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カップリングが複数出来上がります。
引き続き無印編です。
SIDEフェイト
「それから1月程たったある日の事アルフとの仮契約期間が終わろうとしていた。」
「ん~魔力の総量も順調に増えているし問題なさそうですね。」
「うん。もうアルフを維持してるって感覚は殆どないかな。」
「そろそろ本契約ですね。契約の内容を決めなくてはですねフェイト。」
「そうだねリニス。」
「雨降ってきましたね今夜は嵐になりそうです。」
「ふーんふふんふーんふふんあっなんかドアが開いてる。ここは今まで入った事のない場所。あっ入るとフェイトのお母さんに叱られるって言ってたっけ。でも見つかったらごめんなさいすればいいか。では探検開始。」
「あと少し、あと少しなのに最後の一押しが足りない。方法はあるはずなのよそこに至る理論だってある。」
「あれがフェイトのお母さん。」
「誰?。」
「あっ。あ・あのこんにちわフェイトのお母さん。あたしフェイトの使い魔のアルフだよ初めましてでよろしく。」
「はぁぁぁぁぁふん。」
「きゃあ何するのよいきなり。」
「反応は悪くないみたいねこれじゃあ狼と言うより猿ね。」
「アルフ狼。猿違う。」
「使い魔にするなら素材を選ばないといけないのにこれじゃあリニスの失策ね。フェイトの出来も知れたものね。」
「リニスは良い奴だし、フェイトは凄いんだぞ。魔法だって凄いしいろんな事知ってるし。夜は一緒に寝てくれるし。」
「使い魔をペットと混同してるのかしら?あなた使い魔の使命を知っているのかしら?。」
「うっ!使命・・・・・・。」
「アルフ、アルフ。」
「フェイトどうしました?。」
「あっリニス。アルフがいないんだ。念話にも出なくて困っちゃって。」
「あっ【そう言えばさっき奥の間のドアが。】まさか。」
【プレシア。】
【リニスあなたからの念話は非常時以外は禁じてたはずよ。】
【アルフにフェイトの使い魔に会いましたか?。】
【さぁ?。】
【まさか契約解除を。】
【第三者による強制解除や使い魔の破壊は契約者であるフェイトにもダメージが行くわ。私がそんな事すると思って?】
【アルフには会ってないんですね。】
【今手が離せないの。切るよ。】
「多分外です。今探索しますから。」
「アルフ、アルフ。」
「フェイトあそこ。」
「アルフ良かった心配したんだよ。」
「来ないで。」
「アルフ?。」
「使い魔って主人が目的の為だけに作り出すんだって本当?。維持するのが凄く大変だから目的に合わせて作って、目的が終わったら消しちゃうって本当?。」
「なんで?なんで急にそんな事。」
「多分書庫です。あなたに見せようと使い魔関連の本を出しておいたので。すみません。」
「フェイトも自分の目的が済んだらあたしを捨てる?あたしの事消しちゃうの?そんなのヤダ。フェイトに捨てられるのも消えちゃうのもそんなのヤダ。」
「捨てないよ。捨てたり消したりなんかしないよ。」
「でもあたしフェイトの使い魔だ。友達だって姉妹みたいだって思ってたのに。」
「友達や姉妹じゃないとダメかな?使い魔と主人って関係かもしれないけどあたしは楽しかった嬉しかった。大きくなったら守ってくれると言ってくれてすごく嬉しかった。」
「でも。」
「契約の内容考えたの、聞いてくれる?。」
「うん。」
「汝使い魔アルフ。主フェイトとの契約の元以下の契約を遵守し移行せよ。その四肢と心を持って自らが望む満足できる生き方を探し、それを行え。いかな地にあっても主と遠く離れても命が尽きるまでその制約を胸に。」
「ああ。」
「私がアルフを使い魔にしたのはアルフに死んで欲しくなかったから。だからこの先別に私と離れてもどこに行っても良い。自由な狼を縛る鎖を私は持たないし使わないよ。だけど、今までみたいに私の傍にいていろんな事をしてくれるなら私は嬉しい。アルフと一緒だといろんな事が楽しくて嬉しくて心強いから。」
「えぐっえぐっえぐっ。」
「私とアルフは友達でも姉妹でもないけどだけどきっとね最高のパートナーになれると思うんだ。」
「最高の。」
「うん。最高の。ああほら自慢の毛並みがぐしょ濡れだ。帰ろう。」
「フェイト~。」
「使い魔も主人も関係ないよ今までもこれからもずっと2人で一緒にいようこれからもずっと。」
「うわぁぁぁぁぁぁぁん。うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん。」
「そんな出来事があって、私とアルフは契約を結んだ。私が願った制約はそのまま、アルフが誓った制約は。」
「我使い魔アルフ。狼の血と誇りにかけてフェイトの心と身体を守りその身に訪れる災厄をこの手で振り払う事を誓う。」
「使い魔アルフ。」
「主フェイト。」
「「今ここに契約を。」」
「おめでとう契約成立ですね。」
「感覚的には特に何も変わらないかな?。」
「うん。」
「いろいろ変わってるんですよ。精神リンクの強化とか魔法資質の受け渡しとか。」
「勉強すればある程度は私と同じ魔法が使えるようになるんだよ。」
「それはカッコいい勉強する。」
「明日から生徒が2人ですね。ビシビシ行きましょう。」
「その後冬が深まる頃にはアルフの手足も随分伸びて。」
「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉてぇりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
「凄い。」
「見たか必殺パンチ。」
「こ・この馬鹿力パンチでバリアを砕くとは。」
「鉄拳無敵。」
「アルフは魔力を固めたり圧縮したりするのがうまいんだね。」
「身体能力も高いですし、結界系を上手く身に着けて行けばフェイトのサポートとしてはまずまずです。」
「まずまずじゃ駄目。超スゴにならなくちゃフェイトを守れない。」
「うふふ。」
雪が解ける頃にはもうすっかり大人の姿になってリニスの背を追い越して
「全く身体ばっかり大きくなって。」
「ご飯おかわり。」
私達は順調に魔導士として成長していった
「これがフェイトの新しい杖。まだ製作中ですけどね。」
「へぇぇぇぇぇぇぇ。」
「なんかこれは斧なの?ちょっと不細工じゃない?。」
「GET SET。」
「「ああ。」」
「喋った。」
「喋りますよインテリジェントデバイスですから。フェイトが今学んでいる最終試験を習得する頃には完成しているはずですよ。」
「そっか私の杖か。」
そして夏が終わる頃
「アルカス・クルタス・レイギアス降り来りて眼下の敵を討て。」
「うわぁ凄い魔力。」
「アルフ耳を塞いで轟音が来ますよ。」
「バルエル・ザルエル・ブラウゼル突き立て雷光の剣サンダーレイジ。」
「うわぁ。」
「ああ。」
「はぁはぁはぁはぁリニス成功?。」
「うん狙いも正確ロックオン精度も問題なし。良いでしょう最終課題クリアです。」
「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
「やったぁ。ああ」
「フェイト大丈夫?。」
「ありがとうアルフちょっと気が抜けた。」
「魔力も使い果たしてますね。アルフフェイトを部屋に。」
「うん。」
「フェイトおめでとうよく頑張りました。」
「ありがとうリニスのおかげだよ。これからも宜しくね。」
「これからか・・・・・・。」
「プレシアリニスです。」
「入りなさい。」
「聞こえてましたかさっきの轟音。」
「雷撃系の高位魔法ね。あれはフェイトが?。」
「杖も使わず身体1つでね。」
「そう素晴らしいわ。」
「これでもう私がフェイトに教えられる事はなくなってしまいました。杖も今夜には完成ですし私の仕事は終わりですかね。」
「そうね終わりね。杖を完成させたらさっさと消えなさい。あなた程の高性能な使い魔維持も楽じゃないのよ。」
「そうします。でもその前にプレシア私との契約の履行もしくは制約覚えてますか?契約を履行したらご褒美をくれるって。」
「ああ元の山猫に戻って山にでも帰る?。」
「今更動物に戻ってもねぇ。」
「人型のままが良いの?でもそれじゃあ契約に。」
「反しますものね。大丈夫もっとずっと簡単な事ですよ。」
「ああ。」
「フェイト大丈夫?。」
「凄く疲れてるけどなんだかいい気分。」
「うんあたしも嬉しい。流石あたしのご主人様だ。」
「ありがとうアルフ。」
「フェイト、アルフ晩御飯の時間ですよ。」
「あっはい。」
「今日はちょっとビックリな趣向があります。フェイトは可愛い服を着て髪とリボンをしっかり整えてそれから食堂に向かいましょう。」
「フェイト久しぶりね。」
「母さん。」
「リニスに聞いたわ課題を全てクリアしたって。」
「は・はい。」
「今日はそのお祝い一緒に食事をしましょう。」
「あっはい。」
「はぁ~あの人も母親らしい所あるんだね。」
「親子ですからね邪魔しちゃ駄目ですよアルフ。」
「当たり前だよするもんか。」
「最後の高位魔法習得までどれくらいかかったの?。」
「えっと中級の術式接続で戸惑っちゃって、でもそれがわかったらあとはすぐに。」
「好きな魔法は?。」
「えっとランサーとか射撃系は割と得意かもです。」
「そう。」
「なんか~親子っぽくないなぁ~。」
「一緒の食事なんて私が生まれてから初めてですしね。」
「まぁあの人の事はどうでもいいけどフェイトが嬉しそうだからあたしは嬉しいや。」
「さて、アルフ私は今夜から少々遠出をしないといけません。」
「あれっそうなの?。」
「フェイトにもあなたにももう教えられる事もないですしね。」
「う~ん?。」
「あなたがいればフェイトはもう大丈夫ですから。」
「あっそうかな?。」
「そうです。自信をもって。」
「ああそれからあとでフェイトに私の部屋に来るように伝えて。私からの贈り物があるからと。」
「うん。」
「それじゃあ。」
「行ってらっしゃい。」
「気を付けて。」
「さて、私は私のなすべきことを全て終えました。気がかりや心残りは山ほどありますが、役目は終わってしまったのですから素直に舞台から降りましょう。フェイトの杖、私は消えてしまうけど思いと意思はこの
「ねぇプレシア私実はあなたに嫉妬してたんですよ。フェイトが私の子供だったらよかったなって。そしたらこの手で抱きしめてうんと可愛がれたんです。だけど、プレシアの使い魔でなかったらフェイトにアルフに出会っていなかったら。だから嫉妬より感謝の方がちょっとだけ多い。お休みなさい可愛いアルフ愛しいフェイトさよなら私の意地悪で偏屈でちっとも優しくないご主人様。バルディッシュあの娘達を宜しくね。」
「リニスもういってしまったの?リニス。あの娘の杖もう完成していたのね。こんなはずじゃなかったのかしら。」
「そうなの?。」
「うんリニスからの贈り物だって。」
「あっ母さんごめんなさい。」
「あっ杖。」
「来なさいフェイト。」
「は・はい。」
「あなたの杖よ。リニスが残したの。」
「はい。」
「手に取って。」
「重いだけど暖かい。」
「GET SET。」
「この
「リニスが作ったものだもの。」
「はい。バルディッシュそれがあなたの名前。」
「デバイスフォームセットアップ。」
「うん。宜しくねバルディッシュ。」
「良い事フェイトその杖でもっと強くなってあらゆる望みをかなえる力をその手に宿しなさい。あなたはこの私の娘なのだから」
「はい頑張ります。」
「杖の扱いを覚えたら時々お使いに行ってもらうわ良いわねフェイト。」
「はい。」
「リニスもう行っちゃったのかいつ帰ってくるんだろう?。」
それから私はバルディッシュの扱いを覚えて、時々母さんの手伝いに行くようになった。ある時は実験の材料、ある時は書物や文献。時が過ぎる毎に、実験と研究が行き詰まる毎に母さんはいら立ちや怒りを隠さなくなるようになって。リニスがいた時より私達の家は暗くなっていった
「なんだよもう。言われた通りの本を探してきたのに。」
「仕方ないよ母さんが知りたい事が載ってなかったんだから。」
「だからって叩く事ないじゃないか。フェイト痛くない?。」
「うん平気そんなに強く叩かれてないもの。」
「嘘だ傷になってるよ。ああもうリニスがいればな~あのおばばの事叱ってくれるのに。」
「アルフ汚い言葉を使わないで。」
「へぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。」
リニスは半年たっても1年たっても戻ることはなく、私とアルフは何となくあの日何が起きていたのか、どうしてリニスがいなくなったのかわかったけど。それを口に出すことはなかった。庭園は移動をはじめ家の空気はもっと重くなって、アルフも私にはずっと優しかったけど少しイライラしてる事の方が多くなった。私は少し背が伸びて少し背中や手足に傷が増えて
「絶対、絶対おかしいよあんたの母さん。フェイトの事こんなに傷だらけにして、フェイトこんなに頑張ってるのに。」
アルフは何度か私に家を出る事を進めたけどその度に母さんは少し疲れて苛立ってるだけだからって私はアルフを宥めてそして
「フェイト急ぎの用事があるの探しものよ。」
「はい。」
「ロストロギア形態は青と赤の宝石一般呼称はジュエルシード。」
「ジュエルシード。」
「全部で28個少しでも早く1個でも多く手に入れてきて頂戴。」
「私とアルフはジュエルシード探索の旅に出た。」
「これが私とアルフがこの世界に来た理由だよ由生。」
「フェイト結構すさまじい人生送ってるな。その後リニスは戻ってこなかったか。もしかしたら時の庭園の1部屋でそのまま消えないで倒れているのかもしれないなリニスは。プレシアからの魔力供給も止められてるみたいだしな話を聞く限りじゃ見つけた発動前の青いジュエルシードだフェイト。封印処理してバルディッシュに。」
「うんそうだね。バルディッシュ出来るよね。」
「YES SIR。」
「うん良い子だバルディッシュ。それじゃあ宜しくね。この辺りにあるのはこれ1個だけみたいだね。あとは今の所場所が分からない。」
そして時間は過ぎていく
名前 アルフ
魔導士ランク 総合A(無印~空白期)、司書(STS以降)。
魔力変換資質 雷
住居 第97管理外世界地球の遠見市のちに海鳴市のハラオウン家にて暮らす。
戦術 フェイトの使い魔でA'sまでの戦闘要員。STS以降は戦闘から離れてフェイトの帰りをハラオウン家で家族を守りながらフェイトの帰りを待つ。