特典を盗む怪盗 R   作:ボルメテウスさん

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Le voleur de lune-月夜の怪盗-

深夜、現在は封鎖されている東京番外地、特別指定封鎖区域“カ・ディンギル跡地”に彼らは集っていた。

 

それは響達の学校に現れた切歌と調の二人から決闘を挑まれ、雨宮達ルパンレンジャー達3人と響達3人がその会場に辿り着き、構えていた。

 

「それにしても本当に来るのか?」

 

決闘を直接受けたクリスは未だに半信半疑で、その場にいた。

 

未だに姿を現さない二人に警戒しながらも

 

「罠の可能性は高いかもしれんの。

まぁそれだったら、それでかまわんがな」

 

そう言った忍は獰猛な笑みを浮かべていた。

 

「別にあの小娘二人には興味はないが、あの偽物には痛い目にあったからな。

直接引導を渡さないと、気が済まないからな」

 

「おいおい、随分と荒っぽい事を言うんだね」

 

「っ!!」

 

その言葉を聞いて、見つめると、既にルパンレンジャーへと変身していた明智達の姿、そしてその後ろにはドクターウェルが傍にいた。

 

「二人はどこに」

 

「さぁな?

それに、この決闘では二人ではなく、僕達3人とルパンレンジャーとの決闘を心待ちしていたのだから」

 

「俺達の?」

 

「いや、正確には僕と君の決着をね」

 

「・・・そうか」

 

その言葉を聞いて、雨宮は手に持ったVSチェンジャーを手に持ち、レッドダイヤルファイターを装填し、構える。

 

「怪盗チェンジ」

 

その言葉と共に、雨宮はルパンレッドへと姿を変え、アナザールパンレッドと睨み合う。

 

ゆっくりと互いに声を出さなかったが、一瞬で姿を消すと同時に互いに手に持ったルパンソードを手に取り

 

キィン

 

辺りのゴミが一瞬で浮かび上がり、強すぎる突風で辺りに散った。

 

その攻撃を受けたアナザールパンレッドはそのまま後ろへと下がると、もう片方の手にあったVSチェンジャーを構えて、ルパンレッドに向けて次々とビームを放っていく。

 

それに対して、ルパンレッドはそのままアナザールパンレッドへと接近しながら、その攻撃を避けながら、その手を顔に添えた。

 

「アルセーヌ」

 

その一言と共に背後から現れたアルセーヌはそのままアナザールパンレッドに向けて殴り込み。

 

だが、それに対してアナザールパンレッドは

 

「ロビンフッド」

 

ギリギリまで接近してきたアルセーヌの拳を防ぐように、ロビンフッドはその弓で攻撃を防いだ。

 

「ウィザードラゴン」

 

その一言と共にアルセーヌの姿は赤・金・銀のメカニカルな風貌をした西洋のドラゴンへと変わる。

 

その姿へと変わると同時に、ロビンフッドに向けて爪の一撃を襲う。

 

「そういえば、これは君には隠していたな」

 

「なに?」

 

アナザールパンレッドはそのまま笑みを浮かべると同時に構えると

 

「ビーストキマイラ」

 

その一言と共にロビンフッドの姿は変わり、ライオンをベースに、右肩に隼、左肩にイルカ、胸にバッファロー、尻尾にカメレオンの頭がついた獣へと変わった。

 

「ペルソナが変わったっ!?」

 

その事にその場にいた全員が驚きを隠せなかったが

 

「油断は大敵だよ!!」

 

その一言と共にビーストキマイラから放たれるレーザーはルパンレッドに襲い掛かる。

 

それに気づいたルパンレッドはそのまま後ろへと跳び、ウィザードラゴンへと飛び乗る。

 

それに合わせるようにアナザールパンレッドもまたビーストキマイラに乗り込み、空中で激突する。

 

「まだまだ終わっていないだろぉ!!」

 

「くっ」

 

ビーストキマイラから放たれるレーザーは次々とルパンレッドに向かって襲い掛かる。

 

だが、それに対してウィザードラゴンもまた口から放たれる炎、翼からは強風を行い、それらの攻撃を退き、反撃していく。

 

その光景はあまりにも現実離れしていたが

 

「あああぁ!!」

 

「「っっ!!」」

 

聞こえた悲鳴、見つめると、そこには左腕を喰われた響がいた。

 

そして腕を喰ったのはウィルが連れてきたネフィリムはそのまま響に向けてさらに攻撃を仕掛けようとした。

 

「させるかっ!!」

 

それに対して、ウィザードラゴンはそのまま炎をネフィリムに向けて放たれた。

 

気づいたネフィルムはすぐに飛び上がり、攻撃を避ける。

 

だが、同時に口を大きく開いたネフィリムはウィザードラゴンに向けて炎を次々と放っていく。

 

「ぐっ」

 

その攻撃に対して、ウィザードラゴンはすぐに避けるが、その量はあまりにも多すぎて、避けるのは困難だった。

 

だが、その攻撃を止めたのはなんとビーストキマイラだった。

 

「邪魔はさせない。

それに、正直胸糞悪い!!」

 

「明智」

 

「勘違いするな。

僕達の戦いを邪魔させない為だ。

一気に終わらせるぞ」

 

「あぁ」

 

アナザールパンレッドからの提案を聞き、頷くと共にネフィリムに向かっていく。

 

その間もネフィルムから放たれる攻撃は攻撃は止まる事はなかったが、その間も二人のペルソナは急速に接近する。

 

同時にウィザードラゴンの姿は変形し、巨大なドラゴンの足を模した姿に変わり、ビーストキマイラの前に巨大な魔法陣へと代わり、巨大な獅子の形へと変わる。

 

「「はあああぁ!!」」

 

そのまま、二人は何も言わずにネフィルムに向けて、一撃を加える。

 

KICK STRIK

 

「がああぁぁ」

 

ネフィリムは二人の攻撃を喰らい、そのまま爆散する。

 

「はぁはぁ、響っ!!」

 

後ろを振り向くと、そこには全身が黒く染まっており、まるで獣を思わせる姿で現れていたノイズを蹴散らしていた。

 

だが、それ程時間はかからず、元の姿へと戻る。

 

「っ!!」

 

倒れそうになった響をすぐに抱き寄せ、確認する。

 

喰われたはずの腕は既に戻っていた。

 

「どうやら、決着はつく事はできないようだね」

 

「明智」

 

そう言っていると既にビーストキマイラに乗り込んでおり、逃げ出そうとしていたドクターウィルと他のメンバー達と共に飛んでいた。

 

「今度こそ、決着だ」

 

その言葉と共に、完全に姿を消した。

 

未だに終わらない戦いの中で、さらなる混沌へと進んでいった。




今回出てきた烈 勇志さんのウィザードラゴンです。
また原作では原作では明智も主人公と同じ力を持っている事もあって、同じくワイルドの力を持っている設定です。
活動報告では明智が召喚するペルソナも募集しておりますので、皆様の応募、お待ちしています。
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