特典を盗む怪盗 R   作:ボルメテウスさん

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遅れてしまい、申し訳ございません。
色々とありますが、何よりもスクランブルのストーリークリアするまでに時間がかかりました。
ゲーム自体はクリアするのにはかからないと思いますが、ペルソナ5はやっぱり面白いですので、ついつい寄り道をしてしまいます。
活動報告でも追加項目がありますので、興味がある人はぜひお願いします。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=227157&uid=45956


un bon ami d’une personne~人の良き友人~

「謎の反応?」

 

その日、二課では、未だに謎の多いフィーネについての調査を行っていた。

 

数日の時が過ぎたが、それでも情報は未だに集まらなかった。

 

その中で最近になって謎の反応が二課で観測された。

 

「正直に言うと、その正体については未だに謎だが、放っておくと何が起きるのか分からない」

 

「なるほどな。

とりあえずは俺とモルナガで調査か」

 

「本当に2人だけで大丈夫なんですか?」

 

そう言いながら、雨宮は

 

「見に行くだけだったら、問題ないだろう。

それに、フィーネの事があるから、あんまり戦力は別けない方が良いからな」

 

「我が輩としても、その意見には賛成だな。

この世界には未だに謎が多いからな。

竜司達には店の方を頼んでいるからな」

 

同時に2人は基地から出て行き、指示のあった場所に向かった。

 

そこは町から少し離れた山の中でしばらく歩き回っている間にも雨宮の目に映る奇妙な光が見えた。

 

「なんだこれは?」

 

ふと見えた怪しい光が見え、その方向へ向かう。

 

「どうしたんだ、ジョーカー?」

 

「何か奇妙な光が見える。

もしかしたら、これが謎の反応かもしれない」

 

「なんだと?」

 

その言葉を聞きモルナガと共に、その場所へと向かった。

 

 

「この箱が謎の反応の正体か?」

 

そう言いながら、雨宮はゆっくりとそれに近づく。

 

町からそれ程遠く内森の中で埋もれていた紫色の箱は怪しい光を放っていた。

 

その怪しい光には人を寄せ付ける魅力があり、雨宮はゆっくりとその箱に手を触れる。

 

「っ!!」

 

瞬間、目の前にある箱から、さらに強烈な光と共に、その姿は消えた。

 

「あれ?」

 

「無くなっただと!?

馬鹿な、あんなの一瞬で無くなるのか!?」

 

先程まで確かにあった箱の存在が無くなった事に戸惑いを隠せず、雨宮とモルナガは周りを見渡すが、どこにもその存在は確認できなかった。

 

「ターゲット消失。

共に目撃者確認」

 

「「っ!!」」

 

同時に聞こえた声に雨宮とモルナガは振り返ると、そこには目元がバイザーで顔を覆った謎の存在が囲まれていた。

 

「いつの間に囲まれていたんだ」

 

「分からなっ!!」

 

そう言いながら、VSチェンジャーを構えた瞬間、謎の存在は手に持っていた銃が雨宮の腕を打ち抜いた。

 

「ぐっ」

 

「連っ!!」

 

すぐに反撃しようとしたが、未だに銃を構えていた。

 

「無駄だ、お前達をこのまま拘束する」、

 

「っ」

 

絶体絶命のその瞬間

 

「マスターの危機を察知しました」

 

「なっ!!」

 

その瞬間、雨宮を襲おうとした集団に向けて、次々と白い板が連達の周りを囲んだ。

 

「なんだっ!!」

 

「ディア」

 

「さっきのはっ」

 

同時に怪我をした所が回復し、驚きながらもすぐにVSチェンジャーを取り、レッドダイヤルファイターを装填する。

 

【RED!】

 

VSチェンジャーにダイヤルファイターを装填し、同時にダイヤルを回す。

 

【0・1・0!怪盗チェンジ!】

 

「怪盗チェンジ」

 

同時に目の前にある板に向かって行くと、雨宮に合わせるように踏み台の位置になる。

 

それを見ると同時に飛び上がり、引き金を引く。

 

【ルパンレンジャー!】

 

その音声と共に、雨宮はルパンレッドへと変身し、その手に持ったVSチェンジャーの引き金を弾きながら、周りにいる存在に向けて弾丸を放っていく。

 

「くっ」

 

弾丸が当たると同時に、その存在が怪我した部分から機械だと思われるケーブルなどが露出していた。

 

「機械、、ロボット?」

 

「転生者とは違うようだけど、謎が多い。

とりあえず制圧するぞ」

 

「OK。

それじゃあ、マスター、セットアップと言ってくれ」

 

「さっきから聞こえる声は一体」

 

そう言いながら、ふと声の主が自身のスマホから聞こえたのに気づき、雨宮はそこを見てみる。 

 

すると、そこに写っていたのは白いモコモコしたワンピースに、編み込みがハート状になっている独特な赤いツインテールのお下げが特徴的な少女だった。

 

「えっ?」

 

「早くしろ、マスター」

 

「分かった。

セットアップ」

 

その言葉と共にルパンレッドに雨宮の怪盗衣装のコートの一部が装着され、シルクハットの部分もまた怪盗衣装のマスクへと変わる。

 

「これは」

 

「名付けて、ルパンレッドジョーカーだ」

 

「お前は一体」

 

「私の名前はソフィア。

人の良き友人だ、久しぶりだな」

 

「えっえっえっ?

 

ソフィアの言葉で未だに混乱する雨宮とモルナガは互いに顔を見て混乱するが

 

「今はこの状況をどうにかするしかないな」

 

その言葉と共に2人は背中を合わせながら、笑みを浮かべる。

 

「ジョーカー。

ピトスに向けて、弾丸を放て」

 

「今は信じるぜ」

 

同時にVSチェンジャーとモルナガはパチンコで次々と弾丸を放つ。

 

すると、ピトスが弾き、銃弾だとは思えない動きで縦横無尽で駆け巡り、次々と敵の集団を無力化していく。

 

「なっ」

 

「これは色々と使えるぜ」

 

「あぁ」

 

その言葉と共にルパンレッドとモルナガは近くに来たピトスに乗り込み、襲いかかる集団へと攻撃を仕掛ける。

 

「なっなんだこれはっ!!」

 

ピトスの出現に対して驚きを隠せなかった集団だったが、ルパンレッドとモルナガ、そして彼ら支援するピトスの連携に徐々にだが押され始める。

 

「一気に決めるぜ、ジョーカー」

 

「あぁ」

 

「ショータイムだ」

 

その一言と共にモルナガは一瞬でその姿をモルナコプターへと変わり、そこから伸びた梯子にルパンレッドは手を伸ばす。

 

同時に手に持ったVSチェンジャーを地面に向けて打ち込む。

 

黒い弾丸が次々と地面に撃ち込まれ、最後の一発が地面に打ち込むと同時に巨大な爆発が出来上がる。

 

【SHOW TIME】

 

「「「「きゃあああぁ!!」」」」

 

その場にいた全ての敵を吹き飛ばしす事に成功したが、同時に光に包まれ、その姿を消した。

 

「なにっ、消えただと!!」

 

その現象に驚きを隠せないモルナガだったが、その場には破壊された武器しか残っておらず、それ以外は何も残っていなかった。

 

「一体何者だったんだ?

というよりも、それは一体」

 

モルナガは変身を解除した雨宮だが、探ってみると、自身のスマホを改めて確認する。

 

「ソフィア、君は一体」

 

「ジョーカー、忘れたのか?

んっ、でも可笑しい?

私にも色々と記憶が消されているけど一体」

 

「知り合いか?」

 

「モルナガもか?

怪盗団の皆は」

 

「もしかして、まだ他にメンバーが。

可能性はあると思うけど」

 

そこで明かされた事実に驚きながらも

 

「とにかく、聞かせくれないか。

ソフィアの事を」

 

「了解した。

私も記憶にある限りの事を」

 

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