がっこうぐらし! RTA 全員生存END 参考記録 作:相感
じゃけんかわいいりーさんがいっぱいいっぱい見れる原作を、見よう! ただ最終回の雑にフラグ立ては狂いそう、狂う(発狂)
オリチャー発動してもうこれチャート投げ捨てたほうがいいんじゃね? と思うRTA、はっじまるよー。
休憩してたら夜になってますねえ!! ダイナモ感覚!!(やけくそ)
ぶっちゃけくくりつけられた紐から抜け出すことは可能ですが、最悪腰紐ルートに入るのでそれは回避しましょう(三敗)
さてはて夜になり、拠点は屋上から我らが原作厨大歓喜の生徒会室、つまりは後の学園生活部の拠点となる場所にお引越しです……まぁ、RTAだから結成イベ見る前に逃げるんだけどな!!
さてはて夜になったら、まずやることは腹ごしらえです。
まぁ、簡単な料理しか出来ないので職員休憩室にあったカップラーメンと屋上の野菜をぶち込んだラーメンです。
ここで注意するのは肉が入ったラーメンを出すのは止めましょう、めぐねえが泣きます。
この辺にぃ、うまいラーメン(インスタント)あるらしいっすよ、食べませんか?(押し付け)食べましょうよ(提案)食べろ(豹変)
「わ、わかったよ! だからおしつけ、あっつぅ!?」
特にくるみちゃんには倍プッシュだ! の勢いで食わせましょう。
通常プレイでは覚醒素材先輩を殺しているので、数日間飲まず食わずで倒れたなんて経験をしたプレイヤーもいるんじゃないですか?(自己体験)
まぁ、今回はりーさんが覚醒しているのでそこまで追い詰めないと思いますが、通常プレイの癖がね(RTA走者にあるまじきルーティーン)
さてはて全員が無言でラーメンを啜ってる間に、これからの予定を話しましょう。
まぁ、視聴者兄貴姉貴はわかっているでしょう。
そうです、るーちゃんとラジオ姉貴の救出イベントです。ラジオ姉貴ですが……なんとこの時点でも救出可能というのが判明したため、急遽チャートにぶち込みました。
ちなみにるーちゃんは三日目の朝までに救出しないと自動的に死亡です。
あんな幼女すら容赦なく殺すとかブッダテメッコラーッ!! 寝てんのかー!! と言いたくなりますが、サツバツな世界だからね、しょうがないね。というか原作だと交通事故で死んでるとかいう救いもねえ展開なので、時間制限くっそきつくても救済ルートを作ってくれたスタッフに感謝しましょう。GO is GOD。
ただ問題は……ラジオ姉貴救出もするから半日以上かかるんですよねえ、行き帰りに。
帰るときはラジオ姉貴の車を使えばヘーキヘーキ。
「ッ!!! 駄目に決まってるでしょう!!」
「悠里先輩の言うとおりだよ、いくらあんたが強いからって無茶苦茶すぎる」
りーさんとチョーカー姉貴が止めますが、だから僕が往く(威風堂々)
というかこのイベントで、同行キャラはフヨウラッ! ほぼ走って夜間移動するので道に迷ったら即座にアウトです。
「……なぁ、なんでお前はそんなに自分を追い詰めるんだよ。それに今すぐ行かなくたって」
(RTAで)早く(終わらせるために)助けるのは当たり前だよなぁ?
それにるーちゃんもくっそ可愛いので、加入すればゆきちゃんと今日は私と私でダブル精神癒やし要因だ、ができるので余裕ある人はやってどうぞ。
というかくるみちゃんがしおらしすぎて調子狂いますね、いつもならシャベル振り回してゾンビ無双するのに、今回は運搬役とか原作壊れる~(既に遅い)
「……ねえ、今回も私はお留守番なの? 紅葉」
当たり前だよなぁ? というか、ついてこられても邪魔なんでここにいて(切実)
バリケードは作りましたが、見張り役がいないとめぐねえあたりがガブガブされたりするからね(一敗)
俯くりーさんの頭を撫でておきましょう、そして必ず帰ることとるーちゃんを連れて帰ることを約束しましょう(絶対)
下手すると追いかけてきて、がぶり→リセットなんてことがまれに起きますので幼馴染キャラはくるみちゃん以外はちゃんと言いくるめてどうぞ。
くるみちゃんは勝手にランボーしてるんで……。
「約束、約束よ……」
ゆびきりげんまん、嘘ついたらメガトンコインするゆびきった!
よし、それじゃいくぞー!! と窓を開けてダイブしましょう。よし忍者、鳥になってこい。
「「「「「!?!???!?!??!!!!?????」」」」」
全員の声にならない叫び声をバックに、自由落下……はしません。
まず壁ギリギリで落下します、すると下の窓枠に引っかかるのでうまく着地しましょう、出来なかったらリセットです(数敗)
校内を駆け抜けてもいいんですがこっちのほうが早いし、お手軽だし忍者っぽいので僕はこれを使ってます。
あとは件の小学校まで駆け抜けるだけなので……学校の外について、お話します。
学校の外は物資が豊富に落ちていますが、バイオハザった直後はかれらと生存者が多くいるので、危険地帯です。
なので遠征するなら最初の雨がある一週間後、安定を取るなら一ヶ月は学校に籠もりましょう。最悪武装したヒャッハー集団に蹂躙(文字通り)されるので気をつけましょう、大体大学編で出る武闘派を思い出してください、あんなのがダース単位できます。
ただ物資、特に武器系のドロップは外のほうが優秀です。
戦闘大好きという方は、武器を現地調達しながら外で戦うと楽しいですよ(おすすめ)
さて、夜の学校の外ですが当然のごとく真っ暗闇です。
ですので不意の遭遇からの噛みつかれコンボが一番の事故要因でしょう。生存者? ホバク・ジツ使えばええやん。それか「投擲」で手足のどこかに当てて首を掻っ捌けば即終了です。
マップは頭に叩き込みましょう、最適な距離を覚えておけばおそらくは深夜には小学校について、朝までにはラジオ姉貴に合流できます。
道中では適当な店によって「ラジオ」を入手しておきましょう。
そしてカチカチッと1242KHzに合わせましょう。
『……誰か、誰か聞いてない? こちらは個人避難シェルターの……お願い聞いてたら助けて。物資を貯蔵してるからしばらく持つけど、一人はその……心細いの、誰か聞いてる? ねえ……だ――――』
よし!(フラグ構築完了)
ラジオを切って、バッグの中にしまいましょう。
ラジオの出番はまだもう一回だけあります。
ちなみにこの頃はまだワンワンワン放送局と名乗ってなかったらしく、原作での前向きな放送内容ではないため、他のキャラに聞かせるとSAN値が削れます。
ただ段々と前向きになっていくので、通常プレイでは日々前向きになるラジオ姉貴の内容に生活部メンバーが勇気付けられるという嬉しい特典があるので、ぜひ聞いてみてくれよなぁ、頼むよー。
そうこう話してるうちに小学校につくぅ!
コンシューマ版だと学校のかれらは大人だけですが、PC版だと子供たちの死体もガッツリあるので卒業旅行編で寄って、SAN値直葬されるというデストラップが待っているので、通常プレイでも一人で行ったほうがダメージは少ないです。
るーちゃんは小学校2Fのどこかにいますので、聞き耳をしながら探しましょう。
あっ、注意するのはかれらと戦闘しないことです。
ゆきちゃん以上にSAN値が低い彼女が頭パーンな死体なんか見たら速攻で発狂です。
姉妹揃って豆腐メンタルかよぉ!!
なので姿勢を低くして隠密行動です。
夜間はこちらでも視認しにくいですが、それは向こうも同じことです。
聞き耳しながら相手の位置を探って、回避もしくは暗殺して適当な空き教室に放り込みましょう。ただあんまやりすぎても血に塗れるのでやるのは最悪三体までとしてください。
みぃーつけたぁ(某ニンジャボイス)
寝てるらしく、寝息が聞こえますねえ……空き教室の教壇の内側に丸まっててカワイイヤッター!!
そーっと教室に入って、肩を叩きます。
寝ぼけ眼をこすりながらこちらを見ると、体を震わせて胸に飛び込んできます。
「もみにーッ……!!」
あぁ~、あぁ~~~~~~(浄化される音)
通常時ならお兄ちゃんですが、りーさんと幼馴染だとるーちゃんとも幼馴染ですので呼び方が男なら「○○にー」、女なら「○○ねー」と呼んでくれます。
ちなみに通常時でも好感度と愛情値を上げることによって上記の呼び名になるのでペド兄貴姉貴は頑張ってどうぞ。
さて幼女の柔らかボディを堪能するのもいいですが、夜も深けて(只今午前一時)なので移動します。
当然るーちゃんは背負いますが、ここで余ってるポイントで「運搬」レベル1を取得して、残りは全部持久力にぶちこんでやるぜ!!
「運搬」は文字通り、何かを運搬するときにスタミナ消費が抑えられますので取っておいて損はないです。
さてるーちゃんですが、目をつぶっておいてねと言うのを忘れずに。
死体や凄惨な現場を見るとすぐに発狂するからね、時間も時間なので目をつぶるとこちらに体を預けて爆睡するので意外と夜救出が楽なんですよね。
こっからまたステルスと移動ですが、退屈しているであろう皆様のためにぃ~……ショッピングモール編をお話します。
みーくん、圭ちゃん幼馴染ルート限定のルートですが学校よりも広く、おまけに物資も豊富なためクリアするだけなら学校よりも楽、ではありません。
かれらの数は多いわ、食料品がある地下は停電してるため噛まれる危険性あるわ、原作での生存者組がいつの間にか噛まれて圭ちゃん離脱イベントが起きるわで大変です。
ただみーくんを残して圭ちゃんと二人で旅立つ「二人きりの旅」ENDや圭ちゃんに取り残されたみーくんが女性主人公の場合、主人公を圭ちゃんだと誤認したままクリアすると「幻想の親友」ENDや太郎丸と主人公が生き残ると出る「ローンワンダラー」ENDなどなど盛りだくさんです。
んー、まだ着きませんねえ。
じゃあ気が早いですが、ラジオ姉貴についてOHANASHIします。
原作では六巻に出てきたキャラですが、おそらくは空気感染からのかれら化してしまい、我らがゴリラ、くるみ・くるみちゃんに天へと帰らされた姉貴です。
ステータス的には平凡で、特にコレと言ったスキルはありませんが、大容量のキャンピングカーと貯めに貯めた食料品が手に入るため、正直キャンピングカーのオマケみたいな扱いですが、この姉貴正気度がアホみたいに高く、どんな状況でも発狂することがほぼないと言っていいほどのカチカチメンタルをしています。
そのため、現状では戦えるのが覚醒りーさんしかいない我が陣営に必要な戦闘要員といえます。
あと大人二人組にすることで、めぐねえのメンタルが劇的に快調に向かいます。
お酒もあればさらに良しといえますが、現状でもりーさんの愛情度がなんかやばい方向に行ってるため、大事を取ってお酒回収はなしだ!
……と話していたらラジオ姉貴の家に着きましたね。
はえー、おっきい(感想)。
とりあえずるーちゃんを起こして、しっかりと肩につかまっているようにいいます。
ここで起こさずにメガトンるーちゃん、やって主人公キャラが発狂死したやついるらしいっすよ?(一敗)
「んっ、もみにー……ちょっとにおう」
そら(かれらぶっ殺して、シャワーも浴びてないから)そうよ。
実際、このままではいけないのでラジオ姉貴のシェルター内にあるシャワーと寝床で休憩しましょう。
徹夜したせいで、主人公兄貴は限界すれすれです。……あとるーちゃん近い、近くない?
ママエアロ、さて屋上に続く梯子を登ったら、目の前のハッチを開きます。
さらに内部に続く梯子を降りるとラジオ姉貴の住宅におじゃましま~す(PINKボイス)
まぁ、ここでもハッチ付きの扉がありますが不用心にも開いているのでそのまま扉をスライドします……さて。
「うわぁあああっ!!」
QTEで襲いかかってきたラジオ姉貴の攻撃を避けます。
なんでかって? そらおめー何も言わずに入ってくるやつを歓迎するほどの余裕は今のラジオ姉貴にはありません。大人の女性で美人さんだからね、男を視認したらそらぶっKILLするわな。
一撃避けたら、るーちゃんが泣き出すのでそれを聞いたラジオ姉貴がハッとした顔でこちらを見ると、鉄パイプを落として膝から崩れ落ちます。
泣く子にはホモもノンケもレズも勝てない、はっきりわかんだね。
「な、なんで、子供が……キミは……?」
寡黙だからいい選択肢出るかわかりませんが……おっ、「助けに来た」とかいいセリフ来ましたねえ!!
好感度爆上げですよ~、ラジオ姉貴の個別ENDはまだ確認されていないのでガシガシいい選択肢上げましょう。修羅場化しないキャラいいゾ~これ!
「助けに来たって……キミはその……ラジオを聞いて?」
そうだよ(同意)
だから温かいシャワーとレトルトごはんください! もうスタミナゲージがイキスギィ!! イクイクイク!!と点滅してるのではよ、はよ(滝汗)
ラジオ姉貴は基本、来る者拒まずの種壺姉貴なのでよっぽど非道なことをしなければ受け入れられます。
涙目のるーちゃんをホラ見ろぉ! ここまで一人で生き抜いたんだゾ! というか救済イベが難易度高すぎて壊れるわ!
「……わかった、けど変なことしないでね。女だと思って舐めたら駄目だよ」
済まないがノンケはNG。
とりあえずシャワー、シャワー! 温まってるかぁ?
「もみにー、るーもシャワーあびる、いっしょに」
……俺、ホモちゃうかもな(ロリコン並感)
とりあえず一緒にシャワーイベントで暗転するので本日はここで切りとうございます。
***
るーはおっちょこちょいだって、りーねーともみにーによくいわれる。
おきにいりのぼうしがとんでいってめいわくをかけた。
ありさんをかんさつしてたらひがくれてた。
……なきそうになりながら、いっつもりーねーやもみにーがさがしだしてくれた。
だからこんかいもっておもった。
どれくらいじかんがたったのかわからない。
せんせいたちも、きょうしつにいたこたちもみんないなくなっちゃった。
なきたかったけどないてるこからたべ……いなくなっていったからるーはなかなかった。
けどもうおなかもすいたし、のどもかわいた……りーねーにあいたい、もみにーにもあいたいよぉ。
そうおもってたらもみにーがきてくれた。
「……待たせた、るー」
「もみにーッ……!!」
どのくらいはなれてたのかわからない。
けどひさしぶりにかいだもみにーのにおいはいつもよりつよくて……あんしんする。
もみにーのにおいをかぐといつも、おなかのしたあたりがきゅうーってしめつけられる。
りーねーにそうだんしたら、わらって「そう、もうちょっとしたら一緒に、ね」っていってたけどなんだろう?
「……すまない、怖かったな。悠里も無事だ」
「うん、うんっ」
むねにかおをうずめて、いっぱいいきをすう。
あたまがふわふわしてきて、あったかいきもちがあふれてくる。
もみにーがおぶってくれて、くびすじにはなをちかづけて……からだがふるえる。
めをつぶってろっていわれたから、めをつぶるともみにーのにおいとからだのかんしょくだけがるーをつつんでくれる。
ぎゅーっとおなかのしたがあつくなる……おしっこはしたくないのに、へんなのもじもじする。
ずっとめをつぶっていると、いつのまにかねちゃったみたいでもみにーにおこされる。
あたりはまっくらで、めのまえにはおおきなおうち? みたいなのがあった。
「……ラジオで聞いた、ここで助けを待つものがいる、と」
もみにーはやさしい、しゃべらないだけでるーのことをいちばんにかんがえてくれる。
りーねーよりも……。
「掴まっていろ」
いわれなくてもつかまってる。
でもぎゅーっとみっちゃくしていっぱいいきをすうのはいいよね?
もみにーがはしごをのぼって、へんなとびらをあけて、またはしごをくだって、そしておおきなとびらをひらいたとき、こわいかおをしたやつがもみにーにむかってなにかをふりおろした。
もみにーになにかがかすって、ひょうじょうをゆがめる。
――――なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで? なんで?
あたまにいっぱいなんでがおおいつくされて、るーは――――いつもどおりおおごえでないた。
こうするとみんなこまったかおをしてやめてくれる。
もみにーとりーねーがるーをなかまはずれにするときも、こうするともみにーがやさしいかおをしてるーにかまってくれる。
りーねーだけにもみにーはわたさない。
「な、なんで、子供が……キミは……?」
「助けに来た」
なぐってきたやつともみにーがはなしてるとき、ないてるふりをしてそれをみる。
かみはみじかくて、おむねはりーねーよりもない、へんなかっこうしてるそれは、もみにーにいろいろきいていた。
もみにーはうなづくだけだったけど、それはためいきをつくとこういった。
「……正直、キミを信用するのはまだ早いと思うけど、この子に免じてシャワーとご飯、あと休息することを認めるよ」
……やっぱりりーねーのいうとおりだ。
もみにーはりーねーとるーが……うぅん、るーがいっしょじゃなきゃふらふらいってしまう。
「シャワー浴びてきなよ、その……臭うよ?」
「もみにー、るーもシャワーあびる、いっしょに」
そういうとそれはしかめっつらをする、りーねーもこのごろそういうかおでみるけどうらやましいのかな?
だってりーねーははずかしがって、もみにーといっしょにはいれないもんね。
あそこならもみにーとふたりっきりになれる。
「……仕方ない、いくぞ」
そういっていつもみたいにおひめさまだっこしてくれるもみにーがだいすき。
……あぁそうだ、みんないなくなってもどらないなら、もみにーとふたりきりになってもいいよね。
おかーさんもいってた、るーはいもうとだからりーねーはがまんしなきゃいけないって……だからいいよね? りーねー?
***
私が生き残ったのは偶然と必然が重なったからだ。
売れないバンドをしていた私は、偶然実家に帰っていた。
そして父さんからもしも何かあったら、別宅として確保しているシェルターに逃げろとも聞いていた。
何かなんてない、明日も明後日もバンドをやって、そうやって生きていく。
父さんはランダルコーポレーションに勤めていて、小さい頃はそっちにいくと周囲から思われていた。
ふざけるなと反発して出ていったのが高校卒業後。
そうして大学中退してバンドを結成したが売れずに、燻っていった頃、父さんから電話があった。
気は済んだか? と。
怒る気力も湧かなかったわけではないが、勝手に飛び出した娘に電話してきてそれで許した父さんの寛容さに気づけないほど子供では無くなった。
……あとで考えると、あのままそこで燻っていたら私は、歩く死体の仲間入りをしていただろう。
自宅に着いて、父さんの姿がなく電話したら……怒号となにかの咀嚼音が聞こえた。
『シェル、ターにいけえ!! 万が一のときに作った、大丈夫だ!! 安心しろ、父さんもすぐ――――』
激しい音と共に電話が繋がらなくなった。
尋常じゃない様子だと思った私は着の身着のまま、走り出した。
周囲から聞こえてくる音はヘッドホンで聞こえないふりをした……だってそうじゃない、人が人を食べてるなんてそんなの現実じゃない。
別宅は昔のままだった。
勝手に入り浸って貼ったポスター、集めていたCDの数々、そして私用の服など……ホコリを被ってないソレを見て、私は泣いた。
父さんがどうしてこんなシェルターを作ったのかなんて知りたくもない。
もしも外の様子を予想していたとしたら……いや、そんなはずはない。あの人畜無害を地で行く性格の父さんがそんなことをするはずがない。
ないんだから……。
一日泣いて、起きて、それでも元に戻ってないことに絶望しながら備え付けてあった放送設備を使う。
こんなことなら緊急用の電波を知っておくべきだったと後悔する。
助けて、ここにいる、食料もあると言ったが返答はなかった。
その日はずっと起きてようと思い、椅子に座りながら無線機を弄る……雑音だけで何もない。
無駄だったと時計を見て思う、もう朝になるかならないかそんな時間。
ため息をついて、凝り固まった体を伸ばすと……音がした。
「ッ!?!??」
救助隊? と思ったが違う。
音からして一人だ。まさか助けに来てくれた? と思った。
嬉しさのあまり、椅子から立ち上がって、そこで気づく。
もしもそこにいるのが悪意ある人物なら? 私は女一人だ、それに物資もここには沢山ある。
一人だけなら数年は暮らしていける量……そんな場所を見つけたらどうなる?
奪われるならまだいい、もしもそれが男で悪意があったら? そんな考えが思い浮かんでいたら、鉄パイプが見えた。
念の為、そう念の為だ……振りかぶるわけじゃない、自衛のために持つだけだ。
鉄パイプを持ち、扉横で待機する。
殴るわけじゃない、そうだ警戒して何が悪い、そうだ私は悪くない。
開く扉、スローモーションのように開いたソレから出てきたのは男……そう判断した私は無我夢中で鉄パイプを振り下ろした。
だが、男はそれを避けて距離を取る。
私は外したと舌打ちをして、再度構えようとして……眼の前にいた子たちを見て、鉄パイプを落とす。
高校生くらいの男の子と小学生の女の子だった。
女の子がびっくりしたのか大声で泣いてしまった。
私は何をしようとした? 怖がって危うく、年下の子たちを殺しかけた?
「な、なんで、子供が……キミは……?」
「助けに来た」
静かだけど、芯を持つ一言に泣きそうになる。
だけど油断はしない、まだ完全に味方だと決まったわけじゃない。
「助けに来たって……キミはその……ラジオを聞いて?」
コクリと頷いた男の子は、かばんからラジオを取り出す。
……というかあのかばん、巡々丘高校のものだけどここからかなり距離あるよね?
まるで物語の主人公みたいだよ、と思うと……その、少し臭う……いやごめん、訂正かなり臭う。
「……わかった、けど変なことしないでね。女だと思って舐めたら駄目だよ」
一応釘を刺すが、もしも本気で来られたら私は太刀打ちできないってことはわかる。
振り下ろした鉄パイプを避けて、戦う様子を見せられたら正直勝てる気がしない……それにちらりとかばんの中身見えたけど、ナイフとかいっぱい入っていたよ。
男の子に臭うよと言うと、顔をしかめっ面にする……うーん、無表情キャラかと思ったけど意外と表情豊かかな?
シャワーを浴びてきなとも伝えると、一緒に入ると言う連れてきた女の子を、慣れた手付きでお姫様抱っこするとシャワー室へと行った。
んー、あの二人知り合いかな? 兄妹って感じじゃない……というか女の子のほうの視線が少し気になった。
……泣いてたと思った、けどなんだか大げさすぎだと思ってしまう私は疑り深いのだろうか。
「考えすぎ、だよ、ね?」
そうだ、一人ぼっちでいたから精神が疲れてしまったんだよ。
……そうだ、カレーを作ろう。美味しいものを食べれば、きっと嫌な考えも吹き飛ぶはずさ。
るーちゃんを変態にしてすまんな、本当にすまん、だが私は謝らない。
さてはてがっこうぐらし! 終わりましたねえ……終わっちゃったぁ!(慟哭)
見てないホモは見ろよ、見ろよ! 色々言われてるけど僕は好きですねえ(初撃)大好きです(追撃)愛してるんだ君たちをぉおおおおお!!(ラストショット)と三回も男汁を出したんや。
まぁ、このRTAではガッツリネタバレする方向でいくので、見てないホモは読んで来て♡
そういえば学園生活部メンバーで好きなの誰?(チョーカー姉貴と圭ちゃん省いて申し訳ナス!)
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ゆきちゃん
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くるみちゃん
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りーさん
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めぐねえ
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みーくん