アカメが斬る!の軌跡   作:犬大好き

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第一話

優菜「もうわかってるよ、来たんでしょ新しいとこ」

 

神様「よくわかったの、今回はアカメが斬るじゃ」

 

優菜「人を殺せってのか?」

 

悠「殺すのか・・」

 

神様「どうするかは好きにするといい」

 

優菜「じゃあどうする?」

 

悠「とりあえず・・・この町がどういうところか知らないとな」

 

ちょっと調べた結果、ここは帝都という所らしい・・だが

 

優菜「まさか、金がないなんて・・・」

 

悠「あのクソじじい・・」

 

男の子「まあいいや今日は野宿、どこだって寝られるぜィ」

 

優菜「ん?誰だ?」

 

男の子「ん?あんたらこそ誰だ?」

 

優菜「路頭に迷ってる旅人です」

 

男の子「俺もさっき、胸がボインの姉ちゃんに詐欺られて一文無しになっちまったんだ」

 

優菜「ボインて・・どういう状況よ」

 

男の子「あ!変な意味はねえぞ!」

 

悠「まあ、俺たちも一文無しだけどな」

 

ガラガラガラ

 

女の子「止めてっ!」

 

パカッ

 

女の子「泊まるアテ無いのかなあの人達・・・気の毒に・・」

 

付き添いの兵?「またですかお嬢様!?」

 

女の子「仕方ないでしょ性分なんだから」

 

近づいてくる

 

女の子「地方から来たんですか?」

 

男の子「あ・・・?ああ・・」

 

優菜「そっちの子とは今会ったばっかりだが、私達もそうだ」

 

女の子「もし泊まるアテがないんだったら私の家へ来ない?」

 

男の子「俺金持ってないぞ」

 

女の子「持ってたらこんな所で寝ないわね」

 

兵士1「マリアお嬢様はお前達のような奴を放っておけないんだ!」

 

兵士2「お言葉に甘えておけよ」

 

マリア「どうする?」

 

男の子「・・まあ、野宿するよりゃいいけどよ・・・」

 

マリア「貴方達はどうすr」

 

優菜「行かせていただきます」

 

悠「よろしくお願いします」

 

マリア「じゃあ決まりね♡」

 

でっかい家に来た

 

おじさん「おおっマリアがまた連れて来たぞ」

 

おばさん「クセよねぇこれで何人目かしら」

 

後ろにいる二人のオッサン・・強いな

 

男の子「拾っていただきありがとうございます!!」

 

マリア「いいよいいよ♡遠慮無く泊まてって」

 

男の子「ハイ!!」

 

おばさん「人助けをすればいずれ私たちにも幸せが帰ってくるものね」

 

マリア「お母さん!マリアはそんなつもりじゃないよ!!」

 

おばさん「冗談よ冗談♡」

 

男の子「あの・・ついでに一つお願いしたいことがあるんですが・・・」

 

話を聞いた、こいつはタツミっていうらしい

 

俺たちの自己紹介もした

 

おじさん「成程軍で出世して村を救いたいか・・・」

 

タツミ「ハイ」

 

マリア「ステキな夢ね」

 

おじさん「・・だがね君帝都の内部は平和だが・・・この国は三方異民族に取り囲まれている、国境での彼らとの戦いに狩り出されるかも知れないぞ?」

 

タツミ「覚悟は・・・しています・・・」

 

おじさん「成程見上げた根性だ!若者はそうでないとな」

 

マリア「タツミはその村から一人で来たの?」

 

タツミ「いえ三人です・・実は・・三人で村を出た後夜盗に襲われて散り散りになったんです・・アイツ等強いんで心配はしてないですが・・・ただイエヤスって奴が凄い方向音痴なんで集合場所の帝都までたどり着けるかどうか・・」

 

おじさん「よかろう!軍の知り合いに口添えをしておこう、あとその二人の捜索もな!」

 

タツミ「!ありがとうございます!」

 

マリア「マリアの勘って当たるんだけどねきっと近いうちに二人とも会えると思うよ」

 

タツミ「マリアさん・・」

 

おじさん「よし・・・じゃあこの辺にしておくか・・」

 

タツミ「あの・・ここにいる間俺に手伝えることってありますか?」

 

マリア「あっじゃあマリアの護衛してよ他の人と一緒に!」

 

おじさん「それはいいガウリ君頼んだよ!」

 

ガウリ「・・わかりました」

 

タツミ「今日は何から何までありがとうございました!」

 

おばさん「助けあいよ貴方も誰かに良いことをしてね!」

 

タツミ「ハイッ!!」

 

次の日タツミ達買い物に行ったので

 

おばさんと話をしているとナイトレイドという富裕層をねらってる殺し屋集団がいるらしい

 

特にどうって訳でもなく夜

 

優菜「!?殺気!?」

 

悠「どうした?」

 

優菜「ちょっとやべえかも」

 

通路に出るとタツミもいた

 

タツミ「ナイトレイド!!」

 

外を見ると糸みたいなものに乗っている五人が見えた

 

優菜「あいつらがそうなのね・・」

 

悠「タツミ!お前は、マリア守りに行け」

 

優菜「アイツ等は任せろ」

 

タツミ「でも・・」

 

優菜「アイツが死んでもいいのか!」

 

タツミ「・・わかった!」

 

ダダダ

 

外を見ると兵士が三人殺されている

 

ガッシャーン

 

窓を割り外に出る

 

優菜「あんたらがナイトレイドか?」

 

女の子「・・・」

 

優菜「なんか喋ろよ」

 

女の子「お前は標的じゃない」

 

優菜「こっちにはやらなきゃいけない理由があんのよ」

 

女の子「邪魔すると斬る」

 

優菜「とことん邪魔する」

 

ダッ

 

詰めてくる

 

受け止めるか・・

 

!?なんかヤバい気がする

 

バッ

 

避けた

 

優菜「なんだよ・・それ・・まがまがしい刀だな」

 

ダッ

 

またかよ

 

とりあえず避けるしか・・

 

あっヤバいこのままじゃ当たる

 

優菜「クロノス、ザ・ワールド」

 

ギューン

 

時間を止める

 

今のうちに殴って吹っ飛ばす

 

そして動き出す

 

グーン

 

ドガァ

 

上にいる男「え!?アカメが吹っ飛んじまったぞ!?」

 

ダアン

 

上から撃ってきた(あたってない)

 

優菜「一人一人にしようぜ、やるなら」」

 

ザシュ

 

優菜「え?斬られた?」

 

ズズズズ

 

なんか模様が浮かんでくる

 

優菜「は?これヤバくね?」

 

女の子→アカメ「油断したあんたが悪い」

 

ボッ

 

目の前に火が出てきた

 

アカメ「?なんだそれは?」

 

神様「呪いも消すし新しいペルソナ置いてくからこれでお金持たせなかったのチャラにしてちょうだい」

 

こういうのしてくれるから殴れないんだよなぁ

 

火を掴む

 

?「今度は私が来たんだけど・・契約でしょ、さっさとするわよ面倒だし」

 

優菜「了解」

 

ガイア「私は創造の神、ガイアよ」

 

優菜「ガイアってゼウスのおばあちゃんじゃなかった?」

 

ガイア「今ゼウスがトップだからね・・世知辛い世の中よホント」

 

アカメ「よくわからないけど、消えたのならもう一度斬るだけ」

 

優菜「そもそもさ、なんでこんなことしてんの?」

 

アカメ「あんたに教える必要はない」

 

優菜「内容によっては通すが・・」

 

アカメ「・・あとで教える」

 

優菜「いやそれじゃダメだろ・・」

 

アカメ「ならついて来い」

 

優菜「は?」

 

音を出さずに走っていった

 

優菜「どこに向かうかぐらい言えよ!」

 

何とか追いつく

 

優菜「おい・・場所ぐらい・・・行ってくれよ・・・」ぜーはーぜーはー

 

タツミ「戦場でもないのに罪もない女の子を殺す気か!!」

 

ヒョイ

 

お姉さん「待った」

 

アカネ「何をする」

 

お姉さん「まだ時間はあるだろ?この少年には借りがあるんだ、返してやろうと思ってな」

 

タツミ「!アンタあの時のおっぱ・・・!」

 

優菜「言ってたやつか!」

 

お姉さん「そうだよ美人のお姉さんだ♡少年お前罪もない女の子を殺すなと言ったが」

 

近くの小屋に近づくボインもといお姉さん

 

ガゴォ

 

ドアをけり破る

 

お姉さん「これを見るとそんなことが言えるかな」

 

中をのぞくと・・・

 

下半身がない死体・左目がくりぬかれている死体・頭部がない死体・右胸のない女性の死体・・・・どれも弄ばれて死んだような死体ばかりが吊るされていた

 

お姉さん「見てみろ・・・これが帝都の闇だ」

 

悠「うわっ・・・むごいな・・・」

 

優菜「お前来るの遅い」

 

タツミ「・・な・・なんだよ・・コレ・・・!」

 

お姉さん「地方から来た身元不明の者たちを甘い言葉で誘い込み己の趣味である拷問にかけて死ぬまで弄ぶ、それがこの家の人間の本性だ・・」

 

優菜「ヘル・・これ確実に地獄だよな?」

 

ヘル「無間地獄でしょうね」

 

タツミ「・・・サヨ?おいサヨ・・サヨ・・・!」

 

お姉さん「知り合いもいたのか・・・」

 

そー

 

ガシッ

 

服を掴む

 

優菜「こんなことして逃げようってのは虫が良すぎるぞ」

 

タツミ「この家の人間がやったのか」

 

お姉さん「そうだ、護衛達も黙っていたので同罪だ」

 

マリア「う・・ウソよ!私はこんな場所があるなんて知らなかったわタツミは助けた私とコイツ等とどっちを信じるのよ!!?」

 

?「・・タ・・ツ・・ミ・・タツミだろオレだ・・」

 

タツミ「い・・イエヤス!!?」

 

イエヤス「俺とサヨはその女に声をかけられて・・メシを食ったら意識が遠くなって気が付いたらここにいたんだ、そ・・その女が・・サヨをいじめ殺しやがった・・!!!う・・・ううっ・・・」

 

イエヤスの体中に黒い模様をした物が浮き上がっていた

 

マリア「何が悪いって言うのよ!」

 

腕を振りほどかれた

 

バッ

 

マリア「お前達はなんの役にも立てない地方の田舎者でしょ!?家畜と同じ!!それをどう扱おうがアタシの勝手じゃない!!だいたいその女家畜のくせに髪がサラサラで生意気すぎ!!私がこんなにクセッ毛で悩んでるのに!!だから念入りに責めてあげたのよ!!むしろこんなに目をかけて貰って感謝すべきだわ!!」

 

ガッ

 

後ろから首を掴み持ち上げる

 

優菜「このまま少し力を込めるだけでお前の首はへし折れるんだぞ」

 

タツミ「待て」

 

優菜「そういうことか・・わかった」

 

マリアをタツミの方に向ける

 

マリア「ぐうぅ」

 

お姉さん「まさか・・また庇う気か?」

 

タツミ「いや・・」

 

ズドッ

 

タツミ「オレが斬る」

 

マリア「あ」

 

ドサッ

 

ガッ

 

頭を掴む

 

優菜「まだ死ぬなよ、さっきあの世の神様に聞いたんだが・・お前は無間地獄行きだとよ」

 

マリア「え・・」

 

優菜「今までしてたことを自分の身でされてこい、お前を助けようとした俺が馬鹿だった。アリエル、指弾」

 

パアン

 

止めを刺した

 

イエヤス「へへ・・さすがはタツミ・・・スカッとしたぜ・・・!ゴフッ」

 

イエヤスが吐血した

 

タツミ「!どうしたイエヤス!」

 

アカメ「ルボラ病の末期だ・・ここの夫人は人間薬づけにしその様子を日記に書いて楽しむ趣向があった・・ソイツはもう助からない」

 

優菜「見せろ」

 

手を取りアリエルに見せる

 

優菜「どうだ?」

 

アリエル「いけます」

 

優菜「アムリタシャワー、カデンツァ、ディア三回」

 

パアア

 

黒い模様は消えた

 

イエヤス「え?治った・・のか?」

 

アカメ「!?そんなはずはない!末期まで行ってしまったら絶対に治せないはずなのに・・・」

 

優菜「あの、右足が女の子がサヨ・・だったよな?」

 

イエヤス「あ、ああどうにかできるのか?」

 

優菜「できない」

 

タツミ「そんn」

 

優菜「といつもなら言うところだが、さっきガイアが仲間になったからな・・ヘル、サヨの魂を持ってこれるか?」

 

ヘル「できなくはないけど・・・結構大変なのよ探すの!」

 

優菜「愚痴なら後で聞くから」

 

行った

 

ガイア「あの子の髪の毛を一本ください」

 

ブチッ

 

優菜「ごめんな、これでいいのか?」

 

ガイア「はい」

 

あむ

 

食った!?

 

優菜「え?食うの?」

 

ガイア「髪の毛にはDNAが刻まれてるから、死んだ後でもDNAさえとれれば・・」

 

イエヤス「えっと・・どういうことだ?」

 

ガイア「あっ閲覧注意だから見ないほうが良いですよ」

 

まず骨が出きて内蔵、筋肉、皮膚、髪と体が出来上がった

 

ガイア「後は魂を入れるだけ」

 

イエヤス「おえええ・・見るんじゃなかった」

 

優菜「閲覧注意って言ったよな?」

 

ヘル「つれてきたわよ」

 

サヨ「えっと・・なんでしょうか・・」

 

タツミ「サヨ!」

 

サヨ「タツミ!?無事だったのね!」

 

イエヤス「俺を忘れんなよ俺を」

 

サヨ「はいはい、イエヤスも無事だったのね」

 

優菜「いいかな?」

 

サヨ「あっはい」

 

優菜「これがあんたの新しい体、新しいって言っても前と同じのはずだから、重なるように寝てみてくれ」

 

サヨ「こうですか?」

 

ピカーッ

 

お姉さん「何が起こってるんだ?」

 

サヨ「う~ん」

 

イエヤス「もう大丈夫なのか?」

 

優菜「そのはずだが・・」

 

ドサッ

 

倒れた

 

タツミ「おい!大丈夫かよ」

 

優菜「人の体を作るのは断トツで疲れた」

 

イエヤスとサヨは村に帰るといい行ってしまった

 

アカメ「行こう」

 

お姉さん「んーなあ、あの少年達持って帰らないか?」

 

アカメ「ん?」

 

お姉さん「アジトはいつだって人手不足だ少年は運と度胸、才能もあるんじゃないか?二人は経験とあの能力だぞ」

 

ずるずる

 

タツミ「離せ!」

 

優菜「ヤバッ疲労が思ったよりあるっぽい、うごけねえ」

 

悠「それ俺もついてかないといけないじゃないか」

 

連れてかれた

 

鎧の男「やっと戻って来たか」

 

男「そろそろ引き上げないとまずいぜぇ」

 

女の子「遅い!何やってたのよ!って何よそれ」

 

お姉さん「仲間だ」

 

タツミ「はあ!?」

 

お姉さん「アレ?言ってなかったけ?今日から君たちも私たちの仲間!!ナイトレイド就職おめでとう!!」

 

タツミ「?・・・・何でそうなるんだよ!!」

 

優菜「とりあえず動けそうにないから、どうにかしてくれ」

 

アカメ「諦めろ、レオーネは言い出したら聞かない」

 

お姉さん→レオーネ「さすが親友分かってるねーブラっちコイツらよろしく」

 

タツミ「はなせ!俺は殺し屋になる気なんか・・」

 

鎧の男→ブラっち?「大丈夫だ、すぐに良くなる」

 

タツミ「何が?てかお前らはいいのかよ!」

 

優菜「いや、動けんし」

 

悠「こいつ、動けなかったらどっか行っても意味ないし」

 

タツミ「それとこれは別だろー!!!」

 

アカメ「作戦終了、帰還する!」

 

連れてかれた


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