全てを統べる緑谷出久のヒーローアカデミア   作:ハッタリピエロ

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お待たせしましたァァァァ!


雄英新生活!

雄英に着いた僕たちはさっそくクラス割を確認する。

 

「僕はA組か。エリザベスたちは?」

 

「私もA組よ」

 

「私もです!」

 

『よかったじゃねえか』

 

「じゃ、行こっか」

 

「「はい(うん)!」」

 

僕たちはそのままA組の教室に向かい教室を見て思ったことは

 

(扉デッカ!)

 

「大きいですねえ……」

 

「きっとこの世界では異形型をも考慮したものだと思うのだけれど……すごいわね……」

 

そして扉を開けて見えたのは

 

「机に足をかけるな!机の製作者や雄英の諸先輩方に申し訳ないと思わないのか!?」

 

「思わねーよ!テメーどこ中だ!?端役が!」

 

ガラガラガラッ

 

「出久……あれって……」

 

「うん……かっちゃんはあんなんでも一応強いからさ……」

 

「あいつが出久様を虐めていた爆豪とかいうクソガキですね……」

 

クソガキって……確かに氷麗からすればかっちゃんは子供みたいなものだけどさ……

 

ああ……皆のテンションが一気に下がったな……

 

と再び扉を開けると

 

「む!騒がせてすまなかった。俺は聡明中学の飯田天哉だ」

 

「僕は緑谷出久。それでこっちが」

 

「エリザベス・リオネスです。よろしく」

 

「及川氷麗ですっ♪」

 

そのまま教室に入ろうとしたら

 

「あー!そのモサモサ頭は!地味目の!」

 

聞き覚えのある声に振り向くとあの時助けた茶髪の女の子が来ていた。

 

「私麗日お茶子!やっぱり受かってたんだ!そりゃ0pt吹っ飛ばしたもんね!」

 

麗日さんの発言で教室にいた全員の視線が僕へと向けられる。

 

「流石出久ね♪」

 

「当然です!出久様ですから!」

 

『い、出久様あ!?』

 

氷麗の爆弾発言で更に視線が鋭くなる

 

やめて!恥ずかしいからああ!!

 

僕が逃げるように自分の席に向かおうとしたら

 

「ナルトくんっ!?」

 

え……?なんで……その声は……!

 

僕が振り向いた先にいたのは白目か可愛い女の子、僕はこの子を知っている

 

「ヒナタ……か……?」

 

「やっぱり……ナルトくん、いや出久くんだ!久しぶり!」

 

「うわおっ!?ちょっヒナタぁ!?」

 

「出久くん……やっと……やっと会えた……!」

 

やめてヒナタ!皆見てるからさああ!特に金髪と小さい人がすごい形相で睨んでるからああ!

 

取り乱したが落ち着いた僕はヒナタを抱きしめて

 

「……久しぶり。ヒナタ」

 

「うんっ!出久くん!」

 

エリザベスたちは知っていたのか特になにも言ってこなかった。

 

二人に紹介しようと思ったところで

 

「お友達ごっこがしたいなら他所へ行け。ここは……ヒーロー科だぞ」

 

声がしたので振り向くと寝袋に入って栄養ゼリーを啜ってる少し小汚い人がこっちを見ていた

 

「なんですか……?このイモムシは」

 

『ブブーッ!!』

 

氷麗の一言でクラス中に爆笑が起こった。

 

「あのな……まあいい……俺は担任の相澤消太だ」

 

寝袋から出ると同時に自らの素性を明かした。

 

担任?ってことはこの人もプロヒーローってことだよな……でも見たことないような……氷麗たちもとても先生とは思えないのかなんともいえない表情を浮かべていた。

 

「早速だが……これ着てグラウンド出ろ」

 

それだけ言うと相澤先生は教室から出て行った。

 

 

 

 

 

グラウンドに呼び出された僕たちは相澤先生から個性把握テストをやると言われた。

 

当然のことか麗日さんを初めとする何人かが抗議したが相澤先生は雄英は自由な校風が売り文句だとか言ってさらっと流し、説明を続けた。

 

説明によればこれからやるのは中学生でやった体力テストらしい。ただし個性を使用ありで

 

んで見本としてかっちゃんが呼ばれた。

 

「爆豪、個性使って投げてみろ」

 

「んじゃまあ……死ねえ!!」

 

死ね……?

 

「まずまずの記録だな……」

 

相澤先生が持ってた己機械に表示された数値は700mを超えた数値が表示された。

 

かっちゃんはかっちゃんでどうだ!みたいな顔をしている。

 

「流石入試4位通過だけはある」

 

「はっ…………?」

 

と次の相澤先生の言葉で自信満々だったかっちゃんの顔が一気に崩れ去った。

 

氷麗たちを見てみると笑いを抑えるのに必死だった。

 

クラマも笑わない!

 

「なんでだ……撃破ポイントを77も稼いだってのに……どういうことだよ……」

 

「そいつは簡単だ。おまえの記録はたしかに歴代から見ても素晴らしいが、今年はそれを超える記録が3人、現れたってことだ。しかも首席はおまえの約2倍ものポイントを稼いでー、いや合否発表の時に説明した救助ポイントも含めれば約3倍のポイントだったな」

 

かっちゃんがワナワナと震えていた。

 

多分、あと二人って氷麗とヒナタだろうな……エリザベスは戦闘向きじゃないし……

 

「んじゃあとっとと始めるぞ。言ってなかったがトータル成績最下位の者は見込みなしとしー……除籍処分としよう」

 

皆の顔が一気に青褪めた。そして再び抗議の声をあげるも

 

「自然災害、大事故、身勝手な敵たち……そんな理不尽から市民を守るのがヒーローだ。これから三年間、雄英は君たちたち苦難を与え続ける。plus ultraさ。全力で乗り越えてこい」

 

いきなりこんなことがあるなんて!でも……負けられない!

 

第一種目50m走

 

飯田くんの個性はエンジンだったので3秒という記録を出した。

 

氷麗も地面を凍らせて滑って4秒という記録を出した。

 

そしていよいよ僕の番となった。

 

「いよいよ緑谷くんの番か……」

 

「はっ!デクごときが俺に勝てるわけねえ!」

 

かっちゃんの言葉に氷麗たちはイライラしていた。

 

僕がスタート地点に立つと

 

「おい緑谷、おまえ本当に無個性か?」

 

と相澤先生が聞いてきた。

 

「そうですけど?」

 

(本当に無個性かどうかはこのテストでわかる。俺の個性を発動させればな)

 

入試でやりすぎちゃったかからな……でもここでも全力でやるだけだ!

 

「ギア……2」

 

血の流れを加速させると僕の身体から蒸気のようなものが噴き出した。

 

「な、なんだありゃ」

 

『レディィィィィィースタート!!』

 

「剃!」

 

開始と同時に僕は地面を10回以上蹴って一気に駆け抜けた。

 

「記録0.2秒……」

 

(なんだと!?個性は消したはずだ!なら本当に緑谷は無個性なのか……!?いや、だったらあれはなんだったんだ!?いや……今は緑谷を無個性と認めるしかないな)

 

「どーゆことだ……!わけを言えぇ!デクっ……!?」

 

かっちゃんが両手を爆破させて突っ込んできたが

 

「煩い」

 

氷麗が手を振るとかっちゃんは足元から氷に飲まれてその場に拘束された。

 

口元まで氷に覆われたかっちゃんは氷麗のことを殺すような目つきで見ていたが氷麗はどことなく無視していた。

 

「……今のはしょうがないか……おい轟、溶かしてやれ」

 

「……わかりました」

 

轟くんが左から炎を出して解放されると同時に再びかっちゃんは突っ込んできたが

 

「っ!?なんだこの布っ!」

 

「あの捕縛布!まさか個性を消すヒーロー!イレイザーヘッド!」

 

「ったく!何度も個性を使わせるな!俺はドライアイなんだ!」

 

(((個性すごいのにもったいない!!)))

 

「おいデクぅ!!テメェ俺を騙してやがったのかぁ!!?無個性だったんじゃねーのかよ!!」

 

かっちゃんがそう叫んだので僕は

 

「何言ってるんだかっちゃん?僕は無個性だよ?」

 

僕がそう言うと皆は

 

「「「「「「はあああああっ!!?」」」」」」

 

「ウソだろ!?」「今の個性じゃねーのかよ!?」「すげースピードだったぞ!」

 

と驚く中でかっちゃんが

 

「デタラメ抜かすんじゃねえ!今の、個性じゃねーか!」

 

どうしよう……と思っていたは相澤先生からの援護射撃が入った。

 

「爆豪静かにしろ!緑谷は無個性だ!さっき俺も個性を発動したが消えなかった!時間がない。さっさとしろ!」

 

相澤先生のお陰でなんとかその場は引いたかっちゃん

 

第二種目握力

 

「ギア3!」

 

僕は指を咥えて空気を体に送り手を大きくすると

 

「あいつホントに無個性なのか!?」

 

そのまま握力計を握ると

 

バキッ

 

「すいません。壊しちゃいました」

 

「……記録は∞にしてやる」

 

個性を使って万力を創造していた人と六本腕のひとが目を見開いていた。

 

第三種目

 

立ち幅跳び

 

六道の力で宙に浮く

 

「……おい緑谷、おまえホントに無個性か?」

 

「先生個性発動してますよね?」

 

「そうなんだが……おまえのそれは個性じゃないんじゃないか?」

 

鋭い。まあ個性でないなんてこの世界ではほとんど想像しないか

 

第四種目反復横跳び

 

ここもギア2でやった結果

 

「……測定不能」

 

「測定不能だってよ!」

 

「マジか!?」

 

「あいつホントに無個性なのかよ」

 

第五種目

 

「えい!」

 

麗日さんは個性を使って∞を叩き出した

 

「すげー!∞が出た!!」

 

氷麗も吹雪で勢いを出して687m

 

ヒナタは空中に浮かせたボールにチャクラを込めた拳を打ち込んで807m

 

すごいな……僕も負けてられないや!

 

というわけで

 

「魔神化……仙人化……」

 

魔神化を発動させると僕の身体は闇に包まれて仙人化でその上にさらにチャクラを纏うと

 

「なんだ……ありゃあ……」

 

かっちゃんがそう呟いて僕の方を見ていたが気にせずにボールに流し込んだチャクラを圧縮させてさらに魔神の炎を腕に集中させて振りかぶり

 

「魔神風遁!獄炎螺旋丸!」

 

そのまま投げたボールは螺旋丸の遠心力と獄炎による推進力によって遥か彼方に吹き飛んでいった

 

「…………測定不能」

 

その後も全力で挑み個性把握テストは終了した。

 

「……じゃあこれでテストは終了な。口頭で説明するのは面倒なんで一括開示な。ちなみに除籍は嘘な」

 

『!!?』

 

「君らの最大限を引き出すための合理的虚偽」

 

『はあーっ!!?』

 

「ウソに決まってるじゃない……ちょっと考えればわかりますわ」

 

「いや、八百万さん。相澤先生の目は本気だったよ」

 

「どういうことですか!?」

 

「言った通りだよ。相澤先生は順位に関わらず見込みのない者を除籍処分するつもりだったんだ。その証拠に昨年の一クラス分、相澤先生は除籍にしている」

 

「そ、そんな!?」

 

まあ、六道の力で心を読み取ったからわかったんだけどね

 

「ほぅ……俺のことを知っていたか……ま、その通りだ。最下位だけだと言ったのは虚偽だ。だが見込みがないと感じたらいつでも除籍にするからな」

 

それだけ言って去っていった後の雰囲気はすごい重かったが僕は気にせずに更衣室で着替えを済ませてエリザベス達と合流するとさっさと帰ることにした。

 

 

余談

 

「それで出久?この人って……」

 

「うん。僕のお嫁さんの一人のヒナタ!」

 

「は、初めまして……日向ヒナタです!」

 

と新たなお嫁さんの宣告にお母さんが再び祝ってくれた

 

 

 

 




日向ヒナタ

ナルトの世界で出久(ナルト)に出会って結婚する。彼の死後六道仙人の手によって16歳で転生する。氷麗やクラマと比べてオールマイトへの嫌悪感はない

好きなもの
・出久たち家族
・ぜんざい

嫌いなもの
・出久をバカにしてた奴ら(特に爆豪)
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