁ。良い色だ。鮮やかさを表現する稲妻模様。鬼を滅する覚悟が伝わってくる良い色、良い模様だ」
「‥‥これが俺の刀」
最終選別の時使っていた刀は、最終選別が終わって爺さんの元に帰ってきてすぐに返却した。
「では、私はこれで失礼します」
「刀穴森さんありがとうございました」
礼を言っていると空から鴉が舞い降りてくる。
『カァァーー!瀬田征十郎!指令ヲ伝エル!北ノ町へ向カイナサイ!!鬼狩リトシテノォ最初ノ仕事ヨ!心シテカカリナサイ!!ソコデハ毎夜毎夜、子供ガキエテイルゥ!!』
「えっ。鴉が喋ってるんだけど」
「気にするでない」
鴉からの鬼殺隊、最初の指令を受け準備にすることになった。
ー翌日ー
「爺さん。今までお世話になりました」
「師範と呼べと言っとろうが!‥‥‥だが、今は孫を見送る爺さんでいたい」
「爺さん」
鬼殺隊に正式に入隊したことによって、爺さんとの生活に終わりを迎えることになった。
「一つ儂からの助言だ、征十郎。雷の呼吸が全て出来るからといって驕るなよ。一つ一つ極め抜け極限まで達してみろ強靭な刃としろ。お前ならきっと出来るようになると儂は信じている。頑張れ征十郎」
「期待に必ず応えてみせる。じゃあ行ってきます」
爺さんがいななければ生きながら死んでいただろう、爺さんがいなければ鬼殺隊にも入れなかった。爺さんは俺を救ってくれた人だ、恩人だ。そんな人に恥じない生き方を見せる為に、隊服の上から爺さんお揃いの羽織に袖を通して別れの挨拶を済ませ爺さんと暮らしてきた山を後にした。
ーー 北の町ーー
日が傾きかけた頃。
「ここであってるのか?」
『カァーー!アッテるワ!ガンバリなさイ!征十郎!』
「分かったからもう黙ってくれ」
此処に来るまでにずっと喋り続ける鴉にうんざりして、子供が消えるという町に足を踏み入れる。
「すいません。みたらし団子ください」
「あいよー!」
鴉に言われた通り北の町へと来たわけだがこの町の一体何が起こっているのか状況を調べるために町で商いをしていた茶屋の軒先で休息しつつ、何か変わったことが町で起きてないか店主のおじさんに聞くと急に顔が青ざめる。
「お客さん。あんたよそ者だろ。悪いことは言わねぇ。早くこの町を出た方が良いぞ」
「へぇー。何でですか?」
「どういう訳かわからねぇが最近この町では子供が消えてるのさ。だから、よそ者が来ると連れ去りに来たんじゃねぇのかと疑われるんだよ」
そういうと店の奥へと姿をけしてしまう。
「はいよ。みたらし。それ食ったらこの町でなよ」
「考えておきます」
しばらくして注文したみたらし団子とお茶を持ってきてもらう。それをゆっくり食しながらこの町の鬼の事を考えていると
「あの。すいません。うちの子来てませんか?」
「また、あんたかい。来てないよ」
「じゃあ、見かけてませんか?」
「見かけてもない」
茶屋に綺麗な女性がやって来て店主と話をし始める。聞き耳をたてるのは失礼だと思いながらも、意識はしっかりと会話に向ける。
「分かりました。何度もすいません」
「いや、気にしないでくれ。どこに行っちまったんだろうな。娘さん」
女性は店主のおじさんに頭を下げてその場を後にしてしまった。
「おじさん、さっきの人は」
「あぁ。さっき話したろ。あの人の娘さんがいなくなったんだよ。確か、一昨日だったかな」
「へぇ。あ、ご馳走さまでした」
みたらし団子を急いで食し先程の女性を追った。
「すいません。失礼だとは思ったのですが茶屋での話を聞いてしまいました。それで良かったらなんですけどさっきの話を詳しく聞かせてくれませんか?」
「えっと、貴方は?」
「俺は瀬田征十郎と言います」
女性の名前はきよ。一人娘の凛ちゃんが一昨日から帰ってきてないのだという。
「娘さんは最後どこに行ったのか分かりますか?」
「あの日はいつも通り遊ぶと行って出かけたんです。でも、夕暮れになっても、夜になっても帰っては来ませんでした」
話を聞いて考えていると。きよさんはある話をし始める。
「もしかしたらあそこに行ったのかもしれないんです」
「あそこ?」
きよさんがいう場所とはこの町を出て少し進むと綺麗な小川が流れており、いくつもの岩屋がある場所で子供達の遊び場になっていた時期があるらしい。
「でも、あそこは危ないから行っては駄目だと行って聞かせましたし、そんなはずはないんですけど」
「そこへ行ってますので場所を詳しく教えてください」
きよさんは一緒に行くと聞かなかったが、流石に夜になるといつ鬼が出てくるのか分からないし、危ないので家に戻り、旦那さんと待っていてほしいと伝えて教えられた場所へと急いで向かう。
すっかり日がくれ夜になってその場所へとたどり着く。
「ここか」
その場所は教えてもらった通り、綺麗な川で近くには花々が咲き誇っていた。
「凛ちゃん!いたら返事をしてくれ!」
呼びかけは夜の川辺に虚しく響くだけだった。
“ こっちにおいで 、こっちにおいで ”
「!」
突如、怨念じみた声が何処からか聞こえてくる。俺を呼んでいるのかその声を頼りに川辺を進むといつのまにか岩屋へとたどり着いていた。
“ さぁ、奥へおいで ”
岩屋から響く声が中へ来いと誘う。
最初に声を聞いた時からすぐに鬼だと分かっていた。刀をいつでも抜けるよう柄に手を当てたまま奥へと向かう。
「あぁ。来てくれたのかい」
「お前鬼だな。消えた子供達を返せ」
岩屋の奥へと進むと開けた場所へとでる。
「なんだ。人間かと思ったが鬼狩りかお前」
「質問に答えろ。消えた子供達を返せ」
姿は若い女性の姿だが、その容姿ではあり得ない白く長い髪を翻して挑発した様子で俺を睨みつける。
「消えた子供達を返せぇ。ぷっあはははは!生きてるわけないだろ!馬鹿じゃない!!全部食ってやったわ!」
「嘘よ!!」
「!?」
聞き覚えのある声が背後から響き、慌てて振り返ると
「きよさん!何で此処に!?」
「‥‥ごめんなさい。征十郎君。気になって跡をつけてきたの」
「ふふふ。何だ普通の人間か。大人の肉は不味いから食わない主義だけど特別に鬼狩り共々食ってやる」
何故きよさんが此処にいるのかと思いながらも、彼女を庇うように立ち鬼と向かい合う。
「り、凛を返しなさい!」
「凛。凛。誰のことかしら」
「一昨日、川辺にいたんでしょう!?」
そこまできよさんの話を聞くと女の鬼はニヤニヤとしながら思い出したようだった。
「あぁ。あの花で冠作りに夢中になって、帰るのが怖くなって泣いていた娘のこと?」
一呼吸をおいて、舌なめずりする女の鬼。
「あんた達と同じように岩屋から呼んであげたら、来てくれたから食ったわ」
「うわぁぁぁ!!人殺し!人殺し!!この人殺し!!凛を返せ!凛を返してよ‥‥!お願いよ‥‥」
「その子が教えてくれたわ。お母さんの為に花で冠を作ったって。ほら、そこにあるでしょう。汚らしい花の冠が!馬鹿な子ね!こんな物を作るために死んで!」
「お前が殺したんだろ。それより何で子供ばかりを食らう」
きよさんは凛ちゃんが鬼に食われたと知り泣き崩れてしまう。きよさんの気持ちを考えると怒りが湧き上がるがそれを何とか堪え、何故子供ばかり食うのか訪ねると今度は嬉々とした表情を浮かべて
「だって、子供の肉は柔らかいし美味だわ。それにその親の絶望する姿!楽しいじゃない!ねぇ、教えてよ!今、どんな気持ち!!憎い、悲しい。滑稽ね!あははは!!」
「 “
雷の呼吸で得た力を逃さないようにしつつ、体を捻る。そして、抜刀術の構えから一瞬で刀を振り抜くと共に溜めていた雷の力を自分を中心とした場所から広範囲に飛ばす。
「!がぁぁあ!!」
「地獄に落ちろ!下衆が!」
鬼は強度の雷に打たれ、原型を無くすほど焼き爛れるが
「もらった!」
「舐めるんじゃないわよ!!」
焼け爛れた筈の鬼に間合いを詰めて頸を斬り落とす刀を素早く躱してみせる。
「はぁ、はぁ、よくもやってくれたね!」
最終選別の時とは比べものにならない回復力で焼け爛れた体を修復してしまう。
「何だいその顔は?あぁ、藤襲山の事か。あんな雑魚鬼と私を一緒にするんじゃないわよ!!」
女鬼は俺の心を見透かしたように笑みを浮かべる。
「見せてあげるわ!私の力を “
異能の鬼が使う特殊な術。人を沢山喰べた鬼が血鬼術に目覚めると爺さんから聞いたことがある。
女鬼の血鬼術。それは爪。爪が異様に長くなった。
「きよさん。辛いのは分かります。だから、危ないのでここを動かないでください」
「驚かないのね。まぁ、良いわ。この爪で引き裂かれて死ぬが良い」
(消えた!?)
先程まで立っていたところから鬼がいなくなってしまい必死に探す。
(どこだ!どこに!‥‥上か!)
「ちっ!」
刀の構えを上段にして迫り来る爪を薙ぎ払う。
(何だ。爪を止められたのに驚きが少なかった。まだ何か能力があるのか?)
「へぇ。中々やるわね」
弾き飛ばされた女鬼は意外そうな表情を浮かべていたる。
「でも、私の爪の本質は分からないようね。止まってる暇はないわよ!」
「!」
攻守交代といったところか怒涛の攻めを受けきる防戦一方となってしまう。幸いなことに女鬼の意識は今のところ俺にだけ向けられているようで、移動しながらの戦闘となっている。
「これでお終いよ!」
「!!」
一瞬の隙を突かれ無防備な状態で女鬼の攻撃を受ける事になってしまった。背後は岩。目の前には鬼。万事休すかと思ったが
「ちっ!また避けるなんてね。反射が良いのかしら」
「はぁ、危なかった。‥‥!その爪!そういう事か!」
咄嗟の判断で身をしゃがめて爪を躱すことが出来た。
「そう。私の爪には猛毒があるのよ。まぁ、分かったところでどうしようもないけどね!」
目線だけを鬼に向けると、この鬼の本当の血鬼術を知ることができた。その理由は、俺がいたら串刺しになっていたであろう場所に爪が刺ささり岩が焼けるような音を立てて溶けているから。
「でも、今なら爪は必要ないわね。貴方、早く体勢立て直した方が良くない?背後には岩、前には間合いが詰まった私。そして、私の目の前でしゃがんだ貴方。さて、質問です!今から貴方は何をされるでしょう!」
(不味い!)
「遅いわよ!!!!!」
「がっ!!!」
その場から逃れようとしたが、鬼の身体能力のまえにそれは叶わず、鋭い蹴りをくらい頭部を岩にぶつけてしまった。
『起きなさい!征十郎!!目を開けなさい!!』
‥母さん
蹴りを食らって頭がおかしくなったのか、死んでしまった母さんの声が聞こえる。
『征十郎。良いの?人を守れなくて。また、あの日と同じ思いをするの?』
‥嫌だ!俺はもう誰かの死ぬところを見たくない!だから、爺さんの厳しい修行にも耐えた!仇を討つために歯を食いしばって必死にやってきた!
『そう。でも厳しいことを言うわ。だったら、もっと頑張りなさい!極限まで極み抜け、誰にも負けないほどに!!もう何も失わないように!!誰にも触れられないくらい速く。ただ速く!!誰よりも強く守り抜きなさい!!』
‥‥極限まで極めろ。爺さんからも言われたよ。母さん
『あの人は期待してない人にそんな事言わない。だから信じなさい自分を!貴方なら出来る!だって母さんの子だから!』
分かったよ。母さん。
自分を信じる。誰かを守る。それだけで今まで以上に強くなれた気がした。
「ぁ。夢か?‥!」
あの攻撃でどれくらい気を失っていたのか、ゆっくりと目を開けると女鬼がきよさんにゆっくりと近づいて行くのが視界に入る。
「ははは!鬼狩りは死んだ!もう誰も助けに来ない!お前も殺してから食ってやろう」
きよさんは未だ凛ちゃんの死が受け入れられず、泣いている。
(もう誰も死なせない!俺が守る!!)
「おい。何勝手に殺してんだ」
女鬼は俺が生きてることに驚いているようだった。
「へぇ。生きてたの貴方」
「何が面白いんだ。ニヤニヤして。俺が生きてることがそんなに面白いのか?そんなに親が子供の死に涙するのが面白いか?そんなに子供が親を思うのが面白いか?」
「(何こいつ!気配が変わった!!空気が揺れてる!!!)」
「 "
もう、何も失わない。もう、誰も死なせない。託されたものもに応える為にだからこそ踏み出す。岩屋の中に雷が落ちるような音が鳴り響く中、最後の一閃だけは頸を狙い斬り落とす。
(速すぎて分からなかった!斬られたこの私が!)
「今度こそ地獄に堕ちろ」
頸を斬ったことで安心してきよさんの元へと向かう。
「きよさん。帰りましょう。凛ちゃんも生きて欲しいと願っているはずです」
凛ちゃんが作ったという花冠を持ち、泣き崩れるきよさんの目線に合わせる為片膝をついた。
「っ!」
「貴方に凛の何が分かるのよ!何も知らないくせに!!知った風に言わないでよ!!!」
凛ちゃんの名前を出すときよさんから力を込めたビンタをくらい視界がぶれる。
「そうですね。俺は凛ちゃんに会ったこともない。喋ったこともない。‥‥でも、この花冠はどういう気持ちで造ったかは分かる。母親である貴方を喜ばせたかった。子供は母親が大好きです。そんな気持ちが現れている花冠だ。だから、きよさん。凛ちゃんが大好きだった人のままで居て下さい。悲しくても生きて下さい」
結構力強いビンタを食らったけど痛む頬を気にすることなく、すぐにきよさんと向き合い想いを伝えるときよさんは固まってしまう。
「征十郎君。そ、そのご、ごめんなさい。私!」
「良いんです。さぁ、帰りましょう」
「え、えぇ」
持っていた花冠をきよさんに渡して共に岩屋を後にした。
町に戻って、きよさんの家に連れていかれ町医者に頭部の怪我を診てもらうと骨に異常はなく、いくつかの動作を確認して脳にもダメージはないだろうとのことで、怪我は少し岩で切れている箇所がある。という診断だった。
「気を使ってもらってすいません」
「良いんです。お世話になったから」
きよさんは岩屋であった事を旦那さんにも伝えると、最初は旦那さんも動揺して信じられない様子だったが、きよさんが抱きしめると堰を切ったようように涙を流していた。
「じゃあ、すいません。俺はもう行きます」
「えぇ。あの人のことなら任せて」
頭に包帯を巻いて治療を終え、きよさんに旦那さんのことを任せる。
「お世話になりました。じゃあ、きよさん。お元気で」
きよさんに頭を下げてその場を離れる。
「ねぇ。征十郎君。貴方も大切な人を亡くしたのね。そうじゃなきゃ、あんな悲しい表情はしない」
私がビンタした時、怒りもしないで諭すように話してくれたあの時の表情。
「辛いのにあんな子供が頑張ってるんだから。私も辛いけど前に進むわ」
調子に乗って色を変えたうえに文字を揺らしてみました。空気が揺れてる表現を入れてみたかったからです。やめろとの意見があったらやめます。
征十郎の鎹鴉は世話焼きな雌鴉です。
今回出てきた鬼は色々と設定を変えましたが、安達ケ原の鬼婆をモチーフにして登場させました。