どうして転生したのか、そもそもこれが転生なのかは分からない。
分からないのに気にしてもしかたない。
なので、とりあえず気にしないことにした。
それにしても、太刀川が・・・ねぇ。
慣れ親しんだ””パワ
太刀川以外に、他にキャラたちはいるんだろうか。
まぁ、それは部活動見学に行けば分かるか。
パワプロキャラなら、どうせみんな野球部に入るだろうし。
***
ということで、迎えた部活動見学。
一緒に見学に参加している面々を見ても、太刀川以外は誰がパワキャラなのかわからない。
「ね、ねぇ久峩くん。あれってもしかして、恋恋中学でピッチャーやってた早川あおいちゃんじゃない?」
太刀川に言われ、そっちを見るとーーー
緑の髪を後ろで結った女の子が居た。
間違いない。あれは””あの””早川あおいだ。
詳細な能力の紹介は省くけど、身長もしっかりと167cmありそうだし、オリジナル変化球のマリンボールを投げる彼女で確定だろう。
クラスはどこなのか分からないけど、彼女も僕と太刀川と同じで野球部に入るとみて良さそうだ。
これで投手討論のイベント起きそう。
「失礼。君たちも野球部に入るのか?」
突然、後ろから声をかけてきたのは・・・
「突然すまない。私は
イケメン野球女子だった。
まさか、冴木もいるとはね。
アプリの方では超強キャラの冴木創。
金特も確定で貰えるし、打撃/メンタルの2つの得意練習持ち。
初期キャラたちとは別格のぶっ壊れキャラだ。
それにしても、クラスメイトだったのか。
気がつかなくてごめん。
「僕は久莪虹介。こっちは太刀川広巳。よろしくね」
「あぁ、よろしく」
「よろしくね冴木さん」
「すまないが、私も混ぜてもらえないか?
クラスメイトがもう1人いるというのに、私だけ蚊帳の外というのは寂しいぞ」
「えーっと、君は………」
少し小柄だけど、整った顔に紫の髪。
パワプロで似てる子いたっけ………?
いや、パワキャラじゃないのかもしれない。
「私は
は、え!?
六道聖!?
ささやき戦術の!?
鈍足の!?
""あの""六道聖!?
「何か、失礼なことを考えてないか?」
「い、いやそんなことはないよ。ぼ、僕は久莪虹介」
「分かっている。クラスメイトだろう。太刀川と冴木のこともな。よろしく頼むぞ」
それぞれに紹介を終える。
このメンバーで女子野球部作ったら、かなり強そうだけど、みんな甲子園行きたいんだろうなぁ…。
「ところで久莪。お前のポジションはどこなんだ?」
ポジションかぁ。
正直、どこでもできる。
「僕は、どのポジションも経験してるよ。9つ全て」
「ほう。だが""できる""と""やったことがある""では天と地ほどの差がある。
お前はどちらだ?」
少し厳しめの質問をしてくる六道。
「僕は前者。""できる""だよ。」
「ふむ。まあ、とは言え百聞は一見にしかずとも言う。実際に練習で見てみるのが早いだろうな。」
そんなこんなで、野球部に続々とパワキャラたちが入部した。
気が向いたら書いてます