そして今回の話でタグに『アンチ・ヘイト』と『残酷な描写』を追加
何でこんな話を投稿したかって?何事も綺麗事で収まる訳がないじゃないですか
女性権利団体ヴァルハラの襲撃を迎撃してから二時間後、オレはとある山中でジェガンを展開して待機していた
眼下の麓付近には小さな人工の湖の畔に豪邸と言える建物がある、それこそが女性権利団体ヴァルハラの支部の一つであり、あのISが長期間あの支部の座標に留まっていた事から強襲する場所に選ばれた
この場所まではジェガンを展開して飛行、音速を超えない程度まで加速した後はPICを利用した慣性航行で極力気付かれないように接近してきた
そして今も上空一万メートル程の場所でベースジャバーに乗って飛行しているであろう無人機のEWACジェガンが事前偵察で割り出した潜伏ポイントにて待機している
目の前には豪邸と共に様々な情報が映し出される、人間の位置、車両の位置、作戦開始と同時に狙うべき電波塔の位置、様々だ
あと十分もすれば予定時刻となる、そう思うと口の中が渇いた
「システムチェック、自己診断プログラム起動」
念のためにとプログラムを走らせて機体の状態を確認する
これも此処で待機してから何度もやっている、潜伏ポイントに到着してからはISのハイパーセンサーにも効果のある特殊繊維で編んだ迷彩布を被り、予定時刻まで待つ、その間に何度も何度も、自己診断プログラムを走らせていた
「落ち着けよ、オレ。これじゃあ出撃前の新兵じゃねえか」
自分に言い聞かせるように呟いて、そして自嘲した
今の自分はまさにその新兵だ、試合やIS相手の実戦、そもそも死んでいるゾンビ兵の相手ではなく、生きた人間相手にする戦いだ
時刻は
◆
告げられた強襲任務、その内容は簡単に言えば報復行動と同時に示意行為を兼ねたものである
目撃者を残さないのは此方が関与した証拠を残さない為、その為に作戦の途中で敵の警備システムをハッキングし監視カメラの映像などは全て削除する
そして明確な証拠は残さず、しかし状況的に見てオレ達がやった事は明白な状況、それを持って此方の意思を向こうに伝える、敵対するなら容赦はしない、と
「まずEWACジェガンが事前偵察を行って敵の戦力の把握を行うよ。そして作戦同時と共に電波塔を破壊して通信手段を断つ。こんな山奥だからね、まともな携帯だと電波も圏外だし、有線で引いてる可能性も低い。次に車やヘリといった移動手段を断つ。これで目標の支部は簡単に陸の孤島と化す。後はそこに強襲装備を施したジェガンでこーくんが乗り込んで中の人間を殲滅する。周囲には無人機のジェガンを配置して、万が一にも徒歩で逃げられるなんて可能性を潰す。以上だよ。何か質問はある?」
「敵戦力の予想は?」
「基本的に人間用の小火器くらいだろうね。あってもISが一機くらいだと思う。他には?」
「強襲装備の内容は?」
「今回は施設内部に突入するからね。ストライカーパックだと少し身動きが取りにくくなる。だから今回は普段外してるR型のサブスラスターを装備し直して、近距離での取り回しに優れた火器を装備するよ。これがそのデータね」
モニターに表示された機体のデータの名前はジェガン・サーガ、ケルディムガンダムサーガをモデルにジェガンに基地突入用のコンセプトを落とし込んだらしい、武装もGN粒子ではないだけで構成は同じだ、ジェガンは両腰にビームサーベル残ったままだが
「まさかわしがソレスタルビーイングのガンダムを基に機体を開発する事になるとは思わなんだな」
どうやら先程の話に出た新装備とやらがエイフマン教授の言っていたコレらしい
機体バランスも取れているし、その調整だけでも教授の腕の良さが分かるというものだ
「これなら今回の作戦のコンセプトにも合ってるからね。大丈夫だよ、同じ装備の無人機を一機、バックアップとして用意しとくから、こーくんは自分の好きなように動いて良いからね」
◆
「オレの好きなように、か……」
ジェガンの左肩に書かれた『SNARK』の文字を見る、今回の作戦に於けるコードネームであり、何らかの方法で此方の存在を知った相手に名乗る為の名だ
生きた人間は撃てないとオレが言えば同じサーガ仕様の無人機が代わりに任務を遂行するだろう
それを選べばオレは自分の手を汚さずに済む、だがその程度の覚悟しかないと篠ノ之博士から判断される
そうなれば宇宙開発から外される可能性もある、もうないだろうチャンスを、此処まで築いてきた努力を、全てを捨てる事になる
流石に何も無しで放り出される事はないだろうが、博士がこの作戦をオレに任せたという事は、出来ると判断しての事だ
それにオレも連中のやり方は腹に据えてかねている、叩けるのならば叩いておくべきと言える
作戦開始時刻の一分前、連中の事だから三時のティータイムとか洒落た事をやろうとするだろうという予測から茶会の始まった少し後を狙って強襲を掛ける
予測通りに茶会を開いているのを確認し、まずは電波塔を破壊しようと右肩に備えていたビームアサルトカービンを保持する
それと同時にエコーズジェガンと同じ物に換装した頭部の狙撃用バイザーが下りて来る
しかしいざ狙おうとした時、最優先目標の変更がありそちらにセンサーを向ける
そこに居たのは一人の人間、照合された顔から日本の政党、『真に女性を守る党』の代表の女性である事が示される
党の名の通り女性を守る、などと謳っているが実際には男性限定で重税を導入しようとしたり、女性の労働時間を今の半分にして、それでいて賃金はそのままにしようと画策したり、荒唐無稽な政策を打ち立てていたので印象に残っている
当然ながら他の男性議員の党を超えた猛反発等から一つも実現していない、だが女尊男卑に染まった連中の支持を受けて徐々に議席を増やしているという厄介な連中でもある
そのトップが此処に居る、国会は今日も開いているが一足早い夏休みのつもりなのだろう、此処も連中がリゾート地にした避暑地だからな
ともかく、その女尊男卑の筆頭とも言える存在のトップを排除する絶好の機会という事で最優先目標とされたのだろう、作戦開始時刻に合わせて狙撃する為に照準を合わせる
ついでに何か有益な情報でも話さないかと集音マイクを起動して連中の会話を盗聴する
『―――に貴女達のお陰で我が党の資金源は豊富だわ。いつもありがとう』
『いえいえ、私達女性が本当の自由を手にする為ですもの。これからも協力は惜しみませんわ』
話を聞くにテロリストと同列に扱われるヴァルハラから資金提供を受けているというスキャンダルとも言える内容を話す女達
この内容を世間に流してやるだけでも十分な打撃を与えられるだろうそれを録音しつつ、時間を待つ
『ただ、お願いと言ってはなんですけど、実は先日、薄汚い猟師が近くに居たものですから、思わず撃ち殺しちゃったの。警察が面倒ですし、どうにかなりません?』
『そのくらいお安い御用です。伝手のある警官に話して適当な猟師が撃った事にしてしまいましょう。猟師の誤射だなんて珍しい話でもありませんわ』
残り三十秒、引き金には指を掛けずに狙いを合わせたまま待機する
『それは素晴らしいわあ!でも本当に嫌な世界よね。男なんてそこらの害獣のように撃ち殺せないんですもの。将来は狐とかと同じように娯楽で男を撃てるようになりたいわね』
『人権だとか色々五月蝿い連中が多くて困るわ。男に人権なんて必要ないじゃない。あんなの獣と一緒ですのに』
残り二十秒、まだ引き金に指は掛けずに待機を続ける
『そんな女性の輝かしい未来の為にも、これからもよろしくお願いしますねえ』
『ええ、そのつもりですわ。その為にももっと多くの資金の約束をお願い致しますね』
残り十秒、そろそろ引き金に指を掛ける
「スゥー……ハァ……」
センサーを通した向こう側には笑い声を上げる女達の姿がある、そして作戦開始時刻までの残り時間を示すカウントがゼロになり―――
『オホホホホ―――ガッ!?』
―――引いた引き金は自分でも驚く程に軽かった
◆
―――SNARK1、作戦行動を開始、最優先目標の排除を完了
―――SNARK2から11、ミノフスキー粒子戦闘濃度散布開始、敵通信、レーダー網のジャミングに成功
―――SNARK1、第二目標を破壊、第三目標を順次破壊開始、第三段階達成率87%、第三目標完全破壊を確認、第四段階へ移行
―――SNARK12、上空旋回を継続、現在敵性ISを確認出来ず
「良いねえ、私の信頼を裏切らないでくれて嬉しいよ、こーくん」
次々と流れてくる状況を知らせる情報を確認しながら束はほくそ笑む、撃てない可能性も考えていたが康太の覚悟はそれ以上だったのが分かったからだ
「人を殺していないニュータイプなんて滅多に存在しない。殆んどが戦争の中でその能力に目覚めて昇華させている」
ならば戦争を用意すれば良い、自分にとってもISを曲解して余計な事をやっている連中を始末出来る、連中のせいで此方まで無用に怨まれているのだ、加えてそれを覆せるならば一石三鳥、束はどれだけ人間が死のうがその程度の認識だった
「ふんふん、外に居た人間は排除したようだね。次は施設内の掃討、ISでも運用された事が少ないシチュエーションだね」
両膝に備えていたビームサブマシンガンで薙ぎ払った康太は施設の方に標的を定めた
ISは広い空間でその機動力を活かした戦法を得意とする、機動力が制限される屋内でどのような戦闘をするのか、適した装備を与えたとはいえ束はそちらにも興味があった
「フフッ、今のこーくんがどんな輝きを見せるのか、今から楽しみだなあ♪」
◆
康太は外の人間を排除した後、建物の方に向かうとまず焼夷手榴弾ファイアナッツで出入口を燃やし封鎖した
逃げようにも炎の壁に阻まれ、特殊な燃焼剤を使用している為にスプリンクラーの水でも消火されない
その後は一階の全ての窓に腰部のコンテナからハンドグレネードを取り出して投げ入れていく、この時点で最早袋のネズミとなった女性権利団体ヴァルハラの幹部でありこの支部を統括する人物は立て続けに起こる爆発に混乱していた
窓から外を見ても炎上する車やヘリの黒煙が見えるばかりで何が起きているのか判断がつかない、襲撃を受けたという考えが抜け落ちているのだ
それにはISを信奉するが故に襲撃してくるなどという予測が頭から消えていたのがある
そしてそんな中に、一番内装が豪奢な部屋だったから親玉が居るだろうと予想を立てた康太が窓ガラスを突き破り飛び込んで来た
「ヒィッ!?」
そんな襲撃者の姿を見てようやく襲撃を受けたという事実に辿り着いたその人物は、しかし襲撃してきていたのがISであると知り驚愕する
機体は男である康太が使っている点は気に食わないが篠ノ之博士が経営するラビットフット社のジェガンであり、そんなISが自分達に危害を加える筈がないと盲信している為、その人物の頭は更に混乱する
「あ、IS!?何でISを扱っているのに私達を攻撃するの!?味方でしょう!?」
だが康太は答えない、無言のままに両足の付け根辺りに取り付けてあるホルスターからビームピストルを抜くと幹部にその銃口を向ける
「な、何なのよ貴方は!?」
『私はスナーク……ブージャムだよ』
機械を通して元の声がどのような物なのかさえ分からないマシンボイスを最後に、その幹部の意識は永遠に閉じられる事となるのだった
幹部を排除した康太は部屋の中にあった端末にジェガンの腕で触れる、そこを起点にISと接続、同時に通信を開いた
「博士、お願いします」
『はいはーい!コア経由でヴェーダに接続して、ちょちょいのちょいっと!うん、流石は第五世代量子コンピューター、もう終わったよ。データ全部コピーして吸い出しとくね。それとセキュリティにも侵入したから監視カメラの映像も全て削除してあるよ。スプリンクラーも止めたから、残りは地下かな?入り口が隠されてるみたいだね』
「構いませんよ、自分で抉じ開けます」
そう言うと康太は一階まで降りていく、途中で出会した人間は例外なく始末し、適当な場所で地面にビームピストルを撃ち込み穴を開けると、その穴の中にハンドグレネードを放り投げる
それにより一階の床は吹き飛び地下へと続く穴が空いた
その穴を通って地下に向かうとしたその時、廊下の向こう側からISが接近してくるのをセンサーが捉える
ISは康太を捕捉すると真っ直ぐに突っ込んで来る
「この、よくもやってくれたわね!覚悟しなさい!」
左手にアサルトライフルを構えて銃弾をばら蒔きながら迫る打鉄、それに対して康太はバックパックのサブスラスターに沿って装備されたビームピストルⅡを二丁手に取り、両手に構える
康太のジェガン・サーガを完全な射撃型と見た打鉄はならばと右手に日本刀型のブレードを展開すると加速し距離を詰めていく
そしてブレードの間合いに入った途端、横一閃に薙ぐ
しかしそれは直前に身を屈めた康太によって空振り、勢い余って壁を切り裂き、その半ばで刀身を壁に埋める
慌てて引き抜こうとした打鉄だったが、それより先に康太が懐に飛び込み至近距離からビームピストルⅡによる射撃をお見舞いする
幾らシールドエネルギーによってパイロットの身が保護されているとはいえ顔にビームを当てられて平静で居られるものではない
「わ、私の顔を狙うなんて!?もう許さないわよ!」
激昂し、ブレードを力任せに引っ張る打鉄のパイロット、だが康太はブレードの持ち手を打鉄の手ごとジェガンの足で踏みつけて抜けないようにする
そして逃げられなくなった打鉄に対して再び銃撃を加える康太、堪らず機体を暴れさせてもがく打鉄だが、巻き込まれる事を避けた康太が退いた事で自由になる
完全に掌の上で玩ばれている状況頭に血が上り康太を追撃する打鉄のパイロット、今度こそ壁からブレードを引き抜き追う
だが康太の姿が見えたと思えば周囲で爆発が起こる、コンテナから機雷モードで投下されていたハンドグレネードが起爆したのだ
普通ならばISのハイパーセンサーで捉えられる筈の物に冷静さを欠いた為に引っ掛かる、更にはジェガン・サーガの両手のビームピストルⅡと共に両膝のアタッチメントに固定したビームサブマシンガンからも銃撃が加えられシールドエネルギーがみるみる削られていく
そしてエネルギーがゼロになり機体が解除されるとISの護りが失われたパイロットの眉間に一発撃ち込んだ後で待機形態になった打鉄を回収する
こうして全ての障害を排除した康太は改めて残りの目標を達成する為に地下へと降りていくと、そこは石造りの部屋に鉄格子が填められた牢獄のような、いや牢獄そのものだった
「何だ、此処は?」
窓もなくあるのは僅かに配置された電球のみ、ISのハイパーセンサーで補正を掛けて周囲を確認する康太だが、そこで生体反応を捉える
場所はその鉄格子の中だ
「誰!?」
『何者だ?』
「IS……そう、とうとう私達を殺しに来たのね。アンタ達が信奉するISでの処刑だなんて、随分と贅沢な死に方ね」
牢獄の中で見付けたのは複数人の少女達であった
一番の年長者と思われる少女が自らの背に怯えている少女達を匿い、康太の事を睨んでいる
会話の内容から康太は目の前の少女達は外にいる連中とは違うと考えた
『その口振りからすると、連中とは違うようだな。もう一度聞こう、何者だ?何故此処に居る?』
「……ヴァルハラの連中じゃないの?」
『連中ならば殺した』
「そう、さっきから聞こえてきた音はそういう事なのね……アハ、アハハハハッ!良い気味だわ!連中が盲信してるISで殺される、連中にとってはこれ以上ない程の死に方でしょうね!!」
『それで、お前は何者だ?』
「ああ、そうだったわね。私達は連中から不要って言われたのよ。この子達はIS適性が低いって理由で此処に押し込められて、何かの人体実験に使うって言ってたわ。私はSランクだけど、男と付き合ったなんて理由で此処に居るわ」
それを聞いて康太は女尊男卑を掲げる女性権利団体の行き過ぎた思想を改めて知った、男性を目の敵にするだけでなくISへの適性や男性と交際しているという理由で同じ女性であろうと迫害するのだとは思いもしなかったからだ
そして、そんな彼女達を見て一つの事を思い付く、目撃者は全て排除という束の命令に背く事になるが、迷いはない
『もしも世界を変えたいのならば此処で待つと良い。そうでないならば好きに逃げろ。どちらを選んでもその意思を尊重しよう』
そう言って康太は牢獄の鍵の部分を撃ち抜き彼女達が自由に動けるようにした後で背を向けた
「貴方はどうするの?」
その背へと声を投げ掛ける少女、康太は少し足を止めると振り返らずに一言だけ告げた
『決まっている、仕事の続きだ』
その場に少女達を残し牢獄の奥にある扉を開けて通路を進んでいく
そして石造りの通路とは別の、機械式の扉を見つけると左手にビームサーベルを握り、扉を切断する
扉の向こう側は研究室のような空間が広がっており、数人の白衣を着た者達が作業をしていた
どうやら防音になっていたらしく、その者達は康太が突入してくるまで全く外の出来事に気付いていなかったのか直前まで作業をしていたようだ
そして、康太の目には研究室の中に並ぶ幾つかのカプセル、その中身に移る
その中に居たのはゾンビ兵であった、しかし康太の知るものよりも体格が小さく、元は子供であった事が分かる
先程の少女が語った人体実験、それが何であるのか、康太は理解した、そして両手に握るビームピストルⅡのグリップを強く握り締めた
「これが……こいつがっ!人間のやることか!」
子供を実験材料にする外道に、それがガンダム世界の技術による物であるという事実に、康太は視界に映る全ての人間に引き金を引いていく
それから近くの端末から全てのデータを引き出すと完全に破壊した後でカプセルの中に浮かぶゾンビ兵を見る
完全に変貌してしまっている為に助ける手段は無い、それが分かっているからこそ康太は銃口を向け、引き金を引いていく、この作戦が始まる前までは思わなかった一つの思いを乗せて
「オレが必ず仇を取る。だから赦せとは言わない。けどせめて、安らかに眠ってくれ……」
殺す事で終わらせるしかない、全てのゾンビ兵を介錯した後で康太は元は普通の少女達だったのだろう子供達へと宣誓し、元来た道を戻る
牢獄があった場所まで戻ると、先程の少女達はまだそこに残っていた
『此処に居るという事は、覚悟は決まったのか?』
「あれだけで全て分かった訳じゃないけど、貴方について行けばヴァルハラの連中をぶっ潰せるんでしょう?なら行くわ、そう決めたから。でもこの子達は別。その手に銃を取るのは私だけで良い」
『そうか、ならば―――』
康太はジェガンの頭部のみを量子化し、同時にマシンボイスへと変えていた声も自然な状態に戻す
「―――共に世界を変えるとしよう。ようこそ、SNARKへ」
そして自身の眼でしっかりと年長者の少女の目を見つめ、右手を差し出すのだった
虎の威を借りていた連中がその虎に喰い殺されるって愉悦じゃないですか?
取り敢えずこの短編は次回で完結して別の短編に移る予定です
一応、ここでコウタくんが撃った事も後々、具体的には原作7巻辺りの時間で活きてきます
※唐突なSEED風次回予告
奪った命、救った命、自らの意思で引き金を引いた少年はその結末に何を思うのか
新たな決意と共に次へと飛び立つコウタに、クロエは何を想うのか
次回、『ジェガン、IS世界に立つ』第35話『戦う理由』
人々の嘆き、打ち砕け、ジェガン!