戦姫絶唱シンフォギア 歌姫達の守護天使   作:十六夜翔

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シンフォギアライブ2020はお金が無くてBluRayが買えなかった。ちくせう、この思い、連稿して落ち着かせる

それでは本編どうぞ!


〜episode07〜

「安心してください、身体に異常は見られないので大丈夫ですよ。五感は日が経てば自然と元に戻るでしょう。落ちた筋肉や体力はリハビリが必要となりますが…」

 

 

どうやら俺は1年間も眠ってたらしい。目が覚めると周りの音はほとんど聞こえず、目も掠れてほとんど見えなかった。けど、ボヤけた目から奏の明い髪と翼の落ち着いた青い髪が見えた。

 

 

「リハビリはこちらで何とかします。」

 

「そうですか、分かりました。とりあえず今日はこの辺で診察はおわりです。お疲れ様でした。」

 

 

女医さんがそういい俺の診察が終わった。帰りは奏に車椅子を押してもらい自分の病室に戻った。

 

 

「なぁ、真?」

 

「どうした、奏?」

 

「さっき、リハビリはこっちで何とかするって言ってたけど、どうするんだ?」

 

「あぁ、その事なら…」

 

 

コンコンコン

 

 

病室の扉からノックが聞こえてくる。

 

 

「どうぞ」

 

 

俺の声が聞こえたのか、数人のOTONAが入ってくる。

 

 

「真が目を覚ましたと聞いてな。」

 

「父さん、仕事はいいの?」

 

「ああ、早めに切り上げてきた。」

 

 

入ってきたのは父さんを入れて5人、1人は母さん、もう1人はたしか翼のマネージャーの…

 

 

「初めまして、翼さんのマネージャーをやらせてもらってる緒川慎次と申します。」

 

 

そうそう思い出した、NINJAでOTONAは緒川さん。あと2人が…

 

 

「そうだった、まだ自己紹介がまだだったな。」

 

 

そう言い初めましての2人が前に出る。

 

 

「初めまして、藤尭朔也です。」

 

「友里ゆうりです。」

 

「初めまして、風鳴真です。」

 

 

ん、待てよ?今思えばここにいるの特異災害対策機動部二課の主要メンバーじゃないですか。まぁいいや。

 

 

「俺のことは母さんや奏から聞いたんでしょ?」

 

「ああ…」

 

「俺のリハビリ付き合ってよ。緒川さんも。」

 

「え、僕もですか?」

 

「うん。俺、緒川さんに教えてもらいたいこといっぱいあったんだ。」

 

 

忍術ってかっこいいよな、影縫いとか最高じゃん。

 

 

「その前に真。」

 

「ん?」

 

「お前は、なんのために戦う。」

 

 

父さんの言葉に俺は少し驚いた。単純に、奏や翼を護りたい…だけじゃないんだと思う。いや、多分…根本はそこじゃない。

 

 

「ノイズという歪みを断ち斬る為に俺は戦う。」

 

「そうか……」

 

 

父さんは腕を組み、暫く静まる。

 

 

「よし、わかった!お前のリハビリに付き合おう。緒川!」

 

「はい、僕も未熟ながら真君のリハビリをお手伝いしましょう。」

 

 

そういうことで、俺のリハビリと言うなの武者修行が決定した。

 

 

「奏さん、すみませんが暫く翼さんのマネージャーを変わってはくれませんか?」

 

 

ん?奏がマネージャー?

 

 

「ああ、いいぜ。そのために緒川さんにマネージャーの仕事教わったんだし」

 

「奏?ツヴァイウイングは?」

 

「ん?辞めたんだ。色々あってな…」

 

 

奏は少し寂しそうな顔をする。

 

 

「そうか、お前が決めたなら俺は何も言わないよ」

 

「ん、ありがとな」

 

 

俺が奏の頬を触れると奏は擽ったそうに俺の手に擦り寄せて来る。

 

 

「さて、後のことは2人に任せよう。真、退院したら俺のところにこい、リハビリと言う名の修行をつけてやる」

 

 

そう言いOTONA達は病室を出て行く。

 

 

「真兄様?どうして叔父様に修行を?」

 

「父さんはあぁ見えて結構きっちりしてんだよ。病院でリハビリするより多分、父さんのところでリハビリした方が早いと思ってね」

 

「頼むから1年前のあんな無茶はもう辞めてくれよ?」

 

「わかってるよ」

 

 

それから1年、父さんと山篭りをしたり、緒川さんに忍術を教わったり、母さんの個別授業を受けたりと、各1人、1ヶ月事に3回行った。お陰で肉体も知識も2年前より更に着いた。

 

 

 

あの事件から2年……

 

 

「奏!何時まで待たせんだ!翼はもうとっくに行ったぞ!」

 

「ふぁ〜…起こしてくれても良かったじゃん」

 

「俺は起こしたぞ、それでも二度寝したのは奏だろ?」

 

「あっははは…」

 

「笑って誤魔化すな…ったく、ほらヘルメット」

 

「サンキュ…」

 

 

奏はヘルメットを被らずにこちらを見つめて目を閉じる

 

 

「はぁ…帰ったらな。」

 

「やだ!帰ったら翼いるじゃん!」

 

「ヤダって言われてもなぁ…俺はもうヘルメット被ってるし…」

 

「んじゃ脱がす」

 

 

そう言い奏は俺のヘルメットを外す。

 

 

「全く…ワガママなお姫様だ。」

 

「えへへ…んっ」

 

 

そんなこと言いながらもキスする辺り俺も焼きが回ったかな?

 

 

「ほら、ヘルメット被って」

 

「ん」

 

「後ろ乗って、ちゃんと掴まってろよ」

 

「ん、ふふっ」

 

「なんだよ」

 

「いや、真の背中、大っきいなって」

 

「全く、行くぞ」

 

「おう!」

 

 

あの事件から2年が経ち。春、それは新たな出逢いの予感。

 

 

 

〜to be continued〜




はい、シンフォギアライブ行けなかったんで、自分で自給することにします。

それではまた次回!

まだ全然先の話だけどG編の話します

  • キャロルに記憶を取られFISと合流
  • そのままFISと合流

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