戦闘シーン辺りからは三人称視点です
時間の流れとは早いもので、一週間あった準備期間はとっくに過ぎてしまい、遂に模擬戦の日が訪れた
場所は学園の第一アリーナ、今まで特訓で使用していた第二アリーナと同様の造りであり、その辺りの説明は不要であろう
そして放課後となり模擬戦が行われる現在、観客席にはこの事を聞き付けた生徒が学年やクラスを問わずに集まっており満員となっているのをピットで確認し、オレ達は試合の準備を進めていた
「いよいよだな」
「何でこんなに人が居るんだよ……緊張するなあ」
「気にするなって。剣道の大会で優勝してるんだろう?ならこの程度、それと同じだって」
「そうだぞ一夏。康太の言う通り、この程度の視線は何度も受けてきたではないか」
「そうは言うけどな、やっぱり剣道とISじゃ違うっていうか……ていうか、康太は何でそんなに落ち着いていられるんだ?」
「そりゃあ、オレはオレの
オールレンジ攻撃は確かに脅威ではあるがやりようはある、ならその全てをぶつけて勝利という結果を勝ち取るだけだ
「さてと、そろそろ時間だな。行ってくる」
「ああ、何にせよ頑張れよ。俺も一秋兄との勝負、勝つからな」
「その辺りはお互い様だな。そうしたらその後はお前との試合だ。特訓ではああだが、決着を着けようぜ」
「そうだな、今度こそ俺が勝つ」
今回の模擬戦だが総当たり戦となっているが、その組み合わせは第一試合がオレとオルコット、第二試合が一夏と織斑一秋だ
その次の試合は最初の二戦から様子を見て順次調整となる
結局織斑一秋とは話す機会があまり無かった、自己紹介程度はしたが互いに今回は対戦相手という事もあり必要以上の接触はしなかったのだ
その専用機も先程届いたばかり、正直に言えば此方はあまり強敵と認識してはいない、オレの意識はセシリア・オルコットとその専用機ブルー・ティアーズに向いている
オレは機体を身に纏いカタパルトへ移動、アリーナへと向かう
「準備完了。紫藤康太、高機動型ジェガン、
さあ、決着の時だ、セシリア・オルコット!
◆
アリーナでは既にセシリアが専用機であるブルー・ティアーズを展開しており、康太の到着を待っていた
蒼を基調としたカラーリングに四枚のフィン・アーマーを備えたどこか騎士甲冑のような気高さを感じる機体、ブルー・ティアーズ
対するは全身にライトグリーンの装甲を持ち、追加で胸部と脚部に灰色の追加装甲とブースターを備えた高機動型ジェガン
ピットから飛び出した康太はセシリアと向かい合う形で空中で静止、試合開始の合図を待つ
「逃げずによく来ましたわね。そこは誉めて差し上げます」
「何で勝てる相手から逃げる必要がある?」
まずは互いに挑発から始まるがプライドの高いセシリアの方は既に眉間に皺を寄せていた
「……どうやら、男でもISを扱えるからと少々調子に乗っているご様子。ですが見せて上げましょう、本当のIS操縦者の実力というものを!」
「なら見せて貰おうか、イギリスの第三世代機の性能とやらを」
『セシリア・オルコット対紫藤康太、試合開始!』
アナウンスが流れ、それと同時にビーッという電子音がアリーナ中に響き渡る
それにより互いに手持ちの武器を構え相手に向ける、セシリアは二メートルはある長大なレーザーライフルであるスターライトmkⅢを、康太は両手にそれぞれ持った二丁のビームライフルを
殆んど同じタイミングで互いの銃口からレーザーが放たれ、それらはトリガーと同時に双方とも右に移動していた事で宙を貫く
そのまま右回りで旋回しつつ二人の間ではレーザーの応酬が続く、だが取り回しの悪いライフルでは狙いを付けるのも時間が掛かり、射程では劣るものの二丁持ったビームライフルは銃身も短く連射が効く、直径二百メートルという狭い空間ではブルー・ティアーズの長距離精密射撃など用を為さず、立て続けに放たれるレーザーに対してセシリアは早々に回避に専念する事となった
そしてミノフスキー粒子ではなくレーザー用のバッテリーとなっているビームライフルのEパックを撃ち尽くすまで続いたその銃撃戦が終わると康太は素早くEパックを交換する
だがそのリロードの隙をセシリアが逃す筈もなく今までのお返しとばかりにスターライトmkⅢを放つ
その一撃は康太に難なく回避されるものの、それで更に時間を稼いだセシリアは自らの機体の名を関する兵器に指示を飛ばす
「お行きなさない、ブルー・ティアーズ!」
腰のフィン・アーマー、そこに備えられた四基の無線式遠隔操作端末が射出され康太を包囲するように配置される
康太はその動きを見てビームライフルのリロードを中断、ビームライフルを量子化して
それは二連装ミサイルランチャーが二基の備えられたジェガン用のシールドであり、右手にはブルパップ方式の実弾ライフルであるジム・ライフルが握られていた
四基のビットが包囲した途端に康太を砲撃、ライフルから放たれる物よりは威力の劣るものの普通のIS相手には十分なレーザーが放たれる
康太は即座に身を捻って二発を回避、残りを構えたシールドで受け止めて反撃としてジム・ライフルから銃弾を放つものの的が小さく、小回りの利くビットには当たらない
そうして康太がビットの相手をしていると上空からスターライトmkⅢを構えたセシリアからの狙撃が入る、だが撃ってくるタイミングを予想していた康太は足を勢いよく蹴り上げてAMBAC機動を行い、狙われた頭への狙撃を回避する
そんな教本にも載っていない動きを前に動揺したのはセシリアの方であり、更にジェガンの持つシールドから放たれたミサイルを認識した事で一時的にビットの制御が甘くなり動きが鈍ってしまう
すかさずそこをジム・ライフルと頭部側面のバルカンポッドにより射撃を行う康太、二つのビットに銃弾が向かうがAMBAC機動により体勢が不安定な状態での射撃はビットを掠めるだけに終わる
それを見たセシリアは自身に迫るミサイルに対処する為にもビットを呼び戻して四発の追尾してくるミサイルを迎撃した
それによりビットはエネルギーを使い果たした事で補給の為にブルー・ティアーズ本体へ戻っていく
康太もまたジム・ライフルとビームライフルをリロードしていき、互いに最初の攻防は終わりを告げた
だがその短い攻防の中でも見る人が見ればそれがどれだけの技量を必要とするか分かるものであった
◆
そんな激闘が繰り広げられる中、衝撃を受けていたのは観客席の生徒達である
当初、彼女達は世界でも珍しい男性のIS操縦者が模擬戦を行うという事で単なる好奇心からアリーナを訪れていた
だが如何に専用機を持ちこの一週間特訓を積んだとはいえそれは付け焼き刃に過ぎず、今までもイギリスで訓練を積んできた者、それもイギリスの代表候補生という国家の中でも専用機を与えられる程のエリートであるセシリアには及ばない、そう考えていた
だが実際に模擬戦が始まると康太はとても付け焼き刃とは思えない動きを見せてビットが投入されてからも被弾はゼロ、対するセシリアにもダメージは与えられていないものの、ビットに対応しきって反撃さえして見せた動き、特にAMBAC機動については学園で学んできた三年生ですら驚愕していた
「ねえ、今の動き、あんた出来る?」
「無理よ、確かにISはハイパーセンサーで全方位の情報を取得出来るけど、あんな瞬時に全部の攻撃に対処なんて、出来る訳ないじゃない」
「そうよね……でも、あの子って確かISに触れて精々が十日程度よね?」
「それは……そうだけど。天才ってこと?」
「多分、そういう事よね……」
こうして平凡な人間と思われていた康太の評価は本人の知らない内に高まっていた
そしてアリーナのピットでもまた同じように衝撃を受けている者達は存在する
「ふわぁ、紫藤くん凄いですねえ。あんな動き、とても素人の動きじゃありませんよ。それにあの旋回方法、今の教本にも載ってませんよね」
「そうだな。だがあの特殊な旋回、あれ自体は学園に来る前からの物だ。土壇場でやったという訳でなく、狙ってやったのだろう」
「織斑先生はご存知なんですか、あの動き」
「ああ、入学時に実技試験としてな。織斑弟も不完全だが再現していた。本人が黙秘しているが、恐らくはPICを利用し慣性を利用した高速旋回だろう。それと細かな調整にも使っているらしい。紫藤の機体のバックパックから伸びるサブスラスター、あれも小刻みに動いているな。手足の動きのみに意識が向きがちだが、ああいう姿勢制御にも用いているようだ」
「へぇ、凄いですね。自分で考えたんでしょうか?」
「本人は真似てるだけだそうだ。さて、そろそろ動き出す頃合いだろうな」
ピットに居る教員二名、織斑千冬と山田真耶の二人は視線をモニターに集中させた
◆
幾ら新型とはいえ所詮は第二世代機、大した時間も掛けずに終わると思っていたセシリアは先程の戦闘からその認識を改めていた
仕留めきれない程度ならまだ理解は出来る、だが一撃も直撃させる事が出来ずにブルー・ティアーズの攻撃を凌がれる等という事は一切予想出来なかったのだ
本国でさえ完全に避けきった者は居なかった、にも関わらず目の前の、それも男がそれをやってのけたというのは彼女にとって大きな衝撃をもたらしていた
「まずは素直に称賛を。私とブルー・ティアーズの円舞曲を踊りきったのは貴方が初めてですわ」
「そりゃどうも。だが本気じゃないだろう?オレもまだ手札は残ってるんでね」
康太がそう言うとジェガンの武装が変化、ジム・ライフルとシールドが格納され代わりに右手にバズーカが、両肩には三連装のミサイルポッドが展開され、それと共に腕にも胸部や脚部と同様に灰色の追加装甲が現れる
「ビットの補給も既に終わった筈だ。此処からは高機動型ジェガンからスターク・ジェガンで相手させて貰おう」
「ええ、私も貴方を見誤っていた事を認めます。その上で宣言しましょう。全力を持って落とさせて頂きますわ、紫藤康太さん」
「やれるものならな!」
セシリアがビットを展開しようとするが、それよりも先に康太の手からバズーカの砲弾が放たれる
「そのような遅いバズーカで、私を捉えようなどと―――」
だがそれは先程まで見ていたレーザーに比べれば格段に遅い、余裕を持って避けられる、そう思っていたセシリアだが砲弾が破裂、中から無数の鉄球が雨のように降り注いだ
「散弾!?クッ!」
咄嗟に腕を上げてガードするセシリア、だが広範囲を攻撃する散弾には防御面積が足りず装甲の存在しない部分にも被弾、シールド・エネルギーが消費されていく
この試合に於ける初のダメージを格上と思われていたセシリアが負う、その展開がまた他の生徒達の間に衝撃を与えるが、それに気を取られる間もなく康太の攻撃は続く
最初のバズーカを放った後、康太は上昇しセシリアの上を取っていた
そこからセシリアに向かってブースターを噴かす康太、上を取ったのは重力を味方につけて加速度を上げる為である
当然セシリアもまた迎撃しようとはするが康太は先に両肩の三連装ミサイルを全弾発射、同時にバズーカも放つ事で散弾とミサイルの爆発により間に合わず攻撃による被害の及ばない場所まで退避する事になった
だがそこにスターク・ジェガンが突っ込んでくる、康太は爆発の範囲を設定してセシリアが逃げる方向を限定していたのだ
「クッ、ブルー・ティアーズ!」
それでもビットを展開するセシリア、四基の移動砲台からレーザーが放たれ康太に向かう
弾を撃ち尽くしデッドウェイトとなるバズーカとミサイルポッドをパージしていたスターク・ジェガンだが、康太は自らに迫るレーザーに対して腕によりセンサー類が集中している頭部等の重要な部分のみをガードし、右腕や左足といった箇所に被弾するのもお構い無しに突き進む
そしてレーザーの雨を抜けた康太は右手の追加装甲内部に格納してあったビームサーベルを取り出しレーザーの刃を形成、既に剣の間合いへと入ったセシリアに縦に一閃する
「インターセプター!」
その一撃は辛うじのタイミングで呼び出したセシリアの対IS用のブレードであるインターセプターにより防がれるものの、交差するのは一瞬、直ぐに速度を落とす事なくセシリアの真横を駆け抜けた康太はスピードを落としつつ旋回、再びセシリアに斬りかかる
今度は鍔迫り合いの形となる康太とセシリア、一度力任せに康太を弾き飛ばそうとするセシリアだが、康太はそれに合わせて一度後ろに飛びすさり、ビームサーベルを突きの構えでもう一度突進する
その瞬間、セシリアは小さく笑った、それと同時にスカート状のアーマーが動き中からミサイルの弾頭が姿を現す
「おあいにく様、ブルー・ティアーズは六基ありましてよ!」
回避は間に合わない、既についた勢いを殺す事など出来る筈もなく突き進む康太へとミサイルが命中、巨大な火球を生み出した
◆
その様子を一夏と同じくピットにて見ていた箒は友人が爆発に飲み込まれたのを見て悲鳴を上げていた
「康太!?」
「大丈夫だ、箒。アイツは無事だ」
だがその反面、一夏の態度は落ち着いたものであった
しかしISの持つ絶対防御を信頼しているのだとしても目の前で友人と呼べる人物がミサイルの直撃を受けた光景を見て箒は気が気ではなかった
「しかし、あの威力では!?」
「大丈夫なんだよ。康太ならこの程度の事でやられたりなんかしないって。ほら、見てみろよ」
一夏はどこか確信に近いものを感じさせる言葉で画面を促す
そして空中に漂う黒煙を切り裂き現れる物があった
◆
確実に仕留めた、その確信がセシリアにはあった
今まで使った事のないミサイル型のブルー・ティアーズ、過去の試合でも一度も披露した事のないその隠し玉を使ったもののセシリアの心に後悔はなかった
それを使うに足る相手だったとセシリア自身が認めていたのだ
だがいつまで経っても試合終了のアナウンスが流れない、その事をいぶかしんでいると黒煙の中から飛び出す物体があった
セシリアはそれを康太の駆るジェガンだと思ったがそれはオレンジ色をした球体であり、それが宙を駆け二門上下に備えられた砲台からレーザーを放ってきていた
慌ててそれを回避したセシリアだが更に下方にも同様の存在を確認、上下から同時に行われる砲撃を回避していく
何発か掠めたものの距離を取ったセシリアは先程まで康太が居た場所へと視線を向ける
黒煙が晴れたその場所には追加装甲を全て失ったものの本来のライトグリーンの装甲を持つ一機のIS、康太のジェガンが佇んでおり、そのバックパックには周囲を飛び回る球体へとケーブルが伸びていた
その姿が完全に現れると同時にケーブルが巻き取られ球体がジェガンの背部に収まると康太は口を開いた
「よもやあんな奥の手があったとはな。勝利を確信して油断した」
「ええ、あれを使ったのは貴方が初めてですわ。でも一つだけ分からない事がありますの。康太さん、あの爆発をどうやって防いだのですか?」
「完全には防げなかったけど、急減速すると同時に追加装甲をパージ、慣性で前に飛んでいったそれが先にミサイルに当たったからギリギリのところで直撃は免れたんだ」
「成る程、あの一瞬で見事な判断ですわ。それにまた装備が変わってますわね。今度は何てお名前ですの?」
「ジェガン・ジャグラーだ。遠隔操作端末であるボールユニットを扱うからジャグラー」
「私のブルー・ティアーズと同じような攻撃を行えるというは先程見せて頂きました。では、今度こそ決着と参りましょうか!」
「望むところだ!」
康太が手に持つのは今までとは違い長い銃身を持つリゼル用のビームライフルである
撃つのは相変わらずレーザーではあるがその威力は段違いであり、セシリアの持つスターライトmkⅢより強力である事が伺える
「なんて火力ですの!?」
「威力重視モード、ギロチンバーストだ!にしても当たらんな、良く動く!」
互いに高速で動きつつ射撃戦に突入するが、ジェガン・ジャグラーは巨大なボールを二機背負っているとは思えない速度を出していた
これはボール自身が持つブースターも使用する事でジェガン本来の物より機動性が上がっている事が要因であり、更に機体の加速方向に相手を捉えればボールの持つ計四門のビームキャノンも砲撃を行えるので、康太は何とかセシリアを正面に捉えようと機体を操る
セシリアもまたその事を理解しているので単純な軌道を描かないよう機体を振り回しているのだが、その状態では満足に狙いをつける事も儘ならない為に互いに有効打を与えられずにいた
そして再び、最初の頃のように康太の持つリゼル用ビームライフルのエネルギーが切れる、特に大出力のギロチンバーストを使用していたのでエネルギーの消耗が激しいのだ
その事を先程の戦いから見抜いたセシリアは今が好機とビットを展開、勝負を決めに掛かる
それに呼応して康太もボールを射出、互いの遠隔操作端末が宙を駆けパイロット達本人も射撃を行う
セシリアは気付いていなかったがこの時、ビットの操作を行いつつ自身も動きながら狙撃するという芸当を行っていた、それまでは機体かビット、どちらかのみしか動かせなかったにも関わらずである
手数の差により徐々に被弾が増えていくのは康太であるが、ジェガンは持ち前の装甲の堅牢さを以て攻撃に耐え続ける
そして遂に勝負の命運を分ける瞬間がやってきた
「クッ、ブルー・ティアーズのエネルギーが……!」
「貰ったァッ!」
無線式であるが故にエネルギーに限りがあるビットと、ケーブルで繋がり本体からのエネルギー供給に加えジェネレータを内蔵するボール、その違いによりセシリアはビットによる攻撃が出来ず、康太は今まで耐えた分を返さんとばかりにボールを伴ってブルー・ティアーズへと追い縋る
不利な状況の中、それでもなお足掻こうとするセシリアだが、その周囲にボールが展開、挟み込むように動いたと思えば自らに繋がっているケーブルを利用してセシリアを拘束する
完全に捕らえた、その状態を康太が逃す筈もなく、そしてセシリアはケーブルが巻き付いた事で腕も動かせずビットの補給も終わっていない
「これで、終わりだァァァッ!!」
完全に詰んだ状況、だがセシリアの表情は試合開始時とは打って変わって清々しい笑みが浮かんでいた
「ええ、認めますわ、紫藤康太さん。貴方の勝ちです」
リゼル用ビームライフルの先端からロング・ビームサーベルとして利用したレーザーの刃が伸び、それを構えた康太の一閃がセシリアを捉える
それによりブルー・ティアーズのシールドエネルギーがゼロになり、勝敗が決した
『ブルー・ティアーズ、エネルギー残量無し!勝者、紫藤康太!』
こうして一年一組のクラス代表を決める為の模擬戦における第一戦は紫藤康太とジェガンの勝利となった
なーんかセシリアとのフラグが立ったような……予定に無かったのに、どうしてこうなった?