《凍結》アズールレーン 異世界艦との遭遇   作:G大佐

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大変長く待たせておきながら、今回は短めです……。申し訳ありません。そろそろ本格的に忙しくなってきましたので、更新がいつになるか分かりません。

それと、お気に入り登録・評価、ありがとうございます!

それでは、どうぞ!


常識のすれ違い

「え……。『何を言っているんだ』って、どういうことですか? 私たちは『アズールレーン』に所属する艦です。ロイヤルとユニオン、そして鉄血に重桜の方々も知ってるのでは?」

「ふむ……。いずれも聞いたことが無い。私たちはそれぞれ、横須賀・佐世保・呉といった鎮守府に所属しているのだが」

「サセボ? ヨコスカ?」

 

 ジャベリンは、黒森峰たちの言っていることが分からなかった。

 

 ロイヤルとユニオンは言わずもがな、アズールレーンとは軍事連合である。ましてや自分たちが所属する陣営が分からないなど、正直に言うと常識外れにも程がある。

 それに、ヨコスカやサセボといった()も聞いたことが無い。どこかの小さな国の集まりだろうか。

 

「ねぇ、ジャベリンさん。良かったらボク達に、その『アズールレーン』と言うのは何なのかを教えてくれないかい? その代わりに、ボク達が知っていることも話そう」

「ちょっと、継続! 勝手に話を進めるんじゃないわよ!」

「いや、確かめたいこともあってね。もしかしたら、すれ違いを起こしているかもしれない」

「なるほど、すれ違いが大きくなってaccidentになるのを防ぐためね」

「ふ、ふふん! プラウダは分かってたわよ? えぇ勿論!」

「本当か~?」

 

 継続にプラウダにサンダース、そしてアンツィオが話してるが、『すれ違い』とは何だろうか?

 

「は、はぁ……。まぁ良いですけど……」

 

 そして説明する。セイレーンの事、アズールレーンの事、そこから離反した組織としてレッドアクシズが現れ、そこは主に重桜と鉄血によって結成されている事。そして、KAN-SENとメンタルキューブの事も。

 

「なるほど……」

「黒森峰殿、これは……」

「みんなも薄々気付いているだろうな」

「あ、あの、どういう事でしょうか?」

 

 ジャベリンたちを除く女性全員が、ざわめき出す。中には「聞いたことのない言葉ばかりだ」「人類同士で争ってる場合では無かろうに」「セイレーンは、深海棲艦とは違うかもしれないわね」等と言った声も聞こえてくる。

 

「ジャベリン、と言ったかな? これから私たちが話すことは、とても荒唐無稽な事だと思う。だが、最後まで話を聞いてほしい」

「わ、分かりました……」

 

 黒森峰は目を瞑り、小さく息を吸って深く息を吐く。そして目を開いて、真剣な顔でこう言った。

 

 

 

 

 「我々は、異世界からやって来た艦だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、ジャベリン達が進んでいたルートを辿るように、3人の女性が海を駆けていた。天候は快晴で、雲一つない。

 

「あいつ等、本当にどこ行ったんだよ!?」

「落ち着いてください、クリーブランド様」

「落ち着いてられるかよベルファスト! ジャベリン達の連絡は途絶するし、帰って来てないんだぞ! 何かあったに違いない!」

「レッドアクシズに拉致されたか、何かトラブルが起きて連絡も帰港も出来なくなったか、だな……」

「エンタープライズもそう思うか?」

「推測にすぎん。だが、誰かが動かなければ、何も始まらない」

 

 そして3人は気付く。目の前に見えてくる影が段々大きくなってくることに。

 

「……なあ。あんな所に島なんてあったか? て言うか、島なのか? あれ」

「……分からん。もしかしたらジャベリン達の件と関係があるかもしれん」

 

 3人は速度を上げて、島らしき物へと接近していった。




読んでいただき、ありがとうございました。

後半に登場した艦船たちの口調、間違ってたらすみません…。

それでは、次回をお待ちください。
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