それでは本編どうぞ
俺はバイクに乗り、鎌倉にある風鳴家本邸に向かった。
「ここに来るのも何年ぶりか…」
バイクを止め家に近づくにつれて徐々に門が開いていく
「お待ちしておりました。訃堂様は奥の茶室に居られます。」
「ありがとうございます。」
門を開けてくれた人にお礼をいい、屋敷に入る。襖を開けると上座にはこの国を護る防人の長、風鳴訃堂がいた。
「よく来たな真よ。」
「其方からの呼び出しとは珍しい。要件は?風鳴訃堂」
スパァン!!
「いったァ!」
「あれ程儂は『おじいちゃん』と呼べと言っておるのに!」
「いや、だから血が繋がってないのにおじいちゃんとか…」
「弦十郎の息子なら儂の孫じゃ!」
「いやだから…」
「なんじゃ、『おじいちゃん』は嫌か?なら『じいじ』でもいいぞ?」
「いや…せめてじいちゃんで許してくれ…」
「ふむ、まぁ良い」
誰だこのジジィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!
「で?なんで俺呼んだよ?」
「なに、お主と話がしたかっただけじゃ」
そう言うとじいちゃんは俺の目の前に酒を置く
「お主も酒を飲める歳になったのだろ?お主との会話を肴に今日は呑み明かそうぞ」
ラベルには『神殺し』と書かれていた。
「いや、奏と翼が家で待ってるし、呑み明かすのは無理ぞ」
「む、では仕方ない。だが呑むぐらいは付き合ってくれるのだろ?」
「いや、バイクが…」
「迎えにこさせよう。それか送らせようか?」
「いや、迎えを呼ぶよ。じいちゃんは兎も角、この屋敷にいる人間はあまり信用出来ない。」
「ふむ、よかろう。さ、呑むといい」
そういいじいちゃんは杯に神殺しを注ぎ1つを俺に渡してくる。
「それじゃ」
俺は杯を上に掲げた後、口に運ぼうと来た瞬間…
ピロリンピロリン
着信が入る。この低音と独特な歌い方と英雄故事は…
「もしもし、父さん?」
「真!ノイズだ!」
「状況は?」
「翼が対応しているが如何せん数が多い!」
「ここからの距離は」
「鎌倉から現場まで約20キロです」
藤尭さんの声が聞こえてくる
「すぐにヘリを向かわせます」
「大丈夫です。」
「どういうことだ真」
「ここから狙撃します。」
「できるのか?」
「問題ない」
俺は屋敷を出て辺りが一望できる場所に向かう。
♪EXIA Celestial Being tron♪
「Dynamis!!」
GNスナイパーライフルを取り出す。
「翼、聞こえるか?」
『兄様!?確か鎌倉に向かったって奏が…』
「話は後だ、今から狙撃する。」
「狙撃!?」
「後ろは気にしなくていい、前だけ見てな。他のノイズは俺が全部狙い撃つ。」
『はい!』
スコープ越しに翼を見ていたが…
「また強くなったな…」
翼がまた一段と強くなり負けられなくなってきた。
「風鳴真…目標を狙い撃つ!!」
ガオォン!!
翼の後ろにいた飛行型ノイズを撃ち抜く
ゴッキン
コッキングを行い再びスコープを除く
ガオォン!!
翼から離れた位置にいたバナナ型ノイズを撃ち抜く。これを繰り返して数分。
「任務完了」
『お疲れ様です。兄様』
「それはこっちのセリフだよ、前線で常に刀を振っていたんだから」
『いえ、叔父様から聞きました。狙撃には距離によってそれに見合った集中力が必要と…』
「ま、お互いお疲れ様ってことで」
「ふふふ、そうですね。」
翼との通信を終えた後、屋敷に戻り訃堂の元へ向かう。
「先の戦い、大儀であった。さ、戦勝の祝い酒じゃ呑むといい。」
杯に入った酒を口元に運び飲み干す
「これは…美味い!!」
「はっはっはっ!そうじゃろそうじゃろ!たんと呑むがいい!」
数時間後……
「む、もうこんな時間か…」
「なんじゃもう帰るのか?」
「明日もあるから」
「では迎えを呼ぼう」
数分もすれば緒川さんが迎えに来てくれた
「お迎えに来ましたよ真君」
「ありがとうございます。緒川さん」
「真兄様!!」
車の中から降りた翼が飛びついてきた
「翼?どうしてここに」
「緒川さんが兄様を迎えに行くと聞いて」
「本音は?」
「……兄様のバイクに乗れるかもって」
「はっはっはっ、素直だね。うん、お願いしようかな」
「はい!」
翼が俺のヘルメットを被り、俺のバイクに乗って緒川さんの車の前を走る。成長したな…ほんの前まで幼さの抜けきらない可愛い女の子だったのに…
「少しいいですか真君」
「どうしました緒川さん」
「翼さんを貰ってあげてくれませんか?」
「どうしたんですか急に」
「真君のことです。気がついていないなんて無いですよね?」
「俺と翼は兄妹ですよ?」
「僕の本業をお忘れで?」
「参りました。でも、翼は今高校生です。せめて卒業までは彼女に高校生活を楽しんで欲しいんですよ。」
「そうですね、少し先走りすぎました。」
「いえ、気にしないでください。」
「これからも翼さんのことをよろしくお願いしますね」
「こちらこそ、翼のことをよろしくお願いします」
それから車の中では本人のいないところで翼の話で盛り上がった。
〜to be continued〜
誰この風鳴訃堂。俺知らない。タグ入り切らないから許して許して
それではまた次回!
まだ全然先の話だけどG編の話します
-
キャロルに記憶を取られFISと合流
-
そのままFISと合流