八々が言った。
「死ね。」
と
その部屋は静まり返っていた。聞こえてくる音と言えば咲夜が声にならない声を上げているだけだった。
「くっ・・・」
キッとした目の咲夜が時間を止める。これで一安心・・・という顔をしていたのだがすぐに恐怖したような顔になった。
「あ・・・あぁ・・・嘘・・・」
正直なぜ八々が動けているのか理解できなかった。
「もーう一本♪」
咲夜に武器が振り下ろされる。
「ひっ・・・?」
ガギィン!という音とともに八々の武器が止まる。止めていたのは・・・
「はぁ・・・はぁ・・・」
「お・・・じょうさま・・・」
咲夜の主レミリア・スカーレットである。
「なぜ助けてやるのだ?その女は主であるお前を気持ちの悪いものとして見たのだぞ?」
その問いにレミリアは少し考えてから笑顔で言った。
「それでも私は・・・あの子の主人であり、あの子の未来を守るという役目があるからね・・・」
「・・・そうか、ならば協力してやろう。」
「どうして?」
「気が向いた。それだけだ。」
「そう・・・おもしろい吸血鬼ね」
「お互いさまにな」
「私は咲夜を助ける。あなたはあの子を。」
「了解だ。」
戦闘開始、だな。
~レミリアサイド~
「咲夜を返しなさい!」
「やだねっ!この子は私のおもちゃなんだもん♪」
私の中で何かが切れる音がした。
「その子は・・・おもちゃなんかじゃない!!!!!」
グングニールを突き刺す、が感触がない。
「遅いよ~?」
「くっ・・・お嬢様っ!」
咲夜がナイフを投げる。しかしよけられてしまった。
「・・・なに勝手に動いてんだよ!」
八々が咲夜の腹を蹴る。
「ごはっ!げほっ!ごほっ・・・」
「咲夜っ!」
返事はない。しかしその代わりとでもいうように八々が武器を携えてこちらに向かってくる。
「咲夜ならもういらないから壊しちゃった♪見てみて?もううごかないでしょ?」
「そんな・・・咲夜・・・そんな・・・っ・・・」
不意に私の体が闇に飲まれていく。しかし反応すらできなかった。
「さく・・・や・・・」
「呑まれるなッ!」
私を救ってくれたのは誰・・・?もうわかんないや・・・
「そこで休んでいろ。もう良いのだ。残りはこのDIOがやる。」
「次は私が相手だ。」
「お兄さんはこの子の大切な人みたいだしぃ?傷つけるの可哀想かなー(笑)」
こいつの発言は気になるところが多々あるがあとで詳しく聞くか。
「DIO・・・さん・・・」
咲夜が朦朧とする意識の中時計を渡してくる。
「お守りです・・・持っていてください・・・」
「・・・分かった。」
俺は振り向き八々ではない何かを見て言う。
「さぁ、覚悟はいいか?」
うわぁああああああ
なんかもういろいろヤヴァイ・・・