銀鳳の副団長   作:マジックテープ財布

57 / 200
UA5万の記念で少し早い投稿です。


幕間(編成してみよう/試験対策をしよう)

**編成の章**

 アルが教師になると宣言してはや3日。

 銀鳳騎士団の設立と自身の参加に居ても立ってもいられなかったエドガーは早々に退院。アルも意識を取り戻したので、しばらくは自宅療養をすることになった。

 

「アル、箱の中にある総計5200枚のコインを団員が100名の騎士団で均等に分けたら1名あたりの取り分は?」

 

「1人あたり52枚です」

 

「正解だ。数学も問題なさそうだな」

 

 エチェバルリア邸の1階の倉庫を片付けて出来た個室では非番のマティアスが包帯まみれのアルに計算の問題を出していた。30分前ぐらいから続けているこの計算問題にアルは見事全問正解し、マティアスからのお墨付きをもらう。

 

 教員試験で行う数学という教科は集合論や構造、証明といった前世の数学者が使うような理論の説明などを記載する形式ではなく、日常で使用するような計算問題だとマティアスの解説で分かった。文学も元文系のアルからすれば文章から答えを抽出したり、手紙や書類の書き方といったような変に頭を捻る必要のない物がほとんどだった。

 アルはそんな問題の群れに気を良くしながら、マティアスやラウリからもらった赤本のような物をスラスラと解いていく。

 

「少し書き間違いのミスがあるが……この調子なら試験をパスできるだろう。一旦休憩しようか」

 

「わかりました」

 

 包帯に固定したペンを外してもらい、背もたれにゆっくりと身体を預けるアルに問題集の正答率を見ていたマティアスは嬉しそうに口を開いた。

 

「この調子なら文学、数学、シルエットナイト基礎や応用学に構文学の担当も夢じゃないな」

 

 これも休憩中にマティアスと行った雑談で分かった事だが、教員試験は各科目の専門性に重きを置いている。つまり、『満遍なく平均を取った者』より『とある科目がずば抜けている者』の方が合格率が高いのである。

 思えばアルも昔、礼儀作法の質問を幻晶騎士(シルエットナイト)基礎学の教官にしたらものすごい嫌な顔をされた経験があったので、マティアスの言っている事は正しいのだと理解する。

 

「しかし、アルが教官かぁ……。戦闘技能教官とかやってみる気はないか?」

 

「銀鳳騎士団の仕事があるので、出来れば教えるだけ……かつ、非常勤になりたいです」

 

「そこは安心しなさい」

 

 別の声が突然聞こえたので開けていた扉の方を見るとラウリが大きなトランクを持ったエルと一緒に部屋の中のアルを見ていた。

 

「今日の会議でアルのことが議題に上がっての。仮に合格して教官任命を受けた場合、銀鳳騎士団の都合を優先させるためにアルを非常勤にする事が決まったぞ」

 

 『やっかみもあったがの』とポツリとこぼすラウリの心労を察したマティアスは『お疲れ様です』とお辞儀をする。そんな中、エルは大きめのトランクをアルの机に置いて『では、騎士団のお仕事です』と紙束をトランクの中から引っ張り出した。

 

「それじゃあ、今日はこのぐらいにしよう」

 

「父様、ありがとうございました」

 

 マティアスは手を振りながら部屋から退出し、ラウリに『アル絶対受かりますよ! 親子教官とか良い響きですよね!』と親バカを炸裂させながらリビングへ歩いていった。

 

「アル、さっそくですが銀鳳騎士団の編成を決めましょう」

 

 エルが取り出した物は銀鳳騎士団に参加しているメンバーのプロフィールだった。アルは鍛冶科のメンバーだけを紙束から抽出し、一番上にダーヴィドのプロフィールを乗せると纏めてエルに差し出す。

 

「鍛冶科は引き続き親方を主軸にした隊にしましょう」

 

「同感です。では、騎士の方達はどうしましょう? 僕は3個中隊にしてエドガー先輩とディー先輩とヘルヴィ先輩に隊を率いてもらおうと思ってますが」

 

「3個中隊は人数的にきつくないですか? 2個中隊にしたらいいのでは?」

 

 彼らにとっていつものディスカッションが開始された。

 今回の議題は騎士、つまり実働部隊の編成である。現在保有している戦力で特筆すべき戦力はエドガー、ディートリヒ、ヘルヴィの3人だ。エルはそれら3人を隊長にした3個中隊を提案するが、アルは現在の騎士の人数が足りないと指摘し、2個中隊制にするべきだと反論した。

 

「ですが、今後騎士が増えることを考えると3個中隊でちょうど良いかと」

 

「そこは同意します。しかし、僕の案は攻撃のディー先輩と守備のエドガー先輩といった具合に隊ごとの特色が出ますが、兄さんはヘルヴィ先輩の隊はどういう位置づけにするつもりですか?」

 

 アルが不明点である『ヘルヴィ隊の有用性』をエルに聞く。別にアルは意地悪でこういう質問をしているわけではない。ディスカッションで最もやってはいけない事は『意見のぶつかり合いを恐れて話し合いが停滞したり、提案した内容を鵜呑みにして賛同する事である』。相手のことを思いやりながら自分の案のよさと相手の案のよさを比べ、結論を昇華して行くのがディスカッションというものである。アルの質問にエルは机のペンを3本手に持った。

 

「僕もディー先輩とエドガー先輩の運用については同じように考えています。ヘルヴィ先輩には遊撃役を担ってもらいたいと考えています。馬型の話はまだ皆にはしていませんが騎馬による遊撃は戦術的に考えても有効だと思うので」

 

 エルがインク壺の前にペンを1本横向きに置く。そして、そのペンの前に縦に向けたペンを置く。インク壺が重要拠点とすれば、その前にエドガーの隊が守護陣形を張り、その前でディートリヒの隊が敵を蹴散らすというイメージがアルの頭に染み込んでくる。さらにエルが机の端からものすごい勢いで3本目のペンを一直線に進ませると、Uターンさせて再度ペンを動かす。

 トランドオーケスをテレスターレに改造する時に聞いたのだが、ヘルヴィは新しい物には我先に飛びつく性格らしい。ならばエルが現在構想を練っている馬型を任せられないかと考えての編成であった。

 

「たしかに騎馬兵の突撃は尋常じゃない威力なのは前世の戦史から明らかですが……馬型ができてない時点で戦術を決めるのは机上の空論では?」

 

「ですがテレスターレを使用しても遊撃役はヘルヴィ先輩の性格的にもあっていると思います。アルの方は2個中隊にする場合、ヘルヴィ先輩の役割はどうするつもりですか?」

 

「実働部隊から切り離してテストランナーとして働いてもらおうと思っていましたが、兄さんの案の方がよさそうですね」

 

 アルは自分の意見を言ったが、急にエルの方に同調する。別にめんどくさくなったわけではない。アルは元々エルの意見に賛成だったが、エルの意見をより具体的にする為にあえて対案側に回っていたのである。これによって『銀鳳騎士団は3個中隊で運用し、それぞれ守備と攻撃と遊撃という役割』が決まった。

 

「そういえば陛下曰く、僕達の正式な拠点はこの近くになるそうですよ」

 

「まぁ学校もありますし、仮に教師になるんでしたら近いほうが助かりますね」

 

 決める事を決めたエルは雑談を開始する。やれ『正式な拠点にはプールをつけて自分が出撃する時はプールが割れてその中を出撃したい』や『腕を組みながらデッキアップして出撃したい』や『カタパルトスタンバイ!』やいつしか拠点の話から理想の出撃の話にスライドしていった。

 

「では今まとめた物を清書して正式な辞令にしてきます」

 

 やがて言いたい話題を全て話し終えたエルは、ほくほく顔でトランクに団員のプロフィールを仕舞いこむとそそくさと部屋を出て行く。

 

「さて、シルエットナイト学しよ」

 

 それを見届けたアルは引き続き勉強しようと本を開き、再び部屋はペンで紙を引っかく音しか聞こえなくなった。

 

 

**面談の章**

 銀鳳騎士団の設立と仮拠点として学園を使用する通達がアンブロシウスから発表されて数日後。

 アルは教員試験の真っ最中であった。既に基本科目や専門科目の試験が終わり、後は面接を残すのみだった。

 

 ライヒアラ騎操士学園の工房には黒板の前に机や椅子が並んでいる『会議室』と呼ばれる区画が存在する。いつもなら余計な間仕切りがなく比較的風通しの良い空間なのだが、現在は区画を覆うように木製の衝立が置かれ『部屋』として機能していた。

 

「それでは自己紹介をどうぞ」

 

 その部屋の黒板側に並べられた机に座っているエルが机に肘をつきながら組んだ手で口元を隠すという何処かの司令官のようなポーズを取りながら、部屋の中心に置かれた椅子に座っているアルに声をかける。エルの左右にはそれぞれエドガーとディートリヒが座っており、それぞれ眼鏡をかけながら資料に目を通している振りをしていた。

 

「銀鳳騎士団副団長をしておりましゅ!アルフォンス・エチェバルリアれしゅ!」

 

「……」

 

 噛んだ。アルも噛んだことを認識しているのかわずかに顔を赤くする。

 組んだ手を解いたエルはそのまま腕でバツを作って中止を宣言すると、ディートリヒは『またかい!?』と声を荒げる。

 

「僕達で何回緊張してるんだい!?」

 

「まぁまぁ、ディー先輩。これでも昨日特訓してやっと家族で成功したので……」

 

「家族でも失敗したのかい!?」

 

 エル達が行っているのは面接の練習だった。実はこのアルフォンス・エチェバルリア、ある程度(本人比)練習しないとプレゼンや面接が家族にすら満足に出来ないのだ。しかも、今回は自分の行く末が決まる物なので緊張やストレスの増加具合も倍率ドンのさらに倍である。

 

「まぁ、練習すれば落ち着くので数をこなさないと駄目ですね」

 

「めんぼくない」

 

 アルがしょげていると衝立をノックする音が聞こえ、ヘルヴィが紙束を持ちながら入室してくる。そのままエルの前に紙束を置くと肩を回して深く息をついた。

 

「とりあえずアル君の持ち帰ってきた問題用紙に書かれてた答えを採点してみたわ。礼儀作法が壊滅的なんだけどなにがあったの……」

 

 エル達が件の礼儀作法の問題用紙を見ていると、凄まじい数のバツ印に顔を顰める。事情を聞こうと皆が一斉にアルを見ると、アルは申し訳なさそうにしながら事情を話す。

 

「だって……ずっと1とか同じ数字が答えになると不安になりません?」

 

「わかる!」

 

「たしかにあるね。それに何度引っかかったことか」

 

 『マークシートを解答する時の特有のあれ』に同調するディートリヒとヘルヴィを見てエドガーは『お前達……』と手で顔を覆いながら呆れる。

 しかし、それを除いても正答率が芳しくないのでエドガーはそれについて問うと、アルはクリップのない万年筆のような形状のペンを取り出した。なんとも転がりやすい形状をじっと見ると、うっすらと数字のようなものが刻まれていることにエドガーは嫌な予感がした。

 

「アルフォンス、まさか……」

 

「はい、転がしました。……センターとか免許試験とかこれで何とかなったんですがねぇ」

 

 そのまさかであった。小声で言ったことで前半しか聞き取れなかったが、教員試験でペンを転がして解答するという行動にエルはアルに掴みかかる。

 

「アル、あなた何したかわかってるんですか!」

 

「だってお辞儀の角度とか種類とか出てくるんですよ! そんな何種類も覚えきれませんよ!」

 

 ちなみに西方の諸国と比べて『ほんの、ほんの少しだけ』ヤンチャなフレメヴィーラ王国であっても、礼を行う角度や種類の総数は日本人がよく使う『会釈・敬礼・最敬礼』の3種類よりもはるかに多い。そのため、エルも山カンでテストに臨むのだが、そのことはエル以外知る由もなかった。

 

 お互いの胸ぐらを掴みながら『ぐぬぬ』とにらみ合う2人をそっちのけにエドガー達は問題用紙を見る。ところどころ怪しい科目はあったが、その中でも『幻晶騎士(シルエットナイト)作りは趣味』という人物の弟ということもあってか、幻晶騎士(シルエットナイト)学は満点。数学も計算の解き方を求めるような普通の計算問題としては特殊な分類の問題が間違っていたり、ケアレスミスがあることを除けば十分合格を狙える点数だった。

 

「この分なら合格しそうじゃないかい?」

 

「私の採点が間違ってることもあるから安心できないけどね。久しぶりに教科書引っ張り出して見直したわよ」

 

 『もうラボやそこらの商会に飛び込んでも生きていけるのでは?』という疑問を飲み込んだエドガーはディートリヒ達の言葉を流しつつテストの科目を数える。しかし、1科目足りないとエドガーは目の前でエルに手首を軽く極められて『がぁぁぁ!』と叫び声を上げているアルに声をかけた。

 

「アルフォンス、踊りはどうしたんだ?」

 

「お祖父様が昔の予定を渡したらしくて踊りが無くなってました。残念です……背格好の問題は秘策でカバーしようと思ってたのに」

 

 叫び声を上げていたアルがコロッと表情を変えると、そそくさと会議室を退出する。数分後、アガートラームを身に着けたアルがモートルビートを伴って戻ってきた。アガートラームから伸びる銀線神経(シルバーナーブ)がモートルビートに接続されており、アルが手首を動かすとそれに反応するようにモートルビートが何かを引っ張る動作を行う。

 

「どっこいしょーどっこいしょー」

 

「ソー○ン! ○ーラン!」

 

 謎の掛け声と謎の相槌を打つ騎士団長と副団長に『いつものエチェバルリア病か』と気にしないことにしたディートリヒは疑問を口にする。

 

「それと踊りの試験に何の関係があるんだい?」

 

「えーっと……ヘルヴィ先輩、パートナー役をお願いします」

 

 論より証拠とヘルヴィを呼び出したアルは、モートルビートの腕を動かしてヘルヴィの両手を握る。その膂力に潰されるのではと思わず目を閉じたヘルヴィだが、その予想に反した柔らかい感触に恐る恐る目を開ける。

 

「驚かせてすみません。実はバトっさんに修理をお願いした時、腕のクリスタルティシューを腕を動かせるぎりぎりまで抑えて、手のひらを魔獣由来の柔らかい素材にしてもらったんです。入院中に踊りの試験についてずっと考えてたんですよねー」

 

 『すごくないですか?』と褒めてほしそうな笑顔で淀みなくモートルビートを躍らせるアル。周囲は『絶対不合格になる』という形相でアルを見つめていたが、エルだけはその様子に何かを思いつくと、踊りが終わった瞬間に手を打ち鳴らす。

 

「これ、モートルビートを遠隔操作できるのならシルエットナイトも出来るのでは?」

 

「良いですね! 機能テストの一環としてグゥエールに激しめの踊りを踊ってもらいましょうか!」

 

「壊れるからやめたまえ! それより面談の対策に集中したまえ!」

 

 ディートリヒの言葉にこの集まりの主旨を思い出したエルが話題を変えるように手を打ち鳴らすとヘルヴィが退出し、エル達も椅子の列に戻っていく。その後1日かけてやっとまともな面談が出来たアルは、エルやマティアスの監修のもとで志望動機などを推敲し、銀鳳騎士団全員に見送られる中、面談に臨んだ。

 

***

 

 その後無事に教員試験をパスしたアルは、さっそく自身の機体であるラーパラドスをエドガーに頼んで校庭に出してもらう。

 

「今度、操縦訓練もしないとな」

 

「その時はよろしくお願いします」

 

 自分の所属する騎士団の副団長に頭を下げさせることに奇妙な感覚を覚えたエドガーは苦笑いしながら離れていく。アルは、エドガーを見送るとすぐに操縦席に飛び込んだ。操縦席に新しく追加された穴にアガートラームの端子を突っ込むと、地面に下りながらスルスルと銀線神経(シルバーナーブ)を伸ばしていく。

 

「フルコントロール……開始!」

 

 ラーパラドスから十分に離れたアルはアガートラームを掲げてエルが行ったように幻晶騎士(シルエットナイト)直接制御(フルコントロール)を実施する。身体強化によく似た魔法術式(スクリプト)を受け取ったラーパラドスは結晶筋肉(クリスタルティシュー)を震わせると、右腕を徐々に上げていく。それを見たアルは最後の仕上げとばかりにラーパラドスから背を向けると、掲げていた握り拳を解いて人差し指を立てた。

 

「背後で爆発が欲しいですね……やります? やっちゃいます?」

 

「迷惑になるのでやめときましょう」

 

 いつの間にか傍で銃杖を握りしめていたエルが爆発させたそうに目をキラキラさせていたが、アルはやんわりと止める。そのまま、アルが左手を腰にやって右腕を振り回すとそれに付随してラーパラドスも同じ動きを行う。

 

「まるで人形遣いですねぇ」

 

「シルエットナイトで人形劇でもします?」

 

 エルの返答に笑いながら『無人機並べて一斉法撃とかやりたいですねぇ』とえげつないことを言っているが、この遠隔操作はどこかの『newタイプ』のようにそれぞれ異なった動きができないので、同じ目標に狙うだけの出来の悪い固定砲台にしかならない。先ほどのポーズでほんの少しだがフラストレーションを解消できたアルは、手を上げてエドガーを呼ぼうとするがとあることを思いつき、さっそく実行に移した。

 

***

 

「ふぎゃっ!」

 

 実行に移して数十分後、タンコブまみれのアルが操縦席に座ろうとするが胸部装甲の上部に頭をぶつけて悲鳴を上げる。その様子にやらんとしていることを察しているエルは『またか』というため息をつき、察していないエドガーは『試験のストレスで可笑しくなったのか』と不安げに見上げていた。

 

「感覚は掴んだ! あとは大丈夫!」

 

 自分に言い聞かせるように声に出したアルは再度ラーパラドスに向かって走り出した。走りながらアルはアガートラームを通じて魔法術式(スクリプト)を送り込むと、ラーパラドスの手がアルの背後に伸び、そのままアルを掬って自身の操縦席へアルを押し込むように持っていく。そこからアルはラーパラドスの手から操縦席に乗り込むと素早く計器を操作し、胸部装甲を閉じた。

 

「いよっしゃぁ!」

 

「うひょー! エドガー先輩見ましたか! 相棒に乗り込むシーンですよ! ……あとでやらせてもらお」

 

「……ああ、ケガはするなよ」

 

 『機体が搭乗者を掴んで操縦席に押し込む』というシーンを見事に再現したアルにエルは目を輝かせた。しかし、あまりにもどうでもよい物の見学に少し時間を使ってしまったと思ってしまったエドガーは、エルの言葉をどうでもよさげに返した。

 

 その後エルが1発で成功し、アルのガラスのハートが粉々に砕け散るのだが、今のアルは出来た達成感からひたすらに喜んでいた。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。