銀鳳の副団長   作:マジックテープ財布

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水曜日あたりに気付いたらランキング入りしていました。
これも全て皆様のお気に入りや評価があってのこと、本当にありがとうございます。

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17話

ライヒアラに朝日が差し込み、街が活気付く時間帯。

エチェバルリア邸の一室では1人の男の子がベッドが恋しいとばかりにもぞもぞと体を動かすが、次第にぼんやりと目を開ける。

彼が在籍している学園の始業の時間的には今すぐ荷物と共に階下に降りてトーストを咥えて登校する時間帯だが、学園は先の陸皇亀(ベヘモス)事変によって1週間ほど休校になっている。

その為、男の子 ── エルは遅刻することはないと安堵しながらゆっくりとした足取りで着替えや朝食を終えたが、ふといつも聞いている音が聞こえないことに気付いた。

 

部屋の窓から庭を見る。

暇な時間を見つけては弟であるアルが素振りや訓練を行っている庭には人の気配が無く、ただ寂しく風が吹いているだけだった。

 

「そっか……アル居ないんでしたっけ」

 

ぽつりと言いながらエルは机に向かって新型機の構想を練り始める。

時々『アルー』と声をかけながら振り返り、その度に呼んだ人物が居ない事を再確認して作業に戻る背中はどこか寂しげだった。

 

 

***

 

一方その頃、試験用に割り当てられたカンカネンの工房ではアルが大勢の大人に囲まれていた。

別に苛められているわけではない。

 

大人達が大声を出しながら木の枝や手を使ってアルのこめかみ辺りを弄っている。

重ねて言うが苛められているわけではない。これもれっきとした舌戦の真っ最中なのである。

 

「だからアウタースキンを作った方が整備のしやすさが段違いだって」

 

騎操鍛冶師(ナイトスミス)が手をアルの耳に当てながら説明を行う。

どうやら彼は幻晶騎士(シルエットナイト)の頭部に外装を付けて整備性の向上を主体にもう一方を納得させようとしているようだ。

 

「いやいや、そんな時間が何処にある? 今から設計でもするのか?」

 

「そうだ! それよりエンブレム・グラフを書き換えて法弾を小さくするほうが時間的にも良い!」

 

だがもう片方──構文技師(パーサー)は小さい木を鉛筆を挟むかのようにアルの耳に添える。

彼も負けじと改造内容の単純さと工数の少なさを武器にもう片方を口説き落とそうとしている。

 

それらの意見に周囲の構文技師(パーサー)騎操鍛冶師(ナイトスミス)といった技術者の集団が首を上下に振って同意を示す。

 

現在の状況を端的に言うなれば『トンカツとチキンカツ、昼飯に食べるのはどっちか』というどこかのグルメ漫画のような物である。

 

(どっちも僕の案だから否定しにくいなぁ)

 

そんな舌戦の真ん中でアルは着せ替え人形のような扱いを受けながら『どうしてこうなった』と半ば放心している。

 

何故こんなことになったのか。それは昨日試した頭部兵装の『法弾の光で幻像投影機(ホロモニター)が見えない』という欠点の改善案をアルが昨日の今日で思いつき、ここに居る全員に話したからである。

 

アルの提案した案は2つ。

1つ目は頭部に外装(アウタースキン)を追加して眼球水晶に影響が出ないように調整する案、2つ目は魔導兵装(シルエットアームズ)紋章術式(エンブレム・グラフ)を弄って法弾自体を小さくする案である。

 

その案を聞いた時、小隊に付いて来た技術者の意見がモーセの奇跡のごとく真っ二つに割れて今に至る。

 

「なんだい? この騒ぎは」

 

両者譲り合わない中、朝から走り込みを行っていた小隊長のリデアがバルトサールを引きずって戻ってくる。

疲労困憊なバルトサールを水筒と共にそこらへんにぽいっと投げ捨てながら両者の意見を聞いてリデアが『ふむ……』と考え込む。

 

「それはどちらをとっても魅力的な案だが、僕は防御が上がるアウタースキンがいいな」

 

「いや、工数的に余力が出来るエンブレム・グラフの方が」

 

リデアの意見を筆頭に小隊員が口々に自分の考えを喋る。そんな時に水分補給を終えたバルトサールが息を絶え絶えにして呟いた。

 

「はぁ……はぁ……両方やればどうです?」

 

その言葉を聞いた全員がバルトサールのほうを振り向いた。その眼力にわずかにたじろぐバルトサールだが、その目に込められた『良いから早く続けろ』という圧力にどもりながら答えた。

 

「確かここにきた理由って試験ですし……別に巡回とか他の命令って来てませんよね? そうなると両方の案を試す人員は確保できるのでは?」

 

その言葉に全員は『あぁー!』と素っ頓狂な声を上げる。言われてみればここにきたのは『試験のため』である。

彼らは騎士団に入団して日が長いため、『いつ魔獣の襲撃がきても良いように』メンテナンスや修理などといった通常業務を無意識的に自分のリソースに組み込んでいたのである。

 

「坊ちゃ……いや、バルトサール! お手柄だぞ! 褒美に走りこみ続き行くぞ!」

 

「え? あっちょ!」

 

急に上機嫌になったリデアがバルトサールをまたもや引っ掴んで外に飛び出していく。『あぁぁ!』と悲鳴を木霊させながらバルトサールは引き摺られていく姿に全員が貴族に対する礼を送ると顔を見合わせてにんまりと笑う。

 

「アウタースキンやりてぇやつ!」

 

「こっちはエンブレム・グラフだ!」

 

「俺アウタースキンー! 1回設計やってみたかったんだ」

 

「俺はエンブレム・グラフ!」

 

開発と言う未知のものを経験できるからなのかトントン拍子に班が決まり、各自の作業場所や結果の報告時間を設定した技術者達。その中でアルが1冊の本を取り出しながら歩み寄った。

 

「僕はエンブレム・グラフの方にいきますが、ちょっと別行動とらせてください。もうちょっと改造案を練りこみたいです」

 

その言葉に『またとんでもないことをしようとしている』と構文技師(パーサー)の男性は思ったが、アルの案で事態が動いたので2つ返事で許可を出すと、銀板の束と紋章術式(エンブレム・グラフ)を刻む道具を持ちながら班員を纏めはじめた。

 

 

***

 

紋章術式(エンブレム・グラフ)製造班──紋章班が作業場であるカンカネンの駐機場では人が忙しなく動いている。

紋章術式(エンブレム・グラフ)を銀板に刻む者、本を見て意見を出す者、元騎士学科の杵柄ということもあって魔導兵装(シルエットアームズ)を取り付けて試験を実施する者など様々だ。

 

その集団から離れた木陰でアルは1冊の本を読み込んでいる。

それは魔法に関する記号と()()()のみで構成された内容でエルとアルが作成したこの世に1つしかない本である。

いつも使う『圧縮大気推進(エアロスラスト)』からエルやアルの得意技『単発拡散(キャニスタショット)』や『遠距離単発(スナイプショット)』まで様々な魔法が記載されているページをぱらぱらと捲ってとあるページで指を止める。

 

「これだ」

 

そのページに書かれている物は『連続射撃(フルオート)』、昔エルが『単発拡散(キャニスタショット)』と共に開発したが、あまりロマンを感じなかったので段々使用しなくなった魔法の発射形態の一種である。

アルはすぐに紙を用意しながらサンパチを取り出す。一応魔法を使うことを紋章班の代表者に話してから被害がでないところに向かって『連続射撃(フルオート)』を使用した火炎弾丸(ファイアトーチ)を放つ。

 

「おおう……これは予想外に良い物だ」

 

風切り音と共に連続で飛んでいく火線にアルは驚く。

しかし、驚いたのはそこだけでアルは改めて魔法の術式(スクリプト)部分に注視し、嫌な顔をした。

 

「やっぱ……雑」

 

術式(スクリプト)を構築する上で一番大切なパラメータは汎用性の欠片もない値(べた打ち)で構築されており、ただ動けば良いといった酷いものだった。

書き込みの少ないページからは、あんまり使用しなかったのだろうことを匂わせている。

 

(さって、お仕事しますか)

 

アルは持ってきたペンと紙を地面に置き、魔法を撃っては術式を書き直す作業(リファクタリング)を行う。

 

「まずメインには関数だけで処理出来るように修正……命令文も別の所に分けて……ああ! 発射速度もべた打ちだよまったく!」

 

魔法を撃ちながら内部を調べては使いやすいように術式(スクリプト)を書き換えていく。たまにエルの前世で多用していた癖のような書きっぷりに時々怒りながらもアルは手の速度を緩めない。

 

 

***

 

「おーい、アルフォンス君。ちょっと見てくれー」

 

「……はーい」

 

気がつけば書いていた紙が黒とオレンジに染まり、あたりはすっかり夕焼け模様だった。

紋章班のリーダーから呼び出されたアルは、実験機として本人から貸与されたリデア機のそばまで近づくと書いていた紙をリーダーに渡してリデア機の操縦席に乗り込む。

 

「よろしくお願いします」

 

「ああ、行くぜ」

 

既に乗り込んでいた元騎士科の男がボタンを押し込むと昨日と変わらず、法弾が幻晶騎士(シルエットナイト)の頭部から投射される。

だが、昨日とは違って法弾のサイズが元の半分ぐらいになっており、さらにリデアが指摘していた『法弾の光による視界不良』がある程度緩和されたのだ。

 

「どうよ、通算5回目だが結構良い感じじゃないか?」

 

「すごいですね。これなら明日ぐらいには終わるのでは?」

 

「そこは外装のやつらと会議して……ん?」

 

男は幻晶騎士(シルエットナイト)の首を下に向ける。なにやら外装(アウタースキン)製造班──外装班の班員も合流して話し合いをしているようだ。

男は胸部装甲を開けてアルを外に出すと、そのまま機体を駐機状態に戻す。

その音を聞きつけた紋章班のリーダーはすさまじい手招きでアルを呼ぶ。

のっぴきならない状態と察したアルは急いで戻るとそのまま紋章班のリーダーに担ぎ上げられる。

 

「アルフォンス君……なんでこれ書いたんだい?」

 

アルの目の前に出されたのは先ほどまで書いていた『連続射撃(フルオート)』の術式(スクリプト)である。

 

「えーっと、法弾を小さくするということは威力も下がるので、連射してしまおうと考えました」

 

アルは『元ネタ的に連射させたいと考えていた』と喋ろうとした口を即座に閉じ、それっぽく理由をでっち上げた。

ここはライヒアラではなく、周りもアルの全く知らない大人ばかりだ。

子供は大人に勝てない…あまりにも非常識なことを言って話が変な方向に行ったり、最悪狂人扱いされてジャンヌられる(火あぶりされる)ような真似は避けたかった。

 

まぁ、アルに思っている非常識さはヨアキムを通じて既に周知の事実になっており、現在ライヒアラの自宅で幻晶騎士(シルエットナイト)欠乏症によって意味もなくスクワットを始めたかと思えば突如ブリッジをして暴れまわっている真の(ロボ)狂人(エルネスティ)が無事な限り最悪の事態にならないのだが、そんなことを知らないアルは失言しないようにそれ以上の言葉は出さずに口をつぐんだ。

 

「まったく、我々が直面してる課題を次々と先んじて潰すなんて……君は予言者かい?」

 

「予言者なら最初から完全な物を出しますよ。不便だから考えて作ろうとしました。それじゃダメですか?」

 

「ははっ、冗談さ。だからそんな怒るなって」

 

リーダーがむくれるアルの頭を撫でながら懐から軽食の焼き菓子を手渡すとアルの機嫌が一気に良くなり、笑顔で菓子を頬張り始めた。ちょろいもんである。

 

「スクリプト的にはこれを組み込めるけど……アウタースキンの方はどうだ?」

 

「こっちは設計が終わったところだ。中々熱い時間だったぜ」

 

外装班のリーダーである騎操鍛冶師(ナイトスミス)の男が握り拳と共に1枚の設計図を差し出してくる。おそらく、熱い議論(なぐりあい)があったのだろうその設計図は、ドワーフらしい堅実な設計で運用がしやすいように着脱が出来る機構をしていた。

 

(うわ、バルカンポッドだ)

 

アルが思い浮かんだ物は頭部バルカンよりさらに進んだとあるアニメの装備だった。確かにこれならメンテナンス性が増すはずだ。

 

「よし、外装班は明日からこれの製造に入る」

 

「分かった。アルフォンス君、まだこれって未完成だよね? 書き方にムラがある」

 

「あ、はい。まだ途中ですがこれでも動きますよ?」

 

「了解した。アルフォンス君は明日、この作業を続けてくれ。よし、皆! 今日はもう解散するぞー!」

 

周囲が頷きながら設計図を見ていると、紋章班のリーダーが大きな声で宣言する。

各自はそのまま帰り支度を始め、ぞろぞろと宿に戻っていく。

 

アルもそのままトコトコと宿泊地である貴族街のセラーティ家に帰宅すると、玄関の前に馬車が止まっていた。

 

「お帰りなさいませ。アルフォンス様」

 

「どなたか来客ですか? 邪魔だったらどこかで時間潰しますよ?」

 

「お気遣いありがとうございます。ですが、アルフォンス様が帰ってきたら執務室に通すように指示されていますので、ご同行お願いします」

 

内心『はて?』と思いながら老執事の案内され、執務室に入ると中にはキッドとアディとステファニアがヨアキムと話していた。

 

「アル!?」

 

「アル君!」

 

アディがそのままアルに飛びつこうとするが、その動きをいち早く察知したキッドがアディを羽交い絞めにして抑える。

 

「なんでここに2人が居るんですか?」

 

「ああ、私が呼んだんだ。君と君の兄であるエルネスティ・エチェバルリアの人柄について聞きたくてね」

 

ヨアキムが事態をかいつまんで説明する。

どうやら先日の事態、主にエルの所業が思いのほか危険視されていたらしい。

エル(ついでにアル)が本当に王国に害を為さないかの情報収集の一環で2人を呼び寄せたらしい。

 

「君にも言っておくが、もし君のお兄さんが今後何かしらの成果を出したならば、まず私に伝えて欲しい」

 

(もう手遅れです☆)

 

ヨアキムの言葉にアルは先日の夜中の出来事を思い出す。机上の空論だが、頭部兵装とは違った新たな機能に一番の課題である膂力の増強の目処が立っているので、先ほどヨアキムが言った成果を既にエルは出している。

 

しかも、アルが旅立って既に1日経過している。

キッド達がここにいるので、現在エルは誰にも邪魔されずに我が世の春を満喫していそうだ。

 

(いや、絶対してる)

 

あのロボキチ(エルネスティ)がこの暇な時間を無闇に浪費しているわけが無い。

そんな確信がアルの心にはあった。

 

(せっかく家族がそろっているのに居座るのは無粋ですね)

 

言うべきか言わないべきか悩んだが、とりあえずヨアキムと1対1になった時にでも報告しようかと思い、アルは脳内の『お気遣いの紳士』の助言に従って親子水入らずの邪魔をしないように静かに執務室を出た。

 

その後、実験の報告ついでに先日エルと行ったブレインストーミングの結果を話したらヨアキムがひっくり返ったのはアルだけの秘密である。

 

「多分兄のことですから製図は数日もしないで出来ると思うので、どこか良い鍛冶師とかがいる工房知りません?」

 

「いや……流石にそんなぽんとは思いつかんぞ……こちらでも考えておくから君は実験に集中しなさい」

 

後頭部をさすりながらヨアキムは残った資料を片付けようとしているので、アルがおとなしく自室として割り当てられた部屋に戻っていった。

 

 

***

 

キッド達と思わぬ再会をして4日後、アルはキッド達がライヒアラに帰った後もカンカネンで実験を続けていた。

外装班の頭部用外装(アウタースキン)が3度目の作り直しの末ようやく完成へといたり、紋章班の魔導兵装(シルエットアームズ)もアルの『連続射撃(フルオート)』の術式(スクリプト)に対応した一品に仕上がっている。

 

駐機場は今までの和気藹々とした空気とは打って変わってぴりぴりとした独特の緊張感が支配している。

外装班に紋章班、アルといった今回の開発に関わった者が勢ぞろいし、リデア小隊の面々もこの日ばかりは訓練を止めて新機能の誕生を固唾を呑んで見守っている。

 

駐機状態になっている幻晶騎士(シルエットナイト)の前でリデアは見違えた自分の相棒をしげしげと眺める。

頭部に増設されたヘッドホンのような外装(アウタースキン)魔導兵装(シルエットアームズ)を装着した新機能『頭部兵装』が装着されており、実験として外にだらしなくぶら下がっていた銀線神経(シルバーナーヴ)金属内格(インナースケルトン)や機体内の外装(アウタースキン)の中にしっかりと収められている。

一部の隙も無い出来栄えにリデアは年甲斐も無く興奮していた。

 

「さぁ、リデアさん」

 

代表してアルがリデアに声をかけると、リデアが頷きながら操縦席に座る。

胸部装甲が閉じられ、魔力転換炉(エーテルリアクタ)の呼吸音が甲高く鳴り響くと、機体はそのまま立ち上がった。

 

「よーし! 行くぞ!」

 

リデアが声高に宣言しながら操縦桿のボタンを押し込むと、空気を切り裂く音が連続して鳴り響き、小さい法弾の幕が平原の奥に消えていく。

その光景が鮮明に幻像投影機(ホロモニター)に映り、それを見たリデアは耐え切れずに叫んだ。

 

「見える! アルフォンス! 皆! 成功だぞ!」

 

その声に駐機場は大歓声に包まれた。

構文技師(パーサー)騎操鍛冶師(ナイトスミス)それぞれがお互いの肩を叩き合いながら今までの仕事を互いに賞賛し、貴族であるバルトサールもガッツポーズをしつつ近場の騎操鍛冶師(ナイトスミス)と肩を組みながら喜びを表現していた。

 

「いやはや……すさまじい物ですな」

 

「だろう? それを思いついたのが……ほれ、あそこの童じゃ」

 

ピタリ

 

歓声に紛れた小さな会話にまるで水を打ったかのように静まり返る駐機場。

全員が油が切れたブリキ人形のように振り替えるとそこには1台の豪華な馬車が止まっていた。

馬車の扉が開かれ、ターバンのようなものを巻きつけた男と獅子を思わせるような風貌の男が興味深そうにこちらを見ている。

 

「おお、アルフォンス。息災だったか? 無事に完成して何よりじゃわい」

 

(なんだこのフットワーク軽すぎる王族…)

 

獅子を思わせるような風貌の男、アンブロシウスのまさかの登場にアルの小市民的な脳がオーバーフローを起こして膝から崩れ落ちた。


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