今回はoldsnake氏の破壊の嵐を巻き起こせ!(https://syosetu.org/novel/180532/)主催のコラボ「異常存在撃退作戦」に参加します
後半部で大陸鯖で先行登場しているキャラが登場します
……余談ですが本編時空も一応ちょこちょこと書き進めていますorz
タリンでの大規模作戦が終わって数ヵ月が経った頃
俺を含めたBB小隊全員が指揮官に呼ばれて、執務室へ向かうとそこには珍しく気落ちした指揮官が俺達を待っていた
「BB小隊全員集まりましたけど……指揮官どうしたんですか?」
「すまん、今回の一件は正直言って非常な危険な任務だ」
「え……そんなにヤバイ相手なんですか?」
俺の質問に指揮官が頷くと任務の概要を話し始めた
それを聞いた瞬間、俺達は一瞬で血の気が引いた
「皆の聞き間違いでしょうか、例のS13地区を壊滅させたというターミネーターというと戦うって?」
「正確にはターミネーターが狙っているバルカンの護衛だ」
「なんでターミネーターはバルカンさんを狙っているんですか?」
「私が知る訳ないだろう……少なくともバルカンを引き渡せばいいという簡単な話じゃないろう」
指揮官の苛立ちを隠しきれていない言葉に俺は何も言い返せなかった。ここまで苛立ちを見せる指揮官は初めて見たからだ
そして、言葉を失った俺に変わってP228が手を上げた。彼女の顔にはどこか憤りのような物がにじみ出ていた
「あのウワバミ脳筋トラブルメーカーがらみの厄介事ですか……さすがに峰打ちくらいは受けても文句言えないですよね」
「P228,バルカンの事を怒っちゃだめだよ」
彼女の怒気に震えるリーにP228が反論した
「リー、バルカンさんは何度スミスさんを困らせるつもりなんですか!!」
「今回はターミネーターから絡んできた案件じゃん。彼女は悪くないよ」
「だったら、地区一つを壊滅させた上に脅迫文をつきつけてまで彼女に固執する理由はなんですか!?」
「落ち着いてよ!!」
顔を真っ赤にして怒るP228さんをリーとパラちゃんが落ち着かせようとする一方でMP5Fさんが困惑しつつも指揮官の方を見た
「そんな事を言われても……指揮官は奴についての情報はあるの?」
「はっきり言って奴の事を知っている奴が詳しい事を話さないせいでほとんどわからない」
指揮官は一呼吸置くと信じられない事を口にした
「ただ分かっている事は奴が実質不死身だということだ」
「ふ、不死身!?」
指揮官の言葉に全員が唖然とする中で指揮官は半ばあきらめを込めたようにこう言った
「奴は不死身なんだ……しかも、地区一つを更地できる力を持っている奴を放置するわけにもいかない」
「つまり、俺達の次の目標は不死身の敵からバルカンさんを護れということですか?」
俺の言葉に指揮官はうなずいた
「そうだ……これまでの敵は方策さえあれば殺せる敵だったが、今度の敵は正真正銘の竜の血を浴びた不死身のバケモノを相手にしなければいけないという事だ」
「不死身……オマケに竜の血を浴びた?」
「なにかの隠喩かもしれんがな……M16A4は武器庫改の使用を許可する……出撃準備しろ!!」
指揮官も何かしらの不安を感じ取ったがすぐに俺達は出撃の準備をすると基地のヘリで作戦領域へ向かった
――――――――――――――――――――
S07地区内で特に鉄血の活動が活発だった区域と居住区の境界線上に存在するS07情報支援基地の執務室内で肩で切りそろえた艶のある黒髪が特徴のグリフィンの制服を着た女性と後方幕僚であるペンギン型人形のワカ、そして、長い茶髪とそばかすが浮かんだ顔、そして、腰に提げたリボルバーのホルスターが印象的な人形が端末の画面を注視していた
端末の画面は黒い人影のシルエットを表示し、端末のスピーカーから壮年の男の声が執務室内に響いた
《以上が私から君達S07情報支援基地への依頼だ。人員の選抜に関してはタケミ指揮官に一任する》
「こちらがその指令を拒否するということは?」
《拒否は君の自由だが、それによって今後基地運営や活動に影響が出る可能性を視野に入れる事を忠告しておく》
「事実上拒否権はないということか……どうする、指揮官?」
ワカが指揮官と呼んだ黒髪の女性は一息つくとはっきりと言った
「分かりましたそちらの依頼をお受けします」
「ちょっちょ、指揮官正気!?」
「そうだぞ、こんな無謀な依頼を受ける必要もないぞ!!」
「私は正気よ、ワカちゃん、M686」
指揮官の返答にそばかすの戦術人形――M686とワカが驚くも指揮官――タケミは画面越しの男に一つ質問だ
「一応確認しますが私達の部隊だけで任務を遂行する訳じゃないですよね?」
《もちろんだ、少なくともEA小隊とDG小隊のS&W M500は確実に参戦するだろう》
「分かりました。では、もう一つだけ依頼人であるあなたの名前を教えてください」
《それは任務で必要な事かね?》
「はい、少なくとも依頼人の名前ぐらい教えてもらわないと私は人形を派遣しません」
タケミの巌とした態度に声の主は数秒間の沈黙の後にタケミ達にこう告げた
《……グリフィン。それが君達にS07情報支援基地へターミネーター無力化及び拿捕の任務を命じた者の名だ》
「グリフィン、クルーゼ社長と同格の重要人物じゃないか!!」
《今回の一件はグリフィンの今後を左右する事案だと私は考えている故に専用の装備を君達にすでに送っている……現地で受理sてくれ》
グリフィンと名乗った男は「幸運を祈る」と言い残すとそのまま、端末の画面が暗転する
そして、M686は顔を手に当てながら半ばあきらめを込めて言った
「また……損な役割と言う奴ね。で……誰を派遣するつもりなの?」
「そうね……悪いけど、M686とコト小隊のみんな達に行って貰うわね」
タケミがそう言って、作業机に置かれたボタンを押すと同時に執務室の自動ドアが開いた。
それと同時に四体の人形達が執務室内に倒れこんだ
「いった、MPX、ウチの足を踏んでいる!!!機械式の義足でも痛覚は一応あるんだぞ」
「SG553さんごめんんさい。あ、51ちゃんと50ちゃんは大丈夫」
「私は大丈夫……って、51ちゃん重いよ!?」
「ごめん、でもゼロちゃんのいい匂いを堪能したかも……」
SG550の上に覆いかぶさる紺色のジャンパースカートを着た茶髪のツインテールの人形――SG551が心地よさげに顔を緩ませる
その側では浅黒い肌と金髪のツインテール、そして両脚が機械式の義足が印象的な戦術人形――SG553が自身の足を踏んでいる青いジャケットを着た黒い長髪の人形――MPXに怒ると彼女は謝りながら、彼女はすぐに身を起こして、SG553から離れる
それを見たワカがため息をついた
「仕方がないな……タケミ、彼女達だけじゃ不安だから、俺も参加するぞ」
「まだまだねぇ……じゃああんた達、出撃の支度をしなさい
そして、タケミ指揮官の試練でS07情報支援基地副官のM686を筆頭に、コト小隊とワカで構成された援軍という名目のターミネーター拿捕部隊は輸送ヘリで作戦地点へ向かう事になった
彼女達にはグリフィンが独自のルートで入手したEMPスタングレネードを各自に配布していた
ワカとSG551には40mmグレネードランチャー用の榴弾、その他の人形達には手榴弾型として数発ずつ支給していた
タケミもワカもSG550も依頼主であるグリフィンの真意は
さて、次から向こうの出次第ですね
S07前線基地は素直にバルカンの護衛として参戦します
一方のS07情報支援基地は基地その物よりもグリフィンの意向でターミネーターの拿捕を真の狙いとして渋々参戦にしたという感じですね
一応、戦力の中では基地内最強クラスの副官であるM686と戦闘部隊の中でも一二の実力を持っているSG550が率いるコト小隊を派遣しています
今回の作戦参加戦力
S07前線基地
BB小隊
M14(隊長)
M16A4(武器庫改装備)
リー(Mk16)
AUGパラ(A1仕様)
MP5F
P228(副長兼別動)
S07情報支援基地
ターミネーター拿捕部隊(表向きはバルカン護衛部隊)
HG型M686(S07情報支援基地の副官兼部隊司令官)
使用装備はS&WM686リボルバー、4インチモデルとEMPスタングレネード、コンバットナイフ
コト小隊
SG550
使用装備:SG550(ピカニティレールとスコープ装備)とP228とEMPスタングレネード、コンバットナイフ
SG551
使用装備:SG551(ACOGとグレネードランチャー装備)、P228装備、グレネードランチャー用EMPスタングレネード
SG553
使用装備:SG553(ドットサイト装備)、フォースシールド発生装置、P228、EMPスタングレネード
MPX
使用装備:MPX(標準モデルにドットサイトとサイレンサーを装着)、P228、EMPスタングレネード
ワカ
外部ユニットに、Mk48汎用機関銃一丁、ダネルGMLグレネードランチャー(EMPスタングレネード装填済み)、通信用アンテナを装備している
・EMPスタングレネード
グリフィンが独自のルートでS07情報支援基地に支給した特殊鎮圧兵器
起爆させると強力な閃光と共に高出力のEMPを発生させ、人形を鎮圧する
その威力は鉄血のハイエンドさえ、EMPの効果範囲なら電脳を簡単に焼き切るほどの威力を有している事は実証されてりう
尚、ターミネーターに対して有効か否か定かではない