がっ〇うぐらしみたいな世界観のゲームで一撃必殺RTA   作:トゥトゥヘァッー!

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感想貰って舞い上がってるので初投稿です。


大規模感染(パンデミック)〜屋上避難

 

 

 5年で8万本しか売れなかった激ムズゲームのRTA、はーじまーるよー。

 

 前回は大規模感染(パンデミック)が発生した直後で終わりましたね。早速続き行くよー。

 

 「今の悲鳴、何…?」

 

 はい。このセリフがモブ生徒の誰かから発せられた瞬間、急いで窓際まで歩いていきます。そこで外の景色を見る事でフラグが立ち、この行動に引き摺られるように外を見たモブ生徒たちがパニックを起こし始めるんですね。

 

 「な、何あれ…!?」

 

 「に、逃げないと!」

 

 このセリフが出たら、騒ぎに乗じて教室を出て前回お話した織音ちゃんのお友達の元へ向かいます。

 この時さっさと移動しないとモブ生徒たちが我先にと廊下へ出る為波に巻き込まれてしまい、ろくに移動出来なくなります。そうなれば階段を登ってきたゾンビの餌に早変わりしてしまうので気をつけましょう(10敗)

 

 そう言えば前回、お友達の紹介をしていませんでしたね。移動の間にサクッと紹介することにします。

 

 織音ちゃんのただ1人のお友達「桜井美咲」ちゃんは人懐っこい性格で、いるだけで癒しを与え正気度を少しずつ回復してくれる上、HPとスタミナの回復速度上昇を付与してくれるキャラクターです。そんなぶっ壊れな能力がある為か、ステータスはほぼ最底辺をマークしています。完全に後衛キャラですね間違いない。

 

 美咲ちゃんがいるのは隣のクラスですが、当然のようにあちらもパニックになっています。その中に堂々と入っていけば間違いなく大半のモブ生徒が音にビビってこちらに注目してきますが、無視して美咲ちゃんの元へ移動します。ちなみに美咲ちゃんの席は教室の窓際1番後ろです。そちらに向かうためにはモブ生徒を避けなければならないので、ガバ操作には気をつけながら向かっていきます(3敗)

 到着し次第、付いて来るように説得しましょう。ここでモタモタしてると周りのモブ生徒たちが避難を始める影響で教室から出れなくなる可能性があるので、説得に失敗してしまった場合は無理やりにでも連れていきます。おら、移動するんだよあくしろよ!

 

 「で、でも!外はあんなことになってるじゃん!絶対教室にいた方がいいよ!」

 

 …やべぇめっちゃ反抗してくるやん。こんなに反抗してくる子でしたっけ???

 

 「きゃああああ!!!!」

 

 あ、やべ。これはいきなりやらかしましたね。ゾンビが二階に到達したようで、廊下にいた生徒たちが次々襲われ始めてるようです。やべぇよやべぇよ…

 と、とにかく美咲ちゃんと安全な場所へ避難するのが最優先です。美咲ちゃんの席のすぐ後ろにある掃除用具入れのロッカーから教員専用箒を取り出します。そのまま箒の穂の部分を取り外して、即席の武器として装備し、そのまま美咲ちゃんを連れて道中のゾンビをころころしながら屋上へと避難する作戦で行くことにしましょう。

 

 怯えている美咲ちゃんの腕を引き、教室の外へと出て──っと危ない。出たすぐの所でいきなり襲いかかってきましたね。落ち着いてゾンビの額に狙いを付けて、穂を取り外した箒の金具の部分をビリヤードのキューのように勢いよく打ち出します。そうするとあら不思議、高めのAGIによって速度の乗った箒の先端がゾンビの額を撃ち抜いたではありませんか。これは一対一の場合に重宝するテクニックですので、ぜひ覚えて、どうぞ。まあこの方法だともれなく返り血で血塗れですがね。正気度ゲージ壊れちゃ〜う^

 

 もし1人の状況ならもう少しゴリ押し狙いつつレベル上げするんですけど、今回は美咲ちゃんがいるのであまりリスキーな択は取れません。進行の邪魔になりそうな奴だけ対処しながら先に進む感じで行きたいところです。

 

 途中、何度も何度もモブ生徒達が助けを求めてきますが今のレベルで2人は守れません。心苦しいですが、無視して先を急ぎましょう。ここで助けると最悪死にます(2敗)

 

 階段の途中にいるゾンビ達は襲いかかって来たら箒の長いリーチを生かして突き落としましょう。落ちてグシャグシャになったゾンビを見た美咲ちゃんの正気度がゴリゴリ削れていってますが、美咲ちゃんが死んでしまうより100倍マシです。安全になった後でいくらでもボロクソ言われましょう。

 

 三階に上がると、急激にゾンビの数が減ります。それもそのはず、奴らはあまり段差や傾斜が得意ではないのです。これを覚えておくと学校の敷地内で優位に立ち回りやすくなるので、しっかり覚えておきましょうね。

 そして、三階には木工室があります。本来ならここで武器を調達してからゾンビの相手…と行きたかったのですが、今回はあまり時間が無いのでそのまま上に上がります。じゃけん上行きましょうね〜^

 

 

 

 

 地獄みたいな校内から失礼するゾ〜!

 

 屋上へと続く扉の前に到着したところで、ゾンビの集団が追いついて来る前にさっさと屋上に…屋上に…

 

 何 で 鍵 が か か っ て る ん で す か ね ?

 

 おかしい…試走段階では全て鍵がかかっていなかったのに、何で本走の時にかかってるんですかねぇ!?

 

 仕方ないので作戦変更。織音ちゃんが三階の階段で奴らの迎撃をして、その間に美咲ちゃんに開けて貰います。どうやってって?ピッキングに決まってるだろ、いい加減にしろ!

 

 ちなみにピッキングの成功判定を左右するのはLUCの数値なので、間違いなく運に関して雑魚ステータスとかいうレベルじゃない織音ちゃんには開けられるわけないです。だから、美咲ちゃんに任せる必要があるんですね(例の構文)

 

 取り敢えず美咲ちゃんに髪留めとして付けていたヘアピンを渡し、何か言われる前にさっさと階段を降りて三階に行きます。そこで登ってきた奴らの相手をするのですが、正直(見所さんが)ないです。なので、ピッキングが終わるまで耐久する様子を背景に、ここの流れについて説明しましょう。

 

 本来なら、織音ちゃんたちが三階に到達した時点で奴らは二階に到達します。その間に僅かな猶予があるので、木工室に寄って武器を調達してから屋上に向かうのがチャート通りのルートでした。屋上にさえ逃げ込めれば、暫く美咲ちゃんが死ぬことは無いので安心できるんですけど…こうしてる間にも開くことを切に願いながら攻撃ボタンを連打してます。コントローラーくんが死にそうですね間違いない。

 

 何故こんな事になってるかと言いますと…ガバだよ!察せよ!(憤怒)こんな開幕からガバやらかして、この先大丈夫なんですかね…(心配症)って、やべ。

 

 「ヴァ~」

 

 …操作ミスして掴まれちゃいました。まあスキルチェック成功すれば──

 

 ブーッ!(スキルチェック失敗の音)

 

 ……。

 

 なあああああああああああああああああああああああああああああにやってんだあああああああああああああああぁぁぁあぁぁぁ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 その時、そこを通りかかったのは本当に偶然だった。()()()()()()()。そんな漫画や映画の中でしか見ないような非現実的な光景が突然目の前に現れ、明らかに死んでいるとわかってしまうような傷を負っていても、一切気にせず襲いかかってくる生徒だったモノ。そんなヤツらに襲われて、訳も分からず逃げ回っていた時にその場に出くわしたのは幸運と言えるだろう。

 

 屋上へと上がる階段の踊り場で、全身血塗れになりながらも、長い棒を振り回してヤツらを階段から突き落としている生徒が1人。長い髪を激しく乱れさせながら動く彼女はいっそ神秘的な雰囲気を感じさせる。あれは箒の柄だろうか?既に階段の下は恐ろしい程のヤツらの死体で埋め尽くされていて、まだ動くヤツらがその山を乗り越え彼女へと襲いかかっている。既に彼女の息は上がっていて、とてもこのまま耐えられるとは思えない。

 

 「きゃっ!?」

 

 とか考えているうちに、彼女がヤツらの1人に掴まれた。何とか振りほどこうともがいているが、あのままでは間違いなく喰われてしまう。

 

 ──助けなきゃ。

 

 そう思った私は、周りを急いで見渡す。何か武器になりそうなものは…!

 

 ──あった!すぐさま私は走ってそれを拾い、腕に力を込めて持ち上げる。かなり重いけど、これなら!

 

 「と、りゃああぁああああああ!!!!」

 

 恐怖を押し殺す為に腹の底から叫び、ソレを持って駆け出す。そのまま階段前にいるヤツらを殴り飛ばし、階段を1段飛ばしで駆け上がり、今まさに彼女へと噛み付こうとするヤツの側頭部に向けて手に持つもの──消火器を、思いっきり振り抜いた。

 

 グシャッ!っという音ともに私の手に伝わる、肉を潰し骨を砕く感触。その気持ち悪さに吐き気を催しながらも、ヤツを彼女の上から吹き飛ばした。

 

 「はあっ…はあっ……大丈夫か?」

 

 「──はっ、はっ…助けがなかったら、ゲボ、危なかったよ。本当に…ありがとう」

 

 かなり苦しそうにしている彼女に手を貸して立ち上がらせる。よく見ると、彼女の全身の血が全て返り血である事に気がついた。下には夥しい量の死体。数人は私がやったとはいえ、この数を1人で相手取るなんて…凄い奴だ。

 

 「ヴゥ……」

 

 「はあっ……嘘でしょ……はあっ…」

 

 「っ!クソ…まだ来るか…!」

 

 声の聴こえた方向へと目を向ければ、後続のヤツらが階段を少しずつ登ってこちらへやって来るのが見えた。悪態を吐きながら、まだ苦しそうな彼女の代わりに消化器を構える。

 

 「ダメ…逃げないと…!」

 

 「逃げるって何処にだ!?このままじゃ──」

 

 「──開いた!開いたよ、織音ちゃん!!!」

 

 このままじゃ逃げる場所なんて無い──そう言おうとして、上から降ってきた別の声に遮られた。

 

 その声を聞いた瞬間、織音と呼ばれた少女の顔に安堵の表情が広がる。開いたとはどういう事なのだろうか。

 

 「開いたんだ…なら急いで上に避難しよう!貴女も来て!」

 

 「えっ!?あ、ああ…」

 

 私の手を引いて走り出す彼女──織音の背中を見ながら、混乱した私は取り敢えず了承の意を示すことしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あっぶねぇぇぇえええ!!!!!!!突然の救援にびっくりしましたが、何とか噛まれることだけは回避出来たので助かりました。(謎の少女に取り敢えず)ありがとナス!鍵も開いた様子ですし、RTAにも1番いい分岐ルートを引けたので今回はだいぶ運がいいらしいです。降って湧いた幸運に感謝しつつ、屋上に移動しましょう。

 

 スタミナに余裕はありませんが、助けてくれた生徒の手を引いてとにかく走ります。ここでモタモタしてるとスタミナ切れからの奴らの群れに飲み込まれて全滅ルート一直線ですので、とにかくガバ操作しないように細心の注意を払いましょう(前科アリ)

 

 屋上へと続く階段を登りきると、ドアを開けたまま織音ちゃんを待っている美咲ちゃんがいます。取り敢えず美咲ちゃんと助けてくれた生徒を屋上へと押し込んで、何故か置いてある一般的な学校の机を持ち上げましょう。

 

 「織音ちゃん、何してるの!?」

 

 「お、おい!そんな物持ってどうするんだ!?」

 

 どうするって…こうするんだよ!

 

 ぽいっ!ドンガラガッシャーン!

 

 …パーフェクトです。見事に登ってきていた奴らの群れの先頭へと投げた机が直撃し、後ろを巻き込みながら転げ落ちていきました。ざまぁみやがれ!

 これでとりあえず時間は稼げたので、今度こそ屋上に避難します。乗り込め〜^

 

 「織音ちゃんすごーい!」

 

 「つくづくとんでもないよな、ほんと…」

 

 まあこれが400時間の試走による経験と知識ってやつですよ。(世界最速RTA)やろうと思えば(出来ますねぇ!)(王者の風格)

 ですがまだ終わりではありません。屋上のドアを閉めて、鍵を掛けた上で近くにあったロッカーを運んで簡易的なバリケードにします。へい二人とも、ちょいと手を貸してくれぃ!

 

 「勿論だよ!」

 

 「これを運べばいいんだな?」

 

 ロッカーふたつを横に倒してドアを塞げば、ようやく安全が確保されます。ぬわぁぁぁぁぁぁぁん疲れたもぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!奴らがドアをバンバン叩いていますが、敗れることは無いので脱力しましょう。

 

 「やっと安全になった…のか?」

 

 そうだよ(肯定)。助けてくれてありがとナス!

 

 「いいってこった、私もあのままじゃいつか死んでたからな。こっちとしても助かったよ」

 

 「あの、お名前は…?」

 

 美咲ちゃんがおずおずと名前を聞きましたね。よく考えたら私も名前聞いてないじゃないか(憤怒)人の名前聞かずに連れてくるとか誘拐かな?

 

 「私は2年の森久保藍里(もりくぼあいり)だ。よろしく頼むぜ」

 

 「1年の桜井美咲です!こっちは同じく1年の速川織音ちゃん!」

 

 オッスお願いしまーす!

 

 「おう、美咲に織音だな。私のことはなんて呼んでくれても構わないぜ」

 

 こうして、2人目の仲間が加わりましたね。ステータスが全体的に高水準で纏まっていて、STAが特に高めです。それに加えてスキルに《不屈》《護りの意志》を持っているため、前衛に置いておくだけで大体のゲリララッシュを完封出来るのです。ルート分岐の中には仲間が増えないルートも存在するので、イベントラッシュの時に盾役がいないとだいぶ辛い戦いになると思います。そういう意味では、これはかなり有難いですね。

 

 

 さて、新たな仲間が増えたところで今回はここまで。次回も見てくれよなー頼むよー。

 

 

 

 

 

 

 

 

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